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南 佳孝_SEVENTH AVENUE SOUTH ◇ 2006年 12月 31日
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今年も残すところ、あと1日となりました。ブログを始めて1年3ヶ月。去年の今頃とは比べ物にならない位、多くの人に訪れて頂いてます。本当に皆さんに感謝の気持ちで一杯です。
本当に今年1年、ありがとうございました!
出来る限り毎日アルバムを紹介しようと頑張ってますが、本来怠け者なので何度となくさぼりたい衝動に駆られました(笑) しかし、毎日沢山の方が訪れてくれるのが励みになって頑張れました。
今年の締め括りにどんなアルバムを紹介しようかと悩みましたが、来年4回目の年男という事もあって渋い大人のアルバムを選びました。
南 佳孝が1982年にリリースした通算7枚目のアルバム『SEVENTH AVENUE SOUTH』を紹介します。

このアルバムはニューヨーク録音で、集まったミュージシャンも豪華です。リック・マロッタ(ds)、トニー・レヴィン(b)、デヴィッド・スピノザ(g)、ウォーレン・バーンハート(key)、ラルフ・マクドナルド(per)、デヴィッド・サンボーン(sax)という名手が顔を揃え、リズム・アレンジにレオン・ペンダーヴィス、ストリングス・アレンジと指揮にニック・デカロなのですから、悪いアルバムな訳がありません。まさに大人のポップスが展開されています。

『南 佳孝 / SEVENTH AVENUE SOUTH』
01. COOL
02. SCOTCH AND RAIN
03. MOONLIGHT WHISPER
04. 夏服を着た女たち
05. 天文台
06. DOWN BEAT
07. HOME TOWN
08. 波止場
09. 口笛を吹く女
10. SKETCH
11. CHAT NOIR

いきなりデヴィッド・サンボーンのアルト・サックスの独奏で始める01。1曲目からJAZZYなバラードなんて渋すぎます(笑) ニック・デカロのアレンジのストリングスは実に美しいですね。
南 佳孝らしいメロディーに、ニンマリしてしまう02。ハーモニカのソロとスピノザのギター・ソロに聴き入ってしまうナンバーです。
名曲03。南 佳孝の本領発揮といった感のあるナンバーです。この手の曲を歌わせたら、右に出る人はいませんね。この曲もスピノザのギターが良いです。
マイク・マイニエリのゲストに迎え、JAZZYな香り漂うナンバーに仕上げた04。マイニエリのヴァイブとウォーレン・バーンハートのピアノに注目です。
パーカッションを中心にしたハチロクのバラード曲05。夜空を眺めながら聴きたい、そんな1曲です。マイク・マイニエリがマリンバで参加しています。
テンポがあり、ポップなナンバーの06。ホーン・セクションとトニー・レヴィンのスティック・ベースが良いですね。
軽いポップ・ナンバーの07は、爽やかな風を感じるようなナンバーです。スピノザのアコースティック・ギター・ソロで気持ち良さが倍増です(笑)
渋いボッサ・ナンバー08。こういう曲を嫌味無く、渋く歌える事と大人の為の音楽を作り続けている南 佳孝に脱帽です。
レオン・ペンダーヴィスがリズム・アレンジで、井上 鑑がストリングス・アレンジという09。やはりニック・デカロとは一味違うストリングスですが、素晴らしいアレンジだと思います。
南 佳孝が自らアレンジした英語詞の10。スピノザと南 佳孝のアコースティック・ギター2本を中心にした短い曲ですが、なかなか渋いです。
トニー・レヴィンのアレンジが渋い11。トニー・レヴィンのベースが光る曲で、好きなナンバーのひとつです。

シングル・ヒットを狙えるようなインパクトのある曲は無いのですが、どの曲も渋い佳曲が揃っています。とにかく演奏が良いですね。その演奏と南 佳孝のヴォーカルが良い具合にフィットしていて、実に聴いていて気持ちの良い1枚です。アレンジャーのレオン・ペンダーヴィスの功績が大きいと思います。レオンは、吉田 美奈子の『Light'n Up』でも素晴らしいアレンジを手掛けていますので、こちらも機会があれば聴いてみて欲しいです。

ニューヨークの地名と南 佳孝の7作目のアルバムなので『SEVENTH AVENUE SOUTH』というタイトルになったとか・・・。何と洒落てますね。
今年の最後に相応しい洒落たアルバムが紹介出来たと思うのですが如何でしょう?(笑)

