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横山 輝一_PRESSURE ◇ 2009年 01月 14日
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今回紹介するのは、横山 輝一が1988年にリリースした3rdアルバム『PRESSURE』です。横山 輝一を取り上げるのは本当に久しぶりなんですが、先日いつもコメントを下さる"まつのすけさん"のブログで横山 輝一のベスト・アルバムを紹介されているのを読んで、無性に聴きたくなったというのが本音です。
これまで1stアルバム『I LIKE IT』と2ndアルバム『VOICE』を紹介しました。

横山 輝一は1986年にファンハウスソロ・デビューしますが、1989年に活動を休止。1991年のポリスターから活動を再開します。「Lovin' You」や「SOMEDAY」というヒット曲はポリスター時代が多いのですが、個人的にはR&B色が然程強くなく、どちらかと言えばPOPだったファンハウス時代が凄く好きで、思い入れも強いですね。

横山 輝一の1番の思い出は、確か東京での初のホール・コンサート(だったと記憶しています)に行った時、1階席のかなり前の良い席が取れました。2階席には客を入れておらず、1階席もお世辞には満席という感じではありませんでしたが、彼の素晴らしい歌声に聞き惚れてました。翌年、同じ時期に同じホールでコンサートがあったのですが、その時には2階席まで一杯のお客さんで、席もやっと確保できた状態でした。デビュー当時から聴いていた者の一人としては、凄く嬉しかったのを憶えています(笑)

『横山 輝一 / PRESSURE』
01. All Of My Life
02. プレッシャー
03. 夢のパラシュート
04. Cheap
05. Truly
06. Time
07. Stay in the twilight
08. あと5分だけ
09. Oh Lady
10. Lullaby In Blue

打ち込みと土方 隆行の絶妙なカッティングとディストーションの効いたギター・ソロが格好良いダンサブルなナンバー01。アルバムの1曲目に相応しいノリの良さで、横山 輝一らしい曲と言えますね。アレンジは勝又 隆一。

ビートの効いたミディアム・ナンバー02。01と同様、打ち込みと土方 隆行のギターのみの演奏です。特に土方 隆行のギターは、01とは全く違った音色とプレー・スタイルでまさしくプロだなと思わせます。アレンジは勝又 隆一です。

ライブではいつも盛り上がっていた曲03。キャッチーでポップなナンバーで、YUMEPARAと呼ばれて親しまれていました。この曲も勝又 隆一のアレンジで、打ち込みと土方 隆行のギターのみで演奏されています。曲ももちろん良いのですが、やはり土方 隆行のカッティング・プレイは天下一品です。

ブラコン色の強いダンス・チューン04。ポリスター移籍後の横山 輝一の音楽の方向性が見えるようなナンバーだと思います。横山 輝一はアルバムを出す毎にヴォーカルも良くなってます。ソングライターとしてだけでなく、ヴォーカリストとしても魅力溢れるアーティストです。

80年代に活躍したアレンジャーの中でも大好きなひとりである志熊 研三のアレンジによる05。志熊 研三のアレンジ曲はバンド演奏になります。山田 秀俊(key)、長谷部 徹(ds)、土方 隆行(g)が参加しています。心地良いメロディーを持ったミディアム・バラード・ナンバーです。

初期の横山 輝一らしいPOPなナンバー06。CITY POP色の強い曲と言えますね。志熊 研三のアレンジで、山田 秀俊(key)、長谷部 徹(ds)、美久月 千晴(b)、土方 隆行(g)、吉川 忠英(a-g)等が参加しています。どこかナイアガラ・サウンドを彷彿させる演奏が特徴です。

ちょっとブルースっぽいイントロが印象的な07。美しいメロディーのバラード・ナンバーなんですが、横山 輝一は結構良いバラードを書きますし、バラードの名曲も多いです。アレンジは志熊 研三で、ハーモニカはもちろん八木 のぶお、山田 秀俊(key)、エルトン永田(key)、長谷部 徹(ds)、松原 秀樹(b)、松下 誠(g)が参加してます。

まさしく80年代のポップ色が全開といった感じの08。ポリスター時代には聴けなくなってしまったタイプの曲ですが、横山 輝一の作るこの手の曲は大好きなんです。志熊 研三のアレンジで、宮崎 全弘(ds)、松原 秀樹(b)、土方 隆行(g)、山田 秀俊(key)にホーン・セクションが加わっています。

フィリー・サウンドを意識したようなソウルフルなナンバー09。初期の横山 輝一の曲にはフィリー・サウンドの影響を強く感じます。この曲もそんな1曲で、個人的には好きな曲のひとつです。アレンジは志熊 研三。07と同じメンバーにホーン・セクションが加わっています。

