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カテゴリ:企画モノ( 34 )
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今回紹介するのは、日本にMPB(Musica Popular Brasileira)を広めた立役者の一人と言って良いであろうSONIA ROSAが、1974年に大野 雄二と組んで当時ソニーのレコーディング機材のプロモーション用に作り、ソニーのステレオを購入した人へプレゼントされていたと言われるアルバム『SPICED WITH BRAZIL』です。2001年にCD化されるまで、こんな素敵なアルバムが埋もれていたこと自体が本当に信じられません。

SONIA ROSAのアルバムは以前、大野 雄二がプロデュースした1979年の傑作アルバム『Samba Amour』を紹介しましたが、『Samba Amour』がオリジナルが中心だったのに対し『SPICED WITH BRAZIL』は、スタンダード曲中心で、大野 雄二の冴えたアレンジ、腕利きミュージシャン達の熱い演奏、SONIA ROSAの独特の甘い歌声が絶妙にマッチしており、まさに"和製MPB"と呼ぶに相応しい仕上がりになっています。
大野 雄二の下に集まったミュージシャンは、大野 雄二(key)、岡山 和義(ds)、福井 五十雄(b)、岡沢 章(b)、直居 隆雄(g)、松木 恒秀(g)、ラリー須永(per)、斉藤 不二男(per)、ぺぺ穴井(per)、TIME FIVE(cho)等。
疲れた時にSONIA ROSAの歌声を聴くと本当に癒されますし、私にとってブラジル音楽というのは気分をリラックスさせてくれる清涼剤みたいなものかも知れません(笑)

『SONIA ROSA with YUJI OHNO / SPICED WITH BRAZIL』
01. Garôta de Ipanema (イパネマの娘)
02. Here's That Rainy Day (あの雨の日に)
03. Don't Let Me Be Lonely Tonight (寂しい夜)
04. Secret Love
05. Corcovado
06. Casa Forte
07. Atras da Porta
08. You Make Me Feel Brand New
09. Chove Là Fora (そとは雨)

ピックアップ曲:
『Garôta de Ipanema』 / Antonio Carlos Jobim & Vinicius De Moraes、編曲:大野 雄二
ボサノヴァの名曲と知られる「イパネマの娘」ですが、ここでは早いテンポのラテン色の強いアレンジが施され、ご機嫌な仕上がりとなっています。大野 雄二の弾むようなピアノとSONIAのヴォーカルの絡みが素晴らしいですね。

『Here's That Rainy Day』 / Jimmy Van Heusen、編曲:大野 雄二
1950年代に作られ、今ではJAZZのスタンダードとして多くのシンガーにカヴァーされている名曲ですね。イントロのストリングスを聴いていると、この頃から既に"大野 雄二スタイルのストリングス・アレンジ"が出来上がっていたことに驚かされます。しっとりとしたSONIAのヴォーカルが耳に心地良い1曲。

『Don't Let Me Be Lonely Tonight』 / James Taylor、編曲:大野 雄二
James Taylorのナンバーを軽快なボッサ調にアレンジを施し、まるで古くから聴かれているブラジル音楽のように変えてしまった大野 雄二のアレンジが見事です。

『Corcovado』 / Antonio Carlos Jobim、編曲:大野 雄二
Antonio Carlos Jobimの代表作。この曲のアレンジが最も"大野 雄二らしさ"を感じました。特にイントロのストリングスの使い方は、後の大野 雄二のソロ・アルバム等の中でも聴くことが出来ます。

『Casa Forte』 / Edu Lobo、編曲:大野 雄二
9分近い大作です。とにかくグルーヴィーで熱い演奏と、SONIAの真骨頂とも言えるスキャットが素晴らしいの一言です。MPBのスタンダード・ナンバーの中にはこの曲のように歌詞の無いスキャット・ナンバーが存在するようですね。歌詞のある曲に比べて、シンガーの感性が全てということなんでしょう。この演奏は聴く価値ありますよ。

『You Make Me Feel Brand New』 / Thom Bell & Linda Creed、編曲:大野 雄二
個人的にとても思い入れが強く、大好きなナンバーです。ご存知The Stylisticsの代表曲のひとつです。おそらく大野 雄二がアレンジで1番苦労したんではないかと勝手に想像しています(笑)。何しろこの曲にブラジリアン・テイストの味付けをしようというのですから・・・。この曲を聴いて感じたのは、名曲と呼ばれる曲は、素晴らしいシンガーが歌えばどんなスタイルであれ名曲なんだということです。

心地良い音楽、歌声を求めている方は、ぜひ1度Sonia Rosaを聴いてみて下さい。以前紹介した『Samba Amour』は入手困難かも知れませんが、このアルバムを含め入手可能なものもあります。
休日の昼下がり、何にもせずに好きなお酒やお茶を飲みながら聴いたら、日頃の疲れもきっと少しは癒されると思いますよ。
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Pop★Idol★Paradise ◇ 2009年 03月 05日
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私がBOOK OFFの探索をする時、一際時間をかけて物色するのが、安棚のオムニバス・コーナーです。
何故オムニバス・コーナーを熱心に探すかと言うと、ここには非売品のアルバムも売られているからなんです。特に大手企業とレコード会社が組んで、宣伝用とかプレゼント用に制作されたアルバムが売られていることが多いですね。こういうアルバムを探すのも一興で、センスの良い選曲のものもあれば、選曲に何にも考えていないような大雑把なものまで多種多様で、車で聴いたりするには結構楽しめるんですね。

今回紹介するのもそんな中の1枚です。シャープが企画して、ビクターが制作した非売品のアルバム『Pop★Idol★Paradise』です。おそらく家電製品や音響製品を買うともらえるといったものなんでしょう。制作されたのは1986年のようですね。収録されているのは、当時ビクターに所属していた女性アイドルの曲が集められています。選曲の基準が今ひとつ分からないところはあるのですが・・・、でもそれはそれで面白いのも事実です。収録されているアイドルは6人で、小泉 今日子、岡本 舞子、飯島 真理、水谷 麻里、長山 洋子、岩崎 宏美。収録曲は9曲です。岡本 舞子や水谷 麻里は知らない存在だったので、興味深く聴く事が出来ましたし、懐かしい楽曲も多かったので250円という値段の割りには楽しめました(笑)

