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ありがとうございました。 ◇ 2005年 12月 31日
今年も残すところ今日1日となりました。
9月後半の自分の誕生日にブログを始めて3ヶ月ちょっと。思いもかけぬ程、沢山の皆さんに訪れていただきました。
その上、暖かいコメントも沢山頂戴しました。この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

コメントを下さった皆さんは、私以上に音楽を愛している人達ばかりでした。そんな皆さんのブログを拝見したり、コメントを読ませて頂いて勉強したり励みにしたりの毎日・・・。自分はまだまだと実感しております(笑)
音楽鑑賞を趣味として30年以上経ち、集まったレコード・CDの枚数は4桁を越えました。
しかし、音楽に終点はありません。昔の良い音楽をこよなく愛しつつも、新しい音楽も聴いていきたい。
きっと死ぬまで音楽を聴いていくことでしょう(笑)

来年も和モノが中心になろうかと思いますが、色んなアルバムや曲を紹介していこうと思っています。
良かったら覗いてやって下さい。よろしくお願い致します。

それでは皆さん、良いお年を!
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鈴木 蘭々_・・・of you ◇ 2005年 12月 31日
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今年最後に紹介する音楽を何にしようか、悩みましたがこの曲にしました。
今やドラマやアニメ、CMとタイアップでリリースされる曲というのは沢山あります。ヒットする曲もあればそうでない曲も当然ありますよね。そんな数多いタイアップの中で、数年に1度あるかないかという頻度ですが、TVから流れてくる曲が妙に気に入って翌日にレコード屋へ走るという事があります。この曲がまさにそんな曲でした。

「キコちゃん スマイル」という一風変った女の子(幼稚園児)が主人公のアニメ番組のエンディング・テーマに使われていた曲です。別にアニメのテーマに沿っている訳でもないのですが、初めて聴いてこの曲のメロディーと歌詞が気に入りました。そして歌っている声が良かったので、TV画面に釘付けになって誰の曲だと見ていたら鈴木 蘭々だとわかりました。
翌日、レコード屋へ走りシングルCDを買った次第です。後にアルバムも買いましたが・・・。

どこが好き?と聞かれても返事に困るのですが、とにかく私にとっては心に残る極上のラブ・ソングです。
1996年にリリースされた『 ONE AND ONLY 』というアルバムに収録されています。BOOK OFFあたりでは、格安で入手出来ると思います。良かったら聴いてみて下さい。

90年代の曲の中でも、5本の指に入る程好きなこの曲を今年の締めくくりとしたいと思います。

歌詞はこちら(内緒ですが・・・笑)
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DAVID BENOIT_FREEDOM AT MIDNIGHT ◇ 2005年 12月 30日
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リリカルとかブリリアントという表現をされる事の多いピアニスト、デヴィッド・ベノワが87年にリリースしたGRPレーベル移籍第一弾のアルバムです。このジャケット写真は、2002年のGRPレーベル20周年記念に再発されたものです。
実は、デヴィッド・ベノワに関しては完全に後追いで、リアルタイムでは聴いてませんでした。と言うのも、87年頃にはFUSION系の音楽から遠ざかっていました。別に理由があった訳では無いのですが、興味が薄れていたというところです。最近になって、FUSION系のコンピを聴いていたら、ラス・フリーマンとデヴィッド・ベノワの共演した曲を聴いて興味を持ちました。そして、このアルバムにたどり着いた訳です。
年末の慌しい時期、年賀状作り等でPCに向かって作業している時等にBGMとして聴いている事が多いですね。歌モノですと集中できないもので・・・(笑) 今年も大活躍した1枚です。

01. FREEDOM AT MIDNIGHT
02. ALONG THE MILKY WAY
03. KEI'S SONG
04. THE MAN WITH THE PANAMA HAT
05. PIECES OF TIME
06. MORNING SOJOURN
07. TPOPICAL BREEZE
08. PASSION WALK
09. DEL SASSER
10. THE LAST GOODBYE

