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Toshiki Kadomatsu vol.35_SUMMER TIME ROMANCE ◇ 2008年 07月 03日
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梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、梅雨の合間の晴の日は夏を感じますね。
さて、今回紹介するのは久しぶりに角松 敏生ネタです。と言ってもオリジナル・アルバムではなく企画モノとして1984年にカッセットのみで発売され、後にレコードになりCD化されたアルバム『SUMMER TIME ROMANCE ~ FROM KIKI』です。
以前、このブログでDJの入った企画モノのアルバムをシリーズで紹介していたことがあり、そこで1度取り上げています(過去記事はコチラ)。
80年代に入り、カーステレオ、小型ラジカセ、カセット・ウォークマンなどが普及して、それまで室内で楽しんでいた音楽が屋外でも楽しめるようになりました。そして屋外で音楽を楽しめるようになったのはカセット・テープのおかげでしょうね。
こういうDJ入りの企画アルバムというのも、まさにカセットにぴったりな企画だったと思います。なんせ千葉の九十九里の海岸に居ながらにして、ハワイのビーチにいる気分に浸れるのですから・・・(笑)

DJ入りのアルバムで、まず思い出すのがまさに元祖とも言えるであろう山下 達郎の『COME ALONG』(1980年)ですね。最初はプロモーション用に制作されたものが、大きな反響を呼んでカセットのみで発売されたというヒット作品でした。小林 克也のDJ入りで当時としては本当にお洒落でした。
『COME ALONE』以降、数々のアーティストがDJ入りの企画アルバムをリリースしました。興味があればぜひ過去記事も読んでみて下さい。右の欄のカテゴリの中の"企画モノ"をクリックして、過去に遡ってもらうと見つかると思います。

『SUMMER TIME ROMANCE ~ FROM KIKI』は、CITY POP色全開だった頃の角松のアルバム、『WEEKEND FLY TO THE SUN』(1982年)、『ON THE CITY SHORE』(1983年)、『AFTER 5 CLASH』(1984年)という3枚のアルバムを中心に、12インチ・シングルを含めた4作品の中から選ばれた13曲が収録されています。DJは当時"KIKI"dで、現在では日本でも番組を持っているカマサミ・コング。
それにしても誰が何と言おうと、やはりこの頃の角松の音楽は良いですね~。本当に心が踊ると言うのか、元気をもらえると同時にあの頃の夏を思い出させてくれます。

『角松 敏生 / SUMMER TIME ROMANCE ~ FROM KIKI』
01. OFF SHORE
02. SUMMER EMOTIONS
03. OFFICE LADY
04. RYOKO!!
05. WIDOW ON THE SHORE (BEACH'S WIDOW)
06. IT'S HARD TO SAY GOOD-BYE (さよならは愛の言葉)
07. PRELUDE
08. FRIDAY TO SUNDAY
09. STEP INTO THE LIGHT
10. DO YOU WANNA DANCE
11. SPACE SCRAPER
12. TAKE YOU TO THE SKY HIGH
13. LET ME SAY・・・

波の音のSEと"KIKI"のジングルが流れ、聴こえてくるイントロは『ON THE CITY SHORE』のTOPを飾った01。まさに夏・海にぴったりな1曲ですね。この曲以外にこの企画アルバムの1曲目に相応しい曲は無いと思います。それにしても歌声が若いし歌も未熟。それでも勢いがあって私は好きです。

続く02は、『ON THE CITY SHORE』から。オリジナルでも2曲目に収録されていました。初めてのセルフ・プロデュース、セルフ・アレンジ(ホーン、ストリングス・アレンジは佐藤 準)に取り組んだアルバムでしたが、なかなか良いアレンジですね。ともかく捻りの無いキャッチーなメロディーが当時の角松の最も魅力的だったところですね。

私の大好きなアルバム『WEEKEND FLY TO THE SUN』のTOPを飾った03。この曲好きなんです。シャッフル・ビートの心地良さとJohn Robinson(ds)とAblaham Laboriel(b)のリズム隊とCarlos Riosの軽快なギターの絶妙な絡みが良いですね。

インタールード04に続く05は、『ON THE CITY SHORE』から。私が大学生の頃はサーフィンが流行してまして、海へ行くと砂浜にあちこちに退屈そうな"BEACH'S WIDOW"達が居ましたね(笑)

1983年リリースの初の12インチ・シングル「DO YOU WANNA DANCE」のカップリング曲だった06。国分 友里恵とのデュエット・ナンバーですが、本当に名曲だと思います。洋楽のエッセンスがたっぷり詰まった当時の角松の代表的なバラード曲でしょう。

心地良いインスト・ナンバー07に続く08は、『WEEKEND FLY TO THE SUN』から。オリジナルではこの曲の後に07のインストが続いていました。やっと迎えた週末のウキウキした感じが上手く表現されている曲ではないでしょうか。Neithan Eastの渋いベースが聴き所です。

