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清水 信之_CORNER TOP ◇ 2005年 12月 18日
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80年代に頭角を表し、現在に至るまで一線で活躍し続けているアレンジャーの清水 信之が、1980年にリリースしたソロ・アルバム。このアルバムがレコーディングされた時の清水の年齢は、若干19歳というから驚きである。しかも、キーボードだけでなく、ギター、ベース、ドラム等の楽器もこなすマルチ・プレイヤーである。アルバムにはボーカル曲も含まれているが、ミュージシャンとしてのリーダー・アルバムという事でFUSIONとして紹介しようと思う。19歳でリズム・アレンジばかりでなく、ストリングスやホーンのアレンジも難なくこなしてしまう力量は驚きである。

01. CORNER TOP
02. CRAZY KNIFE
03. さよなら ~ またいつか
04. PUNK INTERLUDE
05. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
06. N.Y.TIMES
07. こぬか雨
08. SILVER SPOT
09. POPEYE THE SAILORMAN
10. 流星
11. グッド・タイムズ(エピローグ)

スピード感溢れるスリリングな 01 は、渡嘉敷 祐一のタイトなドラム、清水のオルガンと松木 恒秀のギターのソロ・バトルが聴き所。02 は、全ての楽器(キーボード、ベース、ギター、ドラム)を清水一人で演奏している。ギターの腕前もなかなかである。
ストリングス・アレンジとピアニカの音色が美しい 03。コーラスでEPOが参加している。
松武 秀樹と組んでYMOばりのテクノ・サウンドを聴かせる 04。バート・バカラックの曲をサンバ風にアレンジした 05 は、村上 秀一のドラミングと大村 憲司のアコースティック・ギターが素晴らしい。桜井 哲夫(Bass)、森園 勝敏(Guitar)、清水 靖晃(Sax)等を迎え、ホーン・セクションがカッコ良い 06。07 は、伊藤 銀次の名曲のカバー。かなりテンポ・アップされPOPな感じが増している。歌はご愛嬌という事で・・・。EPOと竹内 まりやのコーラス、山岸 潤史のギターが下手な歌をカバーしてくれている(笑)
08 もボーカル曲だが、EPOのボーカルによるもの。09 は、ご存知ポパイのテーマをディズニーランドのエレクトリック・パレード風にアレンジしたもの。
村上 秀一のドラムと小原 礼のベースが熱い 10 は、このアルバムの中では一番FUSION色の強いハイ・テンションの曲だ。
最後を飾る 11 は、01 のメロディーをバラード調にリ・アレンジしている。

本当に19歳の若者が、作曲・アレンジ・演奏しているのかと思う程洗練されている。素晴らしい才能の持ち主である。井上 鑑と共に80年代において、その仕事の量や質の高さは日本のトップ・レベルだった事は、間違い無い事実だ。POPS系のアレンジに関しては、80年代に活躍したアレンジャーでは清水 信之が一番であろう。

アレンジャーよりも作曲家、ミュージシャンとしての清水 信之をクローズ・アップしたこのアルバム。
ぜひ一度は聴いて欲しい良質な作品である。
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by kaz-shin | 2005-12-18 02:43 | FUSION系 | Trackback | Comments(2) | |
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Commented by WESING at 2005-12-18 17:15 x
大好きなアルバムです。2作目は僕の好きな松岡さんが参加しているけど、こちらをよく聴きました。「こぬか雨」はこのアルバムで始めて聴いたかもしれません。好きな曲ですけど、EPOさんバージョンがもっと好きかな。
Commented by kaz-shin at 2005-12-18 22:36
こんばんは。コメントありがとうございます。
実は2作目は聴いた事が無いです。松岡さんが参加してたんですか?
聴いてみたいですね。アレンジの仕事ばかりが目につきますが、結構
良い曲を書きますね、清水さん。
また、こういうFUSIONぽいアルバムを出して欲しいものです。
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