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JOE FARRELL_NIGHT DANCING (Part 2) ◇ 2009年 08月 30日
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記事の更新は暫く休みますと書いておきながらも、書ける余裕のある時は書きます(笑)
色々お気遣い頂いて本当に感謝しております。無理をしない程度に頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。

私のブログには"CD化してくれ!"というカテゴリがあるのですが、そこで未だにCD化されていないアルバムや再発して欲しいアルバムについて書いてきました。紹介したアルバムの中には、実際CD化されたものが多く嬉しい限りなんですが、今回紹介するのもそんな1枚です。

今回紹介するのは、以前"CD化してくれ!"のカテゴリで2005年12月に1度紹介しているリード奏者・Joe Farrellが1978年にリリースしたFUSION色の強い『NIGHT DANCING』です。今年CD化されたようなんですが、このアルバムは国内盤はリリースされていないようで、Amazonに注文したんですが手元に届くまで1ヶ月かかりました(笑)

Joe Farrellと言えば、RETURN TO FOREVERのオリジナル・メンバーであり、どちらかと言えばJAZZ色が強いというイメージがありますが、本作はPOPでFUNKYというご機嫌なFUSIONサウンドを聴かせてくれます。そのPOPさはジャケット写真からも想像出来るかと思います。
このジャケット写真は、裏ジャケット部と繋がっておりまして、全体としてはこんな感じになります。

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参加メンバーも豪華で、Herbie Hancock(key)、Victor Feldman(key)、Michael Boddicker(key)、Lee Ritenour(g)、Jay Graydon(g)、Chuck Rainey(b)、Robert W.Daugherty(b)、Abraham Laboriel(b)、Michael Porcaro(b)、 John Guerin(ds)、Harvey Mason(ds)、Jeff Porcaro(ds)、Airto Moreira(per)、Paulinho Da Costa(per)、Flora Purim(vo)等が参加しています。

『JOE FARRELL / NIGHT DANCING』
01. Kathrine
02. Silver Lace
03. How Deep Is Your Love
04. Come Rain Or Come Shine
05. Another Star
06. Casa De Los Sospensos
07. Night Dancing
08. You're In My Heart (The Final Acclaim)

ハイテンションな演奏が楽しめるJeff Lorberの作曲による01。特にJoe Farrellのソプラノ・サックスとHerbie Hancockのピアノのプレイは素晴らしいの一言です。序盤はゆったりした感じですが、徐々にテンションが上がっていく様が楽しく、以降の曲に対して期待を持たせる感じでアルバムの冒頭の曲に相応しい気がします。

Joe Farrellの作曲による8分を超す大作02。この曲でJoe Farrellは全編フルートを吹いています。アルバム中で最もJAZZ色の強い曲と言えます。フルートとコーラスのユニゾンも聴き所のひとつです。サックスだけでなくフルートを吹かせても天下一品ですね。ちょっと地味な感じですがLee Ritenourらしいギターも聴けます。

The Bee Geesの名曲のカヴァー03。邦題 "愛はきらめきの中に"で知られる曲ですね。メロウなJoe Farrellのテナー・サックスとVictor Feldmanのエレピ、Jay Graydonの軽妙なギター・カッティング、そしてヴォーカルはFlora Purimという贅沢さです。これで悪い訳がありません。FUSIONに興味の無い人でもBGMとして楽しめるのではないでしょうか。

JAZZのスタンダードをテナー・サックス1本で聴かせる04。なかなかソロで3分以上聴かせるというのは、他には無いでしょうね。情感豊かなJoe Farrellのプレイが光ります。

本作のハイライト曲のひとつと言える05は、あのStevie Wonderの名曲のカヴァーです。とにかくJoe Farrellのテナーの熱いプレイが魅力です。Harvey MasonとAbraham Laborielのリズム隊の堅実なプレイ、Jay Graydonらしいギター・リフとカッティング等、ノリの良くて聴いていて楽しいです。

邦題が"サスペンスの城"だった06はJoe Farrellのオリジナル曲です。スリリングという言葉がピッタリな感じの曲で、実に上手い邦題を付けたなと思いますね。ホーン・セクションを上手く使っています。2004年に惜しくも亡くなってしまいましたが、John Guerinのこの曲でのドラミングが大好きなんです。Lee Ritenourも頑張ってます(笑)

