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ERIC TAGG_DREAMWALKIN' ◇ 2006年 02月 28日
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昨日紹介したリー・リトナー繋がりで、今日は1982年に日本のみでリリースされたエリック・タッグの3rdアルバムを紹介します。当時のキャニオン・レコードのフュージョン関連のレーベル、AGHARTAレーベルから発売されました。プロデューサーは、リー・リトナーです。
エリック・タッグとの出会いは、リー・リトナーのヒット・アルバム『RIT』でした。名曲「Is It You?」や「Mr. Briefcase」での歌声が強く印象に残っています。リトナーのプロデュースでアルバムをリリースするというのを知り、おそらくAOR色が強い作品だろうと思い購入しました。予想通りの極上のAORアルバムに仕上がっています。バックのミュージシャンもリトナーはもちろんのこと、デヴィッド・フォスター、ドン・グルーシン、エイブラハム・ラボリエル、ジョン・ロビンソン、ネイザン・イースト、トム・スコット等・・・豪華な顔ぶれですから、紛れも無いAORサウンドと言った感じですね。

01. No One There
02. Marianne (I Was Only Joking)
03. Promises Promises
04. Dreamwalkin'
05. In The Way
06. A Bigger Love
07. Crybaby
08. Just Another Dream
09. Marzipan
10. Maos De Afeto

01は、キーボードとシンセ、リトナーのギターの絡み合いと切れの良いリズムが気持ち良いナンバーです。佐藤 竹善がカバー・アルバム『CORNER STONES』でカバーしていました。
サビのメロディーの良さとコーラスの入れ方の格好良さが目立つ02。トム・スコットのソロが渋いです。
このアルバムと同じ年にリリースされたリトナーの『RIT 2』にも収められていたナンバー03。当然別バージョンになっています。これも佐藤 竹善がカバーしてました。
04も『RIT 2』に収められていたナンバーの別バージョンです。ビル・チャンプリン、リトナーとの共作で、サビはいかにもAORというメロディーです。どことなくエアプレイの作品を連想させます。
跳ねた感じのベースとシンセの音色が面白い05。
このアルバムの中でも特に好きな曲の06。夜の雰囲気に似合うナンバーです。AOR色の強い曲だと思います。間奏ではリトナーが渋いソロを聴かせてくれます。
サビまでのメロディーとサビのメロディーとのギャップが、不思議な魅力を醸し出す07。
08は、ミディアム・ナンバーで、サビの部分ではパーカッションを上手く使ってラテンぽい感じを演出しています。
いかにもリトナーらしいギターの音色で始まる09は、サビよりも歌いだしの部分の方が印象に残る不思議な曲ですね。
クインシー・ジョーンズも曲を取り上げていたブラジルの作家・イヴァン・リンスの曲です。ポルトガル語で歌っています。美しいバラード曲ですが、アレンジをあえてブラジリアン・サウンドにはしていない所が、よりこの曲の綺麗なメロディーを際立たせている気がします。

独特な声で、その歌い方はどちらかと言えばブルー・アイド・ソウル系なのではないでしょうか。甘い声なんですが、決して細くないところが絶妙です(笑)
唸る程の曲が無い反面、どの曲も味があって聴き込むほどに良さがわかってくる感じですね。ソング・ライターとしても素晴らしい才能とセンスを持ったアーティストだと思います。
AOR好きな方は、聴いて損の無いアルバムだと思いますよ。
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LEE RITENOUR_FEEL THE NIGHT ◇ 2006年 02月 27日
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私をFUSIONというジャンルの音楽に導いてくれたリー・リトナー。そんな彼の作品の中でも、聴いた回数で言うとNO.1なのがこのアルバムです。1979にリリースされ、ソロ・アルバムとしては4枚目になります。このアルバムの魅力は、リトナーのソング・ライティングの才能の高さ、幅広いジャンルに対応できる柔軟性の高いギター・プレイ、豪華ミュージシャンの結集といったところでしょう。リトナーな書くメロディーは、決して複雑なものではなく非常にキャッチーで親しみやすいです。そして今回のギター・プレイは、今まで以上に前面に出てきた感じで弾きまくっています。これほどロック・フィーリングの強いプレイは珍しいのではないかと思います。
参加しているミュージシャンは、
keyboard : David Foster / Don Grusin / Joe Sample / Dave Grusin
Bass : Abraham Laboriel
Drums : Steve Gadd
Guitar : Steve Lukather
Percussion : Steve Forman / Alex Acuna
Sax : Ernie Watts
Synthesizer : Mike Boddicker / Ian Underwood
Vocal : Patti Austin / Tom Bahler
豪華面々をバックに高らかに歌うリトナーのギターが楽しめます。

01. FEEL THE NIGHT (暗闇へとびだせ)
02. MARKET PLACE
03. WICKED WINE
04. FRENCH ROAST
05. YOU MAKE ME FEEL LIKE DANCING (恋の魔法使い)
06. MIDNIGHT LADY
07. UH OH!

