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Toshiki Kadomatsu vol.36_NO TURNS ◇ 2009年 03月 22日
Toshiki Kadomatsu vol.36_NO TURNS_e0081370_12485981.jpg 

私のブログで唯一個人名のカテゴリを作っているのが角松 敏生です。彼の音楽は、80年代における私の音楽的嗜好に大きな影響を与えており、私にとって重要なアーティストであることは間違いありません。
このようなことを書くと私が角松 敏生のファンであるという印象を与えてしまうかも知れませんが、正確にはそうではありません。
アルバム(作品)を聴いて、その洒落たサウンドや美しく魅力的なメロディーに惹かれ、病み付きになったアルバム(作品)の多くが80年代の角松 敏生のアルバム(作品)だったということに過ぎません。
デビュー以来、ずっとリアルタイムで聴き続けてきたアーティストでもある角松 敏生が、3月18日に約2年8ヶ月振りとなるオリジナル・アルバム『NO TURNS』をリリースしました。

前回の記事で、レビュー記事を書こうか書くまいか思案しておりましたが、今まで良くも悪くも彼の作品については記事を書いてきていますし、ここで私の"想い"を書いておくのも良いだろうと思い、書く事にしました。
但し、今回は曲毎のレビュー形式ではなく、このアルバムを入手して数回通して聴いた感想と言うか、嘘偽りの無い私の感情をを書いてみようと思います。
箇条書きの形になりますが、アルバムを聴いて素直に感じたままを書いていきます。ですから、"何故?"、"どうして?"という質問を受けても明確にはお応え出来ないかも知れませんが、ご容赦下さい(笑)

(1)初めてこのアルバムを聴いた時に、多くの曲が「あれ?これと似たような曲が以前のアルバムに無かったっけ?」という思いが頭をよぎり、曲に集中出来ませんでした。言い換えれば、全く私にとって新鮮味の無いメロディー・ラインの曲ばかりだったということだと思います。

(2)金澤 寿和氏のブログにおける、このアルバムの紹介記事に"80年代的なAOR、ブラック・コンテンポラリー色が若干強くなった気がする。最近の音についていけなくなってたオールド・ファンには、多少耳に優しいかも"という記述がありましたが、最近の音についていけなくなったのがオールド・ファンであるならば、私は100%オールド・ファンなんだなと感じると同時に、"多少耳に優しいかも"という記述部分においても頷ける部分もありました。
しかし、それはあくまでもアレンジや演奏の部分であって、メロディーそのものは最近の角松作品そのものであるという認識でした。

(3)昔の曲と比較しても無意味であることは重々承知していますが、昔の曲はどちらかと言うと"メロディーに歌詞が乗っかっている感じ"でしたが、最近の曲は"歌詞にメロディーを付けてる感じ"が強くて、どうにもメロディーの収まりが悪くて気持ち良くない!(ニュアンスが伝われば幸いです)

(4)相変わらず一人多重コーラスがうざったい。何でここまで多重コーラスに拘るのか、歌いたがるのかが解せない。「アー」とか「ウー」だけのパターン化したコーラス・アレンジも如何なものか?大きなお世話ですがコーラスそのものをしっかり勉強して欲しい気もする。

(5)次回の新作からは急いで購入しないで、まずレンタルで聴いてから"良かった"と思える作品だけを購入しようかな・・・。

以上の5点が、私がアルバムを聴きながら感じた率直な感情です。
私が角松 敏生というアーティストのファンであるならば、「角松の作る音楽は良いんだ!」という思い込みのもと、好意的なレビュー記事は書けるのだと思いますが、残念ながらそういう気持ちはありませんし、そんな義理も無いので思うがままに書いてみました。
逆にこのアルバムの素晴らしさを伝えてくれる記事やブログがあればぜひとも読んで参考にしたいと思っています。

これだけのことを書いているので「つまらなかったらもう聴くのを止めれば?」と感じる方も多いでしょうね(笑)
私も「もう聴かない!」と宣言出来れば楽なんですけど・・・・。それだけ角松 敏生の過去の作品が私にとって魅力的だったということなんだと思います。
ですが、ここ数年のアルバムは正直心底"良い"と思えた作品はありませんでした。ですから上の(5)のような思いになったかも知れません(笑)