最後に、当ブログを訪れて下さった皆さん、コメントを頂戴した皆さん、今年1年本当にお世話になりました。ありがとうございます。
来年もまた懲りずに自分勝手に好きな音楽を紹介していきますので、良かったら覗いてやって下さい。
それでは皆さん、良いお年をお迎え下さい。
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寺尾 聰_Re-Cool Reflections ◇ 2006年 12月 30日
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今回紹介するアルバムは、今月の20日に発売された寺尾 聰の『Re-Cool Reflections』です。今から25年前の1981年に発売された『Reflections』のリメイク・アルバムです。アルバム収録曲の曲順も同じで、アレンジャーに井上 鑑を起用しているのも同じです。レコーディングに集まったミュージシャンも、全く同じではありませんが井上 鑑のサウンドを支えてきたメンバーが集まっています。

このアルバムを聴いて驚かされたのは、まず寺尾 聰の声が変わっていない事ですね。アレンジが変わってもボーカルの重ね録りによる、その歌声は25年前とほとんど変わっていませんね。さすがに髪の毛は白くなりましたが、顔立ち自体はそんなに変わっていないような気もします。芸能人というのは凄いもんですね(笑)
井上 鑑のアレンジも見事ですね。オリジナルのイメージを残しつつも、遊ぶ所は遊んでいて大人の余裕を感じます。1981年の『Reflections』が気負いを感じる印象ですが、今年の『Reflections』は大人のゆとりで作られたという感じがしますね。聴いていて実に楽しいですね。オリジナルに思い入れの強い方は、尚更楽しんでいるのではないでしょうか・・・。

『寺尾 聰 / Re-Cool Reflections』
01. Re-Cool HABANA EXPRESS
02. Re-Cool 渚のカンパリ・ソーダ
03. Re-Cool 喜望峰
04. Re-Cool 二季物語
05. Re-Cool ルビーの指環
06. Re-Cool SHADOW CITY
07. Re-Cool 予期せぬ出来事
08. Re-Cool ダイヤルM
09. Re-Cool 北ウィング
10. Re-Cool 出航 SASURAI
11. ルビーの指環 1981

エリック・ミラーのスティール・パン、アレックス・アクーニャのパーカッション、ヴィニー・カリウタのドラムという贅沢なリズムに、今 剛のギター、高水 健司のベースという豪華な面子による01。オリジナルよりもはるかにキューバンな感じが気持ち良いですね。
コーラスにゴスペラーズを迎え、遊び心溢れるアレンジの02。目立ちませんが、山木 秀夫のスネア・ドラミングが見事です。
割りとオリジナルに忠実なアレンジの03。鶴谷 智生のドラムは初めて聴いたのですが、結構良くて好みです。三沢 またろうのパーカッションが曲を引き立ててます。
04は、前半のパート部はオリジナルのイメージを残したアレンジになっていますね。今回のバージョンの方がより哀愁が漂っている感じで、メロディーにぴったりな感じがします。間奏のフリューゲル・ホーンに続く後半パートは、思い切りJAZZYなプレイに変わって寺尾のヴォーカルもスウィングしているのが心地良いです。
大ヒット曲05。個人的にそんなに好きな曲ではなかったのですが、今回はカリウタのドラミングと今 剛のギター、村田 陽一を始めとしたホーン・セクションが加わり、オリジナルよりもFUNKY色が強くなっています。こちらの方が私好みです(笑)
名曲06。寺尾 聰との出会いの曲でした。藤原 道山の尺八が、都会的なこの曲に違和感無く溶け込んでいるのが面白いですね。ドラムは林 立夫というのも嬉しいです。
オリジナルよりも数段、リズムの切れの良い07。軽快なナンバーです。
08も大好きな曲のひとつなんですが、オリジナルよりも渋い仕上がりで、説得力が増した印象があります。
どことなく暗い感じのメロディーに、ロック色の強いアレンジという組み合わせが、オリジナルよりもはるかに新鮮に感じる09。今 剛のギター・ソロが堪能出来ます。
これまた名曲10。寺尾の曲で1番好きな曲です。ドラムレスで美しいストリングスと今 剛のアコースティック・ギター、井上 鑑のエレピのバランスが素晴らしいですね。
オリジナルのアレンジに忠実に演奏された11。どうしてもこのアレンジだと歌謡曲っぽく感じてしまいますね。メロディー自体が歌謡曲風なので、05のようなアレンジの方が面白くて好きです。

