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松原 正樹_THAT'S COOL! ◇ 2009年 05月 31日
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ここ数日間は雨が続いており、梅雨入りも近いかなと思わせる日々で若干気分も滅入りがちです。
雨自体は嫌いではないのですが、やはりどんより曇った暗い空は好きにはなれませんね。
気分が滅入りがちになった時に、"すっきり爽やか"な気分にさせてくれるアルバムを紹介しましょう。

今回取り上げるのは、私が敬愛しているギタリスト・松原 正樹が1988年にリリースしたベスト盤『THAT'S COOL! - The Best of Insturumental Version -』です。このアルバムは、松原 正樹のポニー・キャニオン時代のアルバム4枚(『SNIPER』、『PAINTED WOMAN』、『BEEN』、『STORIES』)から選り抜いたインスト曲13曲が収録されています。
このアルバムと同時発売された『SOMEDAY - The Best of Vocal Version -』というヴォーカル曲を集めたアルバムがありますが、こちらも別の機会に紹介したいなと思っています。

松原 正樹のギターが好きな理由は、とにかくフレーズが聴いていて心地良いことですね。スタジオ・ミュージシャンとしてのキャリアを活かして、その曲に合った音色、フレーズを作り上げてくることですね。特にアドリブ・パートにおいては、こういう曲調にはこういう入り方が格好良いというのを熟知している感じがたまらないですね(笑)
そして、アレンジャーとしても素晴らしい才能・センスを持っていて、当然のことかも知れませんがギター・サウンドを軸とした実に私好みのアレンジが多いのです。もし松原 正樹のギターに出会っていなかったら、こんなに音楽にのめり込むことはなかっただろうと思います。
それ程私にとっては重要なミュージシャンです。

『松原 正樹 / THAT'S COOL!』
01. S.O.S (Society Of Soul)
02. HUNCH
03. PACIFIC COAST HIGHWAY
04. SUNSET LULLABY
05. BUSTED
06. SHINING STAR
07. YOU BABE
08. AFTERNOON
09. TEQUILA TOAST
10. THAT'S COOL!
11. STAND!
12. AYUMI
13. FAR AWAY

軽快でダンサブルなナンバー01。この曲はシングルとして全米、ヨーロッパでも発売されました。ホーン・セクションを取り入れており、曲の良いアクセントになっています。ソロ・パートでは相変わらず耳に心地良いフレーズばかりです。ヨーロッパで人気が高かったというのも頷けます。1983年のアルバム『PAINTED WOMAN』から。

夏の夜のドライブにピッタリな感じのメロディアスなナンバー02。深夜の車の少なくなった高速なんかを走りながら聴きたいような曲です。1987年のアルバム『STORIES』から。

夏らしさ全開のナンバー03。眩しい太陽、渇いた風、潮風の香り・・・それらが見事にサウンドで表現されているような気がします。梅雨時のジメジメ感を一掃してくれる、そんな1曲です。アルバム『PAINTED WOMAN』から。

ビーチで沈んでいく夕陽を見ながら聴きたい、そんなナンバー04。松原 正樹らしいギターの音色と、フリューゲル・ホーンの音色の美しさが際立っています。アルバム『PAINTED WOMAN』から。

松原 正樹らしいフレーズのオンパレードといった感じの05。都会的なCOOLなサウンドが涼しげで、大好きな1曲です。1983年のアルバム『SNIPER』から。

タイトルのイメージとサウンドが結び付かなかった06(笑)。決して悪い曲という意味ではありません。ホーン・セクションやEVEのコーラスが入ったダンサブルなアレンジが印象的です。アルバム『PAINTED WOMAN』から。

メロウなナンバー07。TVでもよく使われていたので、聴いたことがある人も多いでしょう。ここではソロ・パートのギターが本当に格好良いんですよ。名曲です。アルバム『SNIPER』から。

真夏の昼下がりを感じさせる08。痛いほどに暑い陽射しなのに木陰は涼しく心地良い、そんな木陰で小休止しているといった感じでしょうか。ロック色のソロがまるで暑い陽射しのように迫ってきます。アルバム『STORIES』から。

昼夜関係なく車を走らせながら聴きたいような疾走感がたまらない09。これも良い曲です。軽快なテンポとギター・ソロが実に気持ちの良いナンバーですね。アルバム『PAINTED WOMAN』から。

メロウなナンバー10は、タイトル通りまさにCOOLな1曲。JAZZYなギター・プレイは、大人による大人のための音楽という雰囲気が漂っています。カクテルでも飲みながら聴きたい、そんなナンバーですね。アルバム『STORIES』から。