最後になりますが、私は決して角松 敏生個人やアルバムについて批判するつもりは全くありません。CDの帯に書かれているように「真面目に音楽を聴こうとする人々に贈る・・・」という言葉は彼の本心だろうし、今尚音楽に真摯な態度で取り組み、色々悩み考えながらアルバム制作していることは私も分かっているつもりです。
そんな彼の作品を絶賛して終わるばかりの記事があるも良し、私のようなひねくれた見方をする記事もあって良いかなと思っております。

「もっと昔のように耳に溶け込んできて、1度聴いたら忘れられないような素敵な角松のメロディーを私は聴きたい!」
ただそれだけの想いだけで書かせてもらいました。ご清読ありがとうございました。
by kaz-shin | 2009-03-22 13:55 | Toshiki Kadomatsu | Comments(28) | |
Commented by 哲学者になりたい猫 at 2009-03-22 15:48 x
やはりKaz-shinさんの音楽通は音楽に対して真摯に向き合っていて凄く自分とは全然違うと改めて思わせてくれます。平均寿命以上に生きてきた猫の経験からは10年寿命説なる勝手な説を作ってます(苦笑)若死にした人絶頂期に解散した人や少数の例外を除いて10年以上自分の感性と合って熱狂的に聴き続けられた人というのは少なくとも邦楽の世界ではあまりいない。それは人だから音楽性の志向が変化していく事もあるでしょうし、また昨年もサザンのとこで書かせて頂きましたが偉大なるマンネリになるかそれとも飽きられないために次々と革新していくのか分岐していくにしても全盛期を知っているとどうしても物足りなくなってしまう…。またやはり日本のようにアーティスト(一年に一枚にとか)しても職業作曲家してにしても多作を求められる国はどうしても才能が消費されてしまうんだろうなとも思っています。
Commented by 哲学者になりたい猫 at 2009-03-22 15:51 x
メロに関して言えば天才林哲司さんにしても自分の中ではあの心を掴む驚異的な80年代メロは90年代以降かなり大人しくなってしまったように、多くの職業作曲家にとっってもそれぞれの10年間がピークなってしまっていますものね。自分の中で例外中の例外は筒美御大であり、御大が「自分はアーティストの範疇に入ってないから」と良く述べられるのは謙遜と共に時代を超えても人の心に届くメロを作るという強烈な自負の表れだろうなといつも思ってます。ただKaz-shinさんが凄いなぁと思うのは常に買い続けチェックしてるその愛憎の深さです(笑)自分なんて二三作で見切りをつけちゃいますからね。やはり普通の人は観る事が出来ない音楽の女神を観る事が出来、そしてそれに魅せられた人なんでしょうねぇKaz-shinさんは…
Commented by momayucue at 2009-03-22 17:11
たにぴ@再登場です。むふふ。
やっぱり、あなたは角松ファンなんですね。まあファンの定義については色々あるでしょうけど。

ぼくは他人様の軒先で長々…はキライなので(自分が、ね。他人は知らない)、ひとつだけ、じんとくるコトを言ってあげましょう。

多分、今のKaz-Shinさんと角松本人は、音楽において相容れないリスニング・スタイルになってしまってますが、
彼がこのBlogを読んでも、きっと苦笑して許してくれると想う。
「いいファンを持ったもんだ。…あ、ファンじゃないのか(笑)」
ってなカンジで。

まあ、ぼくのコメントを読んだら、くそ生意気な、と想うだろうけど(^^;;;;
Commented by hisa at 2009-03-22 22:44 x
気に入って何枚もアルバムを買ってしまう、買い続けるアーティストというのは、Kaz-Shinさんが言われるように、好きな(人間性、生き方なども含めて)アーティストと重要な(音楽的に気になる)アーティストがありますね。私は30年来聞いているアーティストがけっこういますが、新譜が出るときはやはり期待と不安が入り混じっています。勝手な期待があるし、マンネリという側面もありますしね。でも最近は、音楽は楽しく聴ければいいかなと思っています。50代も半ばになるとみなさんもそう思うかもしれません。
Commented by しげぞう at 2009-03-22 22:54 x
こんばんは
すでに(5)のしげぞうです

kaz-shinさんのおっしゃる「メロディー」の件、分かる気がします
オリジナリティを出すのに苦労しているのかな、と
あと、僕が思うのはやはり「声(歌)」でしょうか
昔に比べて圧倒的に自在に歌えるようになっていることは確か
でもそれが必ずしも良い結果をもたらしていないような気がします
あくまでも僕の好き嫌いの話ですが
Commented by kaz-shin at 2009-03-23 00:12
哲学者になりたい猫さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
アーティスト自身の才能が枯れてしまったのなら諦めもつくんですが・・・。
角松さんの場合、そうとは思えないから腹立たしくなってきてしまうんだと思います。
オリジナリティに拘りすぎているのか、縛られているのかは不明ですが
どちらにしても昔のように洋楽チックなメロディアスな曲には興味を失ってしまったみたいです。
だから「こんなメロディーしか書けないの?」というような、ある種悲しさえ感じてしまっているのでしょう。
この路線が続くのであれば、いずれ聴かなくなってしまうと思います。
以前はあれだけライブへ足を運んでいたのに、今は観たいとも思わなくなったのと同じように・・・(笑)

