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竹内 まりや_EXPRESSIONS ◇ 2009年 08月 23日
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今回紹介するのは、昨年10月にリリースされた竹内 まりやのRCAとMOON/WARNERレーベル合同のコンプリート・ベスト・アルバム『EXPRESSIONS』です。大ヒット・アルバムなので今更って感じなのですが、兎角ヒット曲だけを連ねたという形が多いベスト盤の中において、個人的には良いベスト・アルバムだと心底思っているので紹介することにしました。

3枚組全42曲というかなりのボリュームなんですが、シングル曲はもちろん人気投票で選ばれた楽曲が収録されているので、このボリュームになるのも頷けます。また、このボリュームが私に"良いベスト盤"だと思わせた大きな理由のひとつでした。詳しくは後程・・・。
そして60ページにも及ぶブックレット。各曲竹内 まりやの解説が付いているのですが、この解説がこのアルバムの値段以上に私にとっては価値があるんですよね。曲が出来たエピソードだったり、当時の思いだったりが書かれており、それを読みながら曲を聴くとまた違った感じの印象を持ったりして結構楽しいですね。

流石に42曲全てにレビュー記事は到底書けませんので、何曲はピックアップして書いてみます。はっきり言えば手抜きです(笑)

『竹内 まりや / EXPRESSIONS』
DISK.1
01. 戻っておいで・私の時間
02. グッドバイ・サマーブリーズ
03. ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~[Single Version]
04. 涙のワンサイデッド・ラヴ
05. September
06. 不思議なピーチパイ
07. 象牙海岸
08. 五線紙
09. Morning Glory
10. 僕の街へ
11. ボーイ・ハント (Where The Boys Are)
12. 恋のひとこと (Something Stupid)
13. Never Cry Butterfly
14. Let It Be Me [Studio Version]

DISK.2
15. リンダ
16. もう一度
17. マージービートで唄わせて
18. 本気でオンリーユー (Let's Get Married)
19. プラスティック・ラヴ
20. 恋の嵐
21. 元気を出して
22. 色・ホワイトブレンド
23. けんかをやめて
24. 駅
25. Forever Friends
26. シングル・アゲイン
27. 告白
28. マンハッタン・キス

DISK.3
29. 家(うち)に帰ろう (マイ・スイート・ホーム)
30. 純愛ラプソディ
31. 毎日がスペシャル
32. カムフラージュ
33. 今夜はHearty Party [Single Mix]
34. 天使のため息
35. すてきなホリデイ
36. 真夜中のナイチンゲール
37. 返信
38. みんなひとり
39. チャンスの前髪
40. うれしくてさみしい日 (Your Wedding Day)
41. 幸せのものさし
42. 人生の扉

まずは私と竹内 まりやとの出会いの曲01。好き嫌いを別にしても出会いの曲という意味では思い入れの強い曲です。達郎のアレンジに耳に慣れてしまっているので、当時の瀬尾 一三のアレンジがある意味新鮮でもありますね(笑)

今回初CD化となった03。当時このシングル・レコードを買いましたので聴いていたはずなんですが、達郎アレンジのアルバム・バージョンに慣れてしまっていたせいか、えらく新鮮でした。ただ好みとしてはやはり達郎のアレンジ・バージョンですね。

竹内 まりやをソングライターとして興味を持った最初の曲04。理屈抜きで好きな1曲です。吉田 美奈子のコーラスが良いですね。

05も思い入れの強い曲です。敬愛する林 哲司の作曲で、彼の代表曲のひとつです。この曲は、竹内 まりやには申し訳無いのですが、EPOのコーラスに尽きると思います。このEPOのコーラスがあると無いとでは全く違った印象になっているのではないでしょうか。

特に曲に対しての思い入れはないのですが、大瀧 詠一のヴォーカルが魅力的な12も好きな1曲です。

達郎のプロデュースのもと、全曲竹内 まりやのオリジナルでリリースされた『VARIETY』(1984年)を聴いた時の衝撃は忘れません(笑)。その冒頭を飾った16も忘れられない曲のひとつになっています。

私的な話で恐縮ですが、私の結婚披露宴でケーキ・カットの時にBGMで使わせてもらった18。ケーキに入刀している時、この曲が流れ鳥肌を立ってしまいました(笑)

数多い竹内 まりやのオリジナル曲の中で1番好きな曲が19ですね。達郎もカヴァーするほど気に入っているようですし、村田 和人も大好きな曲と語ってました。本当に格好良い曲です。当時12インチ・シングルもリリースされ、本当に聴き倒したという感じの曲なんですが、いつまで経っても厭きのこない名曲です。

薬師丸ひろ子に提供した21。この曲は薬師丸ひろ子のコーラスが何とも言えず好きなんです(笑)

竹内 まりやの曲解説に思わず笑ってしまった23。引用しますと「この曲は奈保子ちゃんが歌うとすごく可愛いのに、私が歌うとひどく傲慢な女性に聞こえるのはなぜだ(笑)?」・・・、確かに(笑)

リクエスト投票で1位だったという中森 明菜に提供した24。明菜のオリジナルを持っていますが、オリジナルよりもはるかに良いですね。普段歌詞に無頓着である私が、そして男でありながら切ない歌詞の感動した曲でもありました。特に「ひとつ隣の車両に乗り うつむく横顔みていたら 思わず涙あふれてきそう」の部分はたまりませんね(笑)

