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大沢 誉志幸 with CAMELEONS_Collage ◇ 2010年 02月 06日
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先日、林田 健司のセルフ・カヴァー・アルバム『WORKS』を取り上げたばかりですが、今回も提供曲のセルフ・カヴァー集を紹介しましょう。
今回紹介するのは、大沢 誉志幸が1994年にリリースしたセルフ・カヴァー・アルバム『Collage』です。

大沢 誉志幸は1981年にバンドでデビュー。しかし成功せず、1983年にソロ・デビューを果たします。彼の存在を意識したのは、1984年のヒット曲「そして僕は途方に暮れる」からでしたね。元々彼の歌声というのが苦手だったのですが、彼の3枚目のアルバム『CONFUSION』はレコードでよく聴きました。
歌声の苦手意識からか、彼自身のアルバムはほとんど所有していなかったのですが、作曲家としての才能には一目置いておりましたので、この提供曲を集めたセルフ・カヴァー・アルバムに興味を持ち購入したものです。

おそらく作曲家としてメロディーを書いている時はアーティストとしての個性を抑制しながら、提供するアーティストのイメージを大切にしているはずです。そんな自身のアーティスト色を抑えた楽曲をアーティスト自身が歌う時にどのようにイメージを払拭するのか、あるいは抑制を開放するのかを楽しめるのが提供曲のセルフ・カヴァー・アルバムの面白いところだと私は思っています。そういう意味では非常に本作は面白いアルバムだと思いますね。

このアルバムで取り上げているのは、中森 明菜、吉川 晃司、沢田 研二、鈴木 雅之、本木 雅弘、山下 久美子に提供した楽曲10曲です。オリジナルを知らない曲もありますが、知らなくても十分楽しめると思います。中古店で割りと見かけるアルバムですから、興味があったら聴いてみて下さい。特に私のように大沢 誉志幸に苦手意識をお持ちの方にはお薦めですよ(笑)

『大沢 誉志幸 with CAMELEONS / Collage』
()内は提供アーティスト名
01. 1/2の神話 (中森 明菜)
02. ラ・ヴィ・アンローズ (吉川 晃司)
03. 晴れのちBlue Boy (沢田 研二)
04. プライベートホテル (鈴木 雅之)
05. Just Feelin' Groove (鈴木 雅之)
06. ガラス越しに消えた夏 (鈴木 雅之)
07. No No サーキュレーション (吉川 晃司)
08. 真夏の夜にタンゴ (本木 雅弘)
09. おまえにチェックイン (沢田 研二)
10. 時代遅れの恋心 (山下 久美子)

ピックアップ曲:
「1/2の神話」 / 作詞:売野 雅勇、作曲:大沢 誉志幸
ご存知中森 明菜が4枚目のシングルとして1983年にリリースされた曲ですね。ヘヴィーなロック調にアレンジされており、イントロだけでは「1/2の神話」だとは気付かないでしょう(笑)。大沢 誉志幸がこの曲を書いていた時のアレンジのイメージはきっとこういう感じだったのではないかと思える程、メロディーとハード・ロック調のアレンジがピッタリな感じです。アン・ルイスの歌謡ロック路線を彷彿させます。

「ラ・ヴィ・アンローズ」 / 作詞:売野 雅勇、作曲:大沢 誉志幸
1984年にリリースされた吉川 晃司の3枚目のシングル曲。実は私吉川 晃司が大の苦手でして、曲は当然知っていましたが良いとは思ってはいませんでした。しかし、この大沢ヴァージョンは実に良いですね~(笑)。吉川 晃司のトゲトゲした感じが無く、心持ちゆったりした感じがメロディーとよくマッチしています。こうやって聴くと良い曲です。新たな発見と感動を与えてくれた1曲でした。

「晴れのちBlue Boy」 / 作詞:銀色 夏生、作曲:大沢 誉志幸
ジュリーの1983年のシングル曲。この曲以降のジュリーの曲で覚えているのは正直なところありません。天下のジュリーも人気が翳り始めたのがこの頃だったように思います。ある意味大沢 誉志幸らいい曲だと思いますが、結構ジュリーにも似合っていたんではないでしょうか・・・。