私はそれほど真摯な態度で音楽には向き合ってませんよ。
たまたま角松さんのアルバムだからこんな感想を持っただけです。
私も楽しく気持ち良い音楽が沢山聴ければそれで良いという人間です(笑)
Commented by kaz-shin at 2009-03-23 00:16
たにぴさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
確かに私はある意味熱烈な角松の音楽ファンなのかも知れませんねぇ~。
だからこの程度のアルバムを絶賛している記事や話を聞くと、なんとなく腹立たしくなるのかな・・・(笑)
Commented by kaz-shin at 2009-03-23 00:26
hisaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
勝手な期待なんですよね~。確かに(笑)
分かってはいるのですが、もう少しメロディアスな曲を書いてくれと思ってしまう。
誠に勝手な話ですよね。

私も音楽は楽しく聴きたいと思っていますが、角松さんのアルバムだけは何故か感情が先にきてしまうんですよね。
どこかで見切りを付けれれば良いのでしょうけど(笑)
Commented by kaz-shin at 2009-03-23 00:34
しげぞうさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
既に(5)ですか!
私も次作からはおそらくそうなります(笑)

今回音の良い"Blu-spec CD"だそうで。
でも曲がつまらないと思っていると、いくら良い音でも何の魅力も無いんだと感じました。

「声(歌)」の部分で言うなら、私はやはり多重コーラスが駄目ですね。
コーラス向きの声とはどうしても思えないのですよね。
歌も昔の方が下手だったけどストレートで、逆にそれが気持ち良かったのは確かですね。
あくまでも私個人の感想ですが・・・(笑)
Commented by トシユキ at 2009-03-23 17:54 x
kaz-shinさんの気持ち、私もわかるつもりです。
一時期は自分の音楽感性が狂ったのかとも思いましたが、人生経験による変化を考えても、大きな影響を受けた(強く感じるものがあった)頃とは違った方向(私が望むのとは別の方向)へ進化したと考えています。
進化はクリエーターの使命ですが、そう思えない様に感じてしまう、そうなると・・・
とにかく、私は昔の角松が与えてくれた感情が好きで、またそれを与えて欲しい(かつて感じた感情が湧き上がる)ことを期待しています。なので、がっかりする気持ちも感じたり、厳しいことを言って期待してしまうのです。
Commented by kaz-shin at 2009-03-24 23:41
トシユキさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
常々思っていることなんですが、角松さんに1度でいいから80年代の曲しか演らないライブというのを企画して欲しいですね。
おそらく武道館だろうがアリーナであろうが、あっという間にチケット完売すると思います。
そして観客がどんな顔で80年代の曲を聴いているのかを観察して欲しいですね。
そこには昔の曲が良いとか悪いとかではなくて、聴いていて心地良く楽しい音楽を求めている人達の心底楽しんでいる笑顔が見れると思います。
きっと同じ思いの人が沢山いると思うのですが、どうでしょう?

でも無理でしょうね、きっと。
何しろ『NO TURNS』というタイトルのアルバムをリリースするくらいですから(笑)
Commented by airplay0105 at 2009-04-08 17:04
kaz-shinさんこんにちは!