山田 秀俊(key)と宮崎 全弘(ds)、淵野 繁雄(sax)というシンプルな構成のシングル曲10。インパクトはありませんが、繰り返し聴いても厭きのこない佳作だと思います。横山 輝一のヴォーカルが気持ち良く響くナンバーです。この曲も志熊 研三のアレンジ曲です。

横山 輝一に限らず、80年代のレコード時代にデビューしたアーティストの曲って、1曲1曲が無駄に時間が長くなくて聴いていて丁度良い感じですよね。
アルバムを通して聴いても、"もう終わりなの?"という感じがとても良いんですね。
CDの時代になって沢山の曲が収録出来るようになったというメリットもありますが、やはり10曲程度で40分~45分くらいが心地良く聴けます。
これは年齢的なものも関係するでしょうが・・・(笑)

角松 敏生、横山 輝一、林田 健司といったアーティスト達は、洋楽に憧れて洋楽のような曲を作りたいと思ってきた人達だと思います。しかも単に洋楽の真似ではなく、自分達なりに洋楽を吸収し、個性溢れるオリジナルを作ってきていると思います。
だからこそリリースされてから20年経過しようが、今でも聴きたくなるし、古臭い感じもしないんでしょう。
こういう魅力的なアーティストを今のJ-POP界でも見つけたいとは思うのですが、なかなか難しいですね。
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by kaz-shin | 2009-01-14 23:03 | J-POP | Trackback | Comments(10) | |
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Commented by ぎっちゃん at 2009-01-15 22:59 x
私も、まつのすけさんのブログで輝一さんのレビューを拝見して、久々にCDを引っ張りだしてきて聴いております。
まつのすけさんのブログでもコメントしたのですが、私が初めて買ったCDが輝一さんの「I LIKE IT」でした。ブラコン、AOR,モータウンとバラエティにとんだ内容とその素晴らしいボーカルに魅かれました。
同時期に久保田利伸さんが頭角を表してきた頃で、どちらも好きでしたが、どちらかといえば輝一派でした。「LULLABY IN BLUE」は、まさに80年代のAORを思わせる大好きな一曲です。
確かに、今の時代で良質なJ-POPを見つけるのは難しいと私も感じております。そんな中、森 大輔さんという若いアーティストに注目しています。80年代のシティポップフレーバー溢れる曲の数々にピンとアンテナが立ちました。(笑)まだあまり知られる存在ではないのですが、才能溢れるアーティストだと思います。
輝一さんも当事あまりメジャーな存在ではなかったと思いますが、知り合いに「このアルバムいいよ!」とお薦めして「すごいよかったよ!」と言われると自分の事のように嬉しかった覚えがあります。(笑)
Commented by kaz-shin at 2009-01-17 00:43
ぎっちゃんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
初めて買ったCDが横山輝一さんでしたか!
私はデビューからリアル・タイムで聴いてますが、「I LIKE IT」はLPでした(笑)
随分経ってからCDで買いました。
輝一さんは、アルバムをリリースする度に曲作りも歌も上手くなっていきましたから、
アルバムがリリースされるのが待ち遠しかったですね。
また表舞台で出てきて欲しいアーティストです。

森 大輔さんですか、しっかりメモさせてもらいました。
最近の音楽も勉強しなければと思っていましたので、参考にあります。
機会があったらぜひ聴いてみたいと思います。
ありがとうございました。
Commented by airplay0105 at 2009-01-17 13:47
同じくきいっちゃんのLPを聞いていたものとして(笑)
昔からの友人にひさびさに再開したような
懐かしさとともに読ませていただきました。

この人も良質なJ-AORを作る人ですね。

トシキにしろ、きいっちゃんにしろ彼らが出てきたことで
これで洋楽だけ聞かなくても日本語で聞けるようになったという思いと、洋楽と邦楽との垣根を意識する事がなくなったという思いが
去来したのを思い出しました。

Commented by kaz-shin at 2009-01-18 00:42
airplayさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
横山輝一さんを聴かれてましたか!
ファンハウス時代の音源は今でもよく聴きます。
適度にお洒落で、適度に洋楽チックなのが良いですよね。
あまり洋楽志向が強くなり過ぎると、クドくなりますし・・・(笑)

