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藤田 朋子_COLORS OF LOVE ◇ 2008年 08月 09日
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最近、洋楽系のアルバム紹介が滞ってしまってます。元々洋楽には然程強くないので仕方がないのですが・・・(汗)。そんな訳で今回は洋楽チックなアルバムを紹介します。邦人アーティストのアルバムなんですが、収録曲のほとんどが英語曲で、知らずに聴いていると洋楽のアルバムを聴いているような錯覚に陥るような作品です。
丁度1ヶ月前の7月9日にも紹介した(過去記事はコチラ)女優・藤田 朋子の1990年リリースの2ndアルバム『COLORS OF LOVE』です。前作『THE WOMAN IN ME』は、私の敬愛するアーティスト・横倉 裕のプロデュースということで興味を持ち、BOOK OFFにて無事入手出来ました。思いの他良く出来たアルバムだったので、他のアルバムを聴いてみたくなり、この2ndアルバムや3rdアルバムも入手しました。

この『COLORS OF LOVE』では、トータル的なプロデュースを作詞家の奈良橋 陽子他が手掛けていますが、サウンド・プロデュースとして鳥山 雄司、ロサンゼルス在住のプロデューサーで日本でもSMAP、リンドバーグ、タッキー&翼、小柳 ゆき等数多くの日本人アーティストに曲を提供していることでもお馴染みのJOEY CARBONE、横倉 裕、アリッサ・ミラノ等のプロデュースも手掛けているKATZ NAGASAWA、ジャズ・ドラマー出身で映画音楽や舞踏音楽の分野でも活躍している音楽家・YAS-KAZを招いて制作されています。それぞれのサウンド・プロデューサーの色が出ていて、ジャンルも様々。バラエティに富んだ面白いアルバムに仕上がっています。
藤田 朋子のヴォーカルも1stアルバムよりも力が抜けており、素晴らしい歌声を聴かせてくれます。女優が単に人気に乗じてアルバムをリリースしたという低レベルのアルバムでは断じてありませんね。良く出来たアルバムだと思います。

『藤田 朋子 / COLORS OF LOVE』
01. Cheez, Pleez
02. I'm Ready For Love
03. Shooting For The Stars
04. Run To Him
05. More Than Just A Feeling
06. Marshmallow Words
07. Rainy Night
08. Color Me With Love
09. Time To Say Goodbye
10. Home

作詞はTOKO(藤田 朋子)、作曲は彼女が大ファンだったというタケカワ ユキヒデが手掛けた01。サウンド・プロデュースとアレンジを鳥山 雄司が手掛けています。軽妙なポップ・チューンで、鳥山 雄司の打ち込みによるアレンジが見事です。それにしても鳥山 雄司も本当に幅広いスタイルのギターを弾ける人だと感心します。ギター・ソロも聴けます。

ストレートなロック・ナンバー02。藤田 朋子の力強いヴォーカルが冴えたナンバーです。奈良橋 陽子が作詞、JOEY CARBONE & GEORGE DOERINGが作曲、アレンジはJOEY CARBONE。スピーディーかつスリリングなナンバーで個人的にはお気に入りの1曲になっています。

イントロを聴いただけで横倉 裕のプロダクションによる曲だと判る03。横倉 裕らしい心地良いブラジリアン・サウンドが広がります。この曲も大のお気に入りの1曲です。作詞はLORRAINE FEATHER、作・編曲は横倉 裕です。この曲での藤田 朋子のヴォーカルは、良い意味で緩くて聴いて心地良く、メロディーとよくマッチしています。

作詞はTOKOと奈良橋 陽子、作・編曲はMARK DAVIS(馬飼野 康二)による美しいバラード・ナンバー04。サウンド・プロデュースはKATZ NAGASAWAです。美しいメロディーとツボを押さえたアレンジが絶妙な1曲。

AORな05は、02と同じ奈良橋 陽子が作詞、JOEY CARBONE & GEORGE DOERINGが作曲です。このJOEY CARBONEという人物、なかなか日本人の感性をくすぐる曲を書くのが上手い人ですね(笑)。キャッチーで良い曲です。藤田 朋子のヴォーカルも素晴らしいですよ。