『Pop★Idol★Paradise』
01. フラミンゴ in パラダイス / 荻野目 洋子
02. 100%男女交際 / 小泉 今日子
03. 臆病なヴィーナス / 岡本 舞子
04. 愛・おぼえていますか / 飯島 真理
05. 21世紀まで愛して / 水谷 麻里
06. 雲にのりたい / 長山 洋子
07. 好きにならずにいられない / 岩崎 宏美
08. スターダスト・メモリー / 小泉 今日子
09. ダンシング・ヒーロー(Eat You Up) / 荻野目 洋子

荻野目 洋子が1986年にリリースした8枚目のシングル曲01。1985年の「ダンシング・ヒーロー」の大ヒットの次のシングルで、この曲も結構売れたと記憶しています。「ダンシング・ヒーロー」は洋楽カヴァーだったのに対し、歌謡ロック路線に定評のあるNobodyが作曲を手掛け、当然でしょうが前作路線を引き継いだ形のような曲ですね。作詞:売野 雅勇、作曲:Nobody、編曲:船山 基紀。

小泉 今日子の18枚目のシングルで1986年リリースの02。前年にリリースした「なんてったってアイドル」があまりにもインパクトが強く、印象が薄い感じは否めませんが、曲を聴けば「こんな曲あったな」という感じでしたね。小泉 今日子にとって1986年と言えば、アイドルとしての絶頂期とも言える時代なので歌にもそんな勢いみたいなものを感じますね。作詞:麻生 圭子、作曲:馬飼野 康二、編曲:山川 恵津子。

岡本 舞子の1986年リリースの5枚目のシングル03。名前に覚えがあったものの、容姿や曲に関しては全く記憶に残っていませんでした(笑) 調べてみるとヒットには恵まれなかったようですね。でも歌は結構しっかりしていて上手いと思いますね。80年代にアイドルとして成功することの難しさを物語っているようです。尾崎 亜美の作品なんですが結構良い曲です。作詞・作曲:尾崎 亜美、編曲:今 剛。

飯島 真理の1984年リリースの3枚目のシングル曲で、彼女の代表曲とも言える04。アニメのテーマ曲だったようで、アニメ好きの方々には声優としても人気が高かったようですね。確かに飯島 真理の歌声とその歌声にピッタリのメロディーが心地良い名曲です。作詞:安井 かずみ、作曲:加藤 和彦、編曲:清水 信之。

名前も存在も全く記憶に無かった水谷 麻里・・・(笑)。彼女の1986年のデビュー・シングル05。作家陣は豪華なんですが、如何せん歌が酷いです。作詞:松本 隆、作曲:筒美 京平、編曲:船山 基紀。

長山 洋子がアイドル時代の1986年にリリースした7枚目のシングル曲06。私の年代であれば、黛ジュンの1969年のオリジナルの方が馴染みが深いかも知れませんね。演歌歌手を目指していたものの、アイドルとしてデビューしてしまった彼女ですが、この手の曲を歌わせると現在の片鱗を感じさせますね。作詞:大石 良蔵、補作詞:なかにし礼、作曲:鈴木 邦彦、編曲:大谷 和夫。

岩崎 宏美の39枚目のシングルで、1986年リリースの07。この頃は岩崎 宏美の曲に触れることが少なくなってしまっていた頃なので、新鮮な気持ちで聴けました。悪い曲ではありませんが、シングル曲としては地味な印象ですね。作曲の山川 恵津子は才能豊かな人で、作曲はもちろん編曲も出来るし、歌も上手い人ですね。興味のある方は山川 恵津子の歌を堪能出来る『東北新幹線 / THRU TRAFFIC』を聴いてみて下さい。作詞:松井 五郎、作曲:山川 恵津子、編曲:奥 慶一。

小泉 今日子の1984年リリースの13枚目のシングル08。アルフィーの高見沢 俊彦が他アーティストへの楽曲提供を始めた頃の作品だったように思います。小泉 今日子が歌った高見沢作品の中では、個人的には「木枯しに抱かれて」が1番好きだったりしますが・・・。作詞:高見沢 俊彦、高橋 研、作曲:高見沢 俊彦、編曲:井上 鑑。

ご存知荻野目 洋子をトップ・アイドルへ押し上げたヒット・シングル09。1985年にリリースされた7枚目のシングルです。正直なところ、この曲は当時から好きではなくて、何故こんなに売れたのか不思議に思っていた曲です(笑)。A.Kyte - T.Baker、訳詞:篠原 仁志、編曲:馬飼野 康二。

このようなオムニバス・アルバムって、余程気に入ったものでないと3,000円近い金額を出して買おうという気になりませんが、250円なら気軽に買えますよね。ましてや非売品ですから、BOOK OFFでも安い価格設定になるアルバムです。
私の場合、250円程度で買えるなら、1曲だけでも聴きたいなと思える曲があったなら買ってしまいますね。毎日聴くようなアルバムではありませんが、記事の冒頭でも書いたように車で聴くには悪くありませんよ。曲数も9曲で聴いていて厭きるほどの曲数でも無く丁度良い感じです。
BOOK OFFでこういうアルバムを探してみるのも楽しいですよ。ぜひお試しあれ!
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PLAYERS POLE POSITION Vol.1 ◇ 2008年 11月 12日
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今回紹介するのは、いわゆる企画モノのアルバムです。音楽的なジャンルで別けるのは難しいのですが、FUSION好きな人にもAOR好きの人にも楽しめるであろう1枚です。
実はこのアルバムを手に入れたのは割と最近でした。1989年のリリース当時から存在は知っていましたが、如何せんセンスの悪いジャケットに購入意欲が湧かずに20年近く経った今年になって、BOOK OFFで250円で売られているのを見つけて購入したものです。

皆さんはジャケットからどんな音楽を想像しますか?
このアルバムはのコンセプトは、1980年代に活躍した"ツアー・サポートの剛者たち"をテーマに、人気アーティスト達のツアーやレコーディングをサポートする実力派のプレイヤー達を集めて、オリジナル曲を中心に活き活きとしたメンバー達のプレイが楽しめるアルバムになっています。参加メンバーが多いので曲毎に紹介します。

PLAYERS POLE POSITION Vol.1』
01. It's My Treat
02. Woman From The Moon
03. Smash The Glass
04. Mixed Up
05. Imargence waltz?
06. Primitive Duck
07. Back To The Basic Thing
08. Deep In The Dark
09. Wait Forever