デヴィッド・ベノワの魅力は、何と言っても高音部でのフレージングの良さと、流れるようなプレイにあると思います。
彼が使用している楽器は、このアルバムでは
Kawai MIDI Electric Grand Piano
Kawai Grand Piano
Kawai K3 Synthesizer
Yamaha DX7 Synthesizer
の4種類のようですが、良い音しているんですよ。Kawaiのピアノも良いですね。

軽快なリズムに歯切れの良いピアノ・プレイ、キャッチーなメロディで親しみやすいタイトル曲の01。喜多嶋 修の琴が、雰囲気を醸し出している02。奥さん(日本人らしいです)に捧げたバラード曲の03。爽やかな朝をイメージさせる06。風のようなピアノ・プレイが気持ち良い07等、FUSIONを聴くという堅苦しさを必要としないと言うか、イージー・リスニングを聴くようなリラックスした感じで聴けるアルバムです。
とは言え、ジェフ・ポーカロ、エイブラハム・ラボリエル、ラス・フリーマン、ダン・ハフ等の名手が良い仕事してますので、FUSION好きもニンマリ・・・そんな1枚です。

おそらくこれが今年最後のアルバム紹介になると思います。明日はシングル曲を予定してますので・・・。
来年も和モノのネタが多くなると思いますが、良かったら覗いてやって下さい。
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GREG GUIDRY_OVER THE LINE ◇ 2005年 12月 29日
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ブルー・アイド・ソウル系AORシンガー、グレッグ・ギドリーの1982年にリリースされた1stアルバムです。私は「 GOIN' DOWN (ラストタイム・ラブ) 」という代表曲で彼をしりましたが、デビュー以前には、イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーやクライマックス・ブルース・バンド等の曲を書いていたらしく、ソング・ライターとしてのキャリアはあったようです。
アルバムの印象としては、憂いがあると言うか哀愁漂うメロディーが多いと言った感じでしょうか。日本人には、受け入れられやすいタイプかも知れません。
また、ギターのダン・ハフがブレイクする前の作品のひとつとして、彼のギターの好きな人にも注目されていたアルバムのようです。確かに長いソロはありませんが、あちこちで彼のプレイを聴く事が出来ます。

01. GOIN' DOWN (ラストタイム・ラブ)
02. (THAT'S) HOW LONG (愛のメニューを・・・)
03. SHOW ME YOUR LOVE
04. IF LOVE DOESN'T FIND US (午後のためらい)
05. GOTTA HAVE MORE LOVE (愛の焔)
06. OVER THE LINE
07. (I'M) GIVIN' IT UP (君に別れのくちづけを)
08. ARE YOU READY FOR LOVE (待ちこがれて)
09. INTO MY LOVE
10. DARLIN' IT'S YOU

代表曲01のような哀愁味溢れる曲として、03、05、07、08、10 あたりがグレッグ・ギドリーのまさに本領発揮と言った感のある曲達です。
あと、明るめな曲調の02、アルバム・タイトル曲の06も明るめな感じですが、これはこれで結構良い感じです。王道のバラードという感じの04や09も捨て難いですね。
いわゆる捨て曲というのが無いです。しかし、反面これというナンバーも無いという感じなんですが、よくまとまったアルバムだと思います。

ダン・ハフのギターが、やはり聴き所の一つと言えます。中にはジェイ・グレイドンを意識したと言うか、多分ジェイっぽく弾いてくれというリクエストだったんでしょうけど・・・そんなギター・プレイも楽しめます。
また、グレッグ・ギドリーは6人姉妹兄弟らしいのですが、このアルバムで姉と妹、弟の3人がコーラスで参加しています。このコーラス・ワークが姉妹兄弟の阿吽の呼吸なのか、素晴らしいですね。とてもバランスの良いコーラスです。