ホーン・セクションにガッドのパワフルなドラミングで幕を開ける01は、今までのリトナーのアルバムでは感じなかった新鮮さを感じました。ロック色の強いギター、音のバランス的にもギターがかなり前面に出ています。デヴィッド・フォスターのクラヴィネットも効果的で、アルバムの1曲目としてインパクト充分な曲です。
ドン・グルーシンの奏でる幻想的なシンセによるイントロ、一転して軽快なテンポに乗せてリトナーが切れの良いメロディーを弾きまくる02。ドン・グルーシンとリトナーの共作です。
スティーヴ・ルカサーをリズム・ギターに使うという贅沢なナンバー03は、リトナーらしいFUSION作品でしょう。エイブのベース・ソロも聴き所のひとつです。
04は、大好きなナンバーです。リトナーのギターはもちろんですが、ガッドのドラミングの凄さには驚くばかりですね。あまり目立ちませんが、ジョー・サンプルのピアノもいかにもサンプルらしいです。後半でのエイブとガッドのソロ合戦も圧巻です。
レオ・セイヤーのヒット曲のカバー05は、POPなサウンドにパティ・オースチンのソウルフルなボーカルが素晴らしいですね。いかにもリトナーらしいカッティングやソロが楽しめます。この曲もルカサーが参加しています。
ガッド・ギターでのメロディーが美しい06。リトナーの爪弾くギターの音色は、アール・クルーを華奢にしたという感じでしょうか(笑) 夜中にしんみりと聴きたい美しいナンバーです。
最後は、ドン・グルーシンの作・編曲です。いかにもドンの曲らしくユーモラスで楽しい感じのナンバー。スティーヴ・フォアマンのパーカッションとアレックス・アクーニャのボーカル・パーカッションが印象的です。

アルバム・トータル38分弱が非常に短く感じてしまう程、中身の濃い作品だと思います。退屈な曲が無いと言うか、素晴らしい演奏、ギター・プレイに引き込まれてしまい、あっという間に1枚聴き終えてしまう感じですね。リトナーのアルバムの中で、1番自信を持ってお薦めできるアルバムです。
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音楽好きな皆さんならば、ベスト盤というものを少なからず持っている事と思います。私も結構な枚数を所有しています。ベスト盤は、まだ聴いた事がないアーティストだけど興味があり、一体どんなアルバムから聴けば良いかわからないといった場合に重宝しますね。ベスト盤のみに収録されたボーナス・トラックなんかに惹かれる場合もありますし、たまたま中古店で安く入手できたからというケースもあります(笑)
所有しているベスト盤も結構あるので、「ベスト盤」という新しいカテゴリを作って紹介してみようと思います。
最初に紹介するのは、つのだ☆ひろのベスト盤です。以前『TOWN MUSIC SPECIAL』というアルバムを紹介したんですが、その中に21というユニットがつのだ☆ひろ作曲の 「I Love Tokyo」という曲をカバーしており、良い曲だなと思っていました。ジャップスギャップスの曲という事を教えていただいたので、この曲を収録したベスト盤を購入したという次第です。

つのだ☆ひろに関しては、「メリー・ジェーン」の作曲者、歌声そしてドラマーである事位の知識しかありません。正直なところ、「メリー・ジェーン」という曲はそれほど好きではないので興味が湧かなかったのです(汗)
アルバムとして聴くのが、今回初体験となります。

01. メリー・ジェーン
02. サムデイ
03. NEVER MY LOVE
04. 噂のふたり
05. Endless Love
06. Do You Know
07. 遠い夢
08. 老いらくの恋
09. 鏡の中にローリー
10. 青い目のセシル
11. 初恋
12. アリス
13. 恋の日記
14. Lay Back
15. ジョージア・オン・マイ・マインド
16. アイ・ラブ・ユー
17. I Love Tokyo
18. Train in the dusk

