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AB'S_AB'S ◇ 2005年 12月 06日
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元SHOGUNの芳野 藤丸(Guitar / Vocal)、元スペクトラムの鉄壁のリズム隊、渡辺 直樹(Bass / Vocal)、岡本 敦男(Drums / Vocal)、元パラシュートの安藤 芳彦(Keyboards / Vocal)に松下 誠(Guitar / Vocal)という5人の凄腕ミュージシャンによって結成されたAB'Sの1stアルバム。1983年のリリース。高度なテクニックを要する演奏を難なくこなす腕前を持ちながら、全員が歌えるというスーパー・バンドである。安藤が英語詞意外の6曲の詞を書き、芳野が2曲、松下が3曲、渡辺が2曲、岡本が1曲、曲を書いている。サウンド的にはアンサンブル重視の音作りと言えるだろう。

01. DEJA VU
02. DEE-DEE-PHONE
03. DJANGO
04. FILL THE SAIL
05. ASIAN MOON
06. IN THE CITY NIGHT
07. GIRL
08. JUST YOU

これだけ歌えて、演奏も出来るのに商業的には成功しなかったようだ。わかる気がする。演奏も聴かせたい、歌も聴かせたいという欲張った感じが中途半端な印象を与えているのかも知れない。インストのみで勝負してみても良かったのかも・・・というのが正直な感想だ。歌モノで勝負するのなら、01、04、06辺りのようなキャッチーなメロディー主体でやればもっと成功していたのでは?
SHOGUN、パラシュート、スペクトラムはそこそこ成功していたのだから。
こんな事を書くと誤解を受けそうだが、決して悪いアルバムだということでは断じて無い。むしろ格好良いアルバムなのだ。
演奏だけ聴いていてもそのテクニックに圧倒されるし、コーラスワークだってさすがと思わせるのだ。
ただ、華が無いと言うか、インパクトに欠ける感じだろうか・・・。
私個人の印象だと、AORと言うよりはあきらかにFUSIONに近いサウンド志向という気がする。
だから尚更インストのみのアルバムというのも聴いてみたかった。

なんだかんだと書いたが、結局は好きなアルバムである事は間違い無いのだ(笑)
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by kaz-shin | 2005-12-06 00:01 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(12) | |
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Commented by WESING at 2005-12-07 22:41 x
ヒット・チャートにランクされるような売れ方じゃないのは分かるけど、AB'Sって商業的に成功してなかったんですか?
それと、SHOGUNとスペクトラムはTVドラマやCMの効果でそこそこ売れていたのは分かるけど、パラシュートもAB'Sと大して変わらないような気がするんですけどね。
地方在住なので、どれだけ売れていたか分かりにくいところもあるんですけど、AB'SはFMライブ放送を4本(3本が'83年)持っているし、結構売れていたんじゃないかと思っていましたよ。
ちなみに、パラシュートが活動していた頃は民放FMを受信できなかったので、NHKで放送された1本しか持ってません。
TVは興味なかったので知りません。

どちらも好きでリアルタイムでレコードを買ってましたが、
どちらかと言えば、AB'Sの方が好きです。
Commented by kaz-shin at 2005-12-07 23:25
WESINGさん、こんばんは。
商業的な話で言えば、パラシュートもAB'SもWESINGさんの言う通り似たようなものだったと思います。ただ、私を取り囲んでいた環境では、やはりパラシュートの方が知名度が高かったですね。私の友人達の間でも、FUSION好きはパラシュート、歌モノが好きな奴はAB'Sという色分けが出来てましたね。