TOKOが作詞、YAS-KAZが作・編曲、サウンド・プロデュースを手掛けた唯一の日本語詞のナンバー06。不思議な世界観が広がるナンバーで、正直アルバムの中でも異色と言える1曲になっています。パーカッション主体のサウンドなのですが、正直苦手な1曲です。

雨音のSEで始まる07は、作詞が奈良橋 陽子&TOKO、作曲がJOEY CARBONE&DENNIS BELFIELD、アレンジとサウンド・プロデュースはJOEY CARBONE。ミディアム・テンポの聴きやすいナンバーです。聴く回数が増える毎に耳に馴染んでくる、そんなタイプの曲だと思います。

07と同じ作家(作詞は奈良橋 陽子のみですが)による08。これが軽快で、アイドル系歌手が歌っても似合いそうなキャッチーなメロディーが印象的なナンバーです。単純に良い曲だと思いますし、アレンジも実に日本の音楽シーンを知り尽くしたJOEY CARBONEらしい、日本人が受け入れやすい感じに仕上がってますね。

奈良橋 陽子が作詞、タカカワ ユキヒデが作曲というゴダイゴ時代の黄金コンビの作品09。ミディアム・バラードという趣の1曲。アレンジとサウンド・プロデュースは鳥山 雄司です。ちなみにヴォーカル・アレンジは横倉 裕(01も同様)です。本田 雅人のサックスがフィーチャーされています。

しっとりとしたバラード・ナンバー10。横倉 裕のアレンジ&サウンド・プロデュースです。優しいサウンドが広がり、特に美しいストリングスが印象的です。1stアルバムとおそらく同時期の録音されていたと思うのですが、明らかにヴォーカルはこの2ndの方が確実に上手くなっているような気がします。気のせいでしょうか・・・(笑)

TVドラマで活躍している藤田 朋子をイメージしてしまうと、このアルバムを聴いた時にそのギャップに驚くことでしょうね(笑)。逆に言うなら、女優が歌っているアルバムというイメージを払拭して聴いて欲しい1枚です。私はこのアルバムのジャケット写真を見て、かなり洋楽を意識して制作したものだと感じました。そうなると個人的には06を除いた全9曲にした方が、トータル的なバランスや完成度が高くなったような気もします。06が悪い訳ではないのですが、この曲だけがどうしても浮いてしまうんですね。この辺りが若干残念な気もしますが、それでも良いアルバムだと思います。洋楽好きな人にも1度聴いて欲しい、そんなアルバムです。
BOOK OFF等をマメに探せば格安で入手出来ると思いますので、興味のある方はぜひ聴いてみて下さい。
3rdアルバムは、SONYへ移籍して全曲日本語のアルバムです。これはまた別の機会に紹介したいと思っています。
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by kaz-shin | 2008-08-09 23:18 | J-POP | Trackback | Comments(12) | |
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Commented by たにぴ@もまゆきゅ at 2008-08-10 01:05 x
そんな訳で、ぼくが持ってるのはこちらです。
写真沢山です。
Commented by kaz-shin at 2008-08-10 23:27
たにぴさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
たにぴさんは全部揃えてるのかと思ってました。
このアルバムは結構好きです。曲調もバラエティに富んでいて、厭きませんね。
Commented by macky023 at 2008-08-11 07:55
90年代初頭って、女優さんがアルバムを出すブーム
だったんですよね。「なんだ、女優の歌なんて…」と
思いながら聴いてみると、やはり芝居などの経験から
感情移入がしっかりしていて、これまた当時主流だった
アイドル歌手の歌よりも、作品としてはしっかりしていま
した。私がよく聴いていたのは和久井映見。全アルバム
所蔵しております。

さて、この藤田朋子のアルバムですけど、1stの
『THE WOMAN IN ME』はリリース当時、かなり
話題になって、歌番組でも表題曲を歌っていること
が多くありましたね。2ndは1stリリース時のような
衝撃も薄れ、売上枚数もいかほどのモノになった
かは「?」ですが、音楽通の方は連続購入したの
ではないかと思います。何といっても作りが丁寧。
Commented by kaz-shin at 2008-08-11 23:43
mackyさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
確かに女優にしても歌手にしても表現することに秀でているという共通点がありますね。
女優さんで上手い人もいますし、歌手で芝居の上手い人もいる。
そういう観点からすれば、藤田さんのアルバムの出来が良いのも不思議ではないのかも知れませんね。

