Music Avenue
musicave.exblog.jp
Top
村井 博_Mirror of Hearts ◇ 2009年 05月 06日
e0081370_21163876.jpg 

GWもいよいよ終わりですね。私は8連休だったんですが、どうして休日というのは時間が経つのが早いんでしょうか?(笑)
明日から頑張らねば!

さて今回紹介するのは、非常にマニアックと言って良いアーティストのアルバムです。村井 博というアーティストが1988年にリリースした1stアルバム(おそらくですが・・・)『Mirror of Hearts』です。
実は村井 博なる人物について全く知識がございません。記事を書くのにネットで色々調べたんですが、それでも彼のプロフィール等について分かりませんでした。もし村井 博についてご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて頂けると嬉しいです。
私がこのアルバムを見つけたのは、大型リサイクル店のようなお店でした。昔BOOK OFFで『ドルフィンキック』(多分2ndだと思います)を見かけたことがあり、その時は購入しなかったんですが名前は印象に残ってました。その大型リサイクル店で、CD物色中にこのアルバムを見つけ、収録曲のタイトルに惹かれたという単純な理由で購入したものです。
正直なところ、内容に関しては期待していなかったんですが、実際に聴いてみるとこれが結構良かったんですよ。ジャンルで言えば"CITY POP"な感じですね。歌は上手いと言えるほどではありませんが、嫌味が無く聴き易い歌声で、自身の作る曲とよくマッチしています。

収録曲10曲中9曲の作詞(補作詞として小林 和子がクレジットされていますが)と10曲全ての作曲が村井 博自身です。10曲全てのアレンジは山川 恵津子。
参加ミュージシャンは、山川 恵津子(key, cho)、今 剛(g)、土方 隆行(g)、鳥山 雄司(g)、柴山 和彦(g)、高水 健司(b)、川島 和久(b)、山木 秀夫(ds)、江口 信夫(ds)、Jake H. Conception(sax)、比山 貴詠史(cho)、木戸 やすひろ(cho)という面々です。

『村井 博 / Mirror of Hearts』
01. Frozen Summer (帰らない夏)
02. One Night Dream
03. ウィークエンド・タイム・スリップ
04. Ocean (100カラットの砂)
05. "Open your eyes"
06. フェンス越しの夜明け
07. 見えない時間
08. Break Out
09. Mirror of Hearts
10. グレイ (雨の日を選んで・・・)

いかにもCITY POP風なタイトルの01。軽快なドライヴィング・ミュージックといった感じのアレンジと、ちょっと捻ったようなメロディーの構成が印象的です。結構良い曲なんですが、若干ヴォーカルがこの曲調には弱い気がするのが残念です。もう少しヴォーカルにパンチがあればもっと良くなったでしょうね。

山川 恵津子の都会的なアレンジが格好良い02。特にサビのメロディーがキャッチーで良いですね。反面、サビまでのメロディーに馴染み辛さがありますが、数回聴いているとこれが結構クセになってきますね(笑)。個人的には好きなタイプの曲です。

アレンジ、メロディー共に聴いていて心地良いミディアム・ポップ・ナンバー03。こういう曲調が1番村井 博の歌声には似合っているような気がします。Jake H.Conceptionのサックスがフィーチャーされているのですが、心地良い初夏の昼下がりみたいな雰囲気を感じます。

シンセ類を巧みに使ったアレンジが印象的な04。なかなか難しいメロディー・ラインを持っており、とっつきにくい感じがします。この曲も聴く回数が増える度に魅力的に思えてくる曲ですね。演奏が素晴らしい曲で、ミュージシャンのプレイに耳を傾けるのも良いかも知れません。

Michelle Hartの作詞による英語詞のナンバー05。これがなかなかAORチックな良い曲です。アコースティックなサウンドを軸にした軽やかなナンバーで、村井 博のファルセット・ヴォイスが美しく響いています。村井 博の作曲センスの良さを1番感じた曲でした。