このアルバムがリリースされた時には、まだソロ・デビュー前だった栗林 誠一郎の作詞・作曲、ヴォーカルで、小田原 豊と難波 弘之がサウンド・プロデュースを担当した01。栗林 誠一郎らしさ全開の英語詞のロック・ナンバーです。演奏メンバーは小田原 豊(ds)、栗林 誠一郎(vo,b)、松本 孝弘(g)、難波 弘之(key)、斉藤 ノブ(per)。まだB'zとしてデビューして間もない松本 孝弘のギターをフィーチャーした形になっており、ロックの名曲のリフが色々登場するのも面白いです。

作詞:AMY、作曲:坪倉 唯子。サウンド・プロデュースが青山 純、伊藤 広規、小島 良喜による02。しっとりとしたバラード・ナンバーで、このアルバムに収録されている曲は全て英語詞というのも特徴です。ソウルフルな坪倉 唯子のヴォーカルが冴えています。演奏メンバーは、青山 純(ds)、伊藤 広規(b)、鳴海 寛(g)、小島 良喜(key)、春名 正治(sax)。日本のデヴィッド・T・ウォーカーと私が勝手に思っている鳴海 寛の渋いギターが好きです。

マライヤ・プロジェクトの作品で、以前紹介した大好きなギタリスト・土方 隆行の初ソロ・アルバム『SMASH THE GLASS』のタイトル・ナンバーとしてもお馴染みの曲03。サウンド・プロデュースは江口 信夫と中村 幸司。演奏メンバーは、江口 信夫(ds)、中村"キタロー"幸司(b)、山崎 透(key)、近藤 房之助(vo)、坪倉 唯子(cho)。

小島 良喜の作曲、サウンド・プロデュースによるインスト・ナンバー04。ロック色の強いFUSIONナンバーです。演奏メンバーは、青山 純(ds)、伊藤 広規(b)、増崎 孝司(g)、小島 良喜(key)、春名 正治(sax)。まさに腕利きが揃った感じで、まさにFUSIONサウンドを堪能出来る1曲です。

難波 弘之の作曲、サウンド・プロデュースによるプログレっぽいロック調のインスト・ナンバー05。演奏メンバーは、小田原 豊(ds)、大堀 薫(b)、松本 孝弘(g)、難波 弘之(key)。

中村"キタロー"幸司の作曲、サウンド・プロデュースが中村 幸司と江口 信夫によるFUNKYなインスト・ナンバー06。演奏メンバーは、江口 信夫(ds)、中村"キタロー"幸司(b)、山崎 透(key)。中村のFUNKYなベース・プレイが光る1曲です。

作詞:近藤 房之助、作曲:山崎 透、サウンド・プロデュースが山崎 透によるFUNKナンバー07。演奏メンバーは、江口 信夫(ds)、中村"キタロー"幸司(b)、浅野 祥之(g)、山崎 透(key)、近藤 房之助(vo)、坪倉 唯子(cho)。江口&中村のリズム隊が強烈ですね。青山&伊藤のコンビにも負けずとも劣らない素晴らしいリズム隊だと思います。

作詞・作曲:坪倉 唯子、サウンド・プロデュースが青山 純、伊藤 広規、小島 良喜によるAORチックなナンバー08。渋い曲です。演奏メンバーは、青山 純(ds)、伊藤 広規(b)、増崎 孝司(g)、小島 良喜(key)、坪倉 唯子(vo)。江口&中村コンビに負けじと青山&伊藤のリズム隊が活躍しています。坪倉 唯子は桑名 晴子やアン・ルイス、中原 めいこ等のサポートしていただけあって相当な実力派ですが、ここでも素晴らしいヴォーカルを聴かせてくれます。

作詞・作曲:栗林 誠一郎、サウンド・プロデュースが難波 弘之、小田原 豊によるバラード・ナンバー09。演奏メンバーは、小田原 豊(ds)、栗林 誠一郎(vo,b)、松本 孝弘(g)、難波 弘之(key)、斉藤 ノブ(per)。ヴォーカリストとしては近藤、坪倉には適いませんが、作曲のセンスはこの頃から素晴らしいものを持ってますね。

ヴォーカル曲が6曲、インスト3曲の構成で、もちろん歌も素晴らしいですが、どちらかと言うと演奏を聴かせるというアルバムという気がします。最初にFUSION好きにもAOR好きにも楽しめると書きましたが、FUSION作品という趣が強いかも知れません。
80年代だからこそ可能だったとも言えるような豪華メンバーによって制作されたアルバムですが、Vol.1とあるようにその後Vol.2、Vol.3も制作されたようです。しかし残念ながらVol.1以外は未聴です。聴いてみたいので地道に探してみます(笑)
ドライブのBGMとして流すのに適している1枚だと思います。
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HOOKED ON CLASSICS ◇ 2008年 07月 12日
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1981年、オランダの声帯模写集団のスターズ・オン・45が、ビートルズの曲をディスコ・ビートにのせてメドレー形式にした「ショッキング・ビートルズ」が大ヒットしました。そしてそこからカバー・メドレー物のブームが始まり、様々なメドレー物がリリースされました。今回紹介する『HOOKED ON CLASSICS』は、そんなカバー・メドレー集を代表するアルバムで、全英アルバム・チャートNo.1を記録しました。普段、クラシックには馴染みがありませんし、あまり聴く機会も無くクラッシックとは縁遠い生活を送っておりました。しかし、先日BOOK OFFを探索中にたまたまこのアルバムを見つけまして、非常に安い値段で売られていたので興味本位で購入してみました(笑)

このアルバムを聴いてみて驚いたのは、クラシックが普段の生活に入り込んでいて、自分の想像をはるかに超えて知っている曲が多かったことですね。勿論、有名曲で知っている曲はありましたが、実際に聴いてみるとこれもあれも知っている、聴いたことがあるという曲が多かったです。クラシックの場合、素人には曲名だけでは判らないものが多いのも事実ですよね。
ルイス・クラークの指揮するロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏は勿論素晴らしいのですが、何と言ってもアレンジが素晴らしいの一言です。数々の名曲が何の違和感も無く繋げており、何とも聴きやすくクラシックに疎い私でも楽しく聴けてしまうのが魅力だと思います。
演奏されているのは全部で106曲というボリュームですが、あっと言う間に聴けてしまうアルバムです。

