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杉 真理_OVERLAP (Part 2) ◇ 2009年 05月 06日
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今回はブログを始めた頃に紹介したものの、今読み返すとあまりにも記事の内容が薄っぺらだったので改めて紹介するPart 2シリーズです(笑)
紹介するのは、杉 真理が1982年にリリースした2ndソロ・アルバム『OVERLAP』です。
私が杉 真理のアルバムの中で最も聴いた作品ですし、今でも1番好きなアルバムです。リリースされてから27年という月日が過ぎましたが、私の中では発売当時から全く輝きを失っていない作品なんです。
杉 真理と出会いは私にとって大きかったですね~。彼の作るメロディーに魅了され、彼が作品提供したアーティストなども聴くようになり、趣味の幅が本当に広がりました。

1981年の1stソロ・アルバム『SONG WRITER』も良いアルバムだと思いますし、大好きなアルバムですが、杉 真理のPOPなメロディー・センスに磨きがかかり、今まで常に優れたソングライターとして一線で活躍してこれた礎になったんではないかと思っている1枚なんです。
収録曲12曲全て杉 真理の作詞・作曲、プロデュースももちろん彼自身ですが、彼の成功の裏にはディレクターである須藤 晃の力が大きかったであろうという気がします。まさに捨て曲無しの良いアルバムです。

参加しているミュージシャンは、島村 英二(ds)、林 立夫(ds)、野口 明彦(ds)、新田 耕造(ds)、岡沢 章(b)、鈴木 茂(g)、青山 徹(g)、吉川 忠英(g)、中西 康晴(key)、佐藤 準(key)、清水 信之(key)、大谷 和夫(key)、斉藤 ノブ(per)、町支 寛二(cho)、須藤 薫(cho)等が参加しています。
アレンジは杉 真理10曲、清水 信之が2曲を担当していますが、杉のアレンジ曲数曲にストリングスやブラス・アレンジに佐藤 準と大谷 和夫の名前がクレジットされています。

『杉 真理_OVERLAP (Part 2)』
01. Lonely Girl
02. ラストナイト
03. 渚のエンジェル
04. フランシス泣かないで
05. Simulation Game
06. Catch Your Way
07. さよならCity Lights
08. セリーナ
09. 恋のフォトグラフ
10. Downsloped Way
11. Teardrops Are Falling
12. ガラスの恋人

元々は『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』に入れるつもりで書いた曲だという01。ミディアム・テンポのPOPナンバーです。アレンジ面でビートルズに影響を感じます。杉 真理自身のコーラス・ワークが好きです。

ラズベリーズみたいな曲が作りたくて書いたという02。軽快なテンポとキャッチーなメロディーがいかにも杉 真理らしいPOPなナンバーですね。ライブ会場から去っていく彼女とアンコールで歌っているシンガーがモチーフになっている曲です。派手さは無いのですが印象に残る、そんな1曲ですね。

本人曰く、「ビーチ・ボーイズに影響されたエリック・カルメンに影響されて出来た曲」だという03(笑)。町支 寛二&杉 真理のコーラス・ワークはまさにビーチ・ボーイズ風です。こういう曲をさらっと書けてしまうのが杉 真理の凄いところなんですね。日本で1番洋楽風のメロディーを書ける人ではないでしょうかね。

バラード・ナンバー04。サビまでのメロディー、サビのメロディー共に耳に馴染んできます。若干エコーを効かせたサウンドは、やはり大瀧 詠一の影響かななんて感じました。

杉 真理流モータウン・サウンドといった感じがご機嫌な05。私の大好きな曲のひとつになってます。杉 真理のアレンジャーとしてのセンスの良さを感じる1曲です。杉 真理らしさが前面に出ていて良いですね。

当時、車のCMで使われていた06。サビのメロディーを聴けば、「ああ、知ってる!」という人も少ないと思います。アレンジは清水 信之で流石にプロの仕事といった感じです。良くも悪くもいわゆる普通っぽいアレンジなんですが、バランスが非常に良いんですよね。ドライブのBGMにはピッタリな曲です。

このアルバムで1番好きな曲である07。まさにCITY POPの見本みたいな曲だと思ってます。歌詞、メロディイー、アレンジの全てに80年代のエッセンスが詰まっている曲で、個人的には名曲だと信じている曲です(笑)
かなり昔ですが、杉 真理の中野サンプラザでのライブを観に行き、繰り返されたアンコールに用意した曲を歌ってしまい、急遽メンバーと相談してこの曲を歌ってくれた時は本当に嬉しかったのを思い出します。

JAZZYなアレンジとPOPなメロディー、古き良き時代の洋画のような雰囲気を持った08。杉 真理ってJAZZYな曲も得意で、あのSAYURI(石川 さゆり)の名曲「ウイスキーが、お好きでしょ」も杉 真理の作曲です。曲の最後の女性の英語の台詞は"竹内 まりや"です。