『AFTER 5 CLASH』に収録されていたFUNKYなインスト・ナンバー09。佐藤 準のシンセ・ベースも良いですが、角松のギター・カッティングもなかなかのものです。

12インチ・シングル「DO YOU WANNA DANCE」のタイトル・ナンバー10。タイトル通りダンサブルなナンバーです。80年代半ば頃の角松のライブは本当に楽しかった!会場がまさにディスコ状態で皆で踊りまくってましたね。汗びっしょりになりながらも角松の音楽を体中で楽しんでいた時代でした。

『WEEKEND FLY TO THE SUN』からの11。なかなかスリリングな1曲です。Al Mackeyの軽快なギター・カッティング、Louis Johnsonならではのチョッパー・ベース、スピード感溢れるCalros Riosのギター・ソロが最高です。

ライブでは紙飛行機が乱れ飛ぶ定番曲12。ここに収録されているのは『ON THE CITY SHORE』に収録されているアルバム・バージョン。

ラストのバラード・ナンバー13は、『ON THE CITY SHORE』からの1曲。

こういうDJ入りのアルバムをCDで聴くというのは、味気無いような気がするのは私だけでしょうか・・・(笑)
やはりこれはカセットで聴くのが良いように思います。カーステレオやラジオでボリュームを上げると聞こえるヒスノイズというのも、ひとつの味になってラジオを聴いているという気分に浸れるような気がするんですよね。
角松のDJ入りの企画カセットは実はこれは正式には2作目。レコード化もCD化もされていない企画カセットが存在しました。それが『Surf Break from Sea Breeze』。1stアルバム『SEA BREEZE』(1981年)にカマサミ・コングのDJを入れたものです。出来栄えとしてはこちらの方がカマサミ・コングのDJが溌剌としていて好きなんです。しかし、今となっては聴くのは困難でしょう。デビュー当時から角松を聴いている私に対するご褒美として大事にしています。こちらは今でも簡単に入手出来ますので、夏向きの音楽を探している人にはお薦めです。
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by kaz-shin | 2008-07-03 00:00 | Toshiki Kadomatsu | Trackback | Comments(7) | |
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Commented by Kenny U at 2008-07-03 14:25 x
久々に、新着コメント、一番乗りーー!!

このアルバムの頃のサウンドはすごく良いですよね!
今、CDを引っ張り出して聴いています!
(うーんファーストからの選曲が一曲も無いのがとても残念です)

さて、未CD化のお話が出ましたが・・・

そういや、
12インチアナログ『DO YOU WANNA DANCE』ですけど、
カップリング曲「さよならは愛の言葉」は、
すっごい良い曲でCD化もされてますが、
もう一つのカップリング曲
「Fly By Day」
↑↑↑↑
これは、永遠にCD化されることはないのでしょうかね??
(こちらも私は気に入っているのですが…)
Commented by kaz-shin at 2008-07-06 21:36
Kenny Uさん、コメントありがとうございます。
1stからの選曲が無いのは、例のDJ入りの1stのカセットをリリースしていたからなんでしょうね。
「Fly By Day」は、オリジナルの杏里さんのものより若干ゆっくりめの感じですが、
なかなか良いアレンジで私も好きなんですよ。
『KADOMATSU DE OMA』もCD化されてませんしね。
権利の問題とかあるのでしょうが、聴きたがっている人は沢山いるはずですよね。
いつの日かCD化されるのを願うばかりです。
Commented by Sken at 2008-07-07 19:13 x
『Surf Break from Sea Breeze』は私、持っています。
アルバム全曲紹介ですね。
同じような企画で桑名晴子もありましたね。
Commented by kaz-shin at 2008-07-09 22:40
Skenさん、こんばんは。レスが遅くなってしまいました。すみません。
以前の記事の時にもコメント頂戴しましたね。
『Surf Break from Sea Breeze』を持っている人は貴重ですよ。
正直言うと、同じDJ入りなら『Surf Break~』の方が好きです(笑)

晴子さんのDJ入りは知りませんでした。これはぜひとも聴いてみたいですね~。やはりカセットのみの企画だったぼでしょうね。
Commented by airplay0105 at 2010-07-19 11:52
こうやって何十年も我々から愛されている
アーティストである角松氏は
幸せですよね。
今でも車の中等で愛聴盤です。
Commented by kaz-shin at 2010-07-20 01:03
airplay0105さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
最近、airplayさんも特集してますね、角松さん(笑)
昔、彼の音楽に夢中になった人は、今の音楽が例えつまらなく感じていても
きっとまた良い音楽を聴かせてくれるという期待をずっと抱いているんでしょうね。

本当に幸せなアーティストなのかも知れませんね。
Commented by いい音しか残せない at 2012-06-06 02:40 x
達郎さんの二番煎じ…
カマサミ本人だと

ダサい…オメガドライブ
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