この中で気になった曲は、03、04、05、14、17の5曲でした。このベスト盤には、作詞・作曲・編曲のクレジットと歌詞以外の一切の情報がありません。どういったミュージシャンによる演奏なのか、どのアルバムからの選曲なのかが不明なのです。何とも不親切なアルバムですね(笑)
注目曲は、まず04ですね。この曲は昔から知っています。須藤 薫の1983年のアルバム『Drops』に収録されていたデュエット曲で、大好きな曲なんです。須藤 薫のクリア・ボイスとつのだ☆ひろの太くソウルフルな声が不思議にマッチしています。名曲ですよ。
そして、05。この曲は、ダイアナ・ロスとライオネル・リッチーの大ヒット曲(1981年)のカバーですが、つのだ☆ひろのデュエット相手が大橋 純子です。二人の歌の上手さに魅了されますね。特に大橋 純子の歌の上手さというのは群を抜いてます。
オリジナルが聴きたかった17は、やはり好きなタイプの曲です。ただ、録音が新しい気がするので本当にオリジナル・バージョンかどうかは不明です。

購入したばかりなので聴き込めばまた印象が違ってくるかもしれませんが、曲によって好き嫌いがはっきり分かれます。しかし、ソング・ライターとして素晴らしいなと思います。
どなたか、つのだ☆ひろについて教えて頂けると助かります・・・他力本願ですね(笑)
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私の家の近所にあるBOOK OFFは、いわゆる小型店舗です。安いCDが陳列してある棚には、通常250円~750円の幅がある事が多いのですが、そのお店は250円で均一なんです。私が購入する250円のCDは、その7~8割がそのお店で購入したものです(笑)
ただ、いつもお宝が見つかる訳はありません。こまめに店に通って見つけたものが多いですね。今回紹介するアルバムは、1986年にリリースされた高中 正義のベスト盤です。サディスティックスの在籍中の音源、ビクター・インヴィテーションからリリースされた音源を集めたものです。

01. 香港戀歌
02. 今頃君は・・・
03. CLOSE YOUR EYES
04. RAINBOW
05. あこがれのセイシェル
06. MAMBO JAMBO
07. SAMBA PATI
08. BLUE CURCAO
09. THE TOKYO TASTE
10. READY TO FLY

01、02は、サディスティックスの1stアルバム『SADISTICS』からのボーカル曲です。01ではラジとデュエットしています。チャンキーな雰囲気の曲。02は、Driving Musicとして最適な軽快なPOPチューンです。2曲とも作詞は高橋 幸宏。
03は、名盤『WE ARE JUST TAKING OFF』からのナンバー。夏の夕暮れの浜辺をイメージさせる心地良いナンバーです。後藤 次利のベースが地味なんですが印象的です。
04は、1978年にリリースされた教則CD的な企画アルバム『ON GUITAR』より。高中のオリジナル曲で、軽快なFUSIONという感じですね。
05は、サディスティックスの唯一のライブ盤『Live Show』の中からの曲。高中の1stソロ・アルバムに「憧れのセーシェル諸島」として収録されていました。ツイン・ドラムの贅沢なリズムに乗って、高中のギター、後藤のベース、今井のローズが気持ち良さそうに歌っています。
06、07は、再び『ON GUITAR』からのナンバーです。06は、お得意のマンボ・スタイルです。 ここで聴けるギターは、いかにも高中らしいスタイルですね。07は、サンタナのカバー曲です。
名曲08は、『ON GUITAR』にも収録されていますが、イントロ部で「ノるぞ!」という掛け声の入る『WE ARE JUST TAKING OFF』バージョンが収録されています。
CITY POPの名曲09は、何故この曲を高中のベスト盤に収録したのか疑問が残りますが・・・。
『SADISTICS』からのナンバーですが、この曲はやはりラジの『HEART TO HEART』に収録されているバージョンを聴いてみて下さい。しかし、お洒落な曲というのがぴったりなナンバーです。
最後は、『Live Show』からの選曲です。この曲も2ndソロに収録された名曲であり、代表曲の一つと言えるナンバーですね。ライブならではの迫力があります。

1986年にリリースされたと言うことは、高中人気に便乗してビクターが出したのではないかという気がしますが・・・どうなんでしょうか(笑)
でも、キティ時代以降のベスト盤は数多いですが、ビクター音源で選曲も良いですし、そして何より250円で入手できたのですから不満なぞある訳がありません。
探せば安く良いアルバムが入手できるのですから、音楽好きにはありがたい事です。
BOOK OFFに感謝せねば!
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ACOUSTIC GUITAR SUMMIT ◇ 2006年 02月 24日
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今回紹介するコンピレーション・アルバムは、様々なジャンルのギタリストによるアコースティック・ギターのプレイを集めたアルバムです。2003年にリリースされました。生楽器だけにアーティストの個性や感性が、ダイレクトに音に反映されています。そして、楽器・弦・弾き方によって、まさに十人十色といった感じのサウンドを楽しめるのがアコースティック・ギターの魅力のひとつかもしれませんね。