昔から角松敏生を聞いている多くの人が感じていると思いますが、
活動解凍以降の作品を聞くたびに
「本当の実力はこんなもんじゃないだろ?」という、どこかもどかしい様な
気持ちなのだと思います。

私が思うに角松敏生の音楽がなかったら80年代の
あのころの私の生活はずいぶんと味気ないものに
なっていたと思いますし、彼の曲は
とても好きな曲が多かっただけに
活動凍結~解凍以降の彼の楽曲については
愛と憎しみのアンビバレンツ的想い(笑)を抱いている者の一人です。

最近のアルバムはいまひとつピンとこないと言うか、
「余生を過ごしている」感を感じるのはやむを得ないのでしょうか。。。
Commented by kaz-shin at 2009-04-09 00:10
airplayさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ご無沙汰しておりました。

「本当の実力はこんなもんじゃないだろ?」という感じは全くの同意見です。
最近の氏の作品は、角松印のオリジナリティに拘るあまり、逆にその拘りが手枷足枷になってしまって似たような楽曲が増えているような気もします。
加えて歌詞も何故か説教臭いというか愚痴っぽいような印象を受けてしまい、聴いていてちっとも楽しくないんです。
"凄く綺麗なお姉さんと良い事したい!"みたいなことを歌ってた昔の曲の方がよっぽど聴いていて楽しかったです。
本人は今の音楽を本当に楽しんで作って歌っているのだろうか・・・と感じる時もあります。
Commented by Healの森の住人 at 2009-05-15 23:48 x
25年以上も活動されている方ですから、kazさんのようなファンの方がいても全く不思議でないと思います。一方で、音楽性の変わらないアーティストは皆無に等しいのも事実ですよね。
ファンだからと言って、リリース毎に買って聴く必要はないと思います。ファンにも選ぶ自由はありますし、感性に合わない作品は拒否して買わない自由だってあるはずです。kazさんが無理をされることは、kazさん本人に取っても、角松さん自身やファンに取っても、プラスにはならないでしょうね。
Commented by Healの森の住人 at 2009-05-15 23:56 x
私は、別のとあるタレントのことを書いていて思うのですが、ファンとはいえ称賛一辺倒に対して疑問を感じますね。それは角松さん並びにファンに対しても同じで、角松ファンは多様でいい、いや多様であって欲しいです。やはり私は称賛一辺倒は、角松さん自身に取っても、ファンに取っても、プラスにはなりえない。言い換えれば、恋は盲目、されど盲目であるが故に危なさもある、そう思いますね。
Commented by kaz-shin at 2009-05-17 01:13
Healの森の住人さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本当に最近の角松さんの音楽にどう接して良いやら難しくて困ってます。
嫌いなサウンドや曲ばかりなら拒否も簡単なんですけどね・・・。

聴いていて悪くは無いんですよ。曲もアレンジも演奏も。
でも良いとは思えないんですよね。
この辺りが微妙で、自分でもイラつくんですよね。

『もう角松は終わった(あくまで私にとってですよ!)』と思えるまでは、もう少し付き合ってみようかと思ってます。
Commented by ロロ at 2009-06-16 18:41 x
kazさん、はじめまして。実はこうしてコメントすることになりちょっとドキドキしてます。というのも貴ブログは私が角松ワールドに”回帰”してきた時に拝見した2007年春以来実はず~っと気になってきた、リスペクトして止まないものだからです。kazさんの、角松敏生の音楽に対する限りない愛情と思い入れ、こだわり…言葉では表現し切れない深い情念を私は感じ、この方とはある種の共通言語を持っているような気がすると、失礼ながらずっと感じてきました。
私もこの間公私の両面でいろいろなことがありまして、これを機にkazさんとともに角松敏生の音楽について感じたり、考えたりしていければと思いご連絡することを決意した次第です。
是非また角松ワールドについての記事をお願い致します。何度となくお邪魔させて頂こうかと思っています。
Commented by kaz-shin at 2009-06-17 00:15
ロロさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
そして以前から覗いて下さっていたようで、本当にありがとうございます。
このブログは、私が好きなことを好き勝手に書いているだけのブログです。しかも文章はかなり下手クソという始末・・・(笑)
ですから何の気兼ねも必要ありませんよ。どんどんコメント寄せて下さい。
どんなに古い記事でも構いませんよ。(あまり古い記事は文章が酷過ぎるのでご注意下さい)

