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TATSURO YAMASHITA PERFORMANCE 2011-2012_4月6日 中野サンプラザ ◇ 2012年 04月 07日
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4月6日金曜日、2011年11月からスタートした山下 達郎のツアー『TATSURO YAMASHITA PERFORMANCE 2011-2012』の東京最終日となる中野サンプラザに行ってきました。
相変わらず達郎のパフォーマンスは素晴らしいの一言で、本当に楽しかったし感動したライブでした。セットリストが気になる方も多いでしょうが、達郎の意向もありますし私自身メモを取っていなかったので詳細はいずれまた・・・。古くからのファンや今回初めて達郎のライブを観る人にも楽しんでもらう為、選曲にかなり苦しんだのは確かなようです。

今回のライブが観れたのはとてもラッキーだったと言えるかも知れません。と言うのも4月6日は山下 達郎・竹内 まりや夫妻の30回目の結婚記念日だそうです。そしてツアー50本目にして東京最終日ということで観客は否が応でも盛り上がります。
18時35分頃に開演、終了時が22時15分位でしたから、実に3時間40分にも及ぶライブでしたが、内容が素晴らしかったので本当にアッと言う間の3時間40分でした。

私が特に良かったと感じたところを3点ほど書いておこうと思います。
まず最初は照明の素晴らしさ。ダウンタウンのストリートを連想させるセットで、背景に描かれているのは川と橋、川の向こうには都会の街並。これらが照明によって美しく浮かび上がってきて本当に綺麗なんですよね。
今回のツアーでライトニング・プランナーを務めたのが小川 幾雄という方で、数多くの舞台(芝居)の照明を手掛けており、その筋では有名な方なようです。確かに単なる音楽の照明という感じではなくて、ちゃんと演出を感じました。照明がいかに重要かを教えてもらった気がします。

続いて素晴らしかったのが、今回のツアーから土岐 英史に代わって新メンバーとなったサックス奏者の宮里 陽太です。1983年生まれの若いプレイヤーですが、達郎が「めちゃめちゃ上手い」と言っていた通り、本当に凄いサックスを聴かせてくれました。宮崎県都城市に在住でライブの度に都城から遠征してきているとか・・・。
本来はJAZZ畑のミュージシャンらしいですが、これからどんどん頭角を現すプレイヤーだという気がしますね。どこが凄いのか具体的に書ける文才があれば良いのですが、生憎その文才が無いのが悔しいです。でも本当に彼のサックスは凄かったですね。鳥肌立ちましたから(笑)

最後に私が今回1番感動したのは達郎のMCでした。
落語家を彷彿させる軽妙な喋り口調で色々笑わせてくれるのですが、決してそれだけでなく達郎の言葉には上っ面だけの言葉というものが無いんですね。
常に本音・本心を飾らない言葉で伝えようとする達郎のMCを辛口と感じる人もいるでしょうが、私は全然気になりません。逆にMCが楽しみなくらいです。
そんな達郎のMCの中で私が感動した話を紹介しておきます。正確さに欠けるかも知れませんが、雰囲気を感じて頂ければと思います。
それは「希望という名の光」の演奏中の事、間奏部で達郎が語り出しました。
"この曲は大震災が起こる前の2010年にリリースされましたが、震災後この曲を聴いて元気をもらったという感想を耳にするようになりました。現在もボランティアやチャリティー活動をしているアーティストもいらっしゃいます。僕の歌では人は救えませんし、万人が喜んでもらえるような曲も書けません。では僕に何が出来るのかを考えた時、今日こうやってこの会場へ足を運んでくれた1920人(中野サンプラザのキャパ)の皆さんを元気付けることは出来るかも知れないと思いました。ですからメンバー共々皆さんの為に心を籠めて一生懸命この歌を歌わせて頂きます。"と・・・。
来週からは東北地方へのツアーが始まります。達郎の歌で元気付けられる人がきっと沢山いることでしょう。そうであることを心から願っています。
ぜひとも東北地方の方は楽しみにして欲しいなと思います。

去年リリースされたアルバム『Ray Of Hope』のレビュー記事を近々書きたいと思っています。リリースされてから随分経ってしまいましたが、私にとってこのアルバムは今までの達郎のどのアルバムとも違っていて、達郎という人間の温か味が感じられる作品なんです。最初は収録曲に関して内省的で地味という印象だったんですが、聴き込んでいるうちに体の中に温かいモノを感じるようになりました。こんなことは今までの達郎のアルバムでは感じなかったことです。
おそらく大震災という未曾有の大惨事の影響もあるかも知れませんね。
このアルバムの印象を上手く文章に出来るかは分かりませんが、レビュー記事は書きたいなと思っています。