01. RIO FUNK / Lee Ritenour
02. AGHARTAへの道 / J&B featuring 角松 敏生
03. Orson's Restaurant / Kapono Beamer
04. After the Rain / 森園 勝敏
05. Azure / 天野 清継
06. Happy Christmas / 安藤 まさひろ & みくりや裕二
07. 野生の風 / Ulisses Rocha
08. Blue Cloud / PINK Cloud
09. RAINBOW / Lee Ritenour
10. Moonlight Serenade / 吉川 忠英
11. DANCE WITH ME / Earl Klugh
12. Platypus / GONTITI
13. HAWAIIAN VILLAGE / 秋山 一将
14. GREENSLEEVES / Jeff Beck

マーカス・ミラーのファンキー・ベースがご機嫌な01は、全編アコギ演奏のアルバム『In Rio』からのナンバーです。リトナーって幅広いジャンルをそつなくこなす器用なギタリストですね。
梶原 順と浅野 祥之のユニット・J&Bに角松 敏生が加わり、アコギ3本のみで演奏される02は、角松が作った覆面バンド・AGHARTAのアルバムに収録されていたインスト・ナンバーのカバーです。
ハワイのセッション・ギタリスト、カポーノ・ビーマーの03は、角松 敏生の作曲・プロデュース作品で『Pacific Coast Jam』に収録されていたナンバー。打ち込みがいかにも角松らしい曲です(笑)
04は、85年にリリースされた『4:17p.m.』より。森園の弾くアコギが結構好きなんです。どことなくエレキ的な技法を使っているような独特な感じが良いです。
天野 清継自身も出演していた「ピース・ライト・ボックス」のCM曲として有名な05。天野の出世作です。
THE SQUAREのデビュー当時のメンバーだった二人による05は、ジョン・レノンの名曲を実にシンプルながら美しい演奏を聴かせてくれます。アルバム『Water Colors』より。
ブラジル出身のギタリスト、ウリーセス・ローシャの奏でる07は、今井 美樹のヒット曲(筒美 京平作曲)。軽快なサンバ調に仕上がっています。
パキパキ言わせながらアコギを弾いてるのが、いかにもCharらしい08。
再びリトナーのナンバー09は、ドン・グルーシンの作曲による美しいメロディーの曲。アルバム『In Rio』から。
日本のスタジオ・ミュージシャンでアコギと言えば、やはり吉川 忠英でしょう。この10は、名曲中の名曲をアコギ1本で、しっとりと聴かせます。
真打登場です(笑) アール・クルーの11は、もはや名詞代わりとも言えるナンバーですね。名盤『Finger Painting』より。
お馴染みギター・デュオ、ゴンチチのナンバー12。彼等のテクニックは本当に素晴らしいですね。
超が付くテクニシャン、秋山 一将の13。ダイレクト・カッティングのレコーディング、いわゆる1発録りでこういう演奏が出来る事自体恐ろしいです(笑)
最後を飾るのは、ジェフ・ベック。68年のアルバム『truth』からのナンバーで、アコースティック・ギターをプレイしているのも珍しいですが、弾いてる曲もトラディショナルというのも面白いですね。