このようなアルバムを企画し、リリースしたというのは実に面白いですね。やはり良い曲は、いつの時代においても、どんなアレンジでも良い曲なんですね。特に今回は大人の余裕と言うのか、肩の力が抜けたリラックス・ムードの演奏と歌が逆に曲にパワーを与えているような気がします。他のアーティストも同じように、過去の好きなアルバムを丸ごとリニューアルしたらきっと面白いかも知れませんね。今月1番のお気に入りの1枚になってます。
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人志松本のすべらない話 ◇ 2006年 12月 29日
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今朝、朝1番の飛行機で大分から東京へ。昼頃会社へ戻り、事務処理や溜まった書類を片付けて午後3時から納会。今年1年の仕事を無事終えました。忙しい1年でしたね。
明日からは家の大掃除です(笑)

今回のネタは、久しぶりのDVDネタです。年末年始のTV番組の多くはバラエティー番組ですが、本当に面白い番組というのはそうはありませんね。
やはりせっかくの正月気分ですから、本当に楽しく笑えるものを観たいというのが私の正直な気持ちです。そんな時に観るのが大好きなダウンタウン関連のDVDですね。『ガキの使いやあらへんで!!』の罰ゲーム・シリーズや今回紹介する『人志松本のすべらない話』なんかは大好きでよく観ます。

今回紹介するのは、その『人志松本のすべらない話』の1と2です。フジテレビで数ヶ月に1回深夜に放送されている番組です。内容は、出演しているお笑い芸人達がサイコロを振って、出た目に書かれた名前の芸人が本当にあった面白い話を披露するというシンプルな番組ですが、シンプルなだけに面白いですね。実は明日(29日深夜)にも放送されます。
DVDは既に2枚発売されています。第一弾は、第1回放送分と第2回放送分が収録されています。出演は、松本 人志、千原 ジュニア(千原兄弟)、ほっしゃん。、宮川 大輔、河本 準一(次長課長)、佐田 正樹(バッド・ボーイズ/第1回のみ)、黒田 有(メッセンジャー/第2回のみ)。
第二弾は、第3回放送分と第4回放送分が収録されており、松本 人志、千原 ジュニア(千原兄弟)、ほっしゃん。、宮川 大輔、河本 準一(次長課長)、ケンドーコバヤシ、高橋 茂雄(サバンナ/第3回のみ)、川島 明(麒麟/第3回のみ)、有田 哲平(くりぃむしちゅー/第4回のみ)、矢作 兼(おぎやはぎ/第4回のみ)。

話の内容は細かく書きませんが、とにかく笑える話が多いのは確かです。私個人的に面白かったのは、第2回の放送に登場したメッセンジャーの黒田の話でした。信じられない極貧の子供時代の話等を聞かせてくれるのですが、1番笑ったのはお母さんの痔の話。これはもう腹を抱えて笑ってしまいました。決して作り話ではないから、余計に面白いです。
お笑いの好きな人にはお薦めです。1年の締め括りを笑って終るというのも良いのではないでしょうか?(笑)
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年末だというのに・・・ ◇ 2006年 12月 26日
クリスマスを終え、今年も残すところあと6日。仕事収めが28日なので、仕事をするのはあと3日です。
なのに、明日から2泊で九州・大分へ出張です。28日午後に会社に戻り、そのまま納会みたいな感じです(笑) 今年は本当に仕事が忙しかった1年でした。会社の売上も好調なので、忙しいというのはありがたい話なんですけどね。

そんな訳で、27日と28日の記事と頂いたコメントの返信が出来ません。
紹介したいアルバムがいっぱいありますので、29日以降はバリバリ記事を書いていきます。
今後ともよろしくお願い致します。
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村田 和人_また明日 ◇ 2006年 12月 26日
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やっとクリスマス企画も終り、また好き勝手にアルバムを紹介していこうと思います。クリスマス企画を続けている間も、何枚かCDを購入して聴いてました。
そんな中、待ちに待った村田 和人のムーン・レーベル時代のアルバム5枚が、12月6日に紙ジャケット、デジタル・リマスター(オリジナル・アナログ・マスター使用)、ボーナス・トラック付きで発売されました。
私は・・・もちろん全買いです(笑)
アナログ盤は全部持っていたんですが、CDでは3rdアルバム『MY CREW』以降しか揃っていませんでした。1stアルバム『また明日』と2ndアルバム『ひとかけらの夏』を手に入れる事が出来たのは嬉しかったですね。今回はオリジナル発売日が1982年6月のデビュー・アルバム『また明日』を紹介します。

このアルバムを紹介する理由は、まずボーナス・トラックが5枚中で1番魅力的だったことです。どのアルバムのボーナス・トラックも魅力はあるのですが、『また明日』のボーナス・トラックは村田 和人が好きなら一聴の価値があるものだと思います。今回の再発には、村田自身のライナーノーツが付いていて、面白いエピソードが数々書かれています。このライナーを参考に、アルバム紹介をしていきましょう。

『村田 和人 / また明日』
01. 電話しても
02. WHISKY BOY
03. 想いは風に
04. LADY SEPTEMBER
05. MARLAS
06. GREYHOUND BOOGIE
07. 波まかせ風まかせ
08. BE WITH YOU
09. 終らない夏
10. 波まかせ風まかせ~REPRISE
ボーナス・トラック
11. 電話しても(デモ・バージョン)
12. LADY SEPTEMBER(デモ・バージョン)
13. MARLAS(デモ・バージョン)
14. GREYHOUND BOOGIE(デモ・バージョン)
15. 波まかせ風まかせ(デモ・バージョン)

デビュー曲01。村田の19歳の頃の作品で、3つに違う曲をくっつけたらしいです。最初は、鈴木 茂のアレンジだったのだが、山下 達郎の誘いで録音し直したという事です。山下 達郎らしいギターが印象的です。
アマチュア時代のバンド・メンバー、小野 敏の作品に村田がイントロ部とサビの部分を書いたという共作名義の02。作詞:竹内 まりや、アレンジは鈴木 茂です。笛吹 利明のアコースティック・ギターの渋い曲。
爽やかな03も19歳の頃の作品らしいです。間奏のアコースティック・ギター・ソロは村田自身。コーラスに浜田 金吾と松下 誠が参加しています。
大好きなナンバーのひとつ04。私は9月生れなので、セプテンバーという響きに弱いです(笑) 達郎らしいギターの音色と村田の声の相性が本当に良いですね。
もとはインスト曲だったという05。鈴木 茂のアレンジ曲ですが、達郎がギター・ソロ、コーラスと大活躍です。
アルバム中で最も好きなナンバーが06です。この曲の達郎のアレンジは凄いですね。自分ではまず演らないタイプの曲ですから・・・。大陸横断バスが荒野を走る感じが伝わってくる名曲ですね。ボトルネックの名手、松浦 善博のギターが最高ですね。
初めての一人多重録音によるコーラスに挑戦したという07。
井上 鑑のアレンジによる08。やはり井上 鑑のアレンジは、達郎や鈴木 茂のアレンジとは異なり、ある独特なものがありますね。分厚いコーラスは、山下 達郎、難波 弘之、椎名 和夫、浜田 金吾、松下 誠、村田 和人という豪華な面々です。
クリストファー・クロスのアイディアを拝借したという09。村田 和人らしさを強く感じる曲だと思います。鈴木 茂のギター・ソロが実に気持ち良いです。

さて、注目のボーナス・トラックの紹介です。
11は、鈴木 茂のアレンジ・バージョンです。当初は、こちらを使う予定だったらしいのですが、達郎がアレンジしたものに変更になっています。基本的な部分のアレンジは変わりませんが、ギターのカッティング等16ビートっぽい感じになっています。このバージョンもなかなか好きですね。聴き比べると楽しいですよ。
12に関しては、正直こちらのデモ・バージョンの方が好きです。やはりアレンジは鈴木 茂。達郎のアレンジ04とはかなり違います。何と言ってもコーラスのRajieが参加しています。彼女のコーラスが入るだけで雰囲気がすごく良くなりますね。
13は、05と同じオケを使用しているらしいが、達郎のギター・ソロ部がハーモニカ・ソロになっています。こちらが当初のオケだったようです。
そして14も非常に魅力的です。井上 鑑アレンジの没バージョンですが、これが結構格好良いです。カントリー・ロック色が強いアレンジで、とにかく今 剛がギターを弾きまくっています。今 剛のギターを聴くだけでも満足な1曲です。
波の音のSE入りの15。ホンキー・トンクのピアノをエレピに変えていて、コーラスも入っていないシンプルな仕上がりです。

今回、再発された5枚の中で最も得した気分だったのが、この『また明日』でした。特に11、12、14が聴けただけでも、個人的には大満足です。デジタル・オーディオ・プレーヤーにこのアルバムを入れて聴いているのですが、01の後に11を、04の後に12を、06の後に14を差し込んで全13曲のアルバムとして楽しんでます。
このアルバムが好きだった人には、ぜひ聴いて欲しいなと思います。 
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1ヶ月間続けてきたクリスマス企画も今回が最後です。思い付きで宣言してしまったものの、無事に終る事が出来て内心ほっとしています。来年は絶対にしません!(笑)

最後に紹介するクリスマス・ソングは、もはや日本のクリスマス・ソングのスタンダードと言っても過言では無い、山下 達郎の名曲「クリスマス・イブ」です。
1970年代、もし山下 達郎の音楽に出会っていなければ、所有しているレコード・CDは現在の10分の1あるいは20分の1に満たないと思います。そして、50歳に手が届くような年齢になった今、これほど音楽を聴いていることもなかったでしょう。私が70年代後半~80年代にかけてCITY POPという音楽にのめり込んだきっかけが山下 達郎だったのです。「日本人アーティストでも、こんなに格好良いオリジナルを作れるアーティストがいるんだ!」と初めて達郎の音楽を聴いた時に感動したのを憶えています。これからも山下 達郎が音楽活動を続けていく限り、聴き続けたい、聴き続けるに違いないと思っています。

1983年にリリースしたアルバム『Melodies』の最後に収録されていた「クリスマス・イブ」を聴いた時、初めて達郎の音楽を聴いた時と同じ位の感動がありましたね。
イントロ部のギター・リフ、メロディー、間奏部のバッヘルベルのカノンを引用したコーラス、どれをとっても素晴らしく、体中に鳥肌を立てて聴いていた事を思い出しますね(笑)
実はこの「クリスマス・イブ」は、去年の12月22日の記事で12インチ・ピクチャー・シングルを紹介(その時の記事はコチラ)していますから、2度目の記事になってしまいます。でも、とにかく私にとってクリスマス・ソングのNo.1ソングなのでご容赦下さい。

この曲は実に逸話の多い曲で、オフコースへの対抗意識で作られた、カノンのコーラス部わずか8小節のコーラス録りに半日費やした、発売されてから1位獲得までの6年6ヶ月という最長記録等・・・。牧瀬 里穂の出演していたJR東海のCMも強く印象に残っています。
達郎自身、カノンのコーラス8小節の録音に半日かかってしまったと述べていますが、逆に半日であれだけのコーラスを録音してしまう事の方が恐ろしいと思いませんか?(笑)

1983年6月にアルバム『Melodies』が発売され、「クリスマス・イブ」の12インチ・シングルが1983年12月にリリース。EP盤リリースが1986年11月。初のシングルCDが発売されたのが1988年の11月でした。それ以降、何度も再発されいますね。↑で紹介しているジャケット写真は、1988年11月にリリースされた8cmCDSです。おそらく最初のCDSだと思います(違っていたらすみません)。

「山下 達郎 / クリスマス・イブ」
01. クリスマス・イブ
02. ホワイト・クリスマス

今日のクリスマス・イブを皆さんは、どのように過ごされたのでしょうか?
ともあれ皆さんの健康と平和を祈りつつ、メリー・クリスマス!
今夜は寝る前に、ベランダに出てウォークマンでこの曲を夜空を眺めながら聴きたいと思います。
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山下 達郎_SEASON'S GREETINGS ◇ 2006年 12月 24日
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私が今現在で最も好きで、聴いている回数も1番多いクリスマス・アルバムが、1993年にリリースされた山下 達郎の『Season's Greetings』です。達郎の音楽が好きな人なら、皆聴いている定番の1枚かも知れませんね。クリスマス・アルバムとして紹介していますが、達郎自身はライナーで「クリスマス・シーズンあるいは冬の季節向けに選曲されたアルバム、という程度の広義なとらえ方で御聞きいただければと思います。」と語っています。でも好きなクリスマス・ソングを集めてアルバムを作りたいという想いがあったようなので、これはもう私の中では完全なクリスマス・アルバムなのです(笑)

このアルバムは、一人ア・カペラとオーケストラをバックに歌うという二つのスタイルを軸に作られていて、ヴォーカリストとしての山下 達郎を存分に堪能出来る作品ですね。ア・カペラ曲のアレンジはもちろん達郎ですが、オーケストラをバックに歌う曲4曲のアレンジは服部 克久の手によるものです。どの曲も素晴らしい完成度で、改めて山下 達郎の凄さを感じますね。