ところで、和久井映見さんは中古店等でよく見かけるものの、まだ手を出せずにいる一人です。
mackyさんが全アルバムを所有しているとなると、俄然興味が湧いてきました。入門編としてお薦めのアルバムをぜひとも教えて下さい。
ぜひとも聴いてみたいので・・・。よろしくお願いします。
Commented by macky023 at 2008-08-12 00:49
和久井さんの1stアルバムは1990年の「FLORA」で、
そこからTOTALで11枚ものアルバムをリリースして
います(ベスト盤含む)。女優としての彼女が好きな方
には、現在のところのラストアルバムになる「心に花が
咲くように」(1997年)がいいんでしょうが、歌手として
評価していただけるのならば、8thの「愛しさのある場所」
(1994年)がオススメです。すっかり女優として定着
していた時期でしたから、CDは売上を気にすることなく、
自分の本当にやりたい音楽をやっているという、実に
いい感じの仕上がりになっています。和久井節炸裂。
Commented by kaz-shin at 2008-08-16 02:46
macky023さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
レスが遅くなって本当にすみませんでした。

和久井さんのアルバム、ぜひ聴いてみたいと思います。
色々教えて頂いて本当にありがとうございます。
まずは『愛しさのある場所』を探してみます。
Commented by LOVE☆YUYA at 2008-08-17 22:22 x
お久しぶりです。覚えていらっしゃるかしら(^_^;)?
自分も和久井さんのアルバムは全て所有してます。個人的には96年の『Dearest』をお薦めしたいです。高野寛、宮内和之、鈴木祥子、五島良子、篠原美也子など当時としてはなかなか豪華な作家陣で内容も名盤と思います。
Commented by kaz-shin at 2008-08-18 01:27
LOVE☆YUYAさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
覚えてますよ~!本当にご無沙汰しておりました。
ブログの方はお休み中ですか?

和久井さんのアルバムを紹介して下さって、ありがとうございます。
中古店でよく見かけていたものの、まだ聴いたことが無かったので聴いてみたいと思っていましたので、
情報は本当にありがたいです。
今度BOOK OFFで探してみます。
Commented by WESING at 2008-08-18 10:43 x
以前に女優さんのアルバムは聞いてみたくなると書いたことがあると思いますが、和久井さんもその一人です。
でも、250円以下の帯付じゃないと買いたくなかったりして。(^_^ゞ
一枚だけ見つけたのが「Dearest」でした。
Commented by kaz-shin at 2008-08-19 23:14
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
WESINGさんも和久井さんを聴かれてたんですね。
どうも和久井さんと歌のイメージが結び付かなくて敬遠していたんですが、
皆さんの評判も良いので探してみようと思います。
最近、BOOK OFFにも出かけてないので週末にでもあれこれ探索してみようと思ってます。
Commented by ギムリン at 2009-03-17 21:13 x
藤田朋子さんの2ndアルバムを、ようやく入手できました。聴いた感じは、わりとkaz-shinさんと同じかな。2,3,7曲目が第一印象では気持ちよかったです。6曲目は、中森明菜さんの『不思議』を聴いたような時のようなとまどいが(汗)。でも、明らかになんか意図があっていれた作品ですよねぇ、きっと。
最近は、ご夫婦ともにホリプロなんですね。そのうち、きちんとCD出してくれないかな。
         ameblo.jp/tomoko-fujita/
Commented by kaz-shin at 2009-03-17 23:41
ギムリンさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ご夫婦でCDを制作されたら面白いと思いますね。
今では女優業を優先してしまっているようで勿体無い気がします。
歌の上手い人や味わい深い歌を聴かせてくれる人達が、歌を歌わずタレント業がメインになっているケースも多いですが、本当に勿体無い話です。
でも利益を出せないアルバムを作るような時代では無いですから、難しいでしょうね。
そういう意味ではつまらない時代になってしまったような気がします。
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