それぞれのギタリストのテクニックを聴き比べるのも面白いですし、単純にBGMとして聴くのも良いというアルバムだと思います。ただ、惜しいのはリトナーの曲が2曲収録されていますが、出来れば1曲は別のアーティストだったらなと思いますね。まだまだ沢山良いギタリストがいますから・・・。贅沢な愚痴なんですけどね(笑)
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郷 ひろみ_SUPER DRIVE ◇ 2006年 02月 23日
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私くらいの年齢になると、御三家と呼ばれていたアイドル、郷 ひろみ・西城 秀樹・野口 五郎をデビュー時代からリアル・タイムで知っている訳ですが、この中でも郷 ひろみが1番の苦手でした(笑)
あの独特な声で「♪僕たち男の子~、君たち女の子~♪」と歌われてもなぁ・・・という感じでした。しかし、妹が郷 ひろみのファンでして、せっせとシングルやアルバム等を買い揃えておりました。ある日妹が買ってきたアルバムを見ると、なにやらケバケバしいイラスト・ジャケット。何気にジャケット裏を見てびっくり!どこかで見たような外人達がそこに・・・。妹よりも先にアルバムを聴いてしまったという記念的アルバムです(笑)
1979年にリリースされたアルバムですが、アルバム全曲の演奏が24丁目バンドだったのです。
Guitar : Hiram Bullock / Drums : Steve Jordan / Bass : Will Lee / Keyboard : Clifford Carterの4人の凄腕ミュージシャンが集まった24丁目バンド、この4人の演奏(ストリングスやホーンは入りますが)でアルバムは制作されています。全曲のアレンジが萩田 光雄、エンジニアが吉田 保、ジャケット・イラストが横尾 忠則という豪華な面々の手によって作り出されたアルバムなのです。
アイドル歌手のアルバムだからと侮ってはいけないと思い知らされた1枚です。

01. 朝陽のプロローグ
02. マイ・レディー
03. WANNA BE TRUE
04. 地平線の見える時
05. SOMEONE LIKE YOU - 君に似た誰か-
06. FEEL LIKE GOIN' HOME -夢が住む街へ-
07. 夜遊び
08. 入り江にて
09. 哀愁ニューヨーク
10. LONELY NIGHT

01は、林 哲司お得意の歌謡ポップ路線のナンバーです。サビのキャッチーなメロディー・ラインはさすがです。
シングル・ヒット曲の別バージョンの02。24丁目バンドの演奏がはじけてます。
切れの良いFUNKYなナンバー03は、萩田 光雄の作曲。ハイラム・ブロックのギター・ソロが聴き所です。ウィル・リーも太い音出してます。
芳野 藤丸作曲のラテン色の強いナンバー04。
ビリー・バンバンの菅原 進の作曲05は、かなり美しいメロディーを持ったバラード曲。クリフォード・カーターのオルガンが印象的です。
シティ・ポップ路線全開の06は、林 哲司の曲。この手の曲を書かせたら抜群です。
チャンキー・ポップといった感じの07は、メロディーだけ聴いていたら細野 晴臣の曲みたいな雰囲気ですが、芳野 藤丸の作曲。
Light Mellowのコンピレーション・アルバムでも取り上げられた名曲の08は、林 哲司の作曲です。実にメロウという形容詞がぴったりな曲。
アコースティック・ギター大活躍のブルース調のナンバーの09。この曲も驚いた事に菅原 進の作曲なのです。
R&BにJAZZを上手く融合させたような渋い10。ストリングスのアレンジがかなり複雑で面白い曲ですね。

この時代は、ニュー・ミュージックが音楽シーンの中心で歌謡曲は下火の状態だったように思います。アイドル歌手と呼ばれていた人達が、ある意味真剣に音楽に取り組み始めた頃とも言えるのではないでしょうか。郷 ひろみのこの頃のボーカルは、まだまだという感じがしますが、歌というものに真剣に取り組んでいるという意気込みが感じられて好感の持てる1枚です。
郷 ひろみへの苦手意識が希薄になった1枚でもありました(笑)
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70年代半ば以降の日本の音楽シーンにおいて、このグループ無しにJ-POP、とりわけシティ・ポップは語れませんね。恐るべき音楽集団です。73年にキャラメル・ママとしてスタートして以来、ミュージシャンとして常に先頭に立つばかりでなく、アレンジャー、プロデューサーとして素晴らしい才能を持ち合わせた4人組。細野 晴臣、鈴木 茂、林 立夫、松任谷 正隆という素晴らしいアーティストが、それぞれの個性で作り上げた傑作が1975年にリリースされた『キャラメル・ママ』です。70年代半ば以降に活躍していた日本人アーティストのアルバムのクレジットに、彼等の名前が載っていない事は無いといってもいい位でしょう。
このアルバムは、メンバー4人がそれぞれのプロデュース作品を2曲ずつ持ち寄った形をとっています。2曲のみメンバー全員の共同制作になります。今聴いてみると、時代を先取っていた事がよくわかりますね。

01. CARAMEL RAG
02. CHOPPERS BOOGIE
03. はあとぼいるど町
04. 月にてらされて
05. CHOO CHOO GATTA GOT '75
06. SHE IS GONE
07. ソバカスのある少女
08. JACKSON
09. YELLOW MAGIC CARNIVAL
10. BALLADE OF AYA