『山下 達郎 / SEASON'S GREETINGS』
01. Acappella Variation On A Theme By Gluck (グルックの主題によるアカペラ)
02. Bella Notte
03. Be My Love
04. Angels We Have Heard On High (グローリア)
05. Smoke Gets In Your Eyes (煙が目にしみる)
06. Silent Night
07. My Gift To You
08. It's All In The Game
09. Just A Lonely Christmas
10. Happy Holiday
11. Blue Christmas
12. White Christmas
13. Christmas Eve (クリスマス・イブ)
14. Have Yourself A Merry Little Christmas
15. O Come All Ye Faithful (神の御子は今宵しも)

オープニングに相応しく歌詞なしのア・カペラ曲01。18世紀のオーストラリアの作曲家・グルックが作った合唱曲だという事です。
ディズニー映画「わんわん物語」の挿入歌として有名な02。それにしても達郎の一人ア・カペラはいつ聴いても嫌味がなく、気持ち良く聴けますね。自分の声、音域等を知り尽くしているからこそ可能なアレンジ、歌なんでしょうね。
1950年の全米No.1ヒット曲03。バンドではなくオーケストラをバックに熱唱するスタイルは、今まで聴いた事が無かったのでとても新鮮だったことを憶えています。コーラスには、佐藤 竹善、Candeeこと故・高尾 のぞみ、竹内 まりやという豪華な顔ぶれが参加しています。
大好きな讃美歌のひとつである04。讃美歌106番「あら野のはてに」として有名な曲です。短くて物足りない感じがしてしまうほど、素晴らしいア・カペラ・コーラスです。達郎の数多いア・カペラ曲の中でもベスト3に入るくらい好きな曲です。
プラターズが1958年に大ヒットさせた05。もはやスタンダード曲として広く知られた名曲ですね。ヴォーカリスト・山下 達郎を堪能出来る1曲です。
コーラス・グループ、フォー・フレッシュメンのコーラス・スタイルを一人ア・カペラで実践した06。クリスマスには欠かせない讃美歌109番「きよしこの夜」です。
1988年にアレキサンダー・オニールがリリースしたソウル系のクリスマス・アルバムの名盤『My Gift To You』のアルバム・タイトル曲07。ア・カペラ曲ですが、間奏で土岐 英史の渋いソプラノ・サックスが聴けます。
ニューヨーク録音の08。アレンジはトリー・ズィトなる人物です。元アメリカ副大統領が1912年に書いたメロディーだという事です。1950年代に入り、歌詞が付けられトミー・エドワーズが歌ってヒットしたという事ですが、能書きはともかく良い曲です、確かに(笑)
ドゥー・ワップ・スタイルの09。1950年代に活躍したシカゴの黒人R&Bヴォーカル・グループのムーングロウズの作品で、達郎自身大好きな曲のようです。
黒人ヴォーカル・グループ、シェルズが1958年に発表した10。イースト・コースト・ドゥー・ワップの典型的なスタイルだとか・・・。この辺りは達郎みたいなマニアでなければ違いがわかりませんね(笑)
服部 克久のアレンジによる美しいストリングスが素晴らしい11。名曲です。60歳代~70歳代の人には、エルヴィス・プレスリーが歌ったことで馴染みがあると思います。
讃美歌111番「神の御子は今宵しも」で有名な15。これも本当に好きな讃美歌のひとつだったので、達郎のア・カペラで聴けて嬉しかった曲のひとつです。

12の「White Christmas」と14の「Have Yourself A Merry Little Christmas」は、昨日の記事でレヴューしてますので、コチラをご覧下さい。
そして13の「クリスマス・イブ」ですが、実は明日この曲についての記事を書く予定にしています。この曲のみをピック・アップして書くので、もしお時間があれば明日また覗いてやって下さいませ。

繰り返すようですが、本当に素敵なアルバムですね。選曲の良さ、アレンジの素晴らしさ、そして達郎の歌とコーラスの素晴らしさ・・・。何より各々の曲に対する達郎の思い入れが伝わってくる素晴らしいクリスマス・アルバムだと思います。私の中では、J-POP史上最高のクリスマス・アルバムだと信じて疑わない作品です。