曲を聴いた時にソングライターとして本当に凄く成長したと感じたと同時に、本当に良い曲だなとしみじみ感じて今でも大好きな曲になっているのが26です。"火曜サスペンス劇場"の主題歌に採用された曲ですが、シングルがリリースされるのを心待ちにして購入した記憶があります。名曲です。

Disc.3に関しては然程思い入れが強い曲が無いのですが、その中で断トツに好きなのがラストを飾る42ですね。これは竹内 まりやと同年代ということも大きいでしょうが、とても沁みる曲ですね。本当に良い曲で、私も嫁さんも車で聴きながら「本当に良い曲だねぇ」などと話しております(笑)。竹内 まりやの等身大の曲という感じですかね。

さて、私がこのベスト盤を聴いて"本当に良いベスト盤"だと感じた理由は、曲や解説を含めて42曲通して聴いた時に竹内 まりやという才能豊かなアーティストが、多くの人との出会い、そしてサポートを受けてその才能を開花してきたというのが伝わってきた作品だからです。
42曲全てが竹内 まりやを育んできたんだと思わせてくれますし、杉 真理、加藤 和彦、林 哲司、山下 達郎等との出会いによって現在の竹内 まりやが存在しているんだというのが伝わってくる、そんなベスト盤ですね。こういう思いというか感想を抱かせてくれるベスト盤というのは、なかなか存在しないと思います。

ただ残念だったのは、私の大好きな曲「夢の続き」が収録されていなかったことですかね(笑)
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by kaz-shin | 2009-08-23 22:31 | ベスト盤 | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by jyubon at 2009-08-23 22:57
ご無沙汰しております。私もこのアルバムは買いました。
竹内まりやさんを知ったのは中学・高校の頃でしたが、
当時は好んで聞いていませんでした。友達が聞いていたなぁ…程度。
でも大人になって、「とくダネ」のオープニングトークで小倉さんが勧めてて、
彼女のアルバムを思わず買ってしまってから、彼女の曲を好んで聞くようになりました。
個人的に好きなのは↑で言うと、24.30、42です。
「人生の扉」に描かれてるような年の重ね方が出来たら素敵だなぁと思います。
Commented by kaz-shin at 2009-08-25 00:54
jyubonさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
独身時代から彼女の音楽を聴き続けていますが、曲としては結婚して
自作曲中心に歌うようになってからの方が良いですね。
最近は等身大の歌も多くなって、特に「人生の扉」のような飾らない素直な曲も多くなりました。
最近の音楽についていけなくなった大人の人が安心して聴ける音楽ですね。
Commented by こういち at 2009-08-26 21:32 x
このアルバムは持ってます。
何といっても「プラスティック・ラブ」が良いですね。あの独特のリズムがたまらないです。ギターカッティングとと生ブラス・ストリングスが最高。このトランペットを吹いている数原 晋さんと横山 均さんのコンビはこれまた最高。ストリングスとブラスのアレンジは達郎さんが書いているんですかね?

あとは、「駅」(改めて聴くといい歌だと感じられる), 「元気を出して」(薬師丸さんのエンディングあたりのコーラスが重要です。), 「シングル・アゲイン」(このストリングスが好き。)「告白」(イントロの電話とサックスソロがたまらない), 「すてきなホリディ」, 「返信」ですかね。

とくに「すてきなホリディ」は、良いです。CMソングにも使われましたが。服部克久さんによるオーケストレーションが素晴らしいですね。季節は全然違っちゃいますが(笑)。

結構、気に入ってますよ。

>ただ残念だったのは、私の大好きな曲「夢の続き」が収録されていなかったことですかね(笑)

これは、わかります(笑)。打ち込みと生ブラスの融合がいい。時代ですね。
Commented by shu0610 at 2009-08-27 00:35 x
kaz-shinさんこんばんは。
このアルバムは未聴ですが、まりや姐さんのアルバムは結構持っていたりします。kaz-shinさんが残念だった未収録曲として「夢の続き」を挙げられていたので私も一曲「さよならの夜明け」を挙げておきます。中3でちょっと背伸びして聴いていた曲ですが、A面の不思議なピーチパイよりも数段オシャレなサウンドだったと今聴いても思います。特にイントロの管楽器(フリューゲルホルンでしょうか?)の気だるい感じがサイコーです。
「LOVE SONGS」を貸してくれた当時の友達(お金持ち)はその後音信不通となりましたが、この曲を聴くといつも彼のことを思い出します。
Commented by kaz-shin at 2009-08-27 01:53
こういちさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
「プラスティック・ラブ」のアレンジはホーンもストリングスも達郎さんのアレンジのようですね。
この曲のアレンジは本当に素晴らしくて、こういちさんの仰るようにホーンの使い方がかなり格好良いのですが、
ストリングスのアレンジもかなり好きなんですよ。
特に12インチ・バージョンのExtended club mixでは、このストリングスがかなり重要なポイントになっています。
達郎さんが3日間徹夜して仕上げたというこのmix、機会があればぜひ聴いてみて下さい。
Commented by kaz-shin at 2009-08-27 02:08
shu0610さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
「さよならの夜明け」ですか!渋いですね~。私も好きですよ。
確かGene Pageのアレンジでしたね。
達郎さんがまりやさんに提供した曲って良い曲が多いのですが、
「Morning Glory」、「ラスト・トレイン」、「Every Night」と並んで好きなのが「さよならの夜明け」です。
この曲を達郎さんのアレンジで聴いてみたい気がします。
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