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村田 和人_GO POP ◇ 2006年 11月 30日
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来る12月6日のムーン・レーベル時代の5枚のアルバムが紙ジャケ、リマスター、ボーナス・トラック付きでの再発が楽しみな村田 和人。村田 和人には、夏のイメージが強いですが、ちゃんとクリスマスに関連した曲も作っています。今回紹介するのは、そんなクリスマス関連曲を含んだアルバムで、通算6枚目でムーン・レーベルから東芝EMI/イーストワールドへ移籍第一弾となったアルバム『GO POP』です。1988年のリリースです。

東芝EMI時代には、『GO POP』、『太陽の季節』(1989年)、『空を泳ぐ日』(1990年)の3枚のアルバムをリリースしています。私個人の感想ですが、この東芝EMI時代の作品は村田らしさをあまり感じない、音楽的につまらなかった時代だと思っています。別に楽曲自体が悪い訳ではなく、村田らしさを感じる曲もあるのですが、打ち込みを主体とした音作りやアルバム全体の楽曲の出来の良し悪しがはっきり出てしまって、アルバムとしてトータル・バランスが悪かったような気がします。きっとこの時期、村田自身も音楽の方向性で試行錯誤していたのかも知れませんね。
やはり、村田の歌にはウエスト・コーストの香り漂うバンド・サウンドが1番似合ってると思うのですが・・・。

紹介するアルバムは、ギタリスト・幾見 雅博が全曲のアレンジを手掛けています。悪くはないアレンジですが、村田らしさを引き出してるアレンジとそうでないアレンジが、はっきりと分かれてしまっているのが少し残念な感じです。

『村田 和人 / GO POP』
01. Good Morning Kiss
02. Girl The Toy
03. Sky Love
04. Aと絵札
05. 夜を越えて
06. Shining Star ~うまく言えない~
07. 水のエンペロープ
08. 10,000 Blues
09. Flying Santa Claus
10. Love Again

オープニング01は、村田節全開のメロディーと歌声に何故かホッとする爽快なポップ・ナンバーです。こういう曲が1番村田らしいですね。爽快感がありますが、冬の季節を題材にした曲です。ところどころで聴けるスラップ・ベースは、今は亡き青木 智仁です。
軽やかなポップ・ナンバー02。サビのメロディーが、ウエスト・コースト・ロック風な味わいがある1曲です。
シングル・カットされた03。すごく良い曲なんですが、何とも軽い打ち込みのリズムが物足りなくて残念です。広がりを感じるキャッチーなメロディーが印象的です。
落ち着いた大人のムード漂うナンバー04。まさにAORな曲と言えると思います。都会的で知的な感じのするアレンジがお気に入りの1曲です。
ロック色が強く、村田節が炸裂する05。村田 和人には、ウエスト・コースト・サウンドをイメージさせる曲と、その対極に都会生活を歌ったものも結構あります。これもそんな都会的な1曲です。
表現が難しい06。可も無く不可も無くと言った印象の曲ですね(笑)
JAZZYな雰囲気を持ったバラード曲07。優しいメロディー・ラインを持った曲です。
ライブで映えそうなロック・ナンバー08。こういうロック・ナンバーでの村田のヴォーカルも張りがあって素晴らしいですね。ギター・ソロがかなり格好良いですよ。
ライブでの演奏のように観客の声のSEを入れている10。その割に楽曲自体が地味なんで、なんとなくチグハグな印象を受けます。

さて、クリスマス関連曲09ですが、その曲がクリスマスっぽいかどうかはアレンジに関わってきます。そういう意味では、演奏面ではなくてタイトルと歌詞でクリスマスの曲だと気付くという感じの曲です。
クリスマスは世界中に訪れる訳で、冬・雪というイメージは日本のものですよね。この曲は南国で迎えるクリスマスといった雰囲気です。優しさに包まれたクリスマス・ソングだと思います。

次回の記事は、12月1日(11月30日深夜)になります。12月に入ったらクリスマス・アルバムも紹介していこうと思います。段々とクリスマス色を強めようと思っています(笑)
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今日は帰宅時間が遅くなってしまった為、恒例の手抜きのシングル盤紹介です(笑)
紹介するのは、1985年11月にリリースされた佐野 元春の12インチ・シングル・レコード『Christmas Time In Blue - 聖なる夜に口笛吹いて -』です。上のジャケット写真も12インチ・レコードのものです。1993年11月には、同じ収録曲でCDシングルもリリースされました。

このレコードには、何故クリスマス・ソングを作ったのかというのを綴った「ハートランドからの手紙♯15」が入っていました。それによると、特定の宗教には属していないけれど、クリスマスの日だけは神聖な気持ちになれることや、学校がプロテスタント系だったので礼拝の時間のことを思い出すと書かれています。
また、10代の頃はよくクリスマス・パーティーを開いていたけれども、自分はいつも演奏をする立場だったので、あまり楽しくなかったというエピソードも書かれています。
それでも毎年、クリスマスの時期が近づくたびに、自分でも1曲クリスマス・ソングを書いてみたいと思っていたんだそうです。それを実現したのが、このレコードという訳です。

