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松任谷 由実_悲しいほどお天気 ◇ 2006年 01月 25日
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ユーミンのプロデューサーと言えば、何を今更って感じですが松任谷 正隆です。ユーミンが登場する1973年以前の音楽界、特に歌謡曲の世界においては、歌の伴奏はレコード会社専属のオーケストラというのが当たり前でした。松任谷 正隆の登場によってこの図式が大きく変わったと思っています。正隆は、キャラメル・ママ、ティン・パン・アレーで活動していました。そんなところから、彼のアレンジはバンド・サウンド主体のものが多い気がします。彼のイメージに合う音を出せる腕利きミュージシャンを集め、最高の技術で演奏するという形を作った先駆者と言えるのではないでしょうか。
ユーミンの登場以降、ユーミンのソング・ライティングの才能と正隆のアレンジ・センスが日本の音楽シーンを変えたと言っても過言ではないと思っています。
ユーミンのアルバムの中でも『流線型’80』、『OLIVE』、『悲しいほどお天気』の3枚は、私にとって特に思い入れの強いアルバムです。ユーミンの才能が開花した頃の作品と言えるのではないでしょうか。
今回は、その中から『悲しいほどお天気』を紹介します。1979年のリリースです。

01. ジャコビニ彗星の日
02. 影になって
03. 緑の町に舞い降りて
04. DESTINY
05. 丘の上の光
06. 悲しいほどお天気
07. 気ままな朝帰り
08. 水平線にグレナディン
09. 78
10. さまよいの果て波は寄せる

まずは02。これは名曲です。この曲での松原 正樹のギターは凄いです。バッキングも素晴らしいですし、最後のギター・ソロには圧倒されます。何でこんなに良いフレーズが出てくるのか不思議です(笑)
荒井 由実時代を思い出させるメロディー・ラインの03。
04は、ユーミンの代名詞的な曲ですね。正隆のアレンジで感じることは、ギターの使い方が上手いという事です。この曲なんか聴いてると、特にソロがあるわけではないのにそう感じます。女性には、詞が共感できる部分の多い曲なのではないでしょうか。
アルバム全体の印象として地味な感じがするのですが、そんな中で元気のある曲が09でしょう。これも大好きな曲です。これまたギターが上手く使われていますし、上田 正樹のコーラス(?)もめちゃめちゃ渋いです。
地味な曲の多いアルバムなんですが、02、04、09の3曲あれば私には充分なんです(笑)

大学生の頃は、女の子とドライブする時はユーミンのカセットは必需品でした。私の友人などは、その目的の為だけに全アルバムを揃えていましたっけ・・・。
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by kaz-shin | 2006-01-25 02:09 | PRODUCER | Trackback | Comments(8) | |
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Commented by WESING at 2006-01-25 17:24 x
メロディーが浮かぶのは「デスティニー」の一節くらいかな。
でも、この辺りなら聞けば思い出すと思います。
人気では下降気味のときですね。
結婚して人気が落ちて、さらに落ちるかと思ったところへ
「守ってあげたい」の大ヒットで息を吹き返して現在まで続いているという感じですね。
その人気が低迷していた頃に一度だけライブに行ったことがあります。
何年だったか思い出せないんですけど、バックがスクェアではないと思うので、'80年頃かな。
ユーミン・サウンド=ユーミン+松任谷正隆という感じなので、
スクェアとのツアー後にスクェア・アレンジ・演奏でアルバム1枚作っても良かったんじゃないかと思います。
FMで聞きましたが、スクェアのアレンジ・バージョンもなかなか良いですよ、新鮮で。
Commented by FUSION at 2006-01-25 18:58 x
お邪魔します。
『悲しいほどお天気』は派手さこそないものの、ユーミンの隠れ名盤だと思います。(隠れなくてもいいですね・笑)

仰るように・・・<アルバム全体の印象として地味な感じがするのですが>・・・ユーミン本来のメロディーセンスが堪能できて好きです。

全編のギターバッキングが印象的ですよね。
Commented by 240_8 at 2006-01-25 21:05
こんばんは。私もこのアルバム大好きなんですよ。
私が好きなトラックは③。確か「盛岡」を歌った歌だと思いますが、スティールギターが哀愁漂い、遠路遥遥盛岡に舞い降りて、という感じがよく表れて大好きでした。
私も学生時代を思い出します…。
Commented by ひと at 2006-01-25 21:12 x
私は昔から、「ユーミンの盛衰と林立夫のグルーブ同期説」を
唱えています(誰に!)。一部のアルバムでは優秀な海外のドラマーも
叩いていますが、林立夫が一線を退くまでは彼のリズムがユーミンを
支えていました。初期のアルバムでは多少リズムが走っても斬新な
フレーズを生み出し、後期は一切の無駄を排除した完璧な演奏でした。
テクニカルな演奏をするドラマーだと、エッジが立って「うた」がきわ立ち
ません。別のアルバムですけど、「シンデレラエキスプレス」のキックの
タイムはちょっと出せませんよ。
Commented by kaz-shin at 2006-01-25 21:42
WESINGさん、こんばんは。
松任谷姓を名乗ってからのアルバム『紅雀』をリリースしたのが1978年。
それから1981年の『昨晩お会いしましょう』まで、なんと年2枚のペース
でアルバムをリリースしてるんですね。まるでアイドルなみです。
それでいてクオリティが高いアルバムを出し続けていたんですから驚きです。
スクェア・アレンジ・演奏のユーミンのアルバムというのも面白そうですね。
聴いてみたいです。83年頃には、アルバムに安藤氏がギターで参加して
ますしね、実現は不可能ではなかったような気がします。
Commented by kaz-shin at 2006-01-25 21:46
FUSIONさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよね。地味な印象があるんですが、ユーミンらしいメロディーが
多いんですよ。何度か聴いているうちに嵌ってくるんですね。
松原 正樹、今 剛、鈴木 茂のギターですから悪い訳がないですね。
この頃は、ユーミン・サウンドに松原氏のギターは欠かせなくなってますね。
Commented by kaz-shin at 2006-01-25 21:50
240_8さん、こんばんは。
ユーミン・サウンドの魅力って、まず情景描写が素晴らしい詞と親しみ
やすいメロディー。そしてアレンジの巧みさだと思ってます。
「緑の町に舞い降りて」もそんな1曲ですよね。この頃の松任谷夫妻の
仕事は驚かされてばかりでした。
Commented by kaz-shin at 2006-01-25 21:56
ひとさん、こんばんは。
1作前の『OLIVE』では、林さんの他にポンタさんやユキヒロさんも叩いて
いましたね。私も林さんのドラムがユーミンのサウンド、と言うより正隆氏
のアレンジに1番合っていると思います。
林のドラミングは、歌もののバックとしては最高にセンスが良いと思います。
聞いた話ですが、林さんはオケ録りの時に詞を読むか、詞の内容を聞いてから
演奏していたそうです。素晴らしいドラマーですね。
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