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加藤 和彦_GARDENIA ◇ 2006年 02月 03日
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おそらくCD化はされているはずですが、中古店を探してもオークションで探してもなかなか見つからないアルバムです。何とか再発をと熱望しているのが、1978年にリリースされた加藤 和彦の『ガーディニア』です。
正直な話をすると、加藤 和彦の声と微妙に不安定な感じのボーカル・スタイルが苦手なんです(笑) したがって所有している音源も少ないのですが、このアルバムはその苦手要素を補っても余りある程楽曲が素晴らしいですね。このアルバムだけはどうしてもCDが欲しいです。
苦手意識を薄れさせてくれたもうひとつの要因は、ゲスト・ボーカルとして参加している笠井 紀美子かもしれません。3曲にボーカルで参加していますが、この3曲が実にいい感じなのです。
アルバム全体がブラジリアン・テイストで溢れていて、ボッサあり、サンバありの気持ち良いサウンドに包まれます。南 佳孝の『SOUTH OF THE BORDER』と非常によく似た感じで、夏の昼下がりに聴きたくなる1枚です。

01. Gardenia
02. Today
03. 気分を出してもう一度
04. 時の流れ
05. Spicy Girl
06. Together
07. まもなく太陽が沈む
08. 終わりなきCarnaval
09. Maria

全曲作詞:安井 かずみ、作・編曲:加藤 和彦、バックは高橋 幸宏、後藤 次利、坂本 龍一、鈴木 茂、斎藤 ノブが中心メンバーで、渡辺 香津美が2曲でギター・ソロを披露しています。
笠井 紀美子が参加している01~03は特に素晴らしい仕上がりです。何とも言えぬけだるさが逆に気持ち良い01。後藤 次利らしいベース・プレイが光ってるナンバーです。
02は、どことなくヨーロピアンな香りのするボッサ・ナンバーです。笠井 紀美子のウィスパー・ボイスが曲を引き締めているような気がします。
03は、数多くカバーされている名曲です。もともとは今野 雄二と立木 リサが1977年にシングル・リリースしたものです。この二人の名前を知っている人は、例外なくTV番組『11PM』を観ていた人でしょうね(笑)
他にもラジや小林 啓子がカバーしています。この加藤バージョンは、すこし歌詞等を変えてあります。間奏では、渡辺 香津美がアコースティック・ギターの素晴らしいソロを聴く事ができます。
04はメロディーが美しいバラードで、坂本 龍一のピアノが綺麗な音色を奏でています。
明るくポップな05は、高橋 幸宏のドラミングが心地よくスウィングしていますし、渡辺 香津美のJAZZYなギター・ソロも聴けます。
06はけだるさ一杯の曲ですが、坂本 龍一のストリングス・アレンジが冴えわたり、鈴木 茂の渋いギター・ソロも堪能できる曲です。
またも美しいストリングスが特徴のボッサ曲07は、タイトル通りの夕暮れを感じさせてくれる1曲。
08もボッサ・ナンバー。控えめなホーン・セクションとパーカッションが特徴的です。
最後の09は、08からのクロス・フェードで始まる陽気なサンバ曲。このアルバムの中でも1番リズミカルなナンバーで、幕を閉じるところのