いよいよGWに突入ですね。不景気の影響なのか中には16連休という企業もあるようですが、皆さんは何日くらい休めるのでしょうか?
私は今日から8連休です。せっかくの8連休なんですが、先日の"中伊豆旅行"で散財してしまったので、おとなしく日帰りドライブを中心に、BOOK OFF廻りなんかしながらゆっくり過ごしたいと思っています(笑)
さて、今回は久しぶりに"シングル盤"を取り上げたいと思います。
紹介するのは、河合 奈保子が1987年にリリースしたシングルCD『ばらあど』です。1987年頃はシングルCDは8cm盤が主流でしたから、どちらかと言えば"ミニ・アルバム"的なシングルという感じなのかも知れません。
河合 奈保子に関しては、ファンの方には申し訳無いのですがAOR色の強い『DAYDREAM COAST』と『NINE HALF』しか聴いたことがありません。
しかし、この2枚を聴いただけでもシンガーとしての力量を十分感じることが出来ました。と同時に他のアルバムを聴いてみたいなと思っていました。
以前、記事を書くときに下調べをしていて分かったことなんですが、『NINE HALF』(1985年リリース)以降のアルバムは、収録曲のほとんどが河合 奈保子の作曲なんですね。そこでメロディーメーカーとしての河合 奈保子に興味が湧きまして、探していてみつけたのがこの『ばらあど』です。
BOOK OFFで見つけたのですが、定価に近い値段が付いており一瞬引いたんですが、曲名が魅力的でしたので購入してしまいました(笑)
プロデュースは作詞家の売野 雅勇。全曲作詞:吉元 由美、作曲:河合 奈保子、編曲:瀬尾 一三です。
『河合 奈保子 / ばらあど』
01. 十六夜物語
02. 想い出のコニーズ・アイランド
03. SENTIMENTAL SUGAR RAIN
04. ハーフムーン・セレナーデ
1987年7月にリリースされた28枚目のシングル曲01。和風テイストの歌謡曲といった趣の強い曲ですが、美しいメロディー・ラインを持っています。詞先なのか曲先なのか不明ですが、歌詞とメロディーがよくマッチしていると思います。正直なかなか良いメロディーを書くなと初めて聴いた時に感じました。美しいストリングスが印象的な1曲です。
1987年3月にリリースされた27枚目のシングル曲02。オールディーズ風3連バラード・ナンバーで、竹内 まりやの影響を感じる1曲ですね。河合 奈保子の声質は透明感があり、いわゆるクセの無い歌声なのでどんなタイプの曲でもピッタリと嵌る感じがします。和風の01とオールディーズ風の02、彼女の幅広いタイプの曲を歌えるという魅力を伝えるには良い曲順だったと思います。
詳細は分かりませんが、おそらくシングルのカップリング曲だと思われる03。個人的にはCITY POP風で好きなバラード曲です。地味と言えば地味なんですが、独特の優しい雰囲気とメロディーは聴いていて本当に心地良いです。
1986年11月リリースの26枚目のシングル曲04。スケールの大きなバラード曲です。河合 奈保子のシンガーとしての力量を感じさせる曲でもあると思います。サスペンス・ドラマのエンディング・テーマとして起用されてもピッタリきそうな感じです。この曲も02同様、竹内 まりやの影響を感じますね。真偽のほどは不明ですが、私は彼女が竹内 まりやと出会ったことの影響は計り知れない気がします。
バラード集ということもあって、当然派手な曲はありません。
ですが夜のドライブのBGMとして、気持ち良く聴ける1枚だと思います。何より歌がデビュー当時より数段上手くなっているのを実感出来ます。
1986年の14枚目のアルバム『スカーレット』以降は、河合 奈保子の作曲による楽曲がほとんどみたいですので、今度はフル・アルバムを聴いてみたいなと思っています。
私はソングライターとしての才能をバラード曲よりもテンポのある曲で感じる人なので、ぜひともテンポのある曲が聴いてみたくなりました。
もしお薦めのアルバムがあったら教えて下さると嬉しいです。
後半の歌謡曲路線からシンガーソングライター風になった頃のですね。
彼女がキャピキャピ(死語/笑)のお嬢さんから急にフェミニンな路線になり、私が少し気になりだしたのがこの頃。
といっても管理人様はその頃歌謡曲は聴いてらっしゃらない。
リアルタイムに体験できた者だけの特権ですね(笑)
話は変わりますが、最近手塚治虫の熱心な研究者の人と知り合いました。でも彼女は手塚を知ったのは死後! ネットやブログ、知識のアーカイブは今後このように活用されていくことでしょう。きっとこのサイトも。
このバラード集での河合さんのヴォーカルは素敵ですね。
こうなるとテンポのある曲の作曲センスやヴォーカル・スタイルが気になりだしました(笑)
機会があれば、この頃のアルバムを聴いてみようと思います。
私が好き勝手に音楽について書いているブログなんで、人のお役に立てるとは到底思えませんが、
少しでもお役に立てたとしたらこれ以上に嬉しいことはありません。
でもそんな人いるのかなぁ・・・(笑)
もともとピアノをやっていて、デビュー時からアーティスト指向があったようですからそこそこも曲は書いていますね。ただしテンポのある曲というのはほとんどなかったような気がしています。
ところで私は8連休ですが実質16連休みたいな感じです。
昨日、一昨日と房総に行ってきました。
中央高速・首都高・南関東自動車道で佐原-銚子で一泊、九十九里から