『Christmas Time In Blue - 聖なる夜に口笛吹いて -』
01. Christmas Time In Blue (Vocal / Extended Dub Mix)
02. Christmas Time In Blue (Vocal / Original Version)
03. Christmas Time In Blue (Instrumental / Orchestra Version)

今回は、全て同じ曲なので01についてのレビューを書きます。
レゲエのリズムの乗せ、穏やかで優しい声で歌っているのが印象的です。レゲエのリズムでも十分に日本の冬のクリスマスの光景が伝わってくるアレンジと、どこかジョン・レノンにも通じるメッセージを込めた歌詞が、いかにも佐野 元春らしいセンスを感じます。聴いていて、穏やかな気持ちになれるクリスマス・ソングです。

01、02のミキシングを担当しているエンジニアは、スティーブン・スタンレーなる人物。私はよく知らなかったのですが、スライ&ロビーやB-52's等のプロジェクトを手掛けたレゲエの世界では有名なエンジニアのようです。先程も書きましたが、レゲエのリズムが嫌味に聴こえず、むしろ雪降る夜の静けさや美しさを感じさせてくれる、素晴らしいバランスのミックスだと思います。毎年、この時期に必ず聴くクリスマス・ソングです。
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浜田 省吾_WASTED TEARS ◇ 2006年 11月 28日
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浜田 省吾とクリスマス・ソング。浜田 省吾には、とても素敵なクリスマス・アルバム『CLUB SNOWBOUND』(1985年リリース)が存在します。本来ならば、このアルバムを紹介すべきなんでしょうが、実は去年の12月7日に既に紹介してしまいました(過去の記事はコチラ)。
しかし、『CLUB SNOWBOUND』に収録されていた私の大好きなクリスマス・ソング「MIDNIGHT FLIGHT - ひとりぼっちのクリスマス・イブ -」をどうしても紹介したくて、あれこれ考えて思い付いたのが、このアルバムでした(笑)

そのアルバムは、1989年にリリースされたオール・ニューバージョン・バラード集『WASTED TEARS』です。オフィシャル・サイトの浜田 省吾のこのアルバムの解説によると、30代の主人公たちのラブ・ソング集にしたいという意向もあったようです。
サウンド・プロデュースは、星 勝。星 勝らしい美しいストリングス・アレンジが印象的で、まさに大人のラブ・ソング集といった趣きですね。

『浜田 省吾 / WASTED TEARS』
01. LONELY - 愛という約束事 -
02. SILENCE
03. BREATHLESS LOVE
04. 悲しい夜
05. ロマンス・ブルー
06. MIDNIGHT FLIGHT - ひとりぼっちのクリスマス・イブ -
07. 傷心
08. もうひとつの土曜日
09. ラスト・ダンス
10. 防波堤の上

美しいストリングスで始まる01は、『J-BOY』に収録されていたバラード曲。夜の帷を下ろした街のイメージがよく出ている気がします。土方 隆行、青山 徹他3人のギタリストが参加しています。
『DOWN BY THE MAINSTREET』に収録されていた02。
『FATHER'S SON』に収録されていた03。浜省らしいキャッチーなサビのメロディーを持ったミディアム・ナンバーです。
1stソロ・アルバム『生まれたところを遠く離れて』に収録されていた04。初期の作品らしい短い歌詞と率直な言葉が印象的です。松原 正樹のギターが地味ですが、かなり渋いプレーを聴かせてくれます。
『PROMISED LAND ~約束の地~』に収録されていた05。切ないラブ・ソングです。ストレートなメロディーという印象がある曲です。町支 寛二のコーラスが美しいです。
『Home Bound』に収録されていた07。山木 秀夫(ds)、美久月 千晴(b)、松原 正樹(g)等によるJAZZYなプレイとストリングスの美しさが際立ったナンバーです。
浜田 省吾の代表曲のひとつ08。『J-BOY』に収録されていました。安田 裕美のアコースティック・ギターをフューチャーしたアレンジになっています。良い曲は、どんなアレンジにでも映えますね。
『LOVE TRAIN』に収録されていた09。歌詞やメロディーに若さを感じますね(笑)
名盤『愛の世代の前に』に収録されていた10。重厚なアレンジで独特の重たさを感じます。このアレンジは結構好きです。凍てつく冬の海を連想させるアレンジが良いですね。

そして大好きなクリスマス・ソング06は、『CLUB SURF & SNOW BOUND』に収録されていた名曲です。正直な話、クリスマスっぽいアレンジと言えばオリジナルの方に軍配が上がります。しかし、この『WASTED TEARS』バージョンもなかなかです。今にも夜空から雪が舞い降りてきそうなアレンジが素晴らしいですね。オリジナルよりも落ち着いた雰囲気が漂いますが、切なさは十分に伝わってきます。