打ち込みのリズムを使ったミディアム・ナンバー06。メロディーに少し懲りすぎた感じが否めません。サビのメロディーまでがキャッチーで、サビのメロディーが難しいという不思議なナンバーです(笑)

しっとりとしたバラード・ナンバー07。渋い曲という表現がピッタリの1曲です。村井 博の曲の大半が、最初は「?」マークが付くんですが、数回聴くとこれが妙に心地良くなってくるんですよね。ヒット・メーカーにはなれないかも知れませんが、沁みるメロディーの書けるソングライターですね。

軽やかなギター・カッティングが心地良いミディアム・ナンバー08。この曲もヴォーカルにもっと力があればもっと良い感じになっただろうなと思える曲です。おそらく声量のあるシンガーが歌ったらもっと光っただろうと思います。メロディーは良いです。

アルバム・タイトル曲09は、アルバム中最もハードなサウンドの曲です。となるとヴォーカルが弱いのが気になるところですが、これが不思議なことにこの曲にはそんな感じがしません(笑)。どこか杉山 清貴っぽさを感じる曲で、メロディーとアレンジ、ヴォーカルのバランスが良いんですよね。アルバムで最もキャッチーなナンバーと言えるでしょう。

ラヴ・バラード・ナンバー10。村井 博の曲はAメロ、Bメロ、サビという構成が多いんですが、普通ならサビが最も印象に残るパターンなんですが、村井の場合は曲によって印象に残るところが様々なメロディー・パートであるところが面白いんです。この曲はサビのメロディーが光っています。

1度聴いただけで"良い"と思えるタイプのアルバムでは無いのですが、2回3回と聴くうちに良さが分かってくるというアルバムですね。こうなると『ドルフィンキック』も買っておけば良かったと後悔しています。もっと色々聴いてみたくなりました。
私の個人的な感想ですが、アーティストというよりもソングライターとしての方が才能を伸ばせそうな気がします。
学生時代、友人達が誰も聴いていないアーティストを発掘して、「こいつ、良いよ」って密かに自慢するのが楽しかった時期がありますが、最近中古CDをあれこれ物色して今回のようなアルバムを見つけると、何だか少し昔を思い出して懐かしい気持ちになりました。
CITY POPが好きでこのレビュー記事を読んで興味が湧いたという方限定でお薦めしておきます(笑)
[PR]
by kaz-shin | 2009-05-06 22:45 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(4) | |
トラックバックURL : https://musicave.exblog.jp/tb/10189335
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by まつのすけ at 2009-05-09 00:08 x
この方全く知りませんが、シティポップスというのと、参加ミュージシャンで、妙に気になりますよね。
この記事の最後の方、分かります。私も、中古もの漁りをしていると、同じようなことありますもの。偶然買ったら、えらい名盤だったとか(笑)
あと、名前は知っていたのに、何故聴かなかったのだろうと思ったこともよくありますね。
Commented by kaz-shin at 2009-05-09 03:02
まつのすけさん、コメントありがとうございます。
まつのすけさんも知りませんか!
今の時代において、ネットで検索してもなかなか情報が得られないのですから相当マニアックな部類に入るでしょうね。
中古漁りの面白さってありますよね。
値段の安いモノって相当流通したアルバムか、逆に無名(マニアック)なモノが多いようで、
後者のモノを漁っていると結構面白い作品に出会えますよね。

あと名前を知っていながら何故聴いてなかったんだろうと痛感しているのは、最近ではやはり西脇唯さんでしたね。
Commented by kotaro at 2009-05-10 00:51 x
この辺にちょっとだけ側面が載っています
Commented by kaz-shin at 2009-05-10 02:30
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
わざわざ調べて下さったんですね。ありがとうございます。
ただ、リンクが開けません。
もしかしたらリンク先がメンテナンス中かも知れません。朝にでももう1度見てみます。
<< Best Hit 80'... ページトップ 杉 真理_OVERLAP (P... >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Ice Green Skin by Sun&Moon