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ナイアガラで恋をして Tribute to EIICHI OHTAKI ◇ 2009年 07月 27日
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カヴァー・アルバムやトリビュート・アルバムの類は決して嫌いではないのですが、あまり新譜として購入するということもありません。BOOK OFFの安棚に置かれているのを見つけた時、興味があれば購入するということが多いですね。
今回紹介するのもBOOK OFFで見つけた1枚です。2002年にワーナーミュージック・ジャパンからリリースされた大瀧 詠一のトリビュート・アルバム『ナイアガラで恋をして Tribute to EIICHI OHTAKI』です。

トリビュート・アルバムというのは、やはりどんなアーティストがどんな曲をセレクトし、どんなアレンジで聴かせてくれるのかというのが非常に重要になってきます。今回参加しているアーティストを見た限りでは、内容を想像するのは難しかったですね(笑)
おそらくこのアルバムがリリースされた当時も賛否両論あったろうと思います。私個人的には曲によって好き嫌いがはっきり別れますが、全体として面白いトリビュート・アルバムになっていると思います。

参加アーティストは、堂島 孝平、BEGIN、前川 清+井上 鑑、ウルフルズ、DEEN&原田 知世、What's Love?、坂本 美雨、キンモクセイ、CRAZY KEN BAND、BARGAINS、川井 郁子+パール兄弟の11組。
中には初めて聴くアーティストや名前は知っていましたが聴いたことのなかったアーティストも含まれていて興味深く聴けました。

『ナイアガラで恋をして Tribute to EIICHI OHTAKI』
01. 君は天然色 / 堂島 孝平×GO-GO KING RECORDERS
02. 恋するカレン / BEGIN
03. 幸せの結末 / 前川 清+井上 鑑
04. びんぼう'94 / ウルフルズ
05. 夢で逢えたら afternoon cafe style / DEEN&原田 知世
06. 冬のリヴィエラ / What's Love?
07. 探偵物語 / 坂本 美雨
08. 熱き心に / キンモクセイ
09. Tシャツに口紅 / CRAZY KEN BAND
10. A面で恋をして / BARGAINS
11. Niagara Ondo Medley - Let's Ondo Again / 川井 郁子+パール兄弟

CITY POPの後継者と評されることの多い堂島 孝平と東京スカ・パラダイス・オーケストラのメンバーを加えたバンド・GO-GO KING RECORDERSによる01。これが笑っちゃうくらいの完コピに近い状態に仕上げています。堂島 孝平のヴォーカルに関しては、好き嫌いあるいは得手不得手がはっきり別れるかも知れませんね。ちなみに私は苦手です(笑)。完コピに近い演奏を楽しめる1曲です。

BEGINによる02。BEGINということで、ある程度のサウンドは予想出来ましたが、まさに期待を裏切らない仕上がりになっています。どんなジャンルの曲でも彼らが演奏し、歌えばすなわちBEGINのサウンドになるところが凄いところですね。これが実に涼しげで気持ちの良い「恋するカレン」になっています。さながら「恋するカレン~Pacific Island Version」と言ったところでしょうか(笑)

ナイアガラ・サウンドを良く知る井上 鑑と前川 清という一見ミスマッチとも思える組み合わせが面白い03。本格的なナイアガラ・サウンドに前川 清のヴォーカルがマッチしているのか?と問われたら微妙ですね。決して悪くは無いのですが、よくマッチしているとも思えないですし・・・。面白いことは確かです。

ウルフルズの04は、この企画の為にレコーディングされたものではなく、彼らの2ndアルバム『すっとばす』に収録されていた曲のようですね。いかにもウルフルズらしさが出ている曲だと思います。私はウルフルズはヒット曲程度しか知りませんが、トータス松本のヴォーカルはなかなかROCKしていて好きです。