クリスマス・ソングにはHappyな感じのものと、この歌のように「ひとりぼっちのクリスマス」を題材にしたものが多いですね。これからも「ひとりぼっちのクリスマス」がテーマの曲が、何曲か登場する予定です(笑)
今回紹介した『WASTED TEARS』も素晴らしいアルバムですが、クリスマス気分を楽しみたいのならば迷わず『CLUB SURF & SNOW BOUND』をお薦めします。以前書いた記事は、アナログ盤ミニ・アルバムですが、収録曲に違いはありません。まだ聴いた事が無い方は、ぜひ聴いてみて下さい。良いですよ!
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平松 愛理_MY DEAR ◇ 2006年 11月 27日
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今回紹介するアルバムは、平松 愛理の出世作とも言える3rdアルバム『MY DEAR』です。リリースされたのは1990年12月でした。もちろん全曲、平松 愛理の作詞・曲ですし、プロデュースも彼女自身が手掛けています。ミックス・エンジニアに吉田 保というのも嬉しい限りです。

このアルバムは、彼女の代表曲「部屋とYシャツと私」が収録されている事や、清水 信之の素晴らしいアレンジ・ワークを堪能できる素晴らしい作品なんですが、個人的には素晴らしいクリスマス・ソングが収録されていて、思い入れの強いアルバムです。曲解説でじっくり書きますが、このクリスマス・ソングのアレンジが素晴らしく、数あるオリジナルのクリスマス・ソングの中でも1位、2位を競うくらい大好きなアレンジです。
シングルも3枚切られていますし、「部屋とYシャツと私」が収録されていますので、聴いた事がある方も多い作品ではないでしょうか。

『平松 愛理 / MY DEAR』
01. 月のランプ
02. 君にしとけば良かったなんて
03. エレベーターアクシデント
04. 悲しくて悲しすぎて
05. ベージュのパンプス
06. 部屋とYシャツと私
07. ファーストクリスマスイヴ
08. MY HONEY
09. 最後の音符
10. Roseの花束
11. 素敵なルネッサンス

4枚目のシングル曲01。TV番組のエンディング・テーマとして使用されていましたね。明るい曲調のポップ・チューンです。平松 愛理自身がアレンジしている一人多重コーラスも素晴らしいですね。
ボッサ調の02。微妙な女心を歌った曲です。どちらかと言えば夏向きの曲です。
キャッチーなメロディーと、結構ハードなアレンジが印象的な03。清水 信之のセンスの良さを感じます。コーラス・ワークも素晴らしく、大好きな曲のひとつになっています。
萩田 光雄のアレンジによる切ないバラード曲04。曲のタイトル通り、悲しすぎる曲ですね。
ホーン・セクションが効果的に使われているポップ・チューン05。
彼女の代表曲としてお馴染みの06。歌詞カードを読むと、気恥ずかしくなるような歌詞なんですが、彼女が歌うと嫌味な感じが全くしないのが不思議ですね。可愛らしい女性になりきって、歌っている感じがします。凄い歌詞を書くものですね。
平松 愛理自身がアレンジを手掛けている08。何と言っても山下 達郎ばりの多重コーラスが印象的な曲。
EPOの作品のような明るく健康的なポップ・ナンバー09。清水 信之のアレンジが一層EPOっぽさを感じさせるのかも知れませんね。
何とも淋しいバースデイ・パーティーを歌った曲10。
5枚目のシングル曲で、やはりTV番組のエンディング・テーマとして使用されていた11。キャッチーなメロディーでシングル向きと言えるポップ・ソングです。

さて、最後にクリスマス・ソングの07を紹介します。彼氏と過ごす初めてのクリスマス・イヴ、幸せ気分一杯の気持ちを歌った曲です。可愛らしい歌詞とメロディーの曲ですが、何と言っても萩田 光雄のアレンジが素晴らしいですね。まさにプロの仕事という感じです。
萩田 光雄と言えば、70年代に山口 百恵や太田 裕美などを手掛け、歌謡曲の世界を代表する名アレンジャーです。とにかくこの曲でも、歌詞の雰囲気にぴったりなアレンジで、聴いていると空から本当に粉雪が散ってくる、そんな気さえしてくるアレンジです。数あるクリスマス・ソングのアレンジの中でも大好きなアレンジ曲です。
冬の夜、空を見上げながらウォークマンで聴いて欲しいなと思う曲です。特に女性にはお薦めのクリスマス・ソングです。
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桑田 佳祐プロデュースによるサザンオールスターズの紅一点、原 由子の1stソロ・アルバム『はらゆうこが語るひととき』を紹介します。
サザンオールスターズの3枚目『タイニイ・バブルス』と4枚目『ステレオ太陽族』との間の時期(1981年4月)にリリースされました。このアルバムがリリースされた翌年、桑田 佳祐と結婚しましたね。

クリスマス企画も継続中ですから、もちろんクリスマス・ソングも当然収録されています(笑)
このアルバムの特徴を一言で言うなら、ごった煮。POPS、JAZZ、昭和歌謡、民謡等の様々な音楽スタイルを取り入れた、バラエティに富んだアルバムになっています。
私は、1981年のこのアルバムがリリースされた当時、アルバムを聴いて感じた率直な感想は、原 由子のヴォーカリストとしての可能性と桑田 佳祐のソング・ライティングの才能の豊かさでしたね。はっきり言ってハチャメチャなんですよ。でも決して悪い意味ではありません。おそらく、プロデューサー・桑田 佳祐は、原 由子の可能性を探る意味もあって、様々な曲を用意したんじゃないかと思ってます。アルバムとしての纏まりは感じませんが、新鮮でインパクトは十分でした。

