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深町 純 & The New York All Stars_ON THE MOVE ◇ 2005年 12月 27日
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深町 純の1978年リリースのFUSION色の強いアルバムです。あんまり深町 純の作品を知っている訳ではないのですが、このアルバムと『 JUN FUKAMACHI & THE NEW YORK ALL STARS LIVE 』の2枚は好きでよく聴いてました。ライブ盤の方は、リーダー作でありながら控えめのプレイでアンサンブル重視に徹していましたが、このアルバムでは、しっかり自己主張しています。ニューヨークで活躍する豪華なミュージシャンを集め作られていて、軽快でご機嫌なサウンドを聴かせてくれます。

まず参加ミュージシャンを紹介すると、
Steve Gadd (Drums)、Will Lee / Anthony Jackson (Bass)、Barry Finnerty / Eric Gale (Guitar)、
Richard Tee (Acoustic Piano)、Mike Mainieri (Vibes)、Randy Brecker (Trumpet)、
Michael Brecker (Tenor Sax)、David Sanborn (Alto Sax)、Ronny Cuber (Bariton Sax)等、
何とも贅沢極まりない面子です。現在では、これほどの面子を集めるのは難しいでしょうね。

01. ON THE MOVE
02. YOU'RE SORRY
03. LETTER TO NEW YORK
04. DEPARTURE IN THE DARK
05. DANCE OF PARANOIA OP.2
06. WHEN I GOT YOUR WAVE "PATHETIQUE"
07. EARLY EVENING LULLABY
08. DEPARTURE IN THE DARK - AGAIN -

ジェット機のSEで始まる01は、ホーン・セクションとリチャード・ティーのピアノが気持ち良い軽快な曲です。飛行機の機内でのBGMにはもってこいの感じですね。
ミディアム・スローな02は、マイク・マイニエリのヴァイブとマイケル・ブレッカーのテナー・サックスがフューチャーされています。マイク・マイニエリのヴァイブのテクニックは、本当に素晴らしいの一言です。
深町 純のボコーダーが大活躍なボーカル曲の03。TVで放送された時代劇の挿入曲として使われていたらしい(詳しい事は知りません)04は、深町のピアノ、スティーヴ・ガッドのドラミングが見事です。親しみやすいメロディーですが、後半へと盛り上がっていく構成とメンバーの演奏テクニックに圧倒されます。
これまたテンションの高い曲05。深町のシンセ・ソロとアンソニー・ジャクソンのベース。ソロが堪能できます。ベートーベンをFUSIONサウンドにのせた06も面白いです。
しっとりとしたボーカル入りのバラード曲07は、聴けばわかるエリック・ゲイル(笑)。何とも渋いです。本当にアルバムを通して良い曲、アレンジ、演奏の目白押しです。