『HOOKED ON CLASSICS』
01. HOOKED ON CLASSICS (Parts1 & 2)
02. HOOKED ON ROMANCE
03. HOOKED ON CLASSICS (Part 3)
04. HOOKED ON BACH
05. HOOKED ON TCHAIKOVSKY
06. HOOKED ON A SONG
07. HOOKED ON MOZART
08. HOOKED ON MENDELSSOHN
09. HOOKED ON A CAN CAN

誰もが1度は耳にしたこことのあるような有名なクラシックの代表曲18曲のメドレー01。"HOOKED ON"シリーズは、まさにここから始まったと言える名メドレーです。アレンジの素晴らしさに尽きますね。このメドレーを聴いているとクラシックも良いなと思えます。

シックでJAZZYなアレンジがお洒落なメドレー02。10曲がメドレーになっています。「G線上のアリア」(バッハ)や「アヴェ・マリア」(シューベルト)といった名曲の数々が、JAZZYなアレンジにピッタリとマッチしています。

01に比べると知っている曲は減りましたが、それでも馴染みの曲が沢山入っているメドレー03。20曲がメドレーになっています。題名だけではピンときませんが、実際に聴くと知っている曲が多いです。

バッハの曲15曲をメドレー形式にした04。一人の作曲家にスポットを当てたメドレーですが、こういう風に曲が並ぶと作曲家の個性というのが見えてきます。非常に面白いですよね。このバッハのメドレーはどれも繊細で美しい旋律をもった曲ばかりが集められています。

チャイコフスキーの曲12曲のメドレー05。チャイコフスキーはダイナミックな楽曲が多いような気がしますね。"HOOKED ON"シリーズの特徴のひとつであるディスコ・ビートにのせても、違和感のないような迫力のある曲が魅力です。

作曲家の名前に関しては知らない人が多いながらも、曲自体は知っている曲が多いのがメドレー06。「カルメン」や「フニクリ・フニクラ」を始めとしたTV番組でもよく使われる曲ばかり10曲が集められています。この曲がこんなタイトルだったんだと勉強になったメドレーでした(笑)

天才・モーツァルトの曲14曲のメドレー07。やはりモーツァルトの曲には一種独特な雰囲気があって、そのバラエティに富んだ曲を聴いてもやはり天才作曲家だったというのが頷けます。クラシックに疎い私が演奏されている曲のほとんどを知っていましたので、多くの人に愛され続けている作曲家なんでしょうね。

メンデルスゾーンの曲3曲をメドレーにした08。ヴァイオリン協奏曲が中心ですが、アレンジがスピーディーなので迫力があります。

運動会でお馴染みのオッフェンバック作曲の「天国と地獄」で始まるメドレー09。ディスコ・ビートにのせたアレンジが軽妙で楽しいメドレーになっています。10曲のメドレーです。

クラシック音楽をこよなく愛する人達にとっては、この手のアルバムは邪道なのかも知れませんね。しかし、普段私のようにクラシックに馴染みが無い人にとっては、クラシックが普段の生活の中に溶け込んでいることに驚くでしょうし、クラシックは決して敷居が高い音楽では無いという気持ちになれるアルバムだと思います。
この『HOOKED ON CLASSICS』は、第一弾が大ヒットしたので第二弾、三弾が制作され、バロック音楽を集めたものやSWING JAZZを集めたもの等、色々リリースされたようです。また別のアルバムを中古で見つけたら、ぜひ聴いてみたいなと思います。
最近このアルバムがヘヴィー・ローテーションになっていまして、今度はドライブのBGMとして聴いてみようかとも思っています。
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最近はBOOK OFFへ中古CDを物色に出かけても、なかなか掘り出し物と思しきCDには出会えていません。そんな時私は、コンピレーションの棚を丹念に探すことにしています。その中には全くリリースされていたことさえ知らなかった企画モノで、私の興味をそそるアルバムがたまに発見出来るからです。
今回紹介するアルバムもそんな1枚です。夏向きの心地良く聴けるFUSION系の企画モノ・アルバム『NAVIGATION TO ISLANDS ~ Sound Image Collection Ⅰ~』(1986年)です。"Collection Ⅰ"がある以上、2作目、3作目が作られたのかどうかは不明です。ネットで検索してみましたが、このアルバムについてはよく判りませんでした。

3組のプロジェクトが夏をイメージした曲(インスト曲を中心にしています)を3曲ずつ演奏している、ヒーリング系にも近い雰囲気を持ったアルバムです。これが予想以上に心地良いサウンドで、夏のドライブにもピッタリな感じなんですね。
3組のプロジェクトというのは、
"OGURA PROJECT"
小倉 泰治(key)、小原 信哉(g)、青木 智仁(b)、土肥 晃(ds)、小池 修(sax)、Cindy(cho)、佐々木 久美(cho)、Carl Moore(cho)
"OGATA PROJECT"
緒方 泰男(All Instruments)、鳴瀬 善博(b)、KAZUO SUGIYAMA(ds)
"HASEGAWA PROJECT"
鈴木"リカ"徹(ds)、草加 浩(ds)、六川 正彦(b)、若宮 巧三(key)、長谷川 純也(g)、Jeffrey Vincent(vo、cho)、Mike Dunn(cho)

どのプロジェクトもなかなか渋いメンバーが集まっています。演奏も実にリラックスした雰囲気で、夏の暑さの中で飲む冷えた清涼飲料水のような趣きがあります。

『NAVIGATION TO ISLANDS ~ Sound Image Collection Ⅰ~』
01. ON THE SHORE OF LOVE
02. BRAZILIAN BIRDS
03. CELEBRATE ANOTHER DAY
04. SQUALL AVENUE
05. DON'T WANNA GO WITHOUT YOU
06. DIFFUSED REFLECTION
07. NAVIGATION TRIANGLE (ISLAND BREEZE)
08. DELICIOUS FRAGRANCE
09. MOONLIGHT RECOLLECTION

OGURA PROJECTのナンバーは、01、04、09の3曲。
作詞:Cindy、作・編曲:小倉 泰治による01は、Cindy等のコーラスが涼しげなリゾート感溢れるナンバー。
01と同じ作詞:Cindy、作・編曲:小倉 泰治による04。テンポのある弾けたナンバーで、青木 智仁らしいベースが印象的な1曲です。真夏のスコールの独特な心地良さを感じます。
作・編曲:小倉 泰治によるバラード・ナンバー09。星空と月が輝く夜空を眺めながら聴きたい、そんな1曲に仕上がっています。
01が涼しい午前中、04は暑い盛りの昼、09は静かな夜というイメージでしょうか・・・。

