紹介するのは、山中のりまさ。彼が1981年にリリースしたアルバム『MERRY-GO-AROUND』に収録されており、シングル・カットされたナンバー「Sunrise Sunset」です。
プロデュースは、日本を代表するドラマー・村上 秀一。アソシエイト・プロデュースに清水 信之が加わっており、村上 秀一の人脈も手伝って1stアルバムにも関わらず、凄いミュージシャンが集まって制作されています。
1981年頃と言うと既にCITY POP系の音楽にどっぷりと嵌っていた頃で、新人や無名のアーティストでもプロデューサーや参加しているミュージシャンが好みであればアルバムを買ってました。いわゆるクレジット買いというやつです。このクレジット買いのおかげで色んな素晴らしいアーティストに出会えたのも事実なんです。山中のりまさの『MERRY-GO-AROUND』も普段であればクレジット買いの対象となるような作品なのですが、実はこのアルバムを購入したのは別の大きな理由がありました。
私の高校時代の友人が高校卒業後、音響関係の専門学校を経てあるレコーディング・スタジオに入社しました。友人が就職したスタジオは、様々なアーティストのレコーディングに使用されていた業界では名の知れたスタジオでした。おそらくそのスタジオ名を言えば、知っていたり、アルバム・クレジットに記載されているのを見た人も多いと思います。そのスタジオで友人はアシスタント・エンジニアとして仕事をこなしていました。
その友人の名前が、アルバム・クレジットのアシスタント・エンジニアの所に初めて記載されたのがこの『MERRY-GO-AROUND』だったんです。当時友人も喜んでましたし、私も妙に嬉しくてある意味ご祝儀的な意味合いもあって購入したアルバムでした。
それに加えて、レコーディングの様子や参加ミュージシャンの話をレコーディングの最中から色々聞いてましたので、例え友人の名前がアルバム・クレジットに記載されなかったとしても購入していただろうと思いますが・・・(笑)
そんな思い出が詰まったアルバムから、シングルにもなったキャッチーなナンバーをお届けします。
おそらくCD化はされていないと思います。ですので音源はアナログ音源です。音もお世辞にも良いとは言えないものですが聴いてみて下さい。
「Sunrise Sunset」 / 作詞:佐々木まこと、作曲:山中のりまさ、編曲:中村 哲、清水 信之、村上 秀一
Drums : 村上 秀一
Keyboards : 清水 信之
Electric Guitar : 今 剛
Acoustic Guitar : 大村 憲司
Chorus : 山中のりまさ
Strings : 多野アンサンブル
気に入って頂けたなら嬉しいです。
正直なところ、このエントリーにコメントが付くとは思っていませんでしたから・・・(笑)
ヒットはしなかったものの、こういう曲で溢れていたのが80年代でした。
私の世代で山中のりまさというと、やはり夢戦士ウイングマンのエンディング、林哲司作曲の「Wing Love」が思い浮かびます。
オープニングや挿入歌も林哲司作曲なのですが、やはりこの「Wing Love」のメロディーが一番林哲司っぽい。
林哲司のNINE STORIESあたりに本人歌唱で入っていてもまったく違和感がないくらいです。
「MERRY-GO-AROUND」、CD化してくれないですかねえ。
少し前のCITY POPSブームも下火になってきたみたいですし、ちょっと難しいかな…。
「やった!」
レスが遅くなって、本当にすみませんでした。
実は「Wing Love」ってまともに聴いたことが無いんですよ。
YouTubeにUPされてますかね?探してみます。
アルバム『MERRY-GO-AROUND』も悪くは無いのですが、
アルバムとしてトータル的に傑作かと問われると"?"という部分もあり、
個人的にはCD化は難しそうな印象がありますね。
レスが遅くなってしまい、本当にすみませんでした。
昔ラジオのCMで流れていたというのは、やはりサビの部分ですか?
喜んで頂けたようで何よりです。