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今日の1曲 / 太田 裕美 「サマー・タイム・キラー」 ◇ 2011年 05月 21日
今日紹介する楽曲は、いつかはアルバム・レビュー記事を書こうと思いつつも書けていない太田 裕美の傑作アルバム『FEELIN' SUMMER』に収録されていた「サマー・タイム・キラー」です。
この『FEELIN' SUMMER』というアルバムは、私にとっては夏の定番アルバムであり、夏をテーマにした色々なアーティストの様々なアルバムの中においても非常に質の高いアルバムだと思っている1枚です。

それまで太田 裕美の作品の大半は、松本 隆、筒美 京平、萩田 光雄という黄金トリオの作品で占められていましたが、『FEELIN' SUMMER』はその黄金トリオの手を離れてから最初のアルバムだったと記憶しています。
私自身、太田 裕美の音楽に関しては然程興味があった訳ではなかったので、黄金トリオが手掛けていたアルバムも数枚所有している程度でしたが、ある時友人に聴かされたこの『FEELIN' SUMMER』の出来の良さに驚き、録音してもらったカセットを繰り返し聴いてましたね。
時が経ってCDの時代となり、"CD選書"として発売されたこのアルバムを購入し、以降夏の定番アルバムの1枚になっています。

いつかアルバム・レビューで詳しく書こうと思いますが、楽曲が良く、ヴォーカルが良く、アレンジも良いという三拍子揃った作品で、それまでの黄金トリオの作品が好きだった人にはどう受け止められたのかは分かりませんが、私は傑作だと断言してしまいます(笑)
それまで太田 裕美に対して私は、"ニュー・ミュージック"というイメージが持っていたんですが、このアルバムに関しては"CITY POP派シンガー(ソング・ライター)"として受け止めております。
彼女のヴォーカルも素晴らしいのですが、作詞家、作曲家としてのセンスの良さも感じさせてくれます。
あとアルバム収録曲の半分の手掛けた浜田 金吾のメロディー・センスと全曲のアレンジを手掛けた戸塚 修の手腕もこのアルバムの出来の良さに大きく貢献しています。
SEも随所に使われており、音もバランスも凄く良いのは、やはりエンジニアが吉田 保だからでしょうね。

「サマー・タイム・キラー」を聴いて良いなと思ったら、アルバムを1度聴いてみることをお薦めします。本当に良いアルバムですから・・・。

「サマー・タイム・キラー」 / 作詞:太田 裕美、作曲:浜田 金吾、編曲:戸塚 修


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by kaz-shin | 2011-05-21 06:03 | YouTube | Trackback | Comments(10) | |
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Commented by Kotaro at 2011-05-22 05:27 x
太田裕美のサマーアルバムとして思い出すのは、「手作りの画集」「こけてぃっしゅ」この「feelin'Summer」が良いですね。

この曲は、南欧を思わせるレキントギター風の音のかぶさりから、ゆっくり導入部が始まり、少しせつない夏のイリュージョンのような歌詞がたまりません。

夏の日の場面を想い聴く太田裕美。こういう午後の過ごし方に憧れます。
Commented by kaz-shin at 2011-05-22 22:33
Kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私の場合、太田裕美さんは色々聴いていた訳ではなくて、本当に数枚所有しているだけなんですが、
このアルバムだけは友人から聴かされて気に入った作品であり、私自身1番のお気に入りになっています。
正直シンガーとしての魅力を感じたのは、このアルバムからだったかも知れません。
今聴いても色褪せない傑作だと思います。
Commented by 横浜のvafan at 2011-05-22 22:51 x
こんばんは。太田裕美は、夏に向かうこの時期に、多少の気だるさ
を感じながら聴くのがいいですね。「feelin'Summer」もそんな
一枚です。ただ、どうしても、それ以前の作品と比べると地味な
印象があります。したがって、取り上げられていて少々驚きました。
さすがです。
Commented by kaz-shin at 2011-05-23 00:11
横浜のvafanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

裕美さんのアルバムは数える程度しか聴いていないのですが、
ずっとデビューから聴き続けてきた方々には地味な印象だったんですね。
私の場合、それまで抱いていた太田裕美のイメージとはかなり違っており新鮮に聴こえました。
キラー・チューンと呼べる曲は確かに無いのですが、味のある良い曲が揃っているアルバムだと思います。
Commented by Thunderer at 2011-05-24 04:42 x
こんばんは。

>それまで太田 裕美の作品の大半は、・・・
おや、3rdアルバムの「心が風邪をひいた日」の「袋小路 」は
作詞は、確かに松本 隆ですけど、作曲:荒井由実、編曲:林哲司 だし、「ひぐらし」も同じ。
でも、他は書かれた通りなので大半といえばそうかもしれませんけど。
他のアルバムの情報が手元で調べれないのとシングルはその通りなのでそういう言い方で正しいのかもしれません。
(「袋小路 」はかなり好きな曲で、アレンジしなおした「LITTLE CONCERT」の中の曲よりこちらが好みです。「ひぐらし」はいまいち好みに合わないけれど。)

