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LEE RITENOUR_Friendship ◇ 2005年 10月 06日
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当時CROSSOVERと呼ばれていた音楽に最初に触れたのが、リー・リトナーだった。
最初の出会いは、『Lee Ritenour & His Gentle Thoughts』で歌の入っていない音楽で初めて良いと思ったアルバムだった。まず、驚いたのはこのレコードの音の良さ。
それもそのはず、ダイレクト・カッティングという技術を使ったレコードだったのだ。今では、デジタル・レコーディングが当たり前でノイズ等とは無縁の世界になりつつある。

しかし、70年代後半のレコーディング事情と言えば磁気テープを使って録音し、ミキシングを施した後にレコードの原盤であるラッカー盤に溝を刻んでいく方法であった。
テープに録音したものを音源に使う場合、原音に比べて音質が劣るしノイズも発生しやすくなる。そこで各レコード会社は競って原音に近い音を求めていた。その究極とも言えたのが、ダイレクト・カッティングであった。

マイク等で拾った音をテープに録音するのではなく、ミキサーを通し調整された音をラッカー盤にその場で溝を刻んでいく手法だ。
そうなれば、録音はレコード片面分をアーティストは続けて演奏しなければならない。曲間の無音部分の数秒で楽器を持ち替えたりしなければならなかったし、当然ミスは絶対に許されない訳だ。録り直しがきかない一発録りなのである。演奏する側だけでなく、エンジニアにも相当のプレッシャ-があった事だろう。

そんな過酷なダイレクト・カッティングのアルバムを4枚もリリースしたのが、リトナーだった。この『Friendship』は、3枚目のダイレクト・カッティングである。どのアルバムも素晴らしいアルバムだが、このアルバムが1番のお気に入りである。その理由は、スティーヴ・ガットのドラミングにある。それまでリトナーのバックでドラムを叩いていたのはハーヴィー・メイソンが多かった。個人的な好みだが、やはりガッドのドラムが格好良いのである。

メンバーは
Guitar : Lee Ritenour
Bass : Abraham Laboriel
Keyboard : Dave Grusin / Don Grusin
Drums : Steve Gadd
Sax : Ernie Watts
Percussion : Steve Forman

アルバム1曲目の「Sea Dance」は特に圧巻で、8分の7拍子という変則リズムでありながらギター、エレピ、サックスの高速ユニゾン。少しのずれも無い演奏は、さすが一流と感心させられたものだ(笑)しかも一発録音でなのだ。
今でもリトナーの曲で5本の指に入るくらい好きな曲である。最近、このアルバム(CD)を店頭で売られているのを見た事が無い。今では入手が難しいのだろうか?
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by kaz-shin | 2005-10-06 23:02 | FUSION系 | Trackback | Comments(8) | |
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Commented by at 2006-11-21 20:18 x
私もこのアルバムがリトナーデビューです。
といいますか、この1曲目の「Sea Dance」とカールトンの「Room335」がフュージョンデビューだったと思います。
初めてこの変拍子がFMから流れてきたときは少々驚きました。
それまではロック一筋だったもんで・・・
最近のリトナーといえばまた昔のメンツを集めてCDを出したり、ほんとうに音楽を楽しんでいるようですね。
Commented by kaz-shin at 2006-11-21 22:32
夢さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ダイレクト・カッティングで8分の7拍子というのを難無くこなすところが凄いですよね。
私は、このアルバムでスティーヴ・ガッドのドラミングの凄さを実感しました。
このアルバムとの出会いが、以前よりミュージシャン・クレジットを気にするようになったと
言えるかも知れません。
Commented by めんたいくれふ at 2008-12-04 16:36 x
実は探してるんです!でもないんです!
確かミュージックフェアだったと思うのですが
「Sea Dance」の演奏を観た記憶があります
MP3の視聴(45秒)ではイントロしかなく、あのテーマまでたどりつけません(涙)
なんとか聞きたいものです
Commented by kaz-shin at 2008-12-05 00:14
めんたいくれふさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
このCDは本当に見かけませんね。実は私もCDは持っていないんです。
レコードは持ってますが・・・。
私もCDをずっと探してました。ある日レンタル店でこのCDを見つけて、やっとバックアップ(モノは言いようです・・・汗)出来ました。
本当にスリリングな演奏が魅力のアルバムですから、ぜひ聴いて頂きたいと思います。
CDが見つかることを祈っています。
Commented by めんたいくれふ at 2010-01-09 23:32 x
お久しぶりです
本日レコードの方ですが
めんたい地方の中古ショップにて630円で入手できました
9月に関東方面に行った際にも探しきれなくて
ブルースフォアマンの「River Journey」を代わりに見つけて購入して(笑)

ただどちらもプレーヤーがなくて聴けないんですが・・・
もってるだけでとりあえず安心してます
Commented by kaz-shin at 2010-01-10 01:11
めんたいくれふさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本当にお久しぶりですね。
レコードとは言え、音源入手出来たんですね!
そうなるとぜひ聴いてもらいたいですね~(笑)

この記事も今読むと内容が薄っぺらいですね、お恥かしい。
いつかPart 2でも書こうかと思っています。
その時までにぜひレコードを聴いて頂いて、またコメントをよろしくお願いします(笑)
Commented by めんたいくれふ at 2010-03-17 22:10 x
またまたお久しぶりです
レコードはいまだに飾り物ですが、念願かなって?
「Sea Dance」がyoutubeにアップされていましたので報告です
http://www.youtube.com/watch?v=Upvwb6L7yJ0
時々ググッてたのがHIT、こりゃ早くレコード聴かなきゃ!

ところで大変失礼なお願いですが、
7~80年代の日本の女性シンガーで
「la ya la ya la あなたといればぁ~」という歌い出しで
「life is carnival」(だったと思う)という歌い終わりの曲について
何かわかりましたら教えていただきたいのですが・・・


Commented by kaz-shin at 2010-03-20 02:51
めんたいくれふさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
レスが遅くなりました。本当にすみません。
You tubeの「Sea Dance」を観ました(聴きましたですね・・・笑)
このアルバムでのSteve Gaddのドラミングは素晴らしいですよ。
早くレコード聴けると良いですね!

さてお訊ねの曲ですが、歌詞検索サイト等で探してみましたが分かりませんでした。
何となく聴いたことがあるような気もするのですが・・・。
お役に立てなくてすみません。
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