Michael Boddickerのシンセとクラヴィネットのプレイが耳に残る07は、プロデューサーであるTrevor Lawrenceの作曲によるFUNKYなナンバーです。都会的でダンサブル、ジャケット写真の雰囲気そのままという感じの曲です。これがJoe Farrell?と思うくらいに弾けた1曲。Michael PorcaroとJeff Porcaroの兄弟による強烈なリズムが格好良いです。ギターはLee Ritenour。

最後の曲08は、お馴染みRod Stewartの名曲のカヴァーです。カントリー色の強いRichard Greeneのヴァイオリンのプレイが光る1曲です。Lee Ritenourのギターもフィーチャーされています。何ともゆったりした雰囲気が心地良いです。

70年代後半になると当時で言うところのクロスオーヴァーがブームとなり、多くのJAZZプレイヤーもFUSION色の強いアルバムを挙ってリリースしました。コテコテのJAZZファンの間にはきっと賛否両論があっただろうと思います。でも音楽って聴いていて楽しい、そして気持ち良いことが大事ですから、そういう意味では私はこの作品が大好きですし、良い時代だったとつくづく思いますね。
FUSIONが好きな人にはお薦めの1枚です。このアルバムがCDで聴けて本当に嬉しい今日この頃でございます。

ところでジャケット写真の右端のお姉さん、スカートがシースルーっていうのが凄いですね(笑)
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by kaz-shin | 2009-08-30 12:42 | FUSION系 | Trackback | Comments(5) | |
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Commented by Apollo at 2009-08-30 16:47 x
kaz-shinさん、こんにちは。

いやぁ、久々にこのアルバム・ジャケット見ました。
リアル・タイムで、このアルバムもずいぶん聴いたものです。

現在は、アナログ盤も再発CDも手元にないので、当時聴いていたイメージなんですが・・・。
78年当時としては、かなりカッチリまとまったリズム・セクションの上で、ジョーが楽しそうに吹きまくっている、という印象です。
こんなフュージョン・テイストのアルバムは、これ以外に見あたらないので、私のお気に入りでもあります。

あ、ちょっと思い出しましたが、ジョーよりもっとジャズのイメージが強いスタン・ゲッツは、この時期フュージョン・テイストのアルバムを連打してますよね。ジョーのこのあるばむ同様、スタンの代表作として評価されることは絶対にないんですが、私はどちらも結構好きです。
Commented by まるいチーズ at 2009-08-31 07:55 x
おはようございます
いや~、これはまた懐かしいのを(笑)
私はジョー・ファレルが大好きなのですが、これは当時ジャケ買いしました(笑)ちなみにCDはHMVです。アルバムタイトルが私の世代には泣かせます、ジャケット通りの楽しい作品ですね。まさにクロスオーバーですよね。
Commented by kaz-shin at 2009-09-06 22:03
Apolloさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
レスが本当に遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

もともとFUSION系の音楽の面白さって、ジャンルに捉われないところだと思っているので、こういうアルバム大好きなんです。
プレイにしてもリラックスしている雰囲気が伝わってくるものも多いですし、何より楽しげにプレイしているのが聴いていて判りますよね。

最近では聴く回数が最も多いアルバムになってます。
Commented by kaz-shin at 2009-09-06 22:07
まるいチーズさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
レスが遅くなり、本当にすみません。

CD買われましたか!良いですよね~、ジャケット(笑)
クロスオーバーのブームに最中にリリースされただけあって、良い雰囲気ですよね。
やはり音楽って時代とか流行という見えない力に左右される部分があるんだなぁ~ということを感じます。
そんな見えない力が働いてるアルバムって勢いがあると感じるのですが、どうでしょう?(笑)
Commented by Kenny U at 2010-01-01 00:19 x
Joe Farrellですけど、
私には、JAZZ色が強いという感じには思えないんですよね。
CTIレーべルを離れて発表した1977年『教会と牡羊』というLPを持っているのですが、
スタッフのメンバーが四人もこぞって参加しているN.Y.オールスターズ系サウンドなんですよー!
www.hmv.co.jp/product/detail/3583283

しかしまあ、ワーナーの2枚は、CD化されていたんですね!
『NIGHT DANCING』も、是非、一度聴いてみたくなりました!

さて、もう、年が変わりましたねー!
ございさつは、改めて新年の記事でさせていただきまーす!
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