『 JUN FUKAMACHI & THE NEW YORK ALL STARS LIVE 』と2枚あわせて自信を持ってお薦めできるアルバムです。
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by kaz-shin | 2005-12-27 01:01 | FUSION系 | Trackback(1) | Comments(16) | |
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Tracked from Kenny's Musi.. at 2010-06-03 15:36
タイトル : 深町 純 THE NEW YORK ALL STARS『..
深町 純 ザ・ニューヨーク・オールスターズ『オン・ザ・ムーヴ』 ほとんどコメント不要!!日本フュージョンの画期的な名盤です。 2009年の秋にめでたく再発された作品です。 今回は、過去のリリース時の資料を元に掲載します。 まずは、少しだけ、私なりにコメントを。 とにかく、これ、めっちゃ良いですーー! このアルバムでのガッドのドラムは、サイコーにカッコいい! 発売が、1978年ですから、私にとっては、学生時代のもっとも感性の鋭い年代。 このレコードを聴いてフュージョン...... more
Commented by ひと at 2005-12-28 12:39 x
高い音楽性に裏付けされた彼の音楽は超絶技巧であっても、ギスギス
しないところが大好きです。この前後で演奏しているニューヨークの
メンバーもテックニックだけではなく、歌心のあることが選ばれた条件のような気がしますね。
Commented by WESING at 2005-12-28 17:39 x
深町純さんは「六喩」というアルバムで知って、ほぼリアルタイムで聞いています。「ON THE MOVE」はよく聞きましたが、「 JUN FUKAMACHI & THE NEW YORK ALL STARS LIVE 」はタイトルのわりには深町さんの曲が1曲しかなく、正直がっかりしました。僕は演奏より楽曲の好みで聞いているから、このライブ盤は今一つです。
最近、「ON THE MOVE」のシングル盤を見つけて安かったので買いました。12chの「おはようスタジオ」のテーマ・ソングだったようです。こちらでは見れないから知りませんでした。「Letter To N.Y.」がB面でしたが、時代劇のことは書かれていないので、もし挿入曲として使われていたとしても、そのために作ったと言うわけでは無さそうです。
「DEPARTURE IN THE DARK」が好きですが、もっとピアノのテーマを聴きたいという感じがあります。「DANCE OF PARANOIA」も面白く、ポンタさんのソロ・アルバムや深町さんの別のアルバム、新しくはプリズムだったかな、いろんなバージョンがあってそれぞれ面白いです。
Commented by kaz-shin at 2005-12-28 21:32
ひとさん、こんばんは。
深町さんの事は詳しくは知りませんが、このアルバムとライブ盤を出して
からは、海外のミュージシャンとあまり共演していないみたいですね。
ある程度、自分の思い通りの事が出来たという事なんでしょうかね。
ひとさんの言われる通り、テクニックだけで人選をしていないのというのは
わかる気がします。
Commented by kaz-shin at 2005-12-28 21:41
WESINGさん、いつもコメントありがとうございます。
深町さんを聴かれるようになって長いのですね。私は当然名前は知って
いましたが、聴いたアルバムは記事に書いた通り2枚だけです。
ライブ盤は、WESINGさんの言われる通り、深町さんの色が出ていない
気がします。曲にしても演奏にしても・・・。ただ、これだけの面子を
深町さんが集めて、まとめてライブをしたというのはやはり凄い事だと
思います。収録曲は、個人的には好きな曲が多く満足してます。
しかし、何故「ON THE MOVE」の収録曲を中心にやらなかったのか、
不思議です。
Commented by ひと at 2005-12-29 10:46 x
深町純は小学生の頃、ホームドラマの音楽担当をしていて、今でも
ソニーの赤いC60テープ(!)に入っています。
彼のソロアルバム1作目「深町純」は私のCD化希望のNo.1です。
いろいろなヴァージョンのあるなかで、これの「バンブー・ボング」は
現在でも邦楽史上最も熱い演奏であると思っています。
大村憲司も良いですが、なんと言っても小原礼が凄い!!
Commented by kaz-shin at 2005-12-29 14:06
こんにちは。
1st『深町 純』ですか。聴いてみたいですね。
「バンブー・ボング」って『KENJI-SHOCK』に入ってる大村氏の
オリジナルですよね?それって聴いてみたいです。
CD化されてないのは、残念です。
Commented by WESING at 2006-01-01 22:26 x
>ひとさん
> 彼のソロアルバム1作目「深町純」

はじめまして。
これは「Introducing」のことですよね?
彼の1作目は持っていませんが、「ある若者の肖像」という
(たぶん歌物だと思う)アルバムなんですけど、
それではないですよね?

「Introducing」と「六喩」は同じ年にリリースされて、
よく聞いたアルバムです。
♪バンブー・ボングは長い演奏ですね。(笑)
Commented by ひと at 2006-01-04 11:51 x
WESINGさん こんにちは。 はじめまして。
 言われるとおり、「Introducing」のことです。そうですね、
 1作目ではないかもしれません。
 ワーグナーやドビュッシーの間にバンブー・ボングが入ってます。
Commented by Kenny U at 2009-09-29 23:58 x
深町純『ON THE MOVE』

先日再発されたこの作品、ここに記事書いておられたんですねーー!!
気がつくのが遅くなりましたーー(謝)

これ、めっちゃ良いですよねーー!