個人的には、太田裕美さんは、好きな曲とあまり興味を持たない曲とが極端にわかれてました。
「feelin'Summer」も多少地味な印象を受けてしまって、あまり興味を持たなかったアルバムです。
 久しぶりに聞いてみようとしかけて、ついつい好みの「銀のオルゴール」(最後の一葉のB面)とか「冬の蜂」(アルバム:ELEGANCE)とか昔からのお気に入りのほうに手が伸びてしまった。。。
Commented by kotaro at 2011-05-24 07:23 x
このアルバム、かなりマニアックな題材だと思います。
ヒットチャート歌手であった彼女は、別の路線に行き始めたなと、新譜で聴いていて感じました。
ややフォークっぽいアイドルであった彼女が
初めてアーティスト志向を前面に打ち出したという点において。

それまでの3年間くらいは、詩人松本隆の、私家集みたいな
内容の濃いアルバムを1作、1作重ねていました。
「エレガンス」あたりが最後で、12人の作家の競作である「12ページの詩集」で
彼女はいろんな人の作品に挑戦するようになりました。
ロック小僧や音楽少年にとり、太田裕美を買って聴くと言うのは
リアルタイムの時代でしたら、後戻りするようで、あの頃は私も抵抗があった一人です。
私の場合は「松本隆研究」の一環から「これは面白い」と、
殆どのアルバムを学生時代に揃えてゆきました。

はっぴいえんどから始まった日本の音楽の流れが、太田裕美という題材で
ひとつの結実があったのではないかと思います。
ひとつの面白い時代であったと思います。
Commented by kaz-shin at 2011-05-26 12:45
Thundererさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
レスが遅くなってしまい、すみません。

私は本当に文章が下手で嫌になります。
松本・筒美・萩田トリオの作品を1曲も含んでいないアルバムということを書きたかったんです。
これも『FEELIN' SUMMER』以前のアルバムを全部聴いている訳では無いので確かではありませんが・・・(汗)
ただ、このアルバムがそれまでの太田裕美さんのカラーと明らかに違っているのを伝えたかったんですよ。
それほど私の中では傑作なんですよね。
最近久しぶりに聴きましたが、これはアルバム・レビューを書かなければと焦っております(笑)
Commented by kaz-shin at 2011-05-26 12:52
Kotaroさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
レスが毎度毎度遅くなってすみません。

やはりマニアックな部類に入るんですかね、このアルバムは。
楽曲、ヴォーカルの良さも光ってますけど、特にアレンジ(演奏)に関してはかなり凄いレベルのアルバムだと思っています。
ミュージシャン・クレジットが無いのが悔しいです(笑)
しかし、相当な腕利きが揃っているのはサウンドを聴いてもらえればすぐ判ります。
コーラスに達郎さんと美奈子さんが参加しているのも判りますし、相当数のミュージシャンを集めているのが音で判ります。
演奏聴いているだけで興奮しちゃいますね、私の場合(笑)
Commented by Thunderer at 2011-05-28 23:05 x
kaz-shinさん、こんばんは。
>このアルバムがそれまでの太田裕美さんのカラーと明らかに違っているのを伝えたかったんですよ。
大丈夫。たぶん、大抵の人には伝わっていますよ。
(本文を読み返してみて。)

私は、太田裕美さんに対しては、時期を問わず、曲単位で好き嫌いが分かれてしまうので、アルバム毎の変化とかをあまり意識していなかったから、その色眼鏡で見てしまって前のコメントを書いていたってことかなと思いますので。

『FEELIN' SUMMER』をひさびさに聞いてみました。
「サマー・タイム・キラー」もいいですが、「乱反射(ハレーション)」や「SHOWER GIRL」あたりも結構いいなあと思います。
でも、なんとなく、太田裕美さんのカラーなのかなと疑問に思う曲もあって。
といいながら、よく考えると二枚前の『ELEGANCE』と、この『FEELIN' SUMMER』、二枚後の『思い出を置く 君を置く』(約1年毎ですが)、それぞれかなり違うイメージを受けるので、いろいろ変わっていく過程で生まれたアルバムなのかなと思ったりもします。
Commented by kaz-shin at 2011-05-29 08:41
Thundererさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
わざわざレスを頂戴して恐縮です。

私の場合、アーティストありきでなくて、曲ありきで音楽を聴くというような傾向が強いんです。
だからアレコレと幅広く聴いていても、実のところは知識は薄っぺらなんです。
加えて文章が下手ときてる・・・(笑)

こうなると好きな音楽をただ好きだと語る以外に方法が無くなってきます。
でも良い作品は多くの方に聴いて欲しいと思っていて、それがこのブログを始めたきっかけでもあります。

『FEELIN' SUMMER』は、CITY POP系のアルバムであると思っていますし、
裕美さんのヴォーカル・スタイルも確かにいつものカラーと違っていて、そこが私が気に入ったところでもあります。

近々アルバム・レビュー記事を必ず書きます。
私にそういう気を起こさせるアルバムなので・・・。
その時はまたコメントをよろしくお願いします(笑)
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