AORの名盤の1枚としてお薦めの1枚です。
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Silky ~ Music For The Night ◇ 2005年 12月 28日
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< シルクのようにしなやかに・・・眠れぬ秋の夜長には、ワインとソウル・ミュージック >と帯に書かれていました(笑)
サントリーとのタイアップでワインの宣伝も帯に載っています。
昨今のコンピレーション・アルバムのブームと言うか、沢山のアルバムがリリースされていますね。低予算でそこそこ利益が出るんでしょうね。それこそいろんなアルバムがあります。
コンピの命は選曲というのは当たり前の事ですが、聴く場所・時間帯等を想定して選曲されているものが好みですね。
私の場合、どんなコンピ・アルバムを買っても聴く場所は、通勤電車の中か車の中ですけど・・・。

01. Mercy Mercy Me (Ecology) / Marvin Gaye
02. I've Never Been To Me (愛はかげろうのように) / Charlene
03. Reunited (恋の仲直り) / Peaches & Herb
04. I Miss You / Klymaxx
05. A Woman Needs Love / Ray Parker Jr. & Raydio
06. I Like It / Debarge
07. On Bended Knee / Boyz Ⅱ Men
08. Lovin' You / Shanice
09. Being With You / Smokey Robinson
10. Still / The Commodores
11. Endless Love / Diana Ross & Lionel Richie
12. Still A Friend Of Mine / Incognito
13. All My Life / K-CI & JOJO
14. Cherish / Kool & The Gang
15. You Got It All / The Jets
16. Just The Way You Are (素顔のままで) / Barry White
17. Baby Come To Me (あまねく愛で) / Patti Austin With James Ingram
18. Through The Fire / Chaka Khan

リリースされてから35年近く経った今でも愛され続けている名曲01。モータウンで最も成功した白人アーティスト、シャーリーンの代表曲02。私の大好きな名曲03。ハーブ・フェイムは、60年代にデビュー後、70年代に一時引退して警官をしていたという変り種です。
ギタリストとしても一流ながら、歌を歌わせても一流という何とも羨ましいレイ・パーカーJrの大ヒット曲の05。
オリジナルのミニー・リパートンにも匹敵するような素晴らしい歌声を聴かせてくれるシャニーズの08。
UKアシッド・ジャズ・ブームの立役者として有名なインコグニートのヒット曲12。
もはや定番中の定番とも言える、09、10、11、14、17、18等、ソウル・ミュージックのおいしいところが詰まったコンピ・アルバムと言えるでしょう。

ソウル・ミュージックの良い所は、どんなロケーション、季節でも違和感なく溶け込んでしまうところだと思います。
暖かな歌声が、いつも優しく包んでくれる。そんな暖かさが好きです。
冷え込みのきつい毎日、毎夜が続いています。そんな時に、暖かな歌声で寒さを和らげるというのもまた一興です。

年末年始に帰郷その他で長距離ドライブされる方は、ぜひ車に1枚。ソウルをよく知らないという人の入門編としてもお薦めの1枚です。
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深町 純の1978年リリースのFUSION色の強いアルバムです。あんまり深町 純の作品を知っている訳ではないのですが、このアルバムと『 JUN FUKAMACHI & THE NEW YORK ALL STARS LIVE 』の2枚は好きでよく聴いてました。ライブ盤の方は、リーダー作でありながら控えめのプレイでアンサンブル重視に徹していましたが、このアルバムでは、しっかり自己主張しています。ニューヨークで活躍する豪華なミュージシャンを集め作られていて、軽快でご機嫌なサウンドを聴かせてくれます。

まず参加ミュージシャンを紹介すると、
Steve Gadd (Drums)、Will Lee / Anthony Jackson (Bass)、Barry Finnerty / Eric Gale (Guitar)、
Richard Tee (Acoustic Piano)、Mike Mainieri (Vibes)、Randy Brecker (Trumpet)、
Michael Brecker (Tenor Sax)、David Sanborn (Alto Sax)、Ronny Cuber (Bariton Sax)等、
何とも贅沢極まりない面子です。現在では、これほどの面子を集めるのは難しいでしょうね。

