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DAVE VALENTIN_LEGENDS ◇ 2006年 01月 31日
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デイヴ・グルーシンとラリー・ローゼンが設立したGRPレーベルの第一弾のアルバムが、このフルート奏者・デイヴ・バレンティンの『LEGENDS』です。1979年にリリースされました。
それまでFUSIONの世界でフルート奏者と言うと、ヒューバート・ロウズくらいしか知りませんでした。当然、デイヴ・バレンティンの事は全く知らなかった訳です。当時のレコードのライナー・ノーツによると、ラテン・ジャズやサルサの世界では有名だったとか・・・。また、学校でパーカッションを教えていたという経歴も持っています。
デイヴ・グルーシンのプロデュースという事や、GRP第一弾という事で購入したものです。さすがにデイヴ・グルーシンのプロデュースは素晴らしく、バレンティンの特性を活かすべくラテン系のミュージシャンを起用していますが、決してコテコテのラテン系にはなっておらず、メロディアスでリズミカルな非常に聴きやすいFUSION MUSICになっています。

01. LEGENDS
02. BOUREE IN E MINOR
03. SEA PINES
04. CRYSTAL SILENCE
05. AFRO BLUE
06. MASQUERADE
07. PATTARN FOR THE SKY
08. I WANT TO BE WHERE YOU ARE

01は、バレンティンのオリジナル曲で、アンソニー・ジャクソンのベースとスティーヴ・ガッドのドラムが軽快なリズムを刻み、デイヴ・グルーシンのシンセ・ソロとバレンティンのフルート・ソロが素晴らしい曲です。バレンティンのフルート奏法には独特なものあります。歌い吹きというやつで、フルートを吹きながら声を同時に出して一種のハモリのような効果を出すものですが、この曲でも聴くことが出来ます。
02は、バッハのブーレ・ホ短調。マイケル・ヴィナスのアコースティック・ギターとフルートが美しいバロック風な曲ですが、途中からラテン・リズムにロックのリフをのせた感じのアレンジに変わります。デイヴ・グルーシンのセンスが光る曲ですね。
03もバレンティンのオリジナル曲で、非常に美しいメロディーを持った曲です。ストリングス・アレンジとラテン・リズムが心地よい1曲です。
チック・コリア作曲の幻想的な曲04は、リズム楽器は使用せず、バイオリンやセロのソロをフィーチュアしたバラード曲。
05は、これぞ真骨頂と言うべきラテンのリズムに乗せて、フルートが歌いまくります。もともとアフリカな曲だそうですが、ここでは都会的アフロ・ジャズという感じの演奏です。
06は、旅番組のBGM等に似合いそうな感じの曲です。マイケル・ヴィナスのギターが良い味を出しています。
早いテンポのラテン・リズムの07は、バレンティンのオリジナル。ガッドのドラムはやはり凄いの一言で片付いてしまいますね(笑)

サックス奏者のアルバムで、たまにフルートを吹いている曲を聴く事がありますが、やはり本職のフルートは違いますね。美しく繊細、力強く情熱的、荒々しく躍動的といった様々な音色を、バレンティンは聴かせてくれます。フルートという楽器の面白さや奥深さを教えてくれたアルバムです。
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by kaz-shin | 2006-01-31 00:03 | FUSION系 | Trackback | Comments(0) | |
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