キャンディーズの追っかけをしていたので、渡辺氏や岡本氏はMMP時代から知っています。当時からアイドルのバックにはもったいない程の演奏技術をもったバンドでした。そんなところから、MMP→スペクトラム→AB'Sと自然に聴いてきたという感じです。
Commented by WESING at 2005-12-08 14:13 x
パラシュートはフュージョンというよりポップス系インストという気がしていました。特に印象に残っている(というか覚えている)曲というのが「SYLVIA」くらいなのでインストも演るボーカル・バントと思ったりします。(苦笑)
キャンディーズのアルバムはライブ盤と最後のライブ盤を買いました。
スペクトラムは特に好きということもなく一応アルバムを持っているという感じです。それでも、レコードとCDと両方買ってしまいました。
Commented by kaz-shin at 2005-12-08 15:15
私がパラシュートをFUSIONとして捉えているのは、単にインスト曲しか
聴いていないからなんです(笑) だから聴くアルバムも1st~3rdアルバ
ムがメインです。ボーカル曲は、ほとんど覚えていないというのが正直な
ところです・・・。
Commented by ひろ at 2005-12-13 10:02 x
芳野藤丸、AB'Sと懐かしい名前にヒットしたのでお邪魔します。SHOGUNは全米ネット「アメリカン・バンド・スタンド」に出演しましたよね。AB'SはUKでリリースした12インチシングル(Deja Vu/Asian Moon)がヒットしましよね。ずいぶん後の1995年~1998年にUKに住んだのですが、ロンドンのクラブで一度、ラジオでは何度か耳にしました。 海外での評価の方が高かったかも。
Commented by kaz-shin at 2005-12-13 23:24
ひろさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
昔から、芳野 藤丸さんに書くメロディーが好きでした。SHOGUN、ソロ、
AB'Sだけでなく岩崎 良美さんのデビュー曲「赤と黒」とか・・・。
これほどの演奏技術と作曲センスがあれば、海外でも評価されるのは
当然かも知れませんね。
Commented by ひろ at 2005-12-14 09:38 x
僕も「赤と黒」大好きです。藤丸氏を知るきっかけとなった曲は「夢番地一
丁目」です。まだ中学生だったのですが、なぜ作曲者に注目したのか覚
えていません。後々「男たちのメロディー」のヴォーカルが藤丸氏と知る
に至り、はまっていった次第です。 懐かしい・・・。 昨夜検索したら藤丸
氏、AB'S、SHOGUNのライブがあったんですね。 AB'Sはアルバムも
出しているし・・・懐かしんでる場合じゃない! 早速、CD調達します。
Kaz-Shin様のおかげでちょっと早いクリスマスプレゼントもらった気分
です。 ありがとうございます。 近々、このブログをじっくり拝見させて
頂きます。
Commented by kaz-shin at 2005-12-14 10:22
こんにちは。
「夢番地一丁目」は、石川ひとみさんの曲でしたね。「まちぶせ」と同じ頃
の作品だったように記憶してますが・・・。懐かしいですね。
AB'Sの再結成は、結構好きな人間の間では話題になりましたよ。

こんな拙いブログですが、少しでもお役に立てたなら凄く嬉しいです。
暇な時にでも覗いてやって下さい。
Commented by 哲学者になりたい猫 at 2008-11-11 22:06 x
これはものすごいカッコ良さの極北にある名盤ですよね。今音楽界にいる方もこれを影響を受けた一枚に挙げていたりまさにab'sはその面子からもまさに「クリエイターズ・クリエイター」と言ってよいでしょうね。特に02で顕著に聴ける音のシャワーを浴びてるような感覚を抱かせる素晴らしい演奏…さすが敏腕スタジオミュージシャン の集まりですよね。それゆえにkaz-shinさんのようなFusion好きの音楽通の方は歌無しの方が良かった…と思われちゃうんでしょうね。でも私みたいな音楽センスがかけらも無い猫がこのアルバムをちゃんとキャッチできたのはやはり歌付きで取っ付きやすくなってる所が大きいかなと思いますね。CDはもうかなり前に市場から消えてしまいましたが配信で購入可能なので若い人にも80年代の音楽の良さの一つとして是非一度体感して欲しいですよね。ところでこの記事もそろそろPart2考えませんか?kaz-shinさん(笑)前回は斉藤由貴今回はここにコメントしている事からもkaz-shinさんと音楽通の素晴らしき仲間達と真逆のポジションで救いよう無いなぁと実感した猫でした(苦笑)
Commented by kaz-shin at 2008-11-12 00:42
哲学者になりたい猫さん、こんばんは。古い記事にコメントありがとうございます。
それにしても拙い記事ですよね~。今も酷いがこの頃はもっと酷い(爆)
加えて読み返してみると、このアルバムの印象も今はこの頃と違っているんですよね。今はヴォーカルにも魅力を感じてますから・・・。
これはぜひともPart.2を書かないといけませんね。
いつになるかは分かりませんが、期待してて下さい。
Commented by kotaro at 2008-12-29 04:29 x
いぶし銀サウンドのAB'S。いぶし銀というのは中/後期のイーグルスとかドゥービーを形容するときに使うのが適当なのだろうけど、ニッポンのAB'Sも渋かった。
この盤もすごいレコードの1枚だと思います。
内外ジャズや超テクのロックを聴き込んでいた音楽通たちにアッパーカットをくらわせるために出したのでは、当時の感想はそんな思いでした。

上手いだけじゃないよ、俺たちは。
テレビの裏方もやってきたし、甘いも酸っぱいも噛み締めて来て、好きに音楽をやらせてもらえれば、こんなものもできるんだよ、って。

これだけ評価されているなら、四半世紀経て再結成したAB'Sをぜひ取り上げて欲しいという気もします。AB'S「Blue」は通販で手に入りませんでしょうか。
それを聴かれてから第2インプレッションを書かれる方が、筆も乗るかと思います。
Commented by kaz-shin at 2008-12-30 01:16
kotaroさん、コメントありがとうございます。
残念ながら再結成後のアルバムは未聴です。もちろん興味はありますが・・・。
どうも再結成というものにあまり興味が持てない性分です。
音楽性について云々よりも、やはりその時代の中の音楽というのが私の中にあるようです。
でも聴いてみないと良いか悪いかも分からない訳ですから、ちょっと探してみます。
AB'Sの場合、センスの良さを感じるものの、一般受けしない感じがありますね。
かなり渋いですが、ショーグンの方が聴き易いと思う人が多いかも知れません。玄人好みのバンドという感じでしょうか。
そこが良いんですけど(笑)
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