『原 由子 / はらゆうこが語るひととき』
01. My Baby Shine on Me
02. おしゃれな女(Sight of my court)
03. I LOVE YOU はひとりごと
04. しっかりJhon-G
05. うさぎの唄
06. がんばれアミューズ
07. いにしえのトランペッター
08. Loving You
09. 幸わせなルースター
10. Last Single X'mas

桑田の書いたポップ・チューン01。アルバムの冒頭を飾るに相応しい明るい曲調です。斎藤 誠のギターで参加しているおかげで、サザンとは違ったサウンドになっています。
斎藤 誠の作詞・曲によるボッサ調の洒落たナンバー02。これは良い曲です。こういう曲調に原 由子の声は、よく似合う気がします。
昭和歌謡ムード満点の03。こんな曲は桑田にしか書けませんね。しかし、こういうスケベな歌詞を女性に歌わす桑田も桑田ですが、平然と歌ってしまう原 由子も恐ろしいですね(笑) 大体オカマのナレーション入りの曲なんて、他にありますか?恐ろしい話ですが、シングル・カット曲です。
原 由子の作詞・曲による04。なかなか面白い曲ですね。どことなく哀愁のあるメロディーで、フォーク・ソングっぽいところもあり、癒し系の曲と言えるかも知れません。
作詞/関口 和之、作曲/宇崎 竜童による05。もうこれは立派な民謡ですね。不思議に原 由子の歌声にぴったりと嵌っているのが面白いです.
自分所属事務所の社員、役員の事を歌った06。作詞は桑田、作曲は桑田とジャズ・ピアニストの八木 正生の共作です。八木 正生によるスウィング・ジャズ風アレンジがお洒落ですが、それにしても自分の会社の役員に意見するような歌を作って、歌わせてしまうという怖いモノ知らずの桑田が恐ろしいです(笑)
07も06と同じく作詞が桑田、作曲が桑田・八木のコンビによる4ビート・ジャズ風なナンバー。途中で桑田のサッチモの物真似が聴けます。
原 由子作詞、演奏しているメンバーで作曲したポップ・チューン08。キャッチーなメロディーで、好きな曲のひとつです。ウエスト・コースト風なサウンドが爽やかで、原 由子の声質を活かした曲だと思いますね。
02の短いインストに続く09は、原 由子の作詞・曲のナンバーです。ウエスト・コースト・ロックやサザン・ロックの影響を感じるロック色の強い曲です。

さて最後は、クリスマス・ソング10です。作詞/桑田 佳祐、作曲/桑田 佳祐、八木 正生、編曲/八木 正生による美しいメロディーとJAZZYなアレンジが印象的なクリスマス・ソングです。毎年クリスマスが近くなると必ず聴きたくなるナンバーです。この曲のタイトル「Last Single X'mas」というのも意味深だと思いませんか?この曲のレコーディングの時には、桑田と原は結婚することが決まっていたんじゃないかと思います。だから「独身最後のクリスマス」になったんでしょうね。

オリジナルのクリスマス・ソングというのは、歌詞やメロディーももちろん大事ですが、それらしい雰囲気を出すアレンジが凄く重要なファクターだと思っています。
そう言った意味では、このアルバムのクリスマス・ソング10は八木 正生のアレンジが大きい役割を担っていると思います。アレンジャーというのは難しい仕事ですね。

次回は、オリジナルのクリスマス・ソングの中でも大好きなアレンジの曲を紹介しようと思っています。
お楽しみに(笑)
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竹内 まりや_MORNING GLORY ◇ 2006年 11月 25日
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クリスマス企画第2弾は、山下 達郎が登場すれば当然この人も登場してもらわなければ・・・という訳で、今回は竹内 まりやの企画モノのアルバム『MORNING GLORY』(1990年)を紹介します。

このアルバムは、言わばベスト盤です。選曲されている曲の作曲、あるいは編曲にご主人である山下 達郎が携わっているものを集めたものです。彼女の1stアルバム『BEGINNING』から5thアルバム『Portrait』の5枚の中から選ばれた12曲で構成されています。

『竹内 まりや / MORNING GLORY』
01. 夏の恋人
02. 涙のワンサイデッド・ラヴ
03. ブルー・ホライズン
04. ドリーム・オブ・ユー ~レモンライムの青い風~
05. さよならの夜明け
06. Every Night
07. MORNING GLORY
08. ラスト・トレイン
09. 悲しきNight & Day
10. リンダ
11. ウエイトレス
12. Special Delivery ~特別航空便~