80年代のJ-POPは、airplayさんの仰るように洋楽と邦楽の垣根を感じなくなりました。
それ故、私はこの頃からJ-POPばかりを追いかけるようになりました。
Commented by まつのすけ at 2009-01-25 14:42 x
しばらくコメントできない状態でごめんなさい。あと、私の名前を出していただきありがとうございます。
ぎっちゃんさんから森大輔さんでしたら、私は坂詰美紗子さんを押しちゃいます。坂詰さんは、古内東子さんと並ぶ、女性版角松敏生かなと思いますね。まだ20代でありながら、作曲家としても活動されています。彼女のアルバム『恋の誕生日』は、聴いてみる価値はあると思いますよ。
Commented by kaz-shin at 2009-01-26 21:02
まつのすけさん、こんばんは、コメントありがとうございます。
まつのすけさんの記事を読んで、無性にきいっちゃんが聴きたくなりました(笑)
一時期は本当によく聴いてましたよ。でもやはりファンハウス時代の方が私には相性がぴったりのようです。

坂詰美紗子さんは全く存知ませんでした。本当によく知ってますね~。
最近の方ですよね?女版角松となると興味ありますね(笑)
早速メモさせてもらいました。機会があったら聴いてみますね。
Commented by shiinomi at 2009-02-06 23:12 x
大好きな“PRESSURE”が紹介されていて、嬉しくなってしまって
初メールを送らせて頂きました♪
わたくしも輝一さんが渡米される前までの『わかりカッコイイ』時代の
音楽が大好きです。80年代後半、ほぼ同じ時期に出逢った音楽が
崎谷健次郎さん&楠瀬誠志郎さんでした。
私の中では“天才3人組!”です。いま、デビュー!、、、
という事になれば、きっと凄い事になっていたんじゃないか、と思います。
あの頃はこの方たちの才能に、時代がついていけなかったのでは
ないか?、、、と。わかっている方もちゃんとみえただろうナ、
とは思いますが、、、。今はネットでご活躍を楽しく追いかける日々です♪
一昨年開催された崎谷さんのExpressionライブ、
素晴らしかったです!4月には横山さんのバースデイ・ライブも
あるんですョ♪実は本日2/6は輝一さん、47才のお誕生日!
そして来月21日で、崎谷さんはデビュー22周年を迎えられます。
いつまでもお元気で、ご自身のライブ活動や後進の御指導に
あたって頂きたい、、、と思っています。
年を重ねても大切に思える音楽がある事って、
とても幸せなことですネ、、、。


Commented by kaz-shin at 2009-02-08 23:15
shiinomiさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
レスが遅くなってしまい、本当にすみませんでした。
デビューから聴き続けている数少ないアーティストが横山さんなんですが、今でもファンハウス時代の曲、サウンド、歌が好きです。
80'sという時代への思い入れの強さもあるのですが、時代との相乗効果とも言えるのがファンハウス時代だったように感じてます。
崎谷さん、楠瀬さん、横山さんの3人はそれぞれタイプが違ってますが、作曲センスの良さ、歌の上手さでは共通しているところが確かにありますね。
私のブログでは、楠瀬さん、横山さんは既に何回か登場してますが、崎谷さんはまだなんです。
あまり聴いていないというのが本当のところですが、アルバムも少し持ってますので、いずれ紹介したいなと思ってます。
Commented by shiinomi at 2009-02-11 20:59 x
こんばんは♪お返事を頂き、有難うございました。
崎谷さんのアルバムの中で『これは凄い!』、、、と
私が思っているのは、1stアルバムの“ディファレンス”です。
崎谷さんの天才ぶりが覗える、ポップでメロディアスでクラシックな
楽曲満載です。蛇足ですが、崎谷さん自身は“もう一度夜を止めて”も
このアルバムに入れるつもりだったそうなのですが、同年秋にこの
シングルが発売予定だった為、売上を考慮して外した、との事です。
ずっと「なぜ9曲?」と思っていた私ですが、そんな大人の事情が
あった事を、近年やっと識りました。もし10曲が揃っていたら、
もう最強のベストアルバムではないか、と思っています。
好みは人それぞれ、、、(特の音楽の場合は、、、)とは思いますが、
またkaz-shinさんのご意見も聞かせて頂ければ幸いです。
『横山輝一』さん“名曲”で検索していたら、このHPに
来る事が出来ました。これからも楽しみにしています。
またお邪魔させて頂きたいと思っていますので、
どうぞ、宜しくお願い致します♪

           

Commented by kaz-shin at 2009-02-13 01:04
shiinomiさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
崎谷さんのアルバムをご紹介頂き、ありがとうございました。
参考になりました。1stアルバム『ディファレンス』は聴いたことがありません。
ぜひ聴いてみたいと思います。
私の趣味のひとつにBOOK OFF等の中古CD店廻りというのがありまして、きっと『ディファレンス』も見つけられると思います(笑)
横山さん、楠瀬さんが好きなshiinomiさんが良いと仰る崎谷さんですから、きっと私も気に入ると思います。
そして、そのうちに崎谷さんのアルバムも取り上げたいと思っています。

これからも"Music Avenue"をよろしくお願い致します。
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