01. ON THE MOVE
02. YOU'RE SORRY
03. LETTER TO NEW YORK
04. DEPARTURE IN THE DARK
05. DANCE OF PARANOIA OP.2
06. WHEN I GOT YOUR WAVE "PATHETIQUE"
07. EARLY EVENING LULLABY
08. DEPARTURE IN THE DARK - AGAIN -

ジェット機のSEで始まる01は、ホーン・セクションとリチャード・ティーのピアノが気持ち良い軽快な曲です。飛行機の機内でのBGMにはもってこいの感じですね。
ミディアム・スローな02は、マイク・マイニエリのヴァイブとマイケル・ブレッカーのテナー・サックスがフューチャーされています。マイク・マイニエリのヴァイブのテクニックは、本当に素晴らしいの一言です。
深町 純のボコーダーが大活躍なボーカル曲の03。TVで放送された時代劇の挿入曲として使われていたらしい(詳しい事は知りません)04は、深町のピアノ、スティーヴ・ガッドのドラミングが見事です。親しみやすいメロディーですが、後半へと盛り上がっていく構成とメンバーの演奏テクニックに圧倒されます。
これまたテンションの高い曲05。深町のシンセ・ソロとアンソニー・ジャクソンのベース。ソロが堪能できます。ベートーベンをFUSIONサウンドにのせた06も面白いです。
しっとりとしたボーカル入りのバラード曲07は、聴けばわかるエリック・ゲイル(笑)。何とも渋いです。本当にアルバムを通して良い曲、アレンジ、演奏の目白押しです。

『 JUN FUKAMACHI & THE NEW YORK ALL STARS LIVE 』と2枚あわせて自信を持ってお薦めできるアルバムです。
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広谷 順子_BLENDY ◇ 2005年 12月 26日
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シンガー・ソングライターの広谷 順子の1980年リリースの2ndアルバムです。POPな曲が書けるし、クセの無いボーカルが気持ち良く、発売当時はよく聴きました。彼女は、コーラスとして数多いスタジオ・セッションでも活躍しています。
2002年には、松下 誠、高尾 直樹、木戸 やすひろ、比山 貴咏史等とBreath by Breathというア・カペラ・コーラスのユニットを組んでアルバムもリリースしています。

このアルバムは、少し歌謡曲チックなメロディーという感じもありますが、とてもキャッチーで聴きやすい曲が多いのが特徴です。聴きやすさの要因は、佐藤 健のアレンジの功績が大きいでしょう。安っぽい歌謡曲のようにならずにPOP色が上手く出ています。

01. ブルー・レイニイ・ステイション
02. さよならは私から
03. Memory by seaside
04. Day Dreamin'
05. 水色の街
06. 微笑みに眠らせて
07. ピリオド
08. In My Heart
09. 笑って過ごしたら
10. 幕は閉じて

どことなくアイドル歌手が歌っても良さそうな 01、05。アレンジの冴えが際立っているミディアム・ナンバーの 02、04、07、09。特に 07では、リー・リトナーっぽいギターがなんとも言えない味を出してます。
松田 聖子に歌わせたら似合いそうなサマー・ソングの 03。しっとりと聴かせるバラード曲の 08、10。
これはというキラー・ナンバーこそ無いものの、全体的に捨て曲の無い聴きやすいナンバーばかりのアルバムです。
アルバム・ジャケットの写真のようにコーヒーを飲みながら、くつろいで聴きたい感じの1枚ですね。
だから、アルバム・タイトルが『 BLENDY 』なのかな?・・・(笑)
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X'mas Songs ・・・ Vol.8 ◇ 2005年 12月 24日
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中山 美穂_遠い街のどこかで・・・

皆さん、メリー・クリスマス!
いつもこんな拙いBlogにお越し頂き、ありがとうございます。宗教など関係なく、心暖まる行事は良いものですね。皆さんはどのようなクリスマス・イブを過ごすのでしょうか?