曲名を見て、「何処にクリスマス・ソングが入ってるんだ?」と思っている方もいるでしょうね。でもちゃんと1曲、クリスマスにちなんだ曲が入っています。
それでは曲紹介を・・・
1stアルバム『BEGINNING』に収録されていた01。作詞・作曲/山下 達郎、編曲/アル・キャップスによるミディアム・バラード曲です。デビュー・アルバムとは思えない程、堂々と歌っている竹内 まりやが印象的です。E.Guitarはお馴染みリー・リトナーです。
竹内 まりやお得意の3連バラード曲02。作詞・曲/竹内 まりや、編曲が達郎です。キーボード以外の楽器を達郎一人で演奏しています。コーラスは達郎・美奈子コンビです。初期の作品ではかなり好きな曲です。2nd『UNIVERSITY STREET』から。
同じく『UNIVERSITY STREET』からの03。作詞/大貫 妙子、作・編曲/山下 達郎です。達郎らしいメロディー、アレンジの曲ですね。
『UNIVERSITY STREET』に収録されていたヒット・シングル曲04。清涼飲料水のCMソングでした。作詞/竜 真知子、作曲/加藤 和彦、編曲/山下 達郎です。この曲は、やはり達郎、美奈子、まりやによるコーラス・ワークが素晴らしいです。
3rdアルバム『LOVE SONGS』からの05。作詞/竹内 まりや、作曲/山下 達郎、編曲/ジーン・ペイジ。フリューゲル・ホーンが美しいナンバーです。
4thアルバム『Miss M』からの06。作詞/アラン・オデイ、作曲/山下 達郎、編曲/ジェイ・グレイドン&デヴィッド・フォスターという贅沢なナンバー。達郎自身もセルフ・カヴァーしています。
達郎が名盤『FOR YOU』でセルフ・カヴァーしていてお馴染みの07。この曲も『Miss M』から。
個人的に大好きな08は、5thアルバム『Portrait』から。作詞/大貫 妙子、作・編曲/山下 達郎による軽快なポップ・チューンです。初期の村田 和人のサウンドにも通じる達郎のアレンジが、実に気持ち良いナンバー。
『Portrait』からの09。作詞・曲/竹内 まりや、編曲/山下 達郎です。これも02同様、キーボード以外は全て達郎一人です。コーラスは達郎とEPOですが、このコンビのコーラスも実に相性が良いですね。
親友のアン・ルイスに捧げた竹内 まりやらしい作風の3連バラードの名曲10。達郎らしいギターとコーラスが光る1曲です。達郎のコーラス無しでは成立しない曲でしょうね。『Portrait』から。
作詞/竹内 まりや、作・編曲/山下 達郎の11。同じく『Portrait』から。

そして、最後の12がクリスマスに関連した曲です。大好きな曲で、クリスマスが近づくと必ず聴く1曲なんです。作詞・曲/竹内 まりや、編曲/山下 達郎です。何とも可愛らしいアレンジが達郎らしくないとも思えるナンバーで、海の向こうにいる恋人へ想いを歌ったものです。アレンジがクリスマスを感じさせてくれますし、曲の最後に「Santa Claus is comin' to town」の一節も聴こえてきます。ほのぼのと暖かい気持ちになれるクリスマス・ソングです。

竹内 まりやには、他にもクリスマス・ソングを歌ったものがあるのですが、また別の機会に紹介することになると思います。
こうやって毎日、クリスマス・ソングを探しながら、そして聴きながら記事を書いていると否が応でもクリスマス気分が盛り上がってきますね。まだ1ヶ月もあるというのに・・・(笑)
明日はBOOK OFFにでも出かけて、クリスマス関連のアルバムでも探す事にします。
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山下 達郎_ON THE STREET CORNER 2 ◇ 2006年 11月 24日
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今日から、12月24日にクリスマス・イブまでの1ヶ月間、クリスマス関連の曲を収録したアルバム・シングル曲を紹介していこうという無謀企画の第1弾です(笑)
記念すべき1回目に紹介するアルバムは、山下 達郎の全編ア・カペラで制作された『ON THE STREET CORNER』シリーズの第2弾、1986年にリリースされた『ON THE STREET CORNER 2』です。

今でこそ、一人多重録音によるコーラスをやっているアーティストは結構いますが、元祖は山下 達郎ですね。そもそもライブで披露する為にコツコツと作り、ストックしていたものをアルバムの形にしたものが1980年に発表した『ON THE STREET CORNER』でした。
やはり、達郎のコーラスは素晴らしいですね。第一人者としての風格さえ感じます。聴いていると簡単そうに聴こえますが、最初の頃は相当な苦労もあったのではないかと思います。一人で何度もコーラスを重ねていく時に、1番きを使うのはブレス(息継ぎ)らしいです。このブレスのタイミングが合わないと、聴いた時に耳障りになるのだそうです。このブレスのタイミングを合わせる為に、達郎自身が指揮棒を振る姿をVTRに収め、コーラスの録音時にそのVTRを見ながらブレスのタイミングを合わせていたという話を聞いた事があります。拘りの達郎らしいエピソードですね(笑)

『TATS YAMASHITA / ON THE STREET CORNER 2』
01. AMAPOLA
02. TEN COMMANDMENTS OF LOVE
03. SO MUCH IN LOVE
04. MAKE IT EASY ON YOURSELF
05. MY MEMORIES OF YOU
06. CHAPEL OF DREAMS
07. YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW
08. I ONLY HAVE EYES FOR YOU
09. SILENT NIGHT
10. WHITE CHRISTMAS

