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安部 恭弘_SLIT ◇ 2005年 10月 02日
安部 恭弘_SLIT_e0081370_19182636.jpg 

CITY POPの代名詞的アーティスト・安部恭弘の3枚目のアルバム。1984年にリリース。
1982年のデビューだが、デビュー以前に竹内まりやに楽曲を提供していた。安部恭弘の特徴は、都会的で洗練されたPOPなメロディー、独特な声であろう。特に声は1度聴けば忘れられないもの。アーティストとしてこれほどの強みはない。

1stアルバム『Hold Me Tight』や2ndアルバム『MODERATO』も大好きなアルバムなのだが、聴いた回数や思い入れの強さではこのアルバムが1番である。
それまでの楽曲の詞の殆どは、松本隆が書いていたのだが、このアルバムから康珍化(カン・チンファと読む)や吉田美奈子・大貫妙子等が提供しており、詞の世界が広がった気がする。松本隆の詞の世界が嫌いな訳ではないが、私個人は康珍化の詞が好きなのだ。

そして、職業アレンジャーでは日本一好きな清水信之のアレンジの素晴らしさが、このアルバムが好きな大きな要因である。清水信之に関してはいずれ書きたいと思うが、1979年に若干19歳でデビュー。20歳の頃には、epoのアルバムにアレンジャーとして参加している。いわゆる天才。楽器はほぼ何でもこなせるマルチ・プレイヤーである。このアルバム発表時でさえ24歳という若さなのだ。そのアレンジの冴えには、本当に驚かされる。

最近では、ベスト盤を含めオリジナル・アルバムも再販されている。興味のある方はベスト盤を聴いてみるなり、このアルバムを聴いてみる事をお勧めする。自信を持ってお薦め出来るアルバムである。
by kaz-shin | 2005-10-02 19:56 | CITY POP / J-AOR系 | Comments(1) | |
Commented by ぽん at 2012-12-14 13:13 x
かつて、このアルバムの全曲バンドスコアが発売された事があり、それを入手した方の呼びかけをきっかけに、ここ数年近く、安部さんの楽曲をコピー(練習)して楽しむセッションに参加しています。
スコアを見ると、安部さんの甘くお洒落なメロディーと清水さんの緻密(過ぎるとも言っていいくらい)なアレンジが、ギリギリのところでせめぎ合いながら、より深い世界観を醸し出しているのが判りますし、同時にコピー(演奏)する難しさを思い知らされています♪
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