名曲05を取り上げたのはDEENと原田 知世。聴く前から良いだろうと予想が付く組み合わせですが、まさに良い仕上がりです。数多くのカヴァーが存在する「夢で逢えたら」ですが、個人的にはこの05はかなり良いカヴァーだと思います。オープン・カフェでお茶しながら聴いたら、最高に気持ち良さそうな1曲です。

What's Love?なるバンドによる06。彼らの音楽は"歌謡スカ"とも呼ばれているようで、確かにスカ・アレンジの「冬のリヴィエラ」ですが、何故この曲がスカなのか、理解出来ないです。この曲は苦手です(笑)

坂本 美雨の歌う07。この曲は坂本 美雨のヴォーカルはもちろんですが、井上 鑑のアレンジが特に良いですね。実に渋い「探偵物語」に仕上がっています。打ち込みのリズムに鈴木"バカボン"正之のベースと金子 飛鳥のヴァイオリンの素晴らしいプレイが堪能出来ます。こんなに都会的な「探偵物語」というのも良いものです。

キンモクセイによる08。伊藤 俊吾のヴォーカルには似合っている曲だとは思いますが、特に可も無く不可も無くといった感じですね。

CRAZY KEN BANDによる09。このバンドも横山 剣が一度歌えば、いかにもCRAZY KEN BANDっぽくなってしまうところがありますよね。ですから選曲は何でも良かった気がしますが、この曲の持つ雰囲気は彼等には似合っている気がします。ただコーラスが入らない「Tシャツに口紅」は聴きなれていないせいか、ちょっと淋しい感じがしてしまいます。

田島 由紀子と三宅 修一の二人によるユニット・BARGAINSの10。独特な田島 由紀子の歌声とアジアン・リゾートの香りの漂うアレンジで、不思議な雰囲気を醸し出しています。個人的には涼しげで好きです。

ヴァイオリニストの川井 郁子とパール兄弟という異色な組み合わせによる11。メドレーとなっている曲は、「ナイアガラ音頭」、「うなずきマーチ(インスト)」、「ナイアガラ・ムーン」の3曲です。個人的にはサエキけんぞうのヴォーカルが苦手なんですが、演奏はかなり良いですよ。特に窪田 晴男と古川 昌義のギター・プレイは迫力があって聴き応えがありますね。アレンジの凝った大作です。

心地良さという点で挙げるなら、02、05、07、10辺りが個人的にはお薦めですが、06と08以外は決して悪くないと思ってます。
06と08もアーティストが悪いと言うよりも、個人的に選曲に疑問を感じているの点と、曲自体あまり好きではないというのがありますので、この曲が好きという人ならば楽しめるかも知れません。
何度も繰り返し聴きたいと思える程のアルバムだとは思いませんが、好きな曲を自作コンピCD-Rなんかに入れて聴く分には結構楽しめるのではないかと思います。興味がある方はぜひ聴いてみて下さい。
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by kaz-shin | 2009-07-27 22:25 | Compilation / Cover | Trackback | Comments(2) | |
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Commented by Apollo at 2009-07-27 23:37 x
kaz-shinさん、こんばんは。

これは興味深いアルバムですね。
ナイアガラ・ファンとしては、好き嫌いにかかわらず一度はチェックしておくべき作品かもしれませんね。
リリースされた時に、とても気になっていたのですが、現在まで聴くチャンスがありませんでした。

私個人的には、「夢で逢えたら」「探偵物語」「Tシャツに口紅」あたりがどんな仕上がりになっているのか、興味あります。

是非、探して聴いてみたいと思います。
Commented by kaz-shin at 2009-07-30 00:55
Apolloさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

私個人としては結構楽しめたアルバムですが、コアなナイアガラ・ファンにとってはどうかな?と思っていたアルバムでもあります。
ぜひApolloさんに聴いてもらって、感想を聞かせてくれると嬉しいですね。
「夢で逢えたら」はかなり良い出来だと思ってます。原田知世さんの声に似合っている曲ではないかと思います。
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