松任谷作曲、ティン・パン・アレーのプロデュースによる01は、タイトル通りのラグ・タイム。短いインスト曲。
出ました!1975年頃にこんなベースを聴かされたら、そりゃ驚きますよ。林 立夫のプロデュース作品で作詞・作曲も林自身の02。後藤 次利の為のような曲ですが、他にも今井 裕、ジョン山崎、高中 正義、桑名 晴子等を迎えての素晴らしいセッションになっています。
タイトルからして松本 隆の作詞だとわかる03は、鈴木 茂のプロデュース作品です。
04は、ユーミン作詞、松任谷 正隆の作曲・プロデュース作品でメキシカンなナンバーです。コーラスに山下 達郎、大貫 妙子が参加しています。
細野 晴臣のプロデュース作品で、途中に三木鶏郎作曲の「僕は特急の機関士で」という曲をうまく取り入れて作られた鉄道マニアが喜びそうなナンバーですね(笑)
林 立夫プロデュース作品の06は、AOR風なナンバーでジョン山崎がボーカル、コーラスが桑名 正博、晴子兄弟という渋いナンバー。
シティ・ポップの見本のようなボッサ・ナンバー07。名曲ですね。やはり南 佳孝の声にこの曲はよく似合います。多くのアーティストにカバーされています。
カントリー・ロック調の08は、松任谷プロデュース。山下 達郎のコーラス・アレンジが雰囲気出ています。
細野 晴臣の十八番とも言えるチャンキーなナンバー。この時に初めてYELLOW MAGICという名前が使われたのではないでしょうか。細野氏はスティール・ドラムとかマリンバも上手いし、ギターもこなすという器用な人ですね。後にMANNAというアーティストのデビュー曲にもなりました。
細野 晴臣作曲、ティン・パン・アレーのプロデュース作品の小曲です。全ての演奏を松任谷 正隆一人によるものです。

このアルバムは、オムニバスだと思って聴くのが1番楽しめると思います。そういうアルバムなんですね。
「コンセプトなんて堅苦しい事は考えず、楽しんで聴いてくれ!」と言われているような気がします。
何かの節目に聴きたくなる不思議な魅力たっぷりのアルバムです。
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ブラジル音楽については、詳しい事はあまり知りません。しかし、セルジオ・メンデスの名前は知っていました。詳しい経歴や彼の音楽を沢山聴いている訳でもありませんが、ブラジル音楽、特にサンバとジャズの融合と言われているボサ・ノヴァを広く世界に広めた貢献者であろう事は理解できました。1979年にたまたま購入したブラジルのアーティスト・ジルベルト・ジルの『NIGHTINGALE』というアルバムが好きでよく聴いていたんですが、そのアルバムのプロデューサーがセルジオ・メンデスでした。その頃からプロデューサーとして注目していたのですが、1983年にリリースされた『SERGIO MENDES』を初めて聴いた時は本当に感動しました。

このアルバムを聴いて凄いなと思ったのは、全9曲の中にセルジオ・メンデスは1曲も曲を書いていない事。関わっているのは、アレンジと演奏のみなんですね。それでいてアルバムとしてのトータル的なバランス、完成度の高さ、そしてブラジル音楽ファンのみならずAORファンさえ唸るような作品を作ってしまうのは、彼が素晴らしい音楽プロデューサーの証のような気がします。

01. VOODOO
02. NEVER GONNA LET YOU GO (愛をもう一度)
03. MY SUMMER LOVE
04. CARNAVAL (恋のカーニヴァル)
05. RAINBOW'S END (虹を求めて)
06. LOVE IS WAITING
07. DREAM HUNTER
08. LIFE IN THE MOVIES
09. SI SENOR