OGATA PROJECTのナンバーは、02、06、08の3曲。
作・編曲:緒方 泰男による02は、ベースとドラム以外の楽器を緒方 泰男が手掛けていて、ギターもなかなか良い感じで弾いてます。
作・編曲:緒方 泰男&鳴瀬 善博による06。打ち込みのリズムとベースはシンセ・ベースで、鳴瀬はベースでメロディーを弾いているのかも知れません。
作・編曲:緒方 泰男による08は、真夜中の静けさを感じさせるバラード・ナンバー。タイトルの通りで甘い匂いが漂ってきそうな1曲です。

HASEGAWA PROJECTのナンバーは、03、05、07の3曲。
作詞:Mike Dunn、作・編曲:長谷川 純也による03は、Jeffrey VincentのヴォーカルをフィーチャーしたAOR風ナンバー。長谷川 純也のギター・ソロが印象的な1曲です。
03と同じ作詞:Mike Dunn、作・編曲:長谷川 純也による05。パラシュート・サウンドを彷彿させる曲で、03同様Jeffrey Vincentのヴォーカルをフィーチャーしており、やはりAOR風に仕上がっています。サビのメロディーが耳に残ります。
作・編曲:長谷川 純也による涼しげなインスト・ナンバー07。高中 正義の世界観にも似たギター・フュージョンを聴かせてくれます。私の1番のお気に入り。

このアルバムは、BOOK OFFの安棚のコンピレーションのコーナーで250円で売られてました(笑)
夏という季節が大好きな割には暑さに弱い私としては、猛暑を乗り越えるには涼しげな音楽が不可欠なんです。このアルバムは今年から、夏には欠かせないアルバム『Pacific』と共に何度も聴くことになりそうです。
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DAVID FOSTER_THE CHRISTMAS ALBUM ◇ 2007年 12月 24日
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日付が変わって今日はクリスマス・イブですね。皆さんはどんなクリスマス・イブを過ごされるのでしょうか?
大切な人と二人きりで過ごす人、家族でホーム・パーティーを楽しむ人、気の合う仲間とのクリスマス・パーティーで過ごす人もいるでしょう。あるいは歌の歌詞によく出てくる"ひとりぼっちのXmas"を過ごす方もいるかも知れませんね。中には、クリスマスなんて無縁とばかり仕事に頑張っている人や、クリスマスなんで大嫌いという人もいることでしょう。
人それぞれの12月24日の過ごし方があると思いますが、寒い冬の季節の心暖まるようなイベントなのですから、折角なら皆さん笑顔で過ごして欲しいなと願っております。

今回紹介するアルバムは、今日まで温存しておいたとっておきのクリスマス・アルバムです。
デヴィッド・フォスターが1993年にリリースした『THE CHRISTMAS ALBUM』です。今日はこのアルバムを、大切な人とクリスマスを過ごす人に捧げたいと思います。二人で過ごすロマンティックなクリスマス・イブの夜にぴったりなムード溢れるアルバムです。おいしい食事とお酒を楽しみながら、BGMとして最高ですよ。

デヴィッド・フォスターを中心に、ワイノナ、ビービー&シーシー・ワイナンズ、ジョニー・マティス、ナタリー・コール、マイケル・クロフォード、ヴァネッサ・ウイリアムス、ピーポ・ブライソン&ロバータ・フラック、トム・ジョーンズ、セリーヌ・ディオン、タミー・ウィネットという10人(組)の豪華アーティストが集まり、トラディショナルなクリスマス・ソングやオリジナルのクリスマス・ソングを聴かせてくれます。もちろんプロデュースはデヴィッド・フォスターです。まさに大人の二人の為に作られたようなクリスマス・アルバムですよ。
レストランでの外食では難しいとは思いますが、家での食事ならぜひBGMで流して下さい(笑)

『DAVID FOSTER / THE CHRISTMAS ALBUM』
01. CAROL OF THE BELLS (INSTRUMENTAL) / David Foster
02. BLUE CHRISTMAS / Wynonna
03. THE FIRST NOEL / BeBe & CeCe Winans
04. IT'S THE MOST WONDERFUL TIME OF THE YEAR / Johnny Mathis
05. GROWN-UP CHRISTMAS LIST / Natalie Cole
06. O HOLY NIGHT / Michael Crawford
07. GO TELL IT ON THE MOUNTAIN ~ MARY HAD A BABY / Vannesa Williams
08. I'LL BE HOME FOR CHRISTMAS / Peabo Bryson & Roberta Flack
09. MARY'S BOY CHILD / Tom Jones
10. THE CHRISTMAS SONG / Celine Dion
11. AWAY IN A MANGER / Tammy Wynette
12. WHITE CHRISTMAS / All Artists

今日のようなロマンティックな日に拙い私のレビュー記事なんぞ無用だと思いますので、今回は曲毎のレビューはあえてしません。(というのは口実で、本当は睡魔に勝てません・・・笑)
どうか皆さんにとって、今日が素敵なクリスマス・イブになりますように・・・。

MERRY CHRISTMAS!
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EVE_Fantastic Christmas! ◇ 2007年 12月 17日
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先週(10日~14日)にボーナス支給が多かったのか、この週末は何処も買い物客で込んでましたね。ガソリンや灯油の高騰、牛乳の値上げ等良いニュースが少ない中においても、やはりクリスマスやお正月が近くなると財布もゆるむのでしょうね。この週末に、家族や恋人にクリスマス・プレゼントを買いに出かけた人も多いでしょう。クリスマスまで1週間あまり・・・。去年手持ちのクリスマス関連のアルバムや曲を沢山紹介したので、ストックは残り少ないのですが、今日と24日付けの記事でクリスマス・アルバムを紹介しようと思っています。

今回紹介するのは、スタジオ・セッションにおけるコーラス・ワークで30年以上のキャリアを持ち、常に第一線で活躍し続けて日本の音楽シーンを支えてきた沖縄出身の3姉妹、新里 玲乙奈(レオナ)、新里 久良良(クララ)、新里 利里佳(リリカ)によるEVEが、1988年にリリースしたクリスマス・アルバム『Fantastic Christmas!』です。前から聴いてみたくて探していたんですが、今年の夏頃にBOOK OFFで見つけることができました。そしてこの時期まで温存しておきました(笑)
おそらく30代以上の人ならば、EVEのコーラスを聴いたことが無い人は皆無だと言っても過言では無いと思います。それほどJ-POPシーンにおいてコーラスで活躍していましたし、今も現役という凄い三姉妹です。