4月7日追記:
来年で還暦を迎える達郎。3時間以上も歌い続け、喋り続けているにも関わらず声が衰えるどころか、後半になるにつれて声の伸びがよくなっているのには驚かされました。このままの状態だったら70歳を迎えた達郎の「RIDE ON TIME」を聴くのも夢ではないような気がします。
by kaz-shin | 2012-04-07 03:12 | 雑記 | Comments(6) | |
Commented by ツッチー at 2012-04-07 21:07 x
お久しぶりです。
達郎氏のツアー、私は大阪で参加しました。
感想は、なんと!kaz-shinさんと寸分たがわず同じ。
特によかった3点、その中でも1番がMC、そして追4月7日追記、まさにおっしゃる通りだと思います。
そのことがビックリで思わずコメントしました(笑)


Commented by kaz-shin at 2012-04-08 00:31
ツッチーさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
ツッチーさんも行かれましたか!
達郎さんのMCは良いですよね~。本当に聞いていて楽しいです。
セット・リストは今調べていますが、大体判明しました。
書こうかどうしようか迷っていますが・・・(笑)
まだまだ頑張って欲しいですよね。
Commented by Kocrisp at 2012-04-11 21:52 x
kaz-shinさん、ご無沙汰です!

行きましたか~!!本当に素晴らしすぎましたよね。

回数を重ねる毎に凄さを目の当たりにしてしまい、
一体達郎さんはどこまで素晴らしくなっていくんだろうって、
思ってしまいました。
3つのポイント、おっしゃるとおりです!
宮里くんの行く末を見守っていきたいって思いました。
あ、もう1ついいですか?難波さんの様子なども…(笑)

セトリはばっちりその場でメモりました。結構大変でしたが
帰宅後に興奮が蘇ってきてしまいました。
大宮へも行ってしまいそうで、危ない私です。
Commented by kaz-shin at 2012-04-14 13:47
Kocrispさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
レスが遅くなり、すみませんでした。

本当に達郎さんのツアーは、いつも期待以上の感動と興奮を味わせてくれます。
まさにプロ中のプロですね。
また来年もぜひとも参加したいです。チケット抑えるのが大変ですが・・・(笑)

それとセットリストは、Kocrispさんが行かれた神奈川県民ホールの時と一緒みたいです。
Commented by hyro at 2012-05-10 01:19 x
ちょっとご無沙汰してる間に.....^^;

このところ、よくツアーやってますね。個人的に観た初ツアーは、もうLIVE止めるらしいでぇ〜って噂が出て、慌てて観に行った、氏もイチ押しの大阪フェスですね。
その後は、とんとご無沙汰。しかも久々の復帰した頃は国外逃亡で見逃してるし.....(しかも地元のホール(客席がトウモロコシみたいとコキ下ろしてくれてます。音はそれなり....らしいですが)では伝説のコーキ遅刻&一人前座デスよ)RCA・airはなんとなく行きそびれ(そもそもチケ争奪戦で萎える)その次もようやく山下家MLのおこぼれチケットで見に行きました。前回のもいかなかったし、今回もなんとなく....

この日のbootが裏ルートで出廻ってまして、聴きましたよ<ヲィ
ソロ廻しで、コーキが結婚行進曲…ってやつでしょ?
う〜ん、有難いような?なんか不思議な感じですよね。

チケットがやはり最大のネックでしょうね。FCが大量に押さえて転売(とゆ〜か、諸々の手数料を丸投げで捌いてるとしか思えない)がイヤでなんか疎遠になってしまってます。
Commented by kaz-shin at 2012-05-11 22:58
hyroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
マイペースですが、少しずつ更新しています。
これからもよろしくお願いします。

達郎さんのライブは、チケットさえ取れれば本当に楽しめますから、チケットの争奪戦がネックですね。
今回の中野サンプラは結構初めて達郎のライブを観るという人が結構多かったです。
私のような年代の人が少し落ち着いてきて、奥さんと昔を懐かしんで
足を運んでいるというケースも多くなっているのではないでしょうかね。
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