ロロさんのブログも拝見しました。非常に興味深く、楽しく読ませて頂きました。
特に角松さんに関する記事は、じっくりと読ませて頂きました。
私もロロさん同様、角松さんの音楽に対するこだわりや情熱は昔と変わっていないと思っています。
ただ方向性が違っているだけなんでしょうね。
最近、ふと感じたことなんですが、最近の角松さんの音楽に物足りなさを感じるのは、以前と比べて"楽しさ"を感じなくなったからだと・・・。
このことについては、いずれまた角松さん関連の記事で書きたいと思っています。
こんなブログですが、これからもよろしくお願いします。
Commented by ロロ at 2009-06-17 14:45 x
kazさん、お返事それに拙ブログにまでおいで下さりありがとうございます。こちらこそ末永くよろしくお願い致します( ^ω^)。
私も日々角松敏生の凍結前の音楽を聴きながら、彼が今表現したい音楽にはどうもついていけない、でもそれって自分は進化してないってこと? そうだ自分は未熟なのだ…とちょっと落ちてみたりしてます。
これまで「自分の血で書いた譜面として音楽」と言ってきた角松だからこそ、凍結前の多くの美しいメロディーは若かったからこそ抱けた女性への甘く切ない感情が生んだもので、1人の女性と家庭を築き、生活環境も年齢も外界への目線も大きく変化した彼には、もう以前の美しいメロディーは作れないのかも。
しかし以前の感情に戻ることは無理でも、彼の今の地点から凍結前の楽曲を愛するリスナーをひき込む美しいメロディは作れるはず。”付いてこい!”と言うなら、昔の角松も良かったけど今の角松ってすごい良くね?と心から私たちに感じさせてほしい(彼の楽曲が最近めっきりCMで使われなくなったのも、微妙に市場価値が低落していると思われてなりません)。
Commented by reryo at 2009-06-17 20:37 x
はじめてお邪魔いたします。
記事を拝見いたしまして、角松氏に対する論評にある種のシンパシーを感じてしまいました。
凍結後の角松氏の音楽性には早々に見切りをつけたものの、やはり聞けなければ批評もできないこともあるわけで、そういった意味でもkazu-shinさんの角松作品への接し方は間違ってないと思います。
私もある意味凍結前角松音楽に傾倒した1人として、現在の角松氏の立ち位置に疑問を呈したかったことを代弁していただいた気持ちに勝手になってしまいました。
勝手ながらお礼を申し上げます。
(当方のブログにおいても凍結前の角松作品を拙いながらいくつか取り上げておりますので、興味があればぜひお立ち寄り下さい)
Commented by kaz-shin at 2009-06-18 22:02
ロロさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
レスが遅くなってしまいまして、すみません。
ロロさんのコメントを読んでふと感じたことがあり、自問自答してみました。

××年××月××日と××日の二日間、角松敏生さんのライブが武道館で開かれます。
初日は、活動凍結前の曲しか歌わない(演奏しない)ライブ、
二日目は、解凍後の曲しか歌わない(演奏しない)ライブです。
しかもチケットは一人1枚、どちらかの日しか購入できないとしたら
どちらのライブへ行きたい?
というものです。
私は当然のことながら初日です。初日のチケットが取れなかった行きません(笑)
何故?と考えたら単純でした。聴きたいメロディー、好きなメロディーが沢山あるからです。

おそらく私以外にも初日のライブを観たい人はきっと多いはず。
それは何故?って考えてみるのも良いかも知れませんね。

以前のように私を惹き付けるメロディーの楽曲が最近聴かれないことが淋しくて仕方がありません。
「何故作らないの? それとも意図して作らないの?
貴方の才能ってこんなもんかい?角松さん」というのが私が最近の正直な思いです。
Commented by kaz-shin at 2009-06-18 23:04
reryoさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
角松さんに対して、私と同じような思いを感じている方が結構いるんだなと少々驚いております。
あれだけ私を魅了してきた音楽を作ってきた人なんで、解凍後の音楽の変わりように戸惑いと多少の怒りを感じていました。
しかし、最近では気長に待ってみようかという気持ちになっています。