今回、このアルバムを選んだのは、もちろんクリスマス・ソング09、10が収録されているからなのですが、もう1曲私にとって忘れられない、思い入れの強い曲が収録されているからなのです。今回は、その曲にまつわる思い出話を書かせてもらいます。
その思い出の曲とは、07の「YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW」です。
1974年にスタイリスティックスが大ヒットさせたフィラデルフィア・ブラック・ミュージックの代表曲とも言える名曲ですね。邦題「誓い」としてお馴染みのナンバーです。
実は今から18年前、この曲を結婚披露宴のキャンドル・サービスの時に使用したんです。その式場は、披露宴で使用するBGMをプロデュースしてくれる音響会社がありまして、披露宴で使用する曲を自分達で選曲出来るシステムでした。もちろん、音楽好きの私は全ての曲を自分で選びました。しかも、ほとんどの曲を日本人アーティストの歌モノにしました。これは、音響会社の人にも珍しいと言われましたが・・・(笑)
キャンドルの灯りのみの暗い会場の中に響き渡る達郎のコーラス。音響も素晴らしい施設でしたので、テーブルを回りながらも達郎のコーラスに全身鳥肌が立ってましたね(笑)
ところが、キャンドル・サービスは意外と時間がかかります。メイン・キャンドルの辿り着く頃には曲も終わってしまいます。同じ曲を繰り返し流してくれるのかなと思っていたら・・・音響会社の方の粋な計らいがありました。
「YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW」がフェード・アウトしていく頃、メイン・キャンドルに辿り着いたのですが、その絶妙なタイミングで達郎の「I LOVE YOU Part 1」(BIG WAVE)が流れ出したんです。このセンスの良い、音響会社の計らいにまた鳥肌が立ちました。
そんな事がありまして、とても思い入れの強い曲なんです。オリジナルよりもこの達郎のア・カペラ・ヴァージョンが今でも大好きなんです。

本題のクリスマス・ソングは09、10の2曲です。この2曲は、フォー・フレッシュメンのスタイルに代表されるオープン・ヴォイシング(和音構成)による男性4部コーラスで、達郎自身もこの2曲で初めて実現した一人ア・カペラ・コーラスだという事です。
09の「SILENT NIGHT」は、「きよしこの夜」として知らない人はいない位有名な賛美歌ですね。
10の「WHITE CHRISTMAS」は、1942年の映画「HOLIDAY INN」の主題歌として、ビング・クロスビーが歌ってアカデミー主題歌賞を獲得した、もはやクリスマスのスタンダード・ナンバーですね。そして、史上最も売れたレコードという記録を持っていたと思います。
とにかく2曲ともクリスマスの定番曲ですので、これからも何回も登場すると思いますが、ご容赦下さい。そうでないとこの企画が続きませんので・・・(笑)
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唐突ですが、皆さんはX'masがお好きですか?
来年、年男の50歳間近のおっさんが「何言ってるの?」とお思いでしょうが、お付き合い下さい(笑)
私自身、X'mas自体が好きだとか嫌いだとかという事は無いのですが、11月下旬からX'masまでの約1ヶ月間の街の雰囲気が大好きなのです。

街中がX'masイルミネーションに包まれ、あちこちから聴こえてくるX'masソング。寒い季節ですが、空気は乾燥して澄んできます。すると、一層イルミネーションが煌びやかに輝きます。夏場よりもはっきりと綺麗に見える夜空の星・・・。
12月に入ると、街はより活気に溢れてきます。楽しそうにウインドウ・ショッピングを楽しむカップルがいたり、買い物袋を一杯抱えたお姉さん達がいたり、忘年会帰りの少し千鳥足で、楽しそうに騒ぎながら歩いているサラリーマンがいたり、賑やかな街の雰囲気とは無縁とばかりに、コートの襟を立ててポケットに手を入れ、ひたすら家路を急ぐおじさんがいたり。
そんなX'masの近づいた街の雰囲気が大好きなんです。

そして、私のような平凡なサラリーマンにとって12月と言えばやはりボーナスですね(笑)
支給される金額に一喜一憂はあるものの、ボーナスという言葉の響きは心を暖かくしてくれます。そんな単純な理由なんですが、11月下旬からX'mas迄の約1ヶ月の期間が好きなのです。

音楽好きにとっても、街のあちこちから聴こえてくるX'masソングもたまりません。X'masソングは、期間限定の音楽(別に夏に聴いても構わないのですが・・・汗)というのが良いですね。
X'masソングも素晴らしい楽曲数多く存在します。そんな素晴らしいX'masソングを1番似合う季節に聴くという贅沢・・・。

そんな事を考えていたら、ある企画を思い付きました。
次回の記事(11月24日分)から12月24日のクリスマス・イブ迄の1ヶ月の間、紹介するアルバムやシングル曲を全てX'masに関連したものにしようと・・・(笑)
X'masソングばかり集めたコンピ・アルバムやX'masソング(カヴァー、オリジナル曲を含めて)が収録されているアルバム等、1ヶ月の間毎回紹介してみようと思います。
正直、自分でX'mas関連のアルバム、シングル曲をどのくらいの枚数を所有しているのか把握出来ていません。本当に思い付きです。ですから、クリスマス・イブまでもたない可能性の方が高いです(笑)
その時は、どうか暖かい目で見守って頂けると嬉しいです。

