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Good Night Sleep Tight ◇ 2008年 11月 24日
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音楽の話題中心のブログなんですが、一応カテゴリには"MOVIE / DVD"というのを設けてありまして、ごくたまに映像関連も紹介しています。しかし、その数は本当に少ないです(笑)
私は音楽も好きですが、映画も結構好きでして年間に結構な数の映画を観ます。レンタルDVDで観る映画も含めるとかなりの数になります。
これから年末にかけて観たいと思っている映画も3~4本ありますね。せっかく"MOVIE / DVD"というカテゴリを作ったのですから、今回はそのカテゴリで記事を書いてみます。
とは言っても今回紹介するのは、映画ではなくて23日に観てきたばかりの舞台の話です。正直なところ、舞台に関して特別興味がある訳では無いのですが、三谷 幸喜の作・演出の舞台だけは別です。

観てきたのは、11月18日から始まった三谷 幸喜の舞台最新作『Good Night Sleep Tight』です。キャストは中井 貴一と戸田 恵子の二人。
そう二人芝居なんです。三谷 幸喜は、ご存知の方も多いと思いますがTVドラマ「古畑 任三郎」、「王様のレストラン」、「新撰組!」の脚本家でもあり、映画「THE 有頂天ホテル」、「ザ・マジックアワー」等の監督でもありますが、やはり彼の魅力が1番感じられるのは舞台だと思います。
三谷作品の特徴は、コメディーに徹底的に拘っているところ(一部の脚本では笑いの無いものもありますが)ですね。しかも彼の舞台のほとんどは限られた空間、つまりセットチェンジの無いただひとつのセットの中で、登場人物の会話だけでコメディーを作り上げています。セットにしても時代劇モノを除けばいたってシンプルなんですが、それでも2時間の芝居で客を笑わせ、時にホロリとさせる脚本と演出は三谷 幸喜ならではのものです。

『Good Night Sleep Tight』は、舞台にあるのはベッドが2つとテーブルらしきものだけです。30年間夫婦として暮らしてきた中井 貴一演じる夫と、戸田 恵子演じる妻との寝室での会話が中心となっています。特にドラマティックな展開はありません。
まずは30年連れ添った夫婦が離婚を決め、妻が荷物整理しているところから舞台が始まり、そこから過去に遡り、二人が知り合い、結婚し、新婚旅行、倦怠期を迎えるといった数々の場面が展開されます。どの場面もベッドが2つだけ。そのベッドが新婚時代はくっ付いて並んでいたのが、倦怠期を迎え、離婚するときには部屋の隅と隅に離れており、その距離でその時の夫婦の関係を表しているんです。
また舞台袖には、フルート、オーボエ、ピアノ、クラリネットの4人のミュージシャンが生演奏、生の効果音で芝居を盛り上げます。

中井 貴一がここまでコミカルな役というのも珍しいと思いますが、かなりの熱演で笑わせてもらいました。また戸田 恵子は、三谷の舞台ではお馴染みの女優さんで、さすがに上手いです。三谷の笑いのツボをよく知っているというのか、絶妙な間が素晴らしく、三谷 幸喜が信頼している役者の一人であるのがよく判ります。

このブログを訪れてくれる皆さんは、舞台や芝居に興味があるという人は少ないかも知れませんが、お笑いやコメディーが好きな人はぜひ1度三谷 幸喜の舞台をご覧になって下さい。
三谷 幸喜の舞台は人気が高く、チケットが取れないのですが、それだけの価値のある楽しい舞台を観せてくれますよ。

今回観た舞台の詳細はコチラです。興味があったら覗いてみて下さい。
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by kaz-shin | 2008-11-24 00:49 | MOVIE / DVD | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by Tom.C at 2008-11-24 23:46 x
私は役者になる気は一切無かったのですが必要に駆られて舞台の稽古をしていた時期があります。
もしその舞台の面白さを感動と共に味わってしまったら、アルバイトしながら売れない役者を続けていたかもしれません。そう思うと、今の人生で良かったかなぁ・・・と思うことがあります。
私も三谷幸喜さんの作品は好きです。とくに舞台作品は、セリフのない観客に役が与えられているようにも感じてしまいます。毎回新作が楽しみですね。戸田恵子さんも「職人」と思えてしまいます。
見たいですが確かになかなかチケットが手に入りませんね。
Commented by kaz-shin at 2008-11-25 01:03
Tom.Cさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
役者さんの中には、映画やTVを活動の中心にしている人もいれば、
舞台中心という方もいらっしゃいますよね。
ただ、映画やTVと違って舞台の場合、2時間前後の時間を初めから終わりまで一人の人間を演じきります。
そして、客席の反応をダイレクトに感じ取れるのというのも舞台の特徴だという気がします。

私は舞台の後、カーテンコールでの役者さんが見せる晴れやかな顔が好きです。
台詞を覚える量も膨大で、やり直せないという緊張感もあるとは思うのですが、
そんな苦労が吹っ飛ぶ位の喜びもあるのでしょうね、きっと。

素人が生意気なことを書いてしまいました(笑)
Commented by jyubon at 2008-12-28 19:53
ご無沙汰してます。
↑本当は見たいんです。でも舞台って見出すと止まらないでしょ?
なので辞めているんです(笑)
↑の宣伝で三谷さんが言ってた名言があります。
「夫婦のベッドの距離は一度離れたら二度と戻らない」
何だか胸にグザっと刺さりました。ここでこの舞台の話題が見れて嬉しいです。
遅いコメントで申し訳ありませんでした。
Commented by kaz-shin at 2008-12-30 01:06
jyubonさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も特に芝居好きということでは無いのですが、三谷さんの作品は別ですね。
全部が全部良いとは言い難いですが、この芝居は面白かったですね。
夫婦で観る芝居という気がします。
その内DVD化されると思いますので、その時にでも観て楽しんで下さい。
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