久しぶりに"CD化してくれ !"のカテゴリーのネタです。
私がいつも参考に、そして色々勉強させてもらっているucchiさんのブログ「
'ROUND MIDNIGHT'S WEBLOG」を拝見していたところ、非常に興味深い記事を見つけました。
以前から聴いてみたいと思っていたAORの名盤と誉れの高いSTEVIE WOODSの『Take Me To Your Heaven』(1981年)が、iTunes Music Storeから配信されており、900円でアルバム全曲をダウンロード出来ると知り、速攻で購入しました(笑)
STEVIE WOODSのこのアルバムは、中田 利樹氏監修のDISC GUIDE SERIES「AOR」にもアーバン・ソウル系AORの名盤として紹介されており、ずっと聴いてみたいと思っていた1枚でした。しかし、CD化されておらず半ば諦めていたんですよね。
当然のことながら正式にCD化されていないので、配信されている音源はアナログ盤からの取り込みなのでしょう、音的には今ひとつという感じですが、諦めていた音源が聴けるんですから文句を言っては罰が当たりますね。
今回の記事を書くにあたり、アルバムの曲順や参加ミュージシャンに関する情報を、ucchiさんの記事を参考にさせて頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
『Take Me To Your Heaven』を聴いてみて、多くの人が名盤と評していることに偽りは無いですね。凄く良いです。甘い歌声にセンスの良いカヴァー曲の選曲がたまりません。特にアナログ盤A面にあたる前半5曲は繰り返し聴いても全く飽きがきません。アーバン・ソウル系のAORが好きな方なら、絶対に聴いて損の無いアルバムではないでしょうか。
参加ミュージシャンは、Ray Parker Jr.(g)、Steve Lukather(g)、 Paul Jackson Jr.(g)、Nathan East(b)、Michael Boddicker(key)、Greg Mathieson(key)、 Michael Baird(ds)、James Gadson(ds)、Leon Ndugu Chancler(ds)、Paulinho Da Costa(per)、Ernie Watts(sax)、Bill Champlin(cho)等という顔触れのようです。
『STEVIE WOODS / Take Me To Your Heaven』01. Fly Away
02. Just Can't Win'em All
03. Take Me To Your Heaven
04. Steal The Night
05. Through The Years
06. Wanna' Be Close To You
07. Read Between The Lines
08. Throw A Little Bit Of Love My Way
09. Gotcha
ピックアップ曲:「Fly Away」 / 作詞:Carol Bayer Sager、作曲:Peter Allen、編曲:不明PETER ALLENの名盤『
Bi-Coastal』に収録されており、竹内 まりやの1980年リリースのアルバム『Love Songs』の冒頭を飾った曲のカヴァーですね。どこか都会的なサウンドに甘いヴォーカルはまさにアーバン・ソウルといった趣の仕上がりです。
「Just Can't Win'em All」 / 作詞・作曲・編曲:不明ある意味では白人系のストレートなAORといった印象の好ナンバーです。Christopher Crossの「Ride Like The Wind」を彷彿させるリズム・アレンジが実に心地良いですね。配信なので曲毎のクレジットについては全く分かりませんが、コーラスは間違いなくBill Champlinが加わってますね。サビのコーラスがカッコ良いですよ。
「Take Me To Your Heaven」 / 作詞・作曲:Steve Wilson & Kelly Wilson、編曲:不明1979年リリースのWILSON BROTHERS唯一のアルバムにて名盤である『
ANOTHER NIGHT』に収録されていた邦題「君のすべてを今夜」でも知られる名曲のカヴァーですね。オリジナルよりもゆったりとしたリズム・アレンジが絶妙です。軽やかでソウルフルなSTEVIE WOODSのヴォーカルも秀逸です。
「Steal The Night」 / 作詞・作曲・編曲:不明まさにメロウという表現がぴったりなナンバーです。ハーモニカやギターの使い方が上手く、印象に残りますね。タイトルとは裏腹に非常に爽やかで、朝でも昼間でも気持ち良く聴ける、そんなナンバーですね。
「Through The Years」 / 作詞・作曲・編曲:不明1981年にカントリー・シンガーのKenny Rogersがシングルでリリースし、ヒットさせたというバラード曲のカヴァーです。やはり黒人シンガーが歌うバラードは良いですね。ストリングスの美しさと力強いヴォーカルのコントラストが面白いです。
「Throw A Little Bit Of Love My Way」 / 作詞・作曲・編曲:不明実に都会的な渋いバラード・ナンバーです。深夜、ドライブしながら聴いたらさぞかし気持ち良いだろうなと思える1曲です(笑)
「Gotcha」 / 作詞・作曲・編曲:不明ご機嫌なFUNKチューンです。例えAORでなくとも私はこういうFUNKYなアレンジは大歓迎ですし、大好きなんです。ギターのカッティングやスラップ・ベースが実に私好みです。
最近は音楽配信というのが当たり前の時代になっていますが、アナログ世代の私にはどうしても馴染めません(汗)
音楽だけを純粋に楽しむなら、こういう形態もありなんでしょうが、やはりアルバムというのはジャケットやミュージシャンやプロデューサー、エンジニアのクレジットをも含め、初めてひとつの完成品となると思っている人間なので、どうも音楽配信では音楽を堪能できた気分になりません(笑)
こういう事を言っていると時代についていけなくなるんでしょうね、きっと。
それでも私はCDに拘りたいです。だからこそ、このアルバムは"CD化してくれ !"で取り上げました。