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今夜の1曲 / 松本 伊代 「予期せぬ出来事」 ◇ 2010年 09月 14日
人に対する第一印象のイメージというのは、思った以上に強く残ってしまうケースがありますよね。
実際に付き合ってみたり、相手をよく知ってみると、第一印象とは全然違っていたりすることも少なくないです。
音楽(アーティスト)に関しても同じようで、ある1曲のイメージが強過ぎて敬遠してしまい、そのアーティストの本質を見過ごしてしまっているケースもあります。私にとって今夜紹介する松本 伊代が、まさに第一印象のイメージが強過ぎて、彼女の魅力に気付くのが随分後になってしまったシンガーの一人。
それだけ「センチメンタル・ジャーニー」というデビュー曲の"伊代はまだ16だから~"が強烈だったということなんでしょうね(笑)
正直当時は酷い歌だと思いました。おそらく同じ感想を持った方も少なくないと思います。
もし、私の敬愛する作曲家・林 哲司が彼女のアルバムをプロデュースしていなければ、おそらく今でも松本 伊代は聴いていなかったと思います。

林 哲司フリークの私は、彼が松本 伊代のアルバム『風のように』(1987年)をプロデュースしていることを知り、大した期待もせずにアルバムを購入しました。しかし、これが期待外れに凄く良かった!(笑)
何より驚かされたのは彼女の歌。お世辞にも上手いとは言えませんが、本当に丁寧に歌を歌っているのが伝わってきました。歌詞の内容をきちんと自分なりに消化して、ちゃんと聴く人に伝えようとしている印象を受け、すごく好感を持てました。以降、アルバム『風のように』以降にリリースされたアルバムを買い集めるようになったのです。どのアルバムも良い作品ばかりで、いつの間にか松本 伊代は私のフェイバリット・シンガーの一人になりました。

今夜お届けするのは、現在のところ最後にリリースされたアルバム『MARiAGE ~もう若くないから~』に収録されていた「予期せぬ出来事」です。
この『MARiAGE ~もう若くないから~』も実に良いアルバムでして、私自身隠れ名盤だと確信している1枚です。
松本 伊代と聞いて眉をしかめたあなた、ぜひ聴いてみて下さい(笑)

「予期せぬ出来事」 / 作詞:鮎川 恵、作曲:崎谷 健次郎、編曲:大村 雅朗
Vocal & Background Vocals : 松本 伊代
Electric Guitar : 松原 正樹
Other Instruments : 大村 雅朗
Synthesizers Manipulater : 迫田 到


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by kaz-shin | 2010-09-14 01:48 | YouTube | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by ツッチー at 2010-09-14 18:39 x
こんばんわ

この曲、初めて聞きました。
いいですね。
久しぶりに近所のBOOKOFFで探索してきます。

角松の音はお洒落・・。
「それぞれが影響を受けた時代が違う」とのご意見、目からうろこです。
達郎さんのコンサートで、彼が影響を受けた音楽をところどころでご披露してました。いわれてみればその通りですね。

まったく関係ない話ですが、
TVで「待ち合わせ」をテーマにした特集が放送されていました。

今の10~20代の7割以上が、六本木のアマンドを知らないそうです・・・・。
活用の有無は別にしても、知識として知っていた私からするとビックリ。


Commented by kaz-shin at 2010-09-15 01:43
ツッチーさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
80年代後半にリリースされた伊代さんのアルバムは、どれも聴き応えがあって良いですよ。ぜひ聴いてみて下さい。

今の若い世代の人達と我々の年代には笑っちゃうくらいにジェネレーション・ギャップがありますよね。
ダイヤル式の電話、カセット・テープ、手紙等アナログ的なものが失われて、どんどん便利になっています。
今の若い世代の人はその恩恵を十分に受けている訳ですが、反面味わいとか風情みたいなものは失われつつあるのかも知れませんね。
Commented by miupa at 2010-09-17 02:33 x
またまたkaz-shinさんの紹介のアルバムで知らなかった名曲を知ってしまい、即AMAZON買いしてしまいました!
伊代ちゃんもいいですね〜。びっくりです。


隠れた名曲ってまだまだ沢山あるのですね。これからもセンスあるkaz-shinさんの紹介する曲を楽しみにしています。
Commented by kaz-shin at 2010-09-18 02:42
miupaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
伊代の曲を気に入って下さったようで嬉しいです・・・と同時にホッとしました。
もし「何じゃ~、この歌は!」てな事になったらどうしようかと思いましたよ(笑)
でも本当に80年代終盤のアルバムはどれも良いアルバムで、私としては自信を持ってお薦め出来ます。

名曲かどうかは別にして、単に私のその日の気分で聴きたい好きな曲をチョイスしているだけなんで、
本当に節操の無い感じになってますが、これからも色々紹介していきますので聴いてやって下さい。
Commented by kotaro at 2010-09-23 09:44 x
伊代ちゃんは、初期もいいけど、後期もいい。
岩崎良美、太田裕美といった、息の長い歌手についても、それは言えていると、感じます。

伊代さんについては、ビクター音産という会社の、当時の社風がとりわけ、売れる売れないに関わらず、丁寧な仕事をしているなと、私は評価しています。

切り捨て社会になる前だったから、スタッフも潤沢にいて、仕事が回せたからでしょう。
それを懐かしむだけでは、意味がなく、初期投資で儲けたぶんを、熱心なファンに還元する。そういうことを通じて音楽ファンの、耳や質を上げていくという。これぞ今で言う、ウィン=ウィンの関係であったと、いま感じました。

いい仕事をして、人に感謝される。それだけのことです。
Commented by kaz-shin at 2010-09-24 01:12
kotaroさん、コメントありがとうございます。
実は伊代さんの初期はほとんど聴いたことがありません(笑)
『風のように』以降のアルバムしか聴いたことが無いので、機会があれば聴いてみたいです。
でもこの時期からアイドル全盛期の頃の歌に戻って聴くというのは、若干抵抗もありまして・・・(笑)
それだけ後期の作品が私にとって良い作品が揃っているということなんだろうと思います。

確かにビクターの作った作品には、スタッフの熱意を感じるものが少なくないですね。
そういう熱意を形に出来た時代背景も手伝っていたのでしょう。
現在では難しいのでしょうね。
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