日が昇ればクリスマス・イブですね。記事は25日(24日深夜)までクリスマス企画を続けます。
しかし、クリスマス気分はやはり日曜日がピークでしょうね。
それでは皆さん、メリー・クリスマス!!
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このCDが欲しいがためにケンタッキーのフライド・チキンを食べまくった人も多いのではないでしょうか(笑)
1999年にケンタッキー・フライド・チキンをある金額以上買うと貰えた非売品CD、『TATSURO YAMASHITA PRESENTS X'mas Songs』です。実は3枚位集めたんですが、友人にあげたりして1枚だけしか手元に残りませんでした・・・。
内容は、山下 達郎が3曲、竹内 まりやが1曲のクリスマス・ソングが収録されているCDです。達郎の曲は『Season's Greetings』(明日紹介する予定)から2曲、アルバム未収録でこのCDにのみ収録されている曲が1曲、竹内 まりやの曲は『Quiet Life』から1曲が選曲されています。もちろんアルバム未収録曲聴きたさに、胸焼け覚悟でフライド・チキンを食べまくりましたね(笑)

『TATSURO YAMASHITA PRESENTS X'mas Songs』
01. White Christmas / Tatsuro Yamashita
02. Jingle Bell Rock / Tatsuro Yamashita
03. The Christmas Song / Mariya Takeuchi
04. Have Yourself A Merry Little Christmas / Tatsuro Yamashita

1942年に制作された映画「Holiday Inn」の中でビング・クロスビーによって歌われたクリスマスの定番中の定番曲01。色んなコーラスでこの曲を聴きましたが、達郎のこのア・カペラによるコーラスが1番好きですね。何とも神聖な感じがして好きですね。
これが聴きたいが為に、頑張ってフライド・チキンを食べた02。ピアノとパーカッション、間奏のアコースティック・ギターのみというシンプルな演奏になっています。おそらくデモ・バージョン的なテイクではないかと思うのですが・・・。力の抜けてる達郎のヴォーカルが聴けます。
竹内 まりやが歌うスタンダード曲03。何回聴いても良い曲ですね。曲と竹内 まりやの声がよくマッチしています。服部 克久がアレンジ、ご子息の服部 隆之が指揮している贅沢な1曲。
スタンダードなクリスマス・ソングの中で、達郎が最も好きだと語る04。この曲も1943年のミュージカル映画「若草の頃」でジュディ・ガーランドが歌っていた曲。服部 克久のアレンジにのせて達郎が熱唱しています。

11月24日から12月24日迄の1ヶ月間、クリスマス・アルバムあるいはクリスマス関連の曲が収録されているアルバムやシングルを紹介するという、単なる思い付きで始めたクリスマス企画も今回の記事を含めて、残り3回(クリスマス・イブ当日迄)となりました。
正直なところ、あと10日間位この企画を続けられる位のストックがありました。ただ、ここで紹介する以上、自分が良いと思っているものを紹介したかったですし、カテゴリもあまり偏らないように気を配って記事を書いてきたつもりです。
残り2回は、ここで白状してしまいますが、全て山下 達郎のアルバムやシングルです。1986年リリースの『MERODIES』に収録されていた、あの名曲を初めて聴いてから達郎のクリスマス・ソングを聴かないクリスマス・シーズンは存在しません。日本人が作ったクリスマス・ソング、日本人が歌ったクリスマス・ソングでこんなに感動した事は無かったです。それ程、達郎のクリスマス・ソングは私にとって思い入れの強いものなんですね。ですから3日連続で達郎ネタになりますが、どうぞお付き合い下さいませ(笑)
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MARIAH CAREY_MERRY CHRISTMAS ◇ 2006年 12月 22日
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今回紹介するのは、マライア・キャリーが1994年11月にリリースした通算5枚目のアルバム『MERRY CHRISTMAS』です。大ヒットしたアルバムなので、ご存知の方も多いでしょう。今では、BOOK OFFでは250円コーナーで必ず見かける1枚ですね(笑)
しかし、当時の彼女の勢いがそのまま歌に出ていて、気持ち良く聴けるクリスマス・アルバムですね。特にヒット・シングル「All I Want for Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)」は、今ではクリスマス・シーズンには必ず耳にする定番曲になっていますね。

1990年代の私は、ほとんど洋楽は聴いていませんでした。その頃は、J-POPかFUSION系を中心に聴いていたんですが、そんな中で数少ない洋楽で購入したアルバムがこれでした。しかも輸入盤を購入したんで、ボーナス・トラックも入っていません(笑)

『MARIAH CAREY / MERRY CHRISTMAS』
01. Silent Night
02. All I Want for Christmas Is You (恋人たちのクリスマス)
03. O Holy Night
04. Christmas (Baby Please Come Home)
05. Miss You Most (at Christmas Time)
06. Joy to the World
07. Jesus Born on This Day
08. Santa Claus Is Comin' to Town
09. Hark! the Herald Angels Sing / Gloria (in Excelsis Deo)
10. Jesus Oh What a Wonderful Child

