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今田 勝_The Summer Knows (思い出の夏) ◇ 2009年 08月 06日
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今回紹介するのは、ジャズ・ピアニストの今田 勝が1990年にリリースしたベスト盤『The Summer Knows』です。
今田 勝のアルバムは、私にとって夏の定番アイテムになっています。
昼間聴くより、寝る間際にリラックスした状態で聴くことが多く、心地良い眠りに誘ってくれるので、熱帯夜のような寝苦しい夜にはピッタリといった感じです。

『The Summer Knows』は、1986年から1989年までの4年間にポリドールからリリースされた『rivage』、『FALLING STAR』、『AZURE』、『THE BREEZE AND I』の4枚のアルバムからセレクトされた楽曲が11曲収録されています。
今田 勝の音楽の場合、オリジナル・アルバムであってもベスト・アルバムであっても"心地良さ"という点では一貫しているので、ベスト盤特有の統一感の無さというものは感じません。
夏らしい天気がまだ少ないのですが、蒸し暑い今日この頃、こんなアルバムで涼を感じるのも良いものです。

『今田 勝 / The Summer Knows (思い出の夏)』
01. The Summer Knows (邦題:思い出の夏)
02. Azure (アジャ)
03. Wind & Wave
04. Wavy Land
05. The Breeze And I (邦題:そよ風と私)
06. Ships In Harbar
07. Mysterious Jungle
08. Falling Star
09. Subliminal Wind
10. My Passion
11. Farewell To The Autumn Breeze (邦題:秋風にさようなら)

1989年リリースのアルバム『THE BREEZE AND I』からの01。フランスの作曲家でありピアニストでもあるミッシェル・ルグランが、1971年の映画『Summer of '42 (邦題:おもいでの夏)』の主題歌として書いた曲です。軽やかなギター・カッティングとシンセの使い方が巧みですね。美しいメロディーを奏でる今田 勝のピアノは本当に涼しげで気持ちが良いです。有名な曲ですから、聴けば知っているという人も多いでしょう。

1988年リリースのアルバム『AZURE』からの02。今田 勝のオリジナル曲です。軽快なリズムとキャッチーなメロディーが印象的な1曲です。TV番組のBGMに使われても不思議ではないような、そんな曲ですね。今田 勝のピアノはもちろんですが、塩崎 容正のギター・プレイが光っています。

"コバルト・ブルーの海"を感じさせる03は、1986年リリースのアルバム『rivage』の中の1曲です。海が大好きな人が、コバルトに輝く海を目にした時の高揚感とかワクワク感を感じる曲です。『rivage』は珍しくスタジオ・ミュージシャンを起用したアルバムで、この曲も清水 信之(key、g)、難波 弘之(key)、杉本 喜代志(g)、高水 健司(b)、山木 秀夫(ds)が参加しています。今田 勝のオリジナル。

ボッサ調の美しいバラード・ナンバー04。アルバム『AZURE』からの1曲。モルディヴの水上コテージでの昼下がりといったイメージでしょうか・・・(笑)。水上コテージで波の音とこんな曲を聴きながら昼寝が出来たら最高でしょうね。

アルバム『THE BREEZE AND I』から、アルバム・タイトル曲05。キューバの偉大な音楽家・エルネスト・レクオーナの書いた名曲です。今田 勝のアレンジもキューバの香りが漂います。何とも夏らしい1曲です。小畑 和彦ギターと三島 一洋のパーカッションが大活躍です。

まさに曲のタイトル通りのイメージを感じさせる06は、アルバム『rivage』から。今田 勝、清水 信之、高水 健司、山木 秀夫にストリングスというシンプルな構成ですが、清水 信之が素晴らしいギターの腕前を披露しています。本当にこの人の器用さには驚かされますね。今田 勝のオリジナルです。

アルバム『AZURE』からの07。イントロで鳥のさえずりのSEが入っている部分は、ジャングルというイメージがありますが、曲全体の印象としては私は海っぽい印象を受けました。凄く涼しげで心地良いナンバーです。特に塩崎 容正のアコースティック・ギターのソロは最高ですね。今田 勝のオリジナル。

