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The Works Of Tatsuro Yamashita vol.1 ◇ 2006年 02月 01日
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一風変わったコンピレーション・アルバムを紹介します。山下 達郎が自分以外のシンガーやグループの為に提供した数多い作品の中から、CD化されていないものを達郎自ら選曲・監修をしたものです。
自分でレコード会社に交渉し、オリジナルのマスター・テープの移送にまで立ち会っているそうです。
大抵のコンピレーション・アルバムに収録されているレーベルを越えた音源の多くは、DATにコピーされた音源を使用しているようですが、このアルバムに収録されている音源は全てオリジナルのアナログ・マスター・テープからのデジタル化であり、リマスタリングされたものです。この拘りがいかにも達郎らしいです。
しかも、店頭では販売せずオフィシャル・サイトでの通販での販売ですが、誰でも購入は可能です。
達郎フリークな私にとっては、待ちに待った感のある1枚です。

01. WOMAN / フランク永井 
02. 愛のセレナーデ / フランク永井 
03. 酔いしれてDeja Vu / 円道 一成
04. L.A.BABE / 円道 一成
05. DREAM IN THE STREET / 池田 典代
06. 恋のブギ・ウギ・トレイン / アン・ルイス
07. 愛・イッツ・マイ・ライフ / アン・ルイス
08. 偽りのDJ / ダディ竹千代&東京おとぼけCATS
09. センチメンタル・ボーイ / 桜田 淳子
10. バカンスの終りに / 桜田 淳子
11. メドレー:若いってことは~愛はハーモニー / 桑名 正博・岩崎 宏美
12. 花のように / 岩崎 宏美
13. 兄妹のテーマ / 尾藤 イサオ
14. ゴーイング・バック / センチメンタル・シティ・ロマンス
15. フェアリー / 村松 邦男

01と02は、1982年にリリースされたシングルです。フランク永井と達郎の世代を越えたコラボレーションとして、当初はアルバム制作の予定だったらしいのですが結局シングル盤の発売のみで終わっています。01は当時CM(確かお酒だったと思いますが)で使われていました。02は、1974年にキング・トーンズの為に書かれた3曲の中の1曲だったらしいです。ちなみにボツになった残り2曲は、「DOWN TOWN」と「遅すぎた別れ」だそうです(笑)
03と04は、1984年にリリースされた円道 一成のアルバム『RUN TO LIVE, LIVE TO RUN』の為に書いた曲です。ここまでソウルっぽいメロディー、アレンジの曲は、達郎のアルバムでは聴くことのないタイプの曲です。ギタリストとしての達郎を堪能できる曲でもあります。
05は、池田 典代の1979年のデビュー・アルバム『DREAM IN STREET』の中の1曲です。シュガー・ベイブ時代を連想させるメロディーですが、今はこういうタイプの曲を書かなくなりましね。
06と07は、ご存知アン・ルイスのシングル曲。1979年のリリースですが、今聴いても古さを感じません。アン・ルイスが歌謡曲かた歌謡ロックへと路線変更のきっかけを作った1枚と言えるでしょう。06での渡嘉敷 祐一のディスコ・ビートが、たまらなくカッコ良い曲です。07は、しっとりとしたバラード曲で、正真正銘の初CD化です。
08以降の曲は、達郎が作家としての提供作品でアレンジ・演奏等には加わっていないものです。08は、コミック・バンド的なイメージがあるダディ竹千代&東京おとぼけCATSですが、そうる透等が参加していて演奏力はかなりのものでした。ボーカルが弱いですけど(笑)
09と10は、とあるアイドルに書いた曲だったらしいのですが、そのアイドルが引退してお蔵になっていたものを桜田 淳子がレコーディングしたとの事です。達郎自身、知らないうちにレコーディングされてリリースされたそうです。
11~13は、中野サンプラザ・ホールの10周年記念イベントとして上演されたロック・ミュージカル『ハムレット』の為に書かれた曲です。14ならびに15は、作詞家:山下 達郎としての作品です。

山下 達郎が好きな方には、ぜひ聴いて欲しい1枚です。特に01~07の曲は、音楽の懐の広さを見せてくれます。自分自身では歌わないであろうようなナンバーが多く、ソング・ライター・アレンジャー・プロデューサーとしての才能の高さを感じ取れる1枚だと思います。
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by kaz-shin | 2006-02-01 20:51 | Compilation / Cover | Trackback(1) | Comments(4) | |
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Tracked from クレイジーポーカー 2 .. at 2006-02-05 13:14
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Commented by WESING at 2006-02-01 22:37 x
オフィシャルで販売されていることは知ってたんですけど、買ってません。(苦笑) CM曲のCDは何年か前に買ってます。
自主制作のアルバムも興味深いですけどね。
先立つものが、・・・。
Commented by kaz-shin at 2006-02-01 23:27
WESINGさん、こんばんは。
このアルバムは、マニアック向けです。
記事にも書きましたが、自分では歌わないような曲を聴けるというのが
楽しみのひとつです。ただ、アレンジで達郎ってわかりますけど・・・。
特に03、04あたりは、アレンジはもろ達郎ですが自分では歌わないで
あろうという曲の典型かもしれません。
Commented by major_keys at 2006-02-02 21:48
達郎のオフィシャルサイトで売っているやつですね。前から気にはなっていましたが、買う勇気がありませんでした。どうしようかなあ...
Commented by kaz-shin at 2006-02-02 22:30
major_keysさん、こんばんは。
無理に買う必要は無いですよ(笑)
ただ、01~07はお奨めできますね。オリジナル・マスターからの
音源はやはり音も良いですし・・・。
でもやはりマニア向けには違いないです(笑)
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