ここでのガッドのドラムは、サイコーにカッコいい!

私の大好きな、リチャート・ティー&深町純が
ツインキーボードで共演してるって事で、
当時、このサウンドに飛びつきましたー!!

1978年ですものね!!
ちょうど学生時代のもっとも感性の鋭い年代。

最初聴いたのは、勿論、レコードでしたけど
これを聴いてフュージョンにはまった様なもんです!

「ON THE MOVE」はエレクトーンの譜面が出てて
いまでも大事に置いてあります。

さて、その後、CD化された32XA-65盤を大事にしていたら
いつのまにかものすごい高値になって・・・

それがやっと先日、再発されましたね。
私、即効、再度、購入しました!!
ちなみに『ON THE MOVE』の音質は、新旧、ほとんど同じ感じでしたよー。
Commented by kaz-shin at 2009-09-30 23:48
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私の持っているのも32XA-65ですよ。
随分前ですが、BOOK OFFで950円だったか1250円で売られているのを見つけ、即購入しました(笑)
ライブ盤も良いですが、これもまた名盤ですね。
昨夜久しぶりに聴きたくなって、寝る前に聴いてました。
そしたら聴き入ってしまって、眠れなくなってしまいましたが・・・(笑)
Commented by Kenny U at 2010-06-06 19:31 x
kaz-shin さん、ご無沙汰してすいません。
最近、いろいろと雑用が多くてなかなか書込みが出来ません。

さて、先日は、TBをありがとうございました!

今日、ついに、深町純氏のナマ演奏を見ることが出来ました!
(サイトに写真をアップしましたので、また、見てくださいね)

大感激です!!

尊敬する深町純氏のピアノは、最高にカッコ良かったです。


PS:高橋真梨子&深町 純の二つの記事についてですが、
相互TBにしていただければ嬉しいです。
Commented by kaz-shin at 2010-06-07 23:56
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
記事拝見しました。生で深町さんの即興演奏ですか!
面白そうですね。私も体感したかったです。

TBの件は了解しました。真梨子さんの記事はTBしましたが、深町さんの記事というのは最新の記事へTBということですか?
Commented by Kenny U at 2010-06-09 18:04 x
こんにちは!

TBの件、ありがとうございます。

深町さんの記事『オン・ザ・ムーヴ』宛てに、
すでに、TBをしてくださっていたので大丈夫でした。

さて、昨日、せっかくライブを見た記念という事で、
今まで聞いた事も無い、
ふるーい70年代のリイシューCDを
ヤ○オクで落札してみました。

深町純Ⅱ『HELLO!』という物で、
何だか歌まで歌っているそうです。

このお話は、当日、会場でもされていまして、
実は、「デビューしたときは、シンガーソングライター」
だったとか・・・

しかしまあ、長ーーーいキャリアですねー。
Commented by kaz-shin at 2010-06-10 01:29
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本当に長い間、一線で活躍し続けているというのは凄いの一言ですね。
私は深町さんの音楽では、このアルバムとLIVE盤くらいしか聴いたことがありません。
歌を歌っているというのは興味深いですね。
Commented by 村石太マン at 2011-06-09 21:58 x
今 動画でアーリーイブニングLullaby を聞きながら コメント中です
深町純さんのアイ ゴト ユア ウェーブ パシフィク レターツー ニューヨーク シーホース
真空 ユア ソーリー お前 イツ ユー 朝昼晩  ムーンビーム 散歩ダンス オブ パラノイア 
迷宮  バンブー・ボング 愛の唄 RIP を聞きました。今夜 初めて聞きました 最高ですね。
音楽同好会(名前検討中 深町純を語る会
Commented by kaz-shin at 2011-06-11 14:16
村石太マンさん、こんにちは。いつもユニークなコメントありがとうございます。
当時、単なる一人の日本人ミュージシャンが、世界に名の知れた凄腕ミュージシャン達を
まとめてこのような良い作品を作り上げたこと自体が驚きです。
素晴らしいミュージシャンだったたけに、去年11月鬼籍に入ってしまったことが残念です。
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