『Fantastic Christmas!』は、誰もが知っている賛美歌やクリスマス・ソングを取り上げています。二人でゆったり過ごすクリスマスにも、大勢でワイワイ騒ぐクリスマスにもBGMとして最適な1枚になっています。

『EVE / Fantastic Christmas!』
01. Hymnal Song Medley - For Silent Night -
① Joy To The World
② The First Noel
③ Angels We Have Heard On High
④ O Little Town Of Bethlehem
⑤ Hark The Herald Angels Sing
⑥ Oh Come, All Ye Faithful
⑦ Silent Night, Holy Night
02. Christmas Song Medley - For Dance Party -
① Santa Claus Is Comin' To Town
② Jingle Bells
③ I Saw Mommy Kissing Santa Claus
④ Blue Christmas
⑤ Rudolph The Red-Nosed Reindeer
⑥ Winter Wonderland
⑦ Here Comes Santa Claus
⑧ We Wish You A Marry Christmas
03. White Christmas (A Cappella)

愛しい人と二人で迎えるロマンティックなクリスマスの夜にぴったりな01は、誰もが知っている賛美歌7曲をメドレー形式で唄っています。しっとりとした雰囲気のアレンジ(ビル・エリオット編曲)とEVEの美しいコーラス・ワークが魅力です。
①は賛美歌112番、邦題「もろびとこぞりて」
②は賛美歌103番、邦題「牧人羊を」
③は賛美歌106番、邦題「荒野(あらの)の果てに」
④は賛美歌115番、邦題「ああベツレヘムよ」
⑤は賛美歌98番、邦題「天(あめ)には栄え」
⑥は賛美歌111番、邦題「神の御子は」
⑦は賛美歌109番、お馴染み邦題は「きよしこの夜」
15分41秒のメドレーです。賛美歌というのは、不思議な力がありますね。別にクリスチャンではありませんが、聴いていると神聖な気分になります。

仲間が集まる楽しいクリスマス・パーティーの夜にぴったりな02。こちらは定番のクリスマス・ソングの8曲をメドレー形式で唄っています。01と同じビル・エリオットのアレンジですが、こちらは賑やかで楽しい感じになっておりEVEの歌声も01とは別人のように可愛らしい声で唄っているのが特徴です。
①は邦題「サンタが町にやって来る」
③の邦題は、「ママがサンタにキスをした」や「ママがサンタにキッスした」等で親しまれてますね。
⑤の邦題は、「赤鼻のトナカイ」
⑦の邦題は、「サンタクロースがやってくる」
⑧には「クリスマスおめでとう」という邦題が付いていますが、原題の方が馴染みが深いでしょう。
13分41秒のメドレーです。

アーヴィング・バーリンの音楽史上に燦然と輝く名曲で、クリスマスの定番中の定番曲03は、アカペラで唄われています。達郎のアカペラ・ヴァージョンも最高ですが、EVEの3人の清らかな声によるアカペラも良いですよ。2分弱の短い曲です。

クリスマス・ソングには良い曲が多いですね。私はこの時期、会社帰りによくクリスマス・ソングやクリスマス・アルバムを聴きます。クリスマス・ソングや賛美歌は夜が似合いますね。星空を眺めながら聴くクリスマス・ソングというのは格別です。ぜひお試しあれ!(笑)
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村上"ポンタ"秀一_MY PLEASURE ◇ 2007年 12月 11日
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今回紹介するのは、名実ともに日本一のドラマーと言っても過言では無いであろう村上"ポンタ"秀一のデビュー30周年を記念して、2003年にリリースされた『PONTA 30 YEARS ANNIVERSARY "MY PLEADURE" FEATURING GREATEST MUSICIANS』(長いっ!笑)
今年の1月に25周年記念アルバム『Welcome to My Life』(1998年)を紹介しましたが、今回も音楽仲間がポンタの為に集まり、様々なジャンルの音楽をポンタと共に奏でています。日本人でポンタがドラムを叩いた曲を聴いたことが無いという人は皆無でしょう。レコーディングした曲は、1万曲を超えると言われているのですから、当然と言えば当然かも知れませんね。

このアルバムに参加しているアーティストは、ゆず、福山 雅治、槇原 敬之、角松 敏生、南 佳孝、吉川 晃司、ゴスペラーズ、Kiroro、Tina、Keiko Lee、坂本 龍一、石橋 凌、大橋 純子、坂崎 幸之助、Shiho、タケカワユキヒデ、松崎 しげる、ムッシュかまやつに加え、ニューヨークの一流ミュージシャンも参加しています。アルバムの完成度がどうのこうのと言うより、お祝い気分で聴くのが楽しいアルバムかも知れません。

『村上"ポンタ"秀一 / MY PLEASURE』
01. 翼をください / feat. ゆず
02. 帰れない二人 / feat. 福山 雅治
03. LOVE SPACE / feat. 槇原 敬之
04. ソバカスのある少女 / feat. 角松 敏生 & 南 佳孝
05. 飾りじゃないのよ涙は / feat. 吉川 晃司
06. NOTHING FROM NOTHING / feat. ゴスペラーズ
07. YOU'VE GOT A FRIEND / feat. Kiroro
08. DOWN TOWN / feat. Tina
09. EVERYTHING MUST CHANGE / feat. Keiko Lee
10. MILES DAVIS MEDLEY / feat. N.Y. FRIENDS
11. LET IT BE / feat. 30YEARS ANNIVERSARY SINGERS

ポンタのプロのドラマーの出発点とも言える"赤い鳥"の名曲をカヴァーした01。ゆずをフィーチャーしています。他に増崎 考司(g)、高水 健司(b)、中西 康晴(p)が参加しています。オリジナルよりもテンポが速く、元気な「翼をください」に仕上がっています。

井上 陽水の名盤『氷の世界』に収録されていた井上 陽水と忌野 清志郎の共作による02。福山 雅治が切々と歌っています。坂井 紅介(b)、塩谷 哲(p)によるシンプルかつJAZZYな演奏が印象的です。

山下 達郎の1977年リリースの『SPACY』の冒頭を飾った名曲03を、槇原 敬之が歌っています。オリジナルもポンタが叩いていたと思いますが、オリジナルよりも軽い感じで槇原の声に似合っている気がします。小倉 博和がギターとベースを弾いており、大活躍の1曲。槇原のヴォーカルも良い感じで、コーラス・ワークはかなり素晴らしい仕上がりで、本家の達郎にも負けていないですね。

