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今夜の1曲 / Anna 「WANNA KISS」 ◇ 2011年 01月 28日
まだまだ続く私の好きな林 哲司の楽曲特集(笑)
今夜お届けするのは、現在DJとして活躍しているAnnaが1998年にリリースした2ndアルバム『Stories』に収録されている「WANNA KISS」です。
『Stories』のプロデュースは角松 敏生なんですが、彼のプロデュース作品には珍しく角松の提供曲はたった2曲のみ。岡本 朗、林 哲司、上田 知華、佐藤 博、尾崎 亜美といったメロディー・メーカー達が作曲した楽曲が収録されており、あんまり角松色が強くなくて逆に聴き易いアルバムに仕上がっている気がします。

Annaは、桂 菊丸・泉 アキ夫妻の長女で1996年に角松 敏生のプロデュースによるシングル「Heart to you ~夜が終わる前に~」でデビューします。この時は、"Anna from VOCALAND"名義でした。Anna名義では同じく1996年にシングル「Colors」(角松プロデュース)をリリースしています。なかなか歌もしっかりしていて、素質は十分だと思っていましたが売れたとは言い難い状況でした。

1stアルバム『ANNA』は、やはり角松 敏生のプロデュースで全曲の作・編曲を手掛けており、角松色全開といった感じでしたね。2ndでは色んな作家の曲を取り上げているせいか、バラエティに富んでいて聴いていて面白いですし、どんな曲をこなすAnnaの器用さを感じさせてくれます。

「WANNA KISS」は、作詞が康 珍化、作曲と編曲が林 哲司という私にとってはまさにゴールデン・コンビ(笑)の楽曲です。『Stories』には同じ康・林コンビでもう1曲、名バラード「Single Girl」という楽曲が収録されているのですが、近い内にまた紹介したいと思います。
時代を反映してか打ち込み中心のサウンドですが、キャッチーなメロディー・ラインはいかにも林 哲司らしいです。私のお気に入りの1曲です。聴いてみて下さい。

「WANNA KISS」/ 作詞:康 珍化、作・編曲:林 哲司
Programming & Guitar : 林 哲司
Synthesizer Manipulation : 大友 正、小西 輝男
Background Vocals & Rap : 坪倉 唯子


by kaz-shin | 2011-01-28 02:03 | YouTube | Comments(4) | |
Commented by airplay0105 at 2011-01-29 12:00
ANNAの林哲司!作品これ盲点でしたね~(笑)。

このアルバムをひさびさにひっぱり出して聞いてますが
いいアルバムですよね。
しかし、ぽんぽこりんがコーラスだったとは!
Commented by kaz-shin at 2011-01-30 08:18
airplay0105さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

1990年代の後半においても林 哲司さんのセンスは決して枯れてはいないという思いでこの曲をUPしてみました。
筒美 京平さんや林 哲司さんのように優れた作曲家というのは、その時代のトレンドを柔軟に、そして素早く取り入れる術を持っているということなんだと思います。

『Stories』は今聴くと角松一色に染まっていない分、聴きやすくて良いアルバムですよね。
Commented by hisa at 2011-02-11 20:00 x
1stを近所のDORAMAでなんと100円で手に入れました。全曲角松敏生で、まさに角松敏生ですね。歌い方や声も気に入ったので2ndを探してみます。kaz-shinさんの紹介でまた一人いいアーティストに巡り会えました。
Commented by kaz-shin at 2011-02-12 02:40
hisaさん、コメントありがとうございます。
1stは強烈なまでに角松色が強いですよね(笑)
それに比べて同じ角松プロデュース作でも2ndはかなり印象が違うと思います。
角松さんに夢中だった頃は、2ndを物足りないと感じてましたが、今は2ndの方が気に入ってます(笑)
ぜひ機会があったら2ndも聴いてみて下さい。
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