Loris HollandのピアノとハモンドB-3オルガンにBuddy Williamsの渋いドラミング。ゴスペル調のコーラスが雰囲気を盛り上げる01。
TVドラマ「29才のクリスマス」の主題歌で、大ヒットしたオリジナル・クリスマス・ソング02。Dann Huffのギター以外は打ち込みですが、全く嫌味の無いアレンジで楽しい雰囲気に仕上がっています。
讃美歌第二編219番で邦題「さやかに星はきらめき」として知られる03。素晴らしいマライヤの歌を堪能出来る1曲です。特に後半での高音域での歌唱は素晴らしいですね。
ピアノにGreg Phillinganes、ギターにDann Huff、ベースにRandy Jackson、ドラムにOmar Hakim、サックスにLenny Pickettという贅沢なメンバーで録音されたオリジナル曲04。オーソドックスなコーラス・ワークがとても効果的な1曲です。
オリジナル曲で、しっとりとしたバラード曲05。ストリングスの美しさが際立った曲ですね。
ゴスペル調の「もろびとこぞりて」06。この曲は実に洒落ていまして、前半は「もろびとこぞりて」なんですが、途中でスリー・ドッグ・ナイトの代表曲「Joy to the World」(同名異曲)が挿入されています。
大人数のコーラス隊をバックに歌われるオリジナル・バラード曲07。アルバムに収録されているオリジナル曲のどれもが良い雰囲気の曲が揃っていますね。
可愛らしい感じのイントロから鈴の音も高らかに楽しい感じに変わる08。パーティーのBGMに最適な1曲だと思います。
讃美歌98番「天(あめ)には栄え」と讃美歌106番「あら野のはてに」を上手く組み合わせた09。アレンジのセンスの良さと聖歌隊を思わせるコーラスが印象的です。
10は思い切りゴスペル調。マライヤの素晴らしい歌が聴ける曲ですし、アルバム中で1番ゴスペルの色が濃いナンバーですね。

改めて聴くと素晴らしいクリスマス・アルバムだと思います。アレンジも素晴らしいですし、マライヤの歌に圧倒されます。日本でも200万枚を越えるヒットだったというのが頷けるアルバムですね。もし、まだ聴いた事の無い方は、ぜひBOOK OFFへ行って下さい。こんな素晴らしいアルバムが250円程度で買えますよ(笑)
クリスマス・シーズンに聴くアルバムとして持っておいて損の無いアルバムだと思います。
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八神 純子_Christmas at Junko's ◇ 2006年 12月 21日
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今日は、仕事がハードで帰宅したのが深夜1時半過ぎ。ご飯食べて、風呂入ったら既に2時半を回りました。今回は手抜きの記事ですが、ご容赦下さい(笑)

今回紹介するのは、私の大好きな女性シンガー・ソング・ライターである八神 純子が1992年にリリースしたクリスマス・アルバム『Christmas at Junko's』です。
現在はロサンゼルス在住で、夫である音楽プロデューサー・ジョン・スタンレーと二人三脚で音楽活動を続けているようです。このアルバムもジョン・スタンレーのプロデュースで、ロサンゼルスで録音されたものです。
収録されている曲は、どれもクリスマスの定番曲ばかりです。八神 純子の歌声が好きなので、彼女が歌うクリスマス・ソングが聴きたくて購入したものです。
イメージ的には、70年代終りから80年代始め頃の張りがあって伸びのあり、透明感のある歌声を期待していたんですが、さすがに往年の迫力あるヴォーカルでは無かったですね。ただ、逆の見方をすれば落ち着いた大人の雰囲気で、ハート・ウォームな感じとも言えます。

『八神 純子 / Christmas at Junko's』
01. SLEIGH RIDE
02. JINGLE BELL ROCK
03. THE CHRISTMAS SONG
04. GOD REST YE MERRY GENTLEMEN
05. WINTER WONDERLAND
06. HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE X'MAS
07. SANTA CLAUS IS COMIN' TO TOWN
08. JINGLE BELLS
09. THE FIRST NOEL
10. SILENT NIGHT, HOLY NIGHT
11. WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS

今夜は疲労困憊の状態なので、このアルバムを聴きながら眠りにつこうと思います。
おやすみなさい。
コメントの返事は明日必ずします。すみません。
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