ティン・パン・アレーの1975年の名盤『キャラメル・ママ』に収録されていた鈴木 茂の名曲04。角松 敏生と南 佳孝の共演ということで楽しみにしていた曲だったのですが、どうも録音は別々のようですね。佳孝のヴォーカル録りが先で、角松が後から録音したという感じです。演奏は、鈴木 茂(g)、後藤 次利(b)、佐藤 博(key)という豪華な面々で、アコースティック・ギターのソロは角松だと思います。

井上 陽水の書いた中森 明菜の大ヒット曲を吉川 晃司が歌った05。聴く前からサウンドは想像出来ましたが、やはり想像通りでした・・・(笑) 吉川 晃司がギター、武田 真治がサックス、佐藤 研二がベースで参加しています。

ビリー・プレストンの1974年の大ヒット曲06。ゴスペラーズが楽しげに歌っているのが印象的です。正直、ゴスペラーズの歌よりも佐山 雅弘のピアノのプレイに感動した曲でした。

キャロル・キングの1971年の名盤『Tapestry』に収録されていた名曲07。kiroroの二人がフィーチャーされており、金城 綾乃のピアノ伴奏がメインのシンプルな演奏と玉城 千春のヴォーカルが、いつものKiroro同様に聴いていて心地良い気分にしてくれます。

ビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」を彷彿させるようなイントロで始まる08は、シュガー・ベイブの名曲をTinaがソウルフルに歌っています。金子 隆博(sax)、伊丹 雅博(g)が参加していますが、音数として少なめのシンプルなサウンドの仕上がりになっています。ポンタのドラミングが鮮やかです。

数え切れないほどのカヴァー曲が存在する、もはやスタンダードと言える名曲09をKeiko Leeがしっとりと歌います。西脇 辰弥のピアノとピアニカの哀愁溢れるプレイが印象的ですね。

マイルス・デイヴィスの曲をメドレーで聴かせる10。N.Y.FRIENDSと銘打った一流ミュージシャンとの共演です。参加しているのは、マイケル・ブレッカー(sax)、ランディ・ブレッカー(tp)、ジョン・スコフィールド(g)、坂本 龍一(key)、アンソニー・ジャクソン(b)、エディー・ゴメス(b)、ウィル・リー(b)、オマー・ハキム(ds)、スティーヴ・ジョーダン(ds)という豪華な顔触れです。演奏しているのは、「PINOCCHIO」、「SO WHAT」、「WALKIN'」、「MILESTONES」でトータル15分を超える大作になっています。

最後を飾る11は、ご存知ビートルズの名曲のカヴァーです。"30YEARS ANNIVERSARY SINGERS"と名付けられた、石橋 凌、大橋 純子、坂崎 幸之助、Shiho(Fried Pride)、タケカワユキヒデ、松崎 しげる、ムッシュかまやつ等7人によって歌われています。徳武 弘文(g)、岡沢 章(b)、林 立夫(ds)、清水 信之(key)が素晴らしい演奏を聴かせてくれます。特に徳武 弘文のギターと、ポンタと林 立夫のツイン・ドラムは凄い迫力です。

こういう企画アルバムは、理屈抜きで楽しんでしまうのが1番良いですね。参加しているアーティスト達の歌、ミュージシャンの演奏はそれぞれに素晴らしいですが、やはりポンタのドラミングに耳を傾けてしまいます。J-POPシーンを裏方として支えてきた偉大なドラマーですから、口よりもスティックの方が雄弁なのではないでしょうか(笑)
来年2008年には35周年を迎えるんですね。また何か企画アルバムがリリースされることでしょうから、楽しみにしたいと思います。いつまでも頑張って現役で活躍して欲しいミュージシャンですね。
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1年前の11月24日から12月25日迄の1ヶ月の間、毎回クリスマス・ソングならびにクリスマス・ソングを含んだアルバムやシングルを紹介するという企画をしまして、えらく苦労しました(笑)
今年は・・・もうやりません!でも、まだ紹介していないクリスマスに関連した曲やアルバムがありますので、これからクリスマス迄の間何回か紹介しようかと思います。
なんせ、クリスマス・ソングが好きなもので・・・(恥)

第1弾として今回紹介するのは、今月21日に発売されたばかりのクリスマス・アルバムです。アン・ルイスの洋楽カヴァー・アルバムとしてお馴染みの"Cheek"シリーズの第4弾となる最新作『Pink Christmas ~Cheek Ⅳ~』です。アン・ルイス自身が"Cheek Ⅳ"を作るなら以前よりクリスマス・アルバムと決めていたとの事。今年の夏にカリフォルニアで録音されたもののようですね。プロデュースは、アン・ルイスとは古い付き合いで、パフィーの作品等にも関わっているギタリストのFrank Simes。書き下ろした1曲を含んだ13曲が収録されており、お馴染みのクリスマス・ソングばかりが収録されています。息子の美勇士とのデュエット曲も収録されているのが興味深いです。

『アン・ルイス / Pink Christmas ~Cheek Ⅳ~』
01. Carol of the Bells (Overture)
02. Christmas Song
03. Happy XMAS (War is over)
04. Winter Wonderland
05. Let it Snow! Let it Snow! Let it Snow!
06. Have Yourself a Merry Little Christmas
07. White Christmas
08. Santa Baby
09. Blue Christmas
10. Rockin' Around the Christmas Tree
11. I Saw Mommy Kissing Santa Claus
12. Pink Christmas
13. I'll Be Home For Christmas

美しいアカペラ・コーラス(アン・ルイスは歌っていないと思います)の01は、ウクライナの民謡ですね。

ナットキング・コールの歌で有名な02。数え切れない程カヴァーされているクリスマスのスタンダードとも言えるナンバーで、美しいオーケストラをバックにアン・ルイスがしっとりと歌い上げています。

息子・美勇士との共演曲03。ジョン・レノンのクリスマス・ソングの名曲、定番曲です。オリジナルのイメージを大切にしたアレンジが好感が持てます。何より美勇士のヴォーカルが良いですよ。

JAZZYなアレンジがお洒落で、大人向きという感じの仕上りの04。あまりに有名な曲ですのでオリジナル・シンガーが誰なのかは知りませんが、ビング・クロスビーが歌が広く知られているのかも知れませんね。