ブラジル版アース・ウィンド&ファイアーと言った感じの01は、お馴染みJerry Heyのホーン・アレンジが冴えた1曲です。間奏でのErnie Wattsのサックス・ソロが渋いですし、象の泣き声に似せたシンセの使い方が面白い曲です。
AORファンを唸らせた名曲02。Barry MannとCynthia Weilのヒット・メーカーの作品で、実に良い曲です。バラードのお手本と言えるナンバーですね。全米4位のヒットになったそうです。
03は、何とも不思議な魅力を持った曲です。このアルバムで1番好きなのが、実はこの曲なんです。乾いた土の匂い、焼け付く太陽、空を翔ける鷲、そんな事を感じてしまいます。
何とも陽気なサンバ曲が04です。実に楽しそうに演奏や歌っているのが伝わってくる曲で、嫌な事なんか忘れさせてくれるような、そんな曲ですね。テンションを上げたい時に最適ですよ(笑)
サビまでのメロディーはミディアム・バラード調ながら、サビでは明るい感じになるポップな親しみやすい05。全米52位を記録したという事です。
リズムがダンサブルながらも、どこかにブラジルの息吹を感じるソウルフルなナンバー06。Michael Sembelloのギター・カッティングが気持ち良い曲です。
07は、インスト・ナンバー。Louis Johnsonのベース、Teo Limaのドラムというリズム隊が素晴らしい働きをしています。
サビ以外は地味な感じの08ですが、聴き込むと不思議に味のある曲です。最初の頃は好きではなかったんですが、最近はそうでもなくなってますね。
ブラジリアン・サウンドとスパニッシュが混合したようなインスト・ナンバー09は、Paul Jackson.Jrの独特なギターとシンセ・サウンドがニール・ラーセン風だったり、ストリングスを上手く使った面白いFUSIONサウンドになっています。

実に飽きのこないアルバムです。だからこその名盤なんでしょうね。
今年の夏に1枚如何ですか?
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DAVE GRUSIN_・・・ONE OF A KIND ◇ 2006年 02月 20日
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FUSIONを語る上で絶対にはずす事の出来ない人物。それがデイヴ・グルーシンではないでしょうか。プロデューサー、アレンジャー、キーボード・プレイヤーとしてFUSIONというフィールドで常に一線で活躍しただけでなく、映画音楽の世界においても優れた作品を残しています。そして新しい優れたミュージシャンを見出し、世に送り出すという目的でGRPレーベルを設立するという、まさにFUSION界を牽引してきたと言っても過言ではないでしょう。
そんなデイヴ・グルーシンのアルバムと言えば、名盤『MOUNTAIN DANCE』を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、私が大好きなアルバムを今回紹介します。
1977年に発表された『・・・ONE OF A KIND』です。お気付きの方もいらっしゃるかも知れませんが、アルバム・ジャケットの写真はCDのものではなく、アナログ盤ジャケットです。こちらのジャケットの方が愛着があるもので・・・(笑)

01. Montage
02. Playera
03. Modaji
04. The Heart Is A Lonely Hunter
05. Catavento
※ 曲順は、アナログ盤の順番です。

CD化された時に、ジャケットのみならず曲順も変わりました。アナログ盤で長年親しんできているのでCDの曲順には馴染めません(笑)アナログ盤の曲順で紹介させていただきます。

9分を超える大作の01は、グルーシンのピアノ、ローズ、シンセの絡みが面白くて、タイトルのモンタージュ(合成)がぴったりな感じな曲です。アンソニー・ジャクソンとフランシスコ・センテーノというダブル・ベース、スティーヴ・ガットの脅威のドラミング、デイヴ・ヴァレンティンのフルート等聴き所満載の名曲です。
ピアノ組曲「スペイン舞曲集」の中の作品という02。美しいピアノのテーマが印象的ですが、ロン・カーターのベースとグローバー・ワシントン.Jrのソプラノ・サックスが哀愁漂うメロディーをより一層美しく引き立てます。
03は、私の大好きなナンバーです。いろんなアーティストにもカバーされている名曲。親しみやすいメロディーと、グルーシンが奏でるローズとグローバー・ワシントン.Jrとのユニゾンが魅力です。
邦題「愛すれど心さびしく」という04は、同名映画の主題歌です。作曲はもちろんデイヴ・グルーシン。グルーシンとロン・カーターの二人の演奏とストリングスのみですが、実に美しい曲です。
ブラジル出身のピアニスト、ミルトン・ナシメントの作品という05は、軽快で明るいサンバ調のナンバーです。ラルフ・マクドナルド、スティーヴ・ガットの打楽器隊が大活躍する曲で、やはりガットというドラマーはまさに怪物ですね(笑) ラテン系のフルートを吹かせたらNo.1のデイヴ・バレンティンのフルートも素晴らしいです。