次回の記事からチャレンジしてみます。果たしてどうなるか・・・。不安と楽しみが入り混じってますが、とりあえず頑張ってみます。

突っ込みのコメントや思い入れのあるX'masソングの紹介コメントは大歓迎ですので、遠慮無く書き込んで下さいね。よろしくお願いします。
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AB'S_AB'S-2 ◇ 2006年 11月 23日
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今回紹介するのは、AB'Sが1984年にリリースした2ndアルバム『AB'S-2』です。AB'Sは、芳野 藤丸(g)、松下 誠(g)、渡辺 直樹(b)、安藤 芳彦(key)、岡本 敦男(ds)という6人組のユニットです。以前、当ブログでも1stアルバム『AB'S』を紹介しました。
メンバー全員がスタジオ・ミュージシャンでもあるので、その確かな演奏技術はもちろん、曲作りにおけるセンスも素晴らしいものがあります。作詞は全て安藤 芳彦、そして安藤を除くメンバー全員が作曲しています。

1983年にリリースした1stアルバムで、既に完成度の高いアルバムを制作していましたが、ライブ活動等を経てより一層バンドとしてのポテンシャルを上げてきたのが、この『AB'S-2』と言えるかも知れません。都会的で洒落たサウンドと心地良いファンキーなグルーヴ、それが彼らの真骨頂と言えますね。今回のアルバムはロンドンでレコーディング。プロデュースは、AB'Sと山下 達郎作品でもお馴染みの小杉 理宇造です。

『AB'S / AB'S-2』
01. Destination
02. Japanese Punkish Girl
03. Morning Dew
04. Just a Rainy Blues
05. Flight 007
06. One Night In Moscow
07. Correspondence
08. Do You Remember Me?

タイトなリズムで始まる01は、芳野 藤丸の作曲。彼らしいキャッチーなメロディーを持ったグルーヴ感溢れるナンバーで、重厚なリズムに対し、軽快なギター・ワークという絶妙なバランスを持った曲ですね。
松下 誠作曲による02。スカ風なリズムが特徴で、松下のヴォーカルもファルセットを上手く使っていて、聴きやすいポップ・ナンバーに仕上がっています。
渡辺 直樹の作品03は、朝焼けの雰囲気がよく出ている爽快感溢れるナンバーです。どことなくプログレっぽいアレンジですが、渡辺 直樹のハイトーン・ヴォイスが実に心地良い1曲です。コーラス・ワークも凝っています。
芳野 藤丸作曲による04は、そのメロディーがSHOGUN時代の曲を彷彿させます。いかにも藤丸らしい曲と言える曲だと思います。親しみやすいメロディーを書かせたら、メンバーの中で1番でしょうね。間奏でのギター・ソロも格好良いです。
岡本 敦男作曲による05は、独特なメロディー・ラインが面白い曲です。都会的なアレンジとサウンドが印象的です。
渡辺 直樹作曲の06。とにかく渡辺 直樹ベースのプレイと素晴らしいヴォーカルが光るナンバーです。彼はヴォーカリストとしても素晴らしい才能がありますね。
松下 誠作曲の07。タイトなリズムをベースにした洒落たアレンジは、まさにAORな世界です。派手さはありませんが、さすがにギターのリフやカッティングの入れ方が格好良いの一言です。
軽快なギター・カッティングで始まるファンキーなナンバー08は、芳野 藤丸の作曲です。ここでも藤丸節全開のメロディーを聴く事が出来ます(笑) アルバム中で1番好きなアレンジが、実はこの曲なんです。

ファンキー、ロック、ブルース、プログレ、ニュー・ウェイヴ等、様々なスタイルを上手く取り込んだアレンジと、その演奏技術はやはり素晴らしいですね。演奏だけでなく、メンバー全員が歌えて、コーラスも出来るというのはやはり強みですね。ヴォーカルを一人で固定してしまうと厭きも出てくる場合もありますが、このグループはそんな心配は無いですね。それぞれが個性的なヴォーカル・スタイルを持っていて、非常にバランスが良いです。

正直なところ、私がAB'Sを聴いていたのはこの2ndまでなんです。3rd以降は聴いていません。と言うのも、このアルバムをリリース後に松下 誠が抜けてしまったので、興味が薄れてしまいました。おそらく3rdアルバムも良いとは思うのですが、松下 誠のいないAB'Sというのがどうもしっくりこなかったですね。機会があれば3rdアルバム以降も聴いてみたいとは思っていますが・・・。
演奏技術に耳を傾けるも良し、素晴らしいコーラス・ワークを楽しむも良し、歌そのものを堪能するのも良し、いろんな楽しみ方が出来る素晴らしいグループです。未聴の方は、ぜひAB'Sを体験して欲しいなと思います。
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GEORGE HARRISON_ALL THINGS MUST PASS ◇ 2006年 11月 22日
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2001年11月29日、喉頭ガンで58歳の生涯を終えたジョージ・ハリソン。もう5年も経ってしまったんですね。
中学生時代、ビートルズに明け暮れた日々。ビートルズが解散して間もなく中学に進学したので、リアル・タイムで聴いてきた訳ではありませんが・・・。
ビートルズとの出会いは大きかったですね。今このような音楽の話題を中心としたブログをやっているのも、大袈裟かも知れませんがビートルズに出会った結果なのかなとも思います。