夏を感じさせるアレンジが心地良い09は、POPなメロディーに切ない歌詞がよくマッチしています。60's風のサウンドって夏によく似合いますよね。鈴木 茂ならではのギターが堪能出来る1曲です。

ビートルズの「She's leaving home」を意識したという10。アコースティック・ギターのサウンドを中心にバロック調の弦を加えたシンプルなサウンドが印象的です。聴くほどに味わいが増すような曲と言えるでしょう。

杉 真理の十八番とも言えるオールディーズ風ナンバー11。須藤 薫がコーラスで参加していますが、この曲は須藤 薫が歌ったほうが似合いそうな曲ですね。決して杉 真理の歌が悪い訳ではありませんが、須藤 薫のコーラスを聴いているとやはり彼女の声と曲の雰囲気がマッチしている気がします。

アルバム・リリース前にシングルとしてリリースされていた曲12。決してインパクトは強くはないのですが、サビのメロディーは秀逸だと思います。個人的には隠れた(?)名曲といった印象を持っている曲です。この曲はリリースされた当時よりも、今聴いた方がはるかに魅力的に思えるのが不思議です。

杉 真理が好きでずっと聴いている人で、「1番好きなアルバムは?」と問われて、このアルバムと答える人は少ないかも知れません。私がこのアルバムが好きな理由としては、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』に参加して大瀧 詠一、佐野 元春に出会ったことでソングライターとしてもアレンジャーとしても1stアルバムに比べてすごく成長したというか、才能が開花したなという感じがするんですね。
どの曲もキャッチーで魅力的なものばかりというのは、杉 真理のアルバム全てに共通していますが、1982年当時こんなにもPOPな曲が書けるアーティストって他に知りませんでしたから、強烈に印象に残っているというのも私がこのアルバムが大好きな理由のひとつですね。
とにかくPOPな曲が好きという人には超お薦めのアーティストですし、これからの季節にピッタリなこのアルバムもお薦めです。
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by kaz-shin | 2009-05-06 00:37 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by kotaro at 2009-05-07 05:54 x
恋のフォトグラフが抜け落ちているのではないかと思うのですが。

杉真理はこのあたりばかり聴いていたので、私も好きですよ。
Mari & Red Stripes時代も2枚組のCDで持っています。
佐野元春と比較の対象ではないし、小説のジャンルが違いますね。
甘くて切なくて、緩くて可愛い世界。でもこの人が表現するのは許せるような。

でも私はその後の人生がシビアなタイプのパートナーを選んでしまったので、できることならこっちの岸に戻りたいと思っても、叶わないので、いつの間にやら聴かなくなってしまいました。
CDは買わないでしょうね。

そっと封じ込めてしまったスギマサの世界。82年に戻って恋が出来るなら。笑ってしまいますね。相変わらず「ガタのきたクーペ」に乗ってるのですから。
Commented by kaz-shin at 2009-05-07 23:54
kotaroさん、こんばんは。ご指摘ありがとうございました。
朝一で修正しときました・・・お恥かしい。
書くのに精一杯で、読み返しもせずにUPしてしまうのはいけませんよね。

私は杉さんの音楽を聴くと、楽しかった学生時代~社会人になったばかりの頃を思い出します。
彼の作る楽しい音楽が、楽しい思い出を連れてきてくれるようです。
もう五十路も目の前なんですが、気分だけはあの頃のままでいたいものです。
杉さんの音楽で元気をもらってます(笑)
Commented by martha1961 at 2009-05-09 00:53 x
こんばんは。
私は彼の作品を80年代前半しかしりませんが、このアルバムが最高ですね。
"Catch Your Way"は確かに車のCMで使われてましたね。
確かワゴンだったような記憶があります。
「シートが回れば愉快だと思う」ってセリフがCMであったかと...
この曲がカラオケになれば歌うのですが、カラオケ屋で探してもないんですよね~~~
Commented by kaz-shin at 2009-05-09 03:06
martha1961さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
marthaさんもこのアルバムが好きでしたか!
良いアルバムですよね。
私も杉さんのアルバムは、圧倒的に80年代前半のモノが好きですね。
"Catch Your Way"って気持ちの良い曲で大好きなんですよ。
CMで使われていたんでカラオケにあっても良さそうなんですけど無いんですね、残念!
でも最近、おそらく10年近くカラオケBOXに行ってませんが・・・(汗)
Commented by kotaro at 2009-10-07 10:16 x
なんか前につまらぬことを書いていますね(苦笑)
ところで国安修二さんの「針の無い時計」を最近聴いています。
田口俊や杉真理といった名もクレジットされていますが
村下孝蔵の影響があるなと思いました。
このあたりは聴かれますか?
Commented by kaz-shin at 2009-10-07 21:47
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
国安修二さんの名前は知っていますが、聴いたことは無いですね。
聴かず嫌いということでもなく、聴く機会が無かったですね。
村下孝蔵さんもヒット曲しか知りませんね。
おそらく「初恋」のイメージが強過ぎて、他の曲を聴きたいという気持ちが起きませんでした。
今聴いたら印象が違うかも知れませんね。
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