「ガラス越しに消えた夏」 / 作詞:松本 一起、作曲:大沢 誉志幸
1986年の鈴木 雅之のソロ・デビュー・シングル曲ですね。名曲です。大沢 誉志幸は、アコースティック・ギター1本の弾き語りスタイルで歌っています。演奏のシンプルさがメロディーの良さを際立たせているような気がします。夏の終わりの何となく寂しい感じが漂っています。

「時代遅れの恋心」 / 作詞:下田 逸郎、作曲:大沢 誉志幸
山下 久美子が1982年にリリースした4thアルバム『抱きしめてオンリィ・ユー』に収録されていた曲です。何ともほのぼのとした下田 逸郎の歌詞がメロディーに溶けてるという感じが絶妙です。今まで大沢 誉志幸の歌声は苦手だと思っていたんですが、このアルバムを聴いてそんな苦手意識が薄れた気がします。
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by kaz-shin | 2010-02-06 23:23 | Compilation / Cover | Trackback | Comments(8) | |
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Commented by jyubon at 2010-02-07 00:46
こんなアルバムがあったんですね?興味津々です。
是非探してみようと思います。
Commented at 2010-02-07 11:18 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by SaToshi at 2010-02-07 15:08 x
自分のブログの記事をアップして、ここへ来たらなんと大澤さんじゃないですか。僕の記事は「CONFUSION」でした。
ブログの内容は無いですけどね。(^_^ゞ
大澤さんに関しては作曲家として名前を認識したので、普通僕があまり聞こうとしない男性アーティストだけど、ファースト・アルバムからレコードをレンタルして聞いたり、FMでライブをチェックしたりよく聞いています。全然苦手じゃないです。(笑)
大澤さんのセルフ・カバーはたしかTVとかで聞いていると思いますが、アルバムは聞いたことがありません。
ブックオフの250円コーナーでは見つかりません。(苦笑)
Commented by kaz-shin at 2010-02-08 01:37
jyubonさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
こんなアルバムもあったんです。こちらもお薦めですよ(笑)
中古店を気長に探せば見つかると思います。
Commented by kaz-shin at 2010-02-08 01:38
鍵コメさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
何ともお恥かしい限りです(笑)
ありがとうございました。
Commented by kaz-shin at 2010-02-08 01:45
SaToshiさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私はどうもハスキー・ヴォイスが苦手なようで・・・。
1~2曲聴いている分には平気なんですが、アルバム全曲となるとちょっと疲れてしまいます(笑)
音楽的には素敵だと思うのですが、こればかりは好みなので仕方無いですね。
Commented by kotaro at 2010-02-08 09:34 x
大澤、いや大沢さんというと、「そして僕は途方に暮れる」といった
秀逸な曲タイトルにあの当時、斬新さを感じました。
なんとかは傷ついている、とか、この言い回し。
ついでに「お前はすでに死んでいる」と3つ並べて女の子に
「はいどれが本当の曲名でしょう」とか、お馬鹿なクイズを出していました。

吉川晃司の「ラヴィアンローズ」、これ結構好きなんだけど、
異論が分かれますね(笑)

もともと「俺が歌う」って人じゃなく「音楽シーンがあまりにかったるいから、俺ならこうする」っていうことで出て来たとインタビューに答えていました。
こういう才能、もう一回出て来て欲しいデス。
Commented by kaz-shin at 2010-02-11 09:32
kotaroさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
出張中だった為、レスが遅くなってしまいました。すみません。

今は大澤となっているようですね。
私はシンガーというよりもソング・ライターとして魅力を感じていたんですが、
このアルバムではシンガーとしても魅力的なんだと感じることができましたね。
セルフ・カヴァー・アルバムって結構好きで、魅力的なアルバムも多いですよね。
私のイメージに似合っていないかも知れませんが、中島みゆきさんの『おかえりなさい』なんて
リリースされた当時は本当によく聴いてました。
いつかは紹介したいなと思っているのですが、イメージに合ってないかなと躊躇しています(笑)
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