浜田 省吾_CLUB SNOWBOUND
1985年にリリースされたミニ・アルバムで、X'masをテーマにした企画盤。5曲しか収録されていないが内容の濃い良く出来た作品で、この季節の私の愛聴盤の一つである。
全曲、作詞・作曲を浜田 省吾、アレンジを板倉 雅一(浜省との共同が1曲)、コーラス・アレンジを町支 寛二が担当していて、仲間内であれこれやりながら作ったという感じが伝わってくる1枚だ。
01. CHANPAGNE NIGHT
02. SNOWBOUND PARTY - Tonight Visitors OK! -
03. MIDNIGHT FLIGHT - ひとりぼっちのクリスマス・イブ -
04. SNOW ON THE ROOF - Just Like You And Me -
05. SENTIMENTAL CHRISTMAS
01 は、ゴスペル・ソングを彷彿させるア・カペラ・ナンバー。コーラスは、おそらく町支 寛二の多重録音だろう。1分強の短い曲だが、しっとりとした味のある曲。
02 は、一転して明るいダンス・ナンバー。60's風、いわゆるオールディーズっぽい作りのナンバーで、歌詞もナンパした女の子とダンス・パーティーへ行くという、まさにオールディーズな内容だ(笑)
名曲中の名曲だと疑わない03。リメイクして『 Wasted Tears 』にも収録されたが、やはりこのアルバムのテイクが1番だと思う。達郎の「 クリスマス・イヴ 」もそうだが、クリスマスの名曲と呼ばれるものは淋しいクリスマスの話が多いのは何故か?
04 は、リード・ボーカルを町支 寛二、コーラスを浜田 省吾という珍しいナンバー。後にソロ・デビューする町支だが、この時点では< 愛奴 >依頼のリード・ボーカルだったらしい。曲調は、初期のビートルズっぽい感じだ。
05 は、いかにも浜省らしいバラード。間奏と終盤のJAZZYなギターが気持ち良いナンバーである。
1976年のソロ・デビューから、このアルバムを発表した1985年迄の10年間の音楽が私は1番好きである。このアルバム以降あまり聴かなくなってしまった、別に理由は無いのだが・・・。
浜省が聴きたいと思うと、『 ILLUMINATION 』 や 『 MIND SCREEN 』 を手に取ってしまうのだった。 たまに愛奴も聴きたくなるという完全な懐古主義なのである(笑)
このアルバム・ジャケットはアナログ盤のもの。CDは、『 CLUB SURFBOUND 』と一緒になって『 Club Surf & Snowbound 』として1987年にリリースされた。
私もこのアルバムは12月の3週間聴き続けます。
ほんとにいいですね。
この時期までは、みずみずしさがあるし、そんなに凝ってなくてストレートに想いが伝わってくる気がします。
でも最新のMY FIRST LOVEはストレートでいいですよ。
このアルバムを最初に聴いた時、そのお洒落な感じに感動しました。
私も12月に入ると聴く回数が増えるアルバムです。
本当はCDも持っているのですが、『CLUB SNOWBOUND』だけ紹介したくて
アナログ盤のジャケットを使って紹介しました。
最近の浜田さんを聴いていないので、今度聴いてみることにします。
お薦め頂いて、ありがとうございます。