このアルバムには、FUSIONの花形楽器であるギターは使用していません。それでいて、こんなアンサンブルを聴かせてくれるグルーシンのアレンジの見事さには言葉もありません。
ぜひ1度聴いてみて欲しい1枚です。特にキーボード関係のFUSIONの好きな方はぜひ!
そして、上に書いた曲順で1度聴いてみて下さい。結構良いですよ。
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昨夜、会社帰りに近所のBOOK OFFに立ち寄り、お馴染みの250円~のコーナーを眺めていると面白いCDを見つけたので購入してみました。それがこの"TOWN MUSIC SPECIAL"という2枚組のCDです。
もちろん値段は250円です(笑)
ジャケット裏を見ると、DISC 1が以前紹介した21-twenty oneが6曲収められていました。そのうち4曲は、やはり以前紹介したアルバム『GREETING』にも収録されていた曲でしたが、残り2曲はアルバムにも収録されていなかったのでこの2曲が聴いてみたくて購入した次第です。
購入時にDISC 2のAloha Brothersというユニットかグループの6曲が収められていましたが、グループ名も知らなかったので特に気にも止めずにいました。
ところがです!家に帰りCDを開けてみてびっくりでした。このAloha Brothersというユニットは、杉 真理・村田 和人・嶋田 陽一のユニットでした。しかも、全曲二人が関わって作られたオリジナル作品だったのです。この時点であまりのラッキーな出会いに喜んでいたのですが、CDをよく見てみるとNot For Saleと書いてあるではないですか!! 非売品だったようです。
非売品を250円という値段を付けて売ってしまうBOOK OFF、恐るべきですね(笑)

中開きのジャケットに書いてあるのを読んでみると、91年4月からJ-WAVEの「DENKA J-WAVE TRIAL」という番組で、J-POPの往年の名曲を21がカバーしたものとAloha Brothersが制作したオリジナル曲を毎月交互に6曲ずつOn Airしていたらしいのです。このアルバムはその6曲ずつ計12曲を2枚のCDにしたもののようでした。おそらくプレゼント用にでも制作されたものではないでしょうか。

DISC 1. 21-twenty one
01. 真夜中のドア (オリジナル:松原 みき)
02. No.No.Boy (オリジナル:ザ・スパイダース)
03. 砂浜 (オリジナル:杏里)
04. Moonlight Surfer (オリジナル:石川 セリ)
05. I Love Tokyo (オリジナル:つのだ☆ひろ)
06. オン・ザ・ユニバーシティー・ストリート (オリジナル:竹内 まりや)

アルバム未収録だった05は、つのだ☆ひろの作品のようですがオリジナルを知りませんので比較出来ませんが、英語詞でボーカルを斉藤 誠と村田 和人が交互に取り、サビで山根 栄子がコーラスで加わるといった形です。ウェスト・コースト・ロック風な仕上がりです。
06は、竹内 まりやの2ndアルバムの冒頭を飾った曲です。アレンジが原曲とは全く違うロック色の強いもので、サザン・ロックのような仕上がりです。山根 栄子、斉藤 誠、村田 和人が交互にメロディー・パートを歌っています。結構好きなアレンジです。

DISC 2. Aloha Brothers (杉 真理 、村田 和人&嶋田 陽一)
01. 君のいないRainy Day
02. Pakaloloは愛の言葉
03. 遥かなるエルドラド
04. 神様のプレゼント (Vocal : 詩子)
05. パリの風の中 恋は消えゆく
06. 幻のスコットランドガール

注目のこのディスクのコンセプトは、世界各地の音楽をモチーフに制作されたオリジナル・ソングです。
01は、4ビート・ジャズです。声質の独特な二人がハモリを聴かせてくれるのか楽しみだったんですが、違和感はありません。実に気持ち良いです。JAZZという事はアメリカがモチーフでしょう。
02は、ウクレレやスチール・ギターが心地よいハワイアン・ソング風です。南国の風のような二人のハーモニーが素晴らしい曲。
メキシカン・ミュージック風な03。杉 真理というアーティストは「~風」という曲を書かせたら、この人の右に出る人はいないでしょう(笑) 目の前に乾いた砂漠とサボテンが浮かびます。
ゴスペル、ドゥ・ワップ調な04は、杉 真理の最近出たベスト盤に収録されていたようです。この曲は、メイン・ボーカルを詩子、杉 & 村田はドゥ・ワップ・コーラスに徹しています。モチーフはやはりアメリカなんでしょう。
バンド・ネオンの音色が、タイトル通りのパリを連想させます。シャンソンの匂いのする曲です。
最後は派手です。 シンセによるバグ・パイプ演奏やギター・サウンドがブリティッシュ・ロック風なPOPナンバー。この曲の作曲には、二人の他に松尾 清憲が加わっています。曲のあちこちにビートルズっぽいところが出てくるのもいかにも彼等らしいです。

昨日は、思いも寄らない買い物が出来て良かったです(笑)
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