1987年リリースのアルバム『FALLING STAR』からの08。今田 勝のオリジナルですが、キャッチーなメロディーとソフト・レゲエって感じのリズムが何とも心地良い1曲です。この曲のメロディー・ラインはお気に入りで、何度か繰り返して聴いてしまうことも多いです(笑)

アルバム『THE BREEZE AND I』から、今田あきらのオリジナル曲09。これがまた心地良いボッサ・ナンバーで、曲を聴いているだけで涼しい気分になれるという、クールダウンにはもってこいの1曲という気がします(笑)。メロディーよりもアレンジが気に入っている1曲かも知れません。

バラード風の導入部から一転して軽快なブラジリアンなリズムが楽しい10は、アルバム『FALLING STAR』からの1曲。今田 勝のオリジナルです。

『FALLING STAR』からの11。今田あきらのオリジナル曲で、どことなく切なく寂しい印象のバラード・ナンバーです。夏の終わりの独特の寂しさみたいなものをこの曲から感じます。塚田 信市のベース・プレイが渋くて好きです。

今田 勝の音楽の素晴らしいところは、ズバリ聴き易さと心地良さ、これに尽きると思います。
普段FUSION系の音楽に縁の無い人でも、おそらくBGMとして気持ち良く聴ける音楽として受け入れてもらえるのではないかと思います。もちろん演奏も素晴らしく、高い演奏技術があってこそ、聴く人に心地良さを提供出来るのでしょう。
歌の無いインスト・ナンバーは、想像やイメージを膨らませて楽しむことが出来る音楽だと思っています。今田 勝の音楽を聴きながら、理想のリゾート地で休暇を楽しんでいる気分に浸るのもたまには良いでものすよ(笑)
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by kaz-shin | 2009-08-06 23:21 | FUSION系 | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by Apollo at 2009-08-07 22:14 x
kaz-shinさん、こんばんは。

私にとっては、今田勝といえば、1980年の「アンダルシアの風」と1983年の「コーラルの渚」なんです。

最初は、渡辺香津美のギター目当てで聴き始めたんですが、今田さんの非常にリリカルなピアノが気に入って、初期のThree Blind Mice時代のものも聴くようになりました。

とにかく、彼のピアノは親しみやすくてチャーミング!
「アンダルシアの風」は、いつでも聴けるようにケータイに入ってます。
Commented by kotaro at 2009-08-08 06:33 x
今田勝はどのあたりが一番回数を聴かれましたか。
私は「アンダルシアの風」と「哀愁のカーニバル」に尽きるような気がします。
他にも初期のやつやフュージョン色の濃いものもいっぱい聴きましたが、この2枚で渡辺香津美とブレッカー・ブラザースと共演して本気の演奏力を出せているように思えます。
それにしても暑いですね。お体に気をつけて。
Commented by kaz-shin at 2009-08-09 08:31
Apolloさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私も今田さんの音楽との出会いは『アンダルシアの風』でした。
友人から聴かされたのが最初だったように思います。

大好きなのは以前紹介しましたが、豪華なミュージシャンを迎えた『A DAY IN THE PARADISE (コーラルの渚)』ですね。
あくまでもメロディー重視の聴き易いアレンジで、幅広い年齢層が楽しめる音楽という気がします。
毎年熱帯夜に大活躍してくれるのが今田さんのアルバムなんです(笑)
Commented by kaz-shin at 2009-08-09 08:32
kotaroさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
Apolloさんのコメントのレスにも書きましたが、1番聴いたアルバムとなると『A DAY IN THE PARADISE (コーラルの渚)』ですね。
でもどのアルバムを聴いても心地良いので、甲乙付け難いですけど・・・。

お気遣いありがとうございます。夏は大好きなんですが体力の低下に伴い、バテることも多くなりました(笑)
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