今回でX'masソング特集は最後になります。数あるJ-POPのX'masソングの中で、私が1番好きな曲がこの『 遠い街のどこかで・・・ 』です。1991年にシングルとしてリリースされました。
作詞:渡辺 美佳 / 作曲・編曲:中崎 英也のこの曲は、確か月9だったと思いますが、ドラマ「 逢いたい時にあなたはいない・・・ 」の主題歌でした。今では内容も忘れてしまいましたが、大鶴 義丹と中山 美穂の主演で遠距離恋愛をテーマにしたものだったと思います。

詞の内容は、ドラマそのものと言った感じの遠距離恋愛がテーマですが、やはりこの曲のメロディーが凄く好きなのです。中崎 英也は、この頃ひっぱりだこの作曲家でした。ヒット曲も多いメロディー・メーカーで、アレンジのセンスも素晴らしいものがあります。
この曲もメロディーとアレンジがぴったりとはまった曲だと思います。Aメロ、Bメロ、サビのどの部分のメロディーも良く、流れもスムーズです。特にサビの部分では、X'masらしさを上手く表現しています。

それまで中山 美穂の歌に関しては、正直何も感じてはいませんでした。しかし、この曲に関しては実に感情豊かに歌っている気がします。「へぇ~、意外と上手いなぁ」と思った事を思い出します。

このシングルが発売された1991年以降、私のX'masソングのNo.1となっています。
今宵のクリスマス・イブが、皆さんにとって心暖まるものになりますように!
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SADISTICS_WE ARE JUST TAKING OFF ◇ 2005年 12月 23日
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高中 正義(g)、後藤 次利(b)、高橋 幸宏(ds)、今井 裕(kyd)の4人によるスーパー・バンド、サディスティックスの1978年リリースの2ndアルバム。1stアルバム『 SADISTICS 』(1977年リリース)の方が、バンドとしてのまとまりというか一体感があった。この2ndは、メンバーそれぞれがリーダー作品を発表しており、そんな状況の中で製作されている。バンド・サウンドと言うより、メンバーの持ち寄った作品をメンバーが演奏しているといった感が強い。
メンバー各々が、2曲ずつ作詞・作曲・編曲・プロデュースしている。

01. WE ARE JUST TAKING OFF / 作曲・編曲:今井 裕
02. BLUE CURACAO / 作詞・作曲・編曲:高中 正義
03. ADIOS / 作詞・作曲・編曲:高橋 幸宏
04. CLOSE YOUR EYES / 作詞・作曲・編曲:高中 正義
05. NAO / 作曲・編曲:後藤 次利
06. GAME / 作詞・作曲・編曲:高橋 幸宏
07. ON THE SEASHORE / 作詞:高橋 幸宏、作曲・編曲:後藤 次利
08. FLOATING ON THE WAVES / 作詞・作曲・編曲:今井 裕

4人それぞれが、強い個性、素晴らしい才能、高い演奏技術を持っているが為に、バンドとしてまとまる事が難しかったのではないだろうか。
収録されている曲は、メンバーのリーダー作品の延長線上にあると言ってもいい。
特に高橋 幸宏の 03、06 は、『 SARAVAH! 』の感じに近いし、今井 裕の 01、08 は、『 A COOL EVENING 』の雰囲気だ。高中の曲は、もうそれ自体が高中サウンドだし・・・(笑)