そんなビートルズの中で1番好きだったのが、ジョージ・ハリソンでした。別に格好良いとかではなくて、何故か彼の作った曲が好きだったですね。中学生時代、少ないお小遣いを貯めてビートルズのアルバムを買い漁ったのですが、アルバムを聴いた最初の頃は、ポールやジョンの作品が良いなぁと思うのです。しかし、繰り返し聴き込むとジョージの作った曲が妙に耳に残って、いつしかジョージの曲ばかり聴いてました。『WITH THE BEATLES』の「DON'T BOTHER ME」から、そんな感じでしたね(笑)

今回紹介するのは、いつも11月になると聴きたくなるジョージ・ハリソンの大傑作『ALL THINGS MUST PASS』です。ビートルズが解散して間もない1970年にリリースされた大作です。LP3枚組なんて当時の中学生のお小遣いでは買えません。翌年の正月にお年玉を握りしめてレコード屋へ走った記憶があります(笑)
ビートルズとして活動していた頃から、きっと沢山の曲を書き、ストックしていたに違いありません。しかし、ビートルズのアルバムに収録されるジョージの曲は、1~2曲という暗黙の了解みたいなものがありました。ビートルズ解散後、ジョージがその鬱憤を晴らすかのように、一気にLP3枚のも及ぶ大作を作りあげたのも頷けます。
プロデュースは、ジョージと敏腕フィル・スペクターの二人ですし、参加しているミュージシャンも
エリック・クラプトンを筆頭に、リンゴ・スター、ジム・ゴードン(ds)、クラウス・ブーアマン、カール・ラドル(b)、ゲイリー・ライト、ビリー・プレストン(key)、デイヴ・メイソン(g)、バッドフィンガーという顔ぶれ(抜粋です)です。サウンド自体にフィル・スペクターの色を感じるアルバムですね。

『GEORGE HARRISON / ALL THINGS MUST PASS』
Disc.1
01. I'd Have You Anytime
02. My Sweet Lord
03. Wah-Wah
04. Isn't It A Pity (Version One)
05. What Is Life
06. If Not For You
07. Behind That Locked Door
08. Let It Down
09. Run Of The Mill
10. Beware Of Darkness
11. Apple Scruffs
12. Ballad Of Sir Frankie Crisp (Let It Roll)
13. Awaiting On You All
14. All Things Must Pass

Disc.2
01. I Dig Love
02. Art Of Dying
03. Isn't It A Pitty (Version Two)
04. Here Me Lord
05. Out Of The Blue
06. It's Johnny's Birthday
07. Plug Me In
08. I Remember Jeep
09. Thanks For The Pepperoni

曲数が多いので全曲レヴューは出来ませんが、Disc.1の01~04迄の流れは、いつ聴いても厭きがこないですね。まったりとした感じが大好きなボブ・ディランとの共作曲01や盗作騒ぎのあった(結局裁判で負けましたが)全米No.1曲02。
ロック色の強い03に続いて、大好きなナンバー04。04はジョージの繊細さを感じる、ジョージらしい曲だと思ってます。
明るくポップで、ギター・リフが印象的なヒット・シングル05。
南国ムード漂うボブ・ディラン作品06。
聴きようによってはハワイアンみたいな07。
ヘビーなサウンドと軽めなサウンドの対比が面白い08。
ホーン・セクションを上手く使ったフォーキーな09。
バングラデシュ・コンサートでも輝いていた曲10。
カントリー風な11も大好きな曲です。
リズム・アレンジが大好きな13ですが、演奏自体はバングラデシュ・コンサートの方が圧倒的に格好良かったですね。
Disc.2に移って、ブルースの香り漂う01やファンキーなアレンジにジョージらしいメロディーの組み合わせが面白い02。歌謡曲っぽく聴こえるのが不思議です(笑)
05以降はジャム・セッションを中心としたものです。歌ものに比べるとほとんど聴いてませんね。アナログ盤で言うなら、聴いていたのは1枚目と2枚目ばかりだったですね。しかし、この2枚はそれこそ擦り切れるという言葉が、決して誇張ではないくらい聴きました(笑)

私の所有しているCDは、輸入盤です。2001年にリマスター盤が発売されましたが、ジャケットに色が付いてしまって何だか馴染めません(笑)
このアルバムのジャケットは、やはりカラーでない方が好きです。音も正直なところ良くないのですが、逆に当時のアナログ盤を聴いているようで懐かしさで胸が一杯になります。
音の良い方が絶対に良いのですが、むやみにリマスター盤に飛びつけない自分がいます。あの時代の、あの音。そしてあの時代の、あの音に夢中になっていた自分。そんな思い出を大事にしたいのでしょうね、この歳になってくると・・・(笑)
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