鴨川(ここがこんなに距離があるとは思いませんでした)-君津で一泊、
今朝早くアクアラインを通り帰って来ました。久しぶりに走りましたね。
銚子では朝陽の出も見てまま満足でした。
レスが遅くなってしまいました。すみません。
房総半島一周というのは結構距離ありますよ~。
千葉県に住んでいながら房総一周のドライブは過去に1度しか経験ありません。
どちらかと言うと、内房と外房に分けてどちらかに的を絞ってドライブするというのが多いですね。
春の南房総は花も多いですし、楽しんでもらえたのなら千葉県人として嬉しいです(笑)
さて河合さんの自作曲のミディアム、アップ・テンポの曲が気になってます。
ソングライターとしての才能を計る時にバラードよりミディアム、アップ・テンポの曲を重視するもので・・・(笑)
河合さん=しっとりした曲というのは至極当たり前って気がしますよね。
コアなファンの方の参考意見も聞いてみますが、その前に、2003年に出たJewel BOX2の解説を担当されたつのはず誠さんのページでも参考にしてみてください。
www3.point.ne.jp/~usu/naoko-jewel.html
なお、「SENTIMENTAL SUGAR RAIN」は、「ハーフムーン・セレナーデ」のB面曲です。
昨日wikipediaを策ると、想像以上に好意的な記述に目を落とし今でも
こんなに愛されているのだなと感動しました。
今自分の娘らが当時の彼女らに近い歳になりました。多感な10代、夢見た音楽ビジネスに飛び込み、精一杯の生き方を送る毎日。それでも越せない「壁」や言い足りないメッセージ。少し頭の良い子なら今の時代のように自己の言葉で「伝えたい」、そう思っただろうと想像すると胸の奥がじんときます。
本名島田奈央子でライターの道を選んだ島田奈美、リンドバーグで夢へフライトした渡瀬真樹、いずれも同時代ですがそれは「疼き」にも似た表現への「渇き」だったのかもしれません。
と、いうわけで私は転換期の河合がセルフプロデュースした「スカーレット」「水の四季」「メンバーズ・オンリー」 の3枚を推薦します。
「スカーレット」は彼女が憧れたビビアン・リーのスカーレット・オハラの生き方を基調に、アメリカン50sなポップスパレード。「水の四季」は打って変わった和風なコンセプトですがソングライトの表現力の広さに驚きました。
「メンバーズオンリー」は3作の最後の総まとめでやや地味ですが佳曲が多いです。
情報ありがとうございます。
早速参考にさせて頂きますね。
それからやはり「SENTIMENTAL SUGAR RAIN」はB面曲だったんですね~。
教えて下さって、ありがとうございました。
河合さんにしろ、岩崎姉妹にしろ本当に音楽を愛しているなと感じますね。
アイドルとして言葉は悪いですがあやつり人形のごとく働かされていた時代を経て、自分のやりたい、歌いたい音楽を模索し見つけてきたという感じなんでしょうかね。
推薦して頂いた3枚はいずれもまだ聴いたことがありません。
ぜひ聴いてみたいと思います。3枚とも中古店で見かけたことがありますので、探せば入手出来ると思います。
ありがとうございました。
〜fly me to love」は林哲司作品なのでyoutubeで捜して聴かれてみてください。
現役の頃は河合奈保子はあまり関心がなかったのですが、林哲司さんの歌には結構ポイントを置いていました。
同じ頃、これも林作品です。石川秀美「Shadow Summer」
この2曲、共に場面は夏ですが、アイドル後半に入った彼女らのために作ったラストサマーの風景画のような作品でした。詞、曲構成、アレンジも新人歌手にない凝ったものです。
では失礼します。
また、お薦め頂いてありがとうございます。
河合さんの「デビュー~fly me to love」は記憶に残ってませんが、石川さんの「Shadow Summer」は憶えています。
こういうタイプのメロディーの曲って、今は本当に聴かなくなりましたね~。
時代が変わったと言ってしまえばそれまでですが・・・。
現在の音楽ってターゲット層があまりにも狭くて、昔の歌謡曲という幅広い年齢層で楽しめるものが無いような気がしますね。
だからセールス的にも偏ってしまうんでしょう。今こそ歌謡曲が必要な気がするんですけどね。
和風の音なのですが、曲そのものはAORの影響を受けてるものもあり素晴らしい化学反応をしています。特に「夏の左岸、冬の右岸」という曲は名曲です。他にも角松が作りそうなインスト曲などがあったりで聴きごたえ充分ですよ♪
石川秀美といえば、「After 5 Crash」をライブでカバーしてることでも有名?ですよね(笑)(ライブアルバム『BURN UP HIDEMI』収録)
他にも7thシングル「バイ・バイ・サマー」や、そのB面「踊りましょう」や、9thシングル「めざめ」など当時の杏里が歌ってもおかしくないような名曲揃いですよね~
『JAPAN』は、たまにBOOK OFFで見かけます。
今度見かけた入手してみます。
でも奈保子さんのアルバムって、そこそこ良い値段が付いてますね。
もうちょっと値段が下がったら嬉しいのですが・・・(笑)
石川秀美さんについてはほとんど聴いたことが無いですね。
シングル曲でも良い曲が多いのであれば、ベスト盤を聴いてみるのも良いかも知れませんね。
アルバムに関しても聴いてみる価値はありそうですね。
中古店を探してみます。情報ありがとうございました。