個人的には、後藤 次利の作品が素晴らしい出来だと思っている。次利の作品だけは、リーダー作品の延長ではなく、ヒット作品を連発した偉大な作曲家としての布石とも言えるだろう。
05 は、インスト・ナンバーで作曲センスはもちろんだが、ベーシスト・後藤 次利がフューチャーされている。名曲 07 は、彼の作曲センスの良さを感じる1曲。桑名 晴子のボーカルが素晴らしい曲で、桑名 晴子自身もカバーしている。高橋 幸宏のドラミングもハイハットの使い方などがうまいなぁと感心させられるし、このアルバムを代表する1曲だと思っている。

4人の才能が十分に発揮され、その魅力的な音楽が堪能できるそんな1枚である。
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X'mas Songs ・・・ Vol.7 ◇ 2005年 12月 22日
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山下 達郎_CHRISTMAS EVE C/W WHITE CHRISTMAS

現在、日本のクリスマス・ソングとしては音楽史上最高峰にあり、この曲がある限り山下 達郎の名前が語り継がれていくだろう名曲である。メロディー、アレンジ共に完璧な仕上がりは、まさに職人の仕事だ。
この曲に関しては、エピソードがかなりある。もともとは、竹内 まりやに提供する為に書いた曲だったが、ボツになり自分でレコーディングした事や当時、犬猿の仲と言われていたオフ・コースのコーラス・ワークを意識・対抗して書いた事などもその一つである。
そして、病的にも思える拘りが達郎の特徴でもある。聴いている人間の殆どが解らないであろう部分、例えばボーカル録り用のマイク1本にさえ拘るのである。多重録音によるコーラスに対する拘りも尋常ではないようだ。声質の関係で低音部が弱い為、低音部パートはユニゾンで重ねて厚みを出したり、一人多重録音で1番難しいと達郎自身も語っていたブレス(息継ぎ)に関しても、昔は自分で指揮棒を振っている姿をVTRで見ながら録音していたという事だ。こうなると言葉が無い(笑) ミュージシャンを職業として考えて出来る事ではないだろう。好きじゃなければ到底出来ない事だ。

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このレコードは、1983年に限定枚数販売された12インチ・シングル・レコードである。雪の結晶のピクチャー盤である。ピクチャー盤と言えども45回転で高音圧なので、レコード・プレイヤーの針圧に注意しないと音がビビッてしまう。大事な宝物の1枚なので、聴くのにも神経を使った1枚だった(笑)

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最後に達郎自身のこの曲に対するコメントを引用すると・・・

「この曲はアルバム「メロディーズ」のラストにひっそりと収められていた作品です。
バロック音楽でよく聞かれるコード進行なので、何かその種の風味を入れたいと考え、ふと思いついたのが「クリスマス」というテーマでした。
その時、シュガー・ベイブ時代にトライして未完だった曲の歌い出し「雨は~」が突然頭によみがえり、歌詞はあっという間に出来上がりました。
どうせなら間奏に本物のバロックを引用してやれということになり、昔から大好きだったバッヘルベルのカノンを選んだというわけです。
スウイングル・シンガーズのスタイルを一人アカペラでやろうというのですから、難しいなんてもんじゃありません。
あそこの8小節で半日費やしました。
エンディングのコーラスは一転してアソシエイション風のアプローチですが、これは当時一世を風靡していたオフ・コースへの対抗意識からでたアイデアーです。
いくらシングルには地味だといっても、せっかく作ったクリスマス・ソングだったので、毎年末に、カラー・ビニール、ピクチャーレーベルと、趣向を変えて出していました。
それが88年から4年間にわたってJR東海のクリスマス・キャンペーンに使用されたことで急激にブレイクし、毎年チャートのベストテンにランクされるようになり、89年暮には、ついにナンバー・ワンとなりました。
おかげで、発売されてから1位獲得までの最長記録(6年6ヶ月)、ベスト・テンに再チャートされた回数の最多記録などなど、へんてこな記録を沢山持った曲となってしまいました。

どうでもいい話だが、JR東海のCMに出ていた頃の牧瀬 里穂、可愛かったなぁ(笑)
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