reryoさんのブログを拝見しました。
私のようにダラダラと文章を連ねているのとは違って、まるでデータベースのように綺麗に簡潔にまとめられてますね。
感心しました。
まだ角松さんの記事のみしか拝見しておりませんが、これからは時々立ち寄らせて頂きますね。
これからもよろしくお願いします。
Commented by ロロ at 2009-06-18 23:46 x
私も初日です。(o゚∀゚)ノダントツ で、私もちょっとこんな見方もしてみるんですが、彼が言う「80年代に、とっても華麗な(笑)アレンジと、いろんな楽器がバアーっと聞こえる音楽だったものが、今度はそこからそぎ落とすことに魅力を感じるようになったというのは、40(歳) を過ぎてやっと、自分の作る楽曲の本来持っている魅力とか、あるいは自分のボーカルというものに自信が持てるようになったから、なんじゃないでしょうかね。だから歌がバーンって際立っていても、恥ずかしくなくなった」という言葉の裏には、彼のsweetheartであった女性に想いが通じなかった経験がトラウマとなっているのではないか(プライドが超高い彼ならあり得る)、もう二度とあのような経験は繰り返したくないという意識から、ゴージャスな曲づくりを避けるようになった、そして、彼は「君をこえる」ために進化しようとした。そこで到達したのが、現在の(あえて昔と決別するかのような淡泊な)楽曲なのでは?と。
Commented by kaz-shin at 2009-06-19 00:02
ロロさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
面白い見方ですね。感心してしまいました。一理あるかも知れませんね。
私は偏っている考え方かも知れませんが、音楽である以上やはりメロディーが命だと思っています。
でもそうだからと言って、歌詞は適当で良いという意味ではありませんが・・・。
正直最近の楽曲に華麗なアレンジを施したとしても、昔のような魅力を感じるかというと疑問なんですよ。
確かに今に比べれば歌も上手くなかったですが、それでもメロディーが良かったこと、技巧に走らず懸命に歌っていたということが伝わってきていました。
最近のライブの集客数やCDセールスがどのような状態なのか分かりませんが、それらの数字が語るものって大きいと思うんですね。
それを真摯に受け止めてくれれば良いと思ってます。
決して時代や世代、業界のせいにすることなく・・・。
Commented by カオス at 2010-03-07 10:27 x
kaz-shinさん、こんにちは。

私もkaz-shinさんと同意見です。
私にとって、音楽とは、その名の通り、「音」を「楽」しむものです。
それでは、「音」とは何かというと突き詰めて考えると結局は、「メロディー」につきると思います。もちろん演奏、ボーカル、歌詞等も大事であるとは思いますが、何と言っても音楽の命である「メロディー」が良くなければ、聴く気になれません。
最近の角松さんの音楽は、どうも私の感性になじみません。
あれほど、私の心を虜にした角松さんの音楽が心に響いてこないのは、とても残念な気持ちです。やはり、角松さんの音楽性に大きな変化があったのでしょう。
このような場合、ファンとしてどうあるべきかは非常に難しい問題です。ファンとして、角松さんが自分の信じる道を進むのをどうこう言うつもりはありません。しかし、これまで角松さんのCDを買い、コンサートに足を運んで、微力ながら角松さんを支えて(?)きたファンの声にも少しは耳を傾けてもらっても良いのではないかなぁと思います。
昔の角松さんの楽曲を愛するあまり、とても複雑な心境です。
Commented by kaz-shin at 2010-03-07 23:41
カオスさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
現在の角松さんの音楽に関して、物足りなさを感じている方が私が想像していた以上に多いことに驚きと喜びを感じています(笑)
仰るように昔に比べ、メロディーがつまらなくなった気がします。
アレンジで何とか以前の雰囲気を出そうとしている曲がありますが・・・。

おそらく角松さん自身、私のような意見を持つ元ファンがいることはご存知なんだと思います。
それでも我が道を行くというのであれば、あとは密かな期待と共に静観するしかないかなと思いますね。
Commented by Kenny U at 2010-04-27 00:05 x
今頃、コメント書くなよーって言われそうなぐらい、遅くなりました!!
2009年でも、3月だから一年以上も前じゃん!

という訳で、私もやっと聴いてみたんです。

でも、これ、私にとっては、予想していた以上に、とても良かったです!

私は、サウンド面に、ばっかり注意が行ってしまいますが・・・

5曲目「Love Junky」
これ、カッコいいですねー。

特にラストの鍵盤ソロの競演がすごい!

森俊之という鍵盤奏者は、
前回の『Ballad Collection』の時にも注目でしたが、
メロウなフレーズがとても良いですねー!

この曲のフェードアウトのタイミングですけど、
もうちょっと聴かせてよーっていう微妙な所までで終わりだから、
まるで『真夜中のドア/松原みき』のフェードアウトのタイミングみたいに
感じられましたー。

さて、もうすぐリリース予定の今度の新作
こちらは、結構、期待できそうな感じでレビューが出てませんでしたか??
Commented by kaz-shin at 2010-04-27 23:22
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
角松さんの最近の作品は、アレンジは演奏は申し分無いといつも思うのですが、曲としてのメロディーがつまらないと思っています。
だからアルバム買っても、2~3回聴いて厭きてしまうんです(笑)

少し時間をおいて聴くのも良いかも知れませんね~。

ところで角松さん、新作が出るんですか!?
最近角松さん関連の情報に疎いので知りませんでした。
後で調べてみます。
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