日本の音楽界で常にトップ・プレイヤーとして活躍し続けているトランペッター、数原 晋が中心となって結成された総勢17人のビッグ・バンド"TOKYO ENSEMBLE LAB"が、角松 敏生のプロデュースのもと、1988年にリリースしたシングル「LADY OCEAN」をお届けします。
"TOKYO ENSEMBLE LAB"はビッグ・バンドですが、総勢17名の内14名がブラス・セクションというブラス中心のバンドです。FUSION音楽自体が下火になっていた1980年代後半に、こういうバンドをプロデュースし、世に送り出した角松の当時の底知れぬパワーを感じさせます。
今夜も夜風がいつもより涼しく感じます。着実に夏の終わりに近づいているとは言え、日中はまだまだ暑い日が続きそうです。ちょっと暑苦しいサウンドではありますが、こういう曲を聴いて残り少ない夏を堪能するのも良いかもしれませんね。
「LADY OCEAN」は、同じ1988年にリリースされたTOKYO ENSEMBLE LABのアルバム『BREATH FROM THE SEASON』にも収録されていますが、シングルとはちょっと異なっています。
一体何処が違うのか判りますか?角松が好きな方や、アルバムを聴いていた人なら簡単ですね、きっと(笑)
ちなみにこの曲は当時、"MILD SEVEN FK"のCMに使われていた曲でした。
「LADY OCEAN」 / 作・編曲:角松 敏生、ブラス・アレンジ:数原 晋
"TOKYO ENSEMBLE LAB - ブラス・セクション"
数原 晋(tp)、河東 伸夫(tp)、荒木 敏男(tp)、管坂 雅彦(tp)、平原 智(a.sax)、小池 修(sax)、金城 寛文(sax)、大森 明(a.sax)
広津 誠(b.sax)、西山 建治(tb)、岡田 澄夫(tb)、平内 保夫(tb)、清岡 太郎(tb)、佐藤 潔(tuba)
Computer Programming & Keyboards : 角松 敏生
Computer & Synthesizer's Manipulator : 久保 幹一郎
Computer & Synthesizer's Manipulator : 平間 あきひこ
Keyboards : 難波 弘之
Guitar : 梶原 順