AORチックなナンバー11。少しですがマイク・ダンのヴォーカルがフィーチャーされているところも実にAORっぽいですね。全編でギターが堪能出来る曲でもあります。アルバム『BEEN』から。

水平線付近にわずかにオレンジ色が残っている程度の夕闇、そんなイメージのナンバー12。短くも美しいバラード・ナンバーです。アルバム『BEEN』から。

私のイメージでは12とは逆に、夜の帳からまさにもうすぐ陽が昇ろうとしている朝焼けの情景を感じる13。力が漲ってきそうなギター・ソロがヤル気を起こしてくれそうです(笑)。アルバム『STORIES』から。

夏にGuitar Fusionはよく似合います。と言うかギターに限らずFUSION系音楽が夏に似合う気がします。夏にギターだったら"高中 正義"というのも定番ですが、私にとって高中 正義の音楽は、まさに夏の盛りに聴きたい音楽なんです。梅雨時の滅入る気分を晴らしてくれるという意味では、この松原 正樹の『THAT'S COOL!』はピッタリだと思います。
これから暫くの間、つまり梅雨明けまでの間、毎年活躍してくれる1枚です。
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by kaz-shin | 2009-05-31 01:06 | ベスト盤 | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by kotaro at 2009-05-31 07:11 x
ギター・インストが一番カッコ良かった80年代。高中派か松原派か。
そんな厳密な意識はなくみんな一緒くたに聴いていました。
高中がバンドマン的な流れの中からスターに飛び出したのに対し、松原正樹はスタジオミュージシャンの人ですね。パラシュートという工(たくみ)のプロジェクトもありましたが熱狂には至らなかった。
僕はパラシュートは殆ど、ソロアルバムも2枚持っています。ただ聴くのにはいいのですが「熱く語る」人ではないですね。管理人さんがfavoliteなので最近また聴き直しています。

この人は福井県の武生(現越前市)の出身と近年知りました。行ったことあります? 僕は何回か行ったことがあります。旧国府のあった真宗の仏教色の強い町。越前岬の入り口です。
夜、天気予報を見ていると嶺南(レイナン)、嶺北って言うんです。もし一度時間があればこの町を歩いて敬愛するギタリストが育った町の空気を感じてみて下さい(笑)
Commented by デンタ at 2009-05-31 22:52 x
丁度先日HQCDで再発されたスナイパーを手に入れました。
素晴らしい音質で彼のギタープレイを聞くのもいいものです♪

リンクを張られていましたが、丁度そのスナイパーの記事にもコメントしていたんですね。
・・・いつの間にやらDENTAからデンタになっていました(笑)
でんたで投稿したこともありましたっけ?
Commented by kaz-shin at 2009-06-02 01:09
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私は松原 正樹の本当の魅力はスタジオ・ワークにあると思っています。
もちろんソロ・ワークも好きなんですが、やはり歌モノのバックでのカッティング・プレイや数小節でのソロ・プレイでの存在感こそが松原さんの真骨頂という気がします。
またそこが好きでたまらないところなんですよね(笑)
いつか私が好きな松原さんのスタジオ・ワークの楽曲ベスト10という記事でも書きたいなと思っています。

福井県で在住の方には申し訳無いのですが、私には馴染みが最も薄い県のひとつかも知れません。
思い浮かべるのは"越前カニ"くらい・・・(恥)
きっと良い所なんでしょうね。
Commented by kaz-shin at 2009-06-02 01:33
デンタさん、コメントありがとうございます。
"でんた"さんでの投稿は記憶にないですね~(笑)
そう言えば今剛さんの本当に久しぶりのソロ・アルバムも気になってます。
最近欲しいものばかりで本当に困ってしまいます。
Commented by サラ at 2009-06-06 06:47 x
松原正樹さんはユーミンのアルバムで知りました。
本当に歌によく合うギター・プレイをしますね。その後のパラシュートも大好きでした。実は私は「SOMEDAY」の方をもっています。
ドライヴのお供に重宝していますよ(笑)。
Commented by kaz-shin at 2009-06-07 00:30
サラさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
松任谷姓になってからのユーミンのサウンドを支えているミュージシャンの一人は、間違いなく松原正樹さんですね。
松任谷正隆さんが相当信頼を寄せていたんだろうと思います。
『SOMEDAY』もなかなか良い選曲ですし、確かにドライブのお供にはぴったりですね。
また別の機会に『SOMEDAY』も紹介したいなと思っています。
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