どこか南国風な仕上がりの05。雪の歌を南国風のアレンジというミス・マッチが面白いです。これも1940年代に作られた曲で、もはやスタンダード・ナンバーですよね。

06も1940年代に作られたナンバーです。ミュージカル映画の為に作られた曲のようですね。JAZZYなアレンジで、ゆったりとしたリズムと美しいストリングスが印象的です。

名曲07。もはや知らない人はいないであろうクリスマス・ソングの定番中の定番のナンバーですね。この曲も1940年代に映画の挿入歌として作られた曲で、1番有名なのはビング・クロスビーでしょうね。オーソドックスなアレンジですが、間奏のヴァイオリン・ソロは美しく聴き所です。

08も数多くのアーティストがカヴァーしているキュートなナンバーですね。オリジナルは誰なんでしょうか?ここではブルースっぽく仕上げています。

1940年代にラス・モーガンがヒットさせ、1950年代にエルビス・プレスリーが取り上げ大ヒットした09。オールディーズ風に仕上げています。ドゥーワップ・スタイルのコーラスも良いですね。

ブレンダ・リーが1950年代にリリースしたクリスマス・ソング10。いかにも50's風なアレンジで、軽さが実に心地良いですね。

邦題「ママがサンタにキッスした」でお馴染み11。コーラス・ワークが美しい1曲です。

オリジナル曲12。アコースティックなサウンドを主体にしたバラード曲です。メロディアスで良い曲です。

邦題「クリスマスは我が家で」で知られる12も、もはやスタンダード化したナンバー。しっとりと歌い上げているアン・ルイスのヴォーカルが光っています。

正直に書きますが、私は"Cheek"シリーズが好きだったので迷わず購入しましたが、あまりお薦めする気にはなれません。理由は、まずアン・ルイスの声が変わってしまったことですね。年齢的な問題なのか、長いこと歌っていなかったことが影響しているのか計り知れないのですが、声が枯れてしまってます。ハスキーな声になってしまって、アン・ルイスらしさを感じません。
そしてもう一つ、アルバムを聴いていてあまりクリスマスらしい感じなかったですね。ある意味"Cheek"シリーズのひとつとして考えればOKなんでしょうが、クリスマス・アルバムとしては物足りない感じは否めません。まぁ、ジャケット写真からしてクリスマス・アルバムとは思えませんが・・・(笑)
こんなクリスマス・アルバムがリリースされましたという紹介記事だと思って下さいね。
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梅雨明けしてからというもの、猛暑が続いておりますが、皆さんは体調を崩していませんか?
夏という季節は大好きなんですが、仕事でスーツ着て外回りをするのは正直きつい時期でもあります。
寒いのはいくらでも我慢できるのですが、暑いのはどうにもなりませんね(笑)

今回紹介するのは、音楽のアルバムではありません。しかし、聴けば確実に体感温度は下がり、時には鳥肌が立つほど涼しくなれるアルバムです。夏と言えば怪談話、怪談話と言えば稲川 淳二ということで、稲川 淳二の"怖い話"をたっぷりと堪能出来るアルバムを紹介します。

このブログを訪れてくれる人の中で、稲川 淳二のCDを購入してまで聴くという酔狂な人はいないでしょう。
しかし、私は好きなんですよね~(笑)
DVDやビデオのシリーズも好きなんですが、怖さで言えばCDの方が断然上だと思っているので、映像モノはほとんどレンタルで済ましています。やはり、音だけの世界は、想像が膨らむ分怖さも倍増する気がしますね。お薦めは真夜中、寝床に入り、部屋を暗くしてヘッドホンで大きめの音量で聴くことです。エアコンも扇風機も必要無いくらいに涼しくなること請け合いです。

『稲川 淳二の怪談ナイト ~ミステリーナイトツアー ライブ盤~』
01. 稲川 淳二の怪談ナイト オープニングテーマ
02. ミステリーナイトツアー'98 「失意の病棟」
03. 語りべ 稲川 淳二登場
04. 第1話 最後のクラス会
05. 第2話 気のせいか?
06. 第3話 彼女たちの修学旅行
07. 第4話 207号室の患者
08. 第5話 病院裏の火葬場

このアルバムは、1998年8月にクラブチッタ川崎でのオールナイト・ライブ(深夜0時開演~早朝5時迄)を収録したものです。
私のお薦めの好きな話(=怖いと思う話)は、04、06、07ですね。特に07は、ベテラン婦長さんが、新米看護婦時代に初めての夜勤で体験した話なんですが、病院という人の生死に関わる所で働く人達には少なからず、怪体験というのはあるのかも知れませんね。

今夜はついでですから(何のついでだ?)、もう1枚紹介しておきます。

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『稲川 淳二の実体験怪異談 ホントに怖いから聞かないで』
01. 第1話 樹海からの誘い
02. 第2話 血塗られたバス
03. 第3話 死の旅館
04. 第4話 真夜中のエレベーター
05. 第5話 屍を抱く男
06. 第6話 ドラマ「呪われた旅行」

このアルバムはスタジオ録音盤ですが、録音にはダミーヘッドという人間の頭の形をした特殊マイクを使用し、人間の耳と同じポジションに仕込まれたマイクで録音されており、臨場感溢れる語りを聴くことができるように工夫されています。
このアルバムでお薦めの怖い話は、稲川 淳二の実体験である01はかなり怖いですね。その他にも03も結構怖いですし、05は人気の高い話で、怖いと言うよりももの哀しい話です。
06は、稲川 淳二が学生時代に体験した初めての怪現象の話をドラマ仕立てにしたものです。

私が稲川 淳二の話で1番怖いと思っているのは、以前紹介したCD『秋の夜長のこわ~いお話』に収録されていた「あやつり人形の怪」という話です。
この話は別名「生き人形」と呼ばれている話で、もちろん稲川 淳二の実体験です。非常に長い話で、『あやつり人形の怪』も40分を超えます。ビデオやDVDで『生き人形』というタイトルのものがあり、この話だけのライブの模様が収録されています。おそらくレンタルもあると思いますので、怖い話が苦手でない人や、逆に怖い話が大好きな人にはお薦めです。
ちなみの「生き人形」がどんな話なのか興味のある方は、"稲川淳二 生き人形"でGoogle等で検索してみて下さい。中には、この話をテキスト化しているサイトもありますから・・・。
ただし、怖くて眠れなくなっても、当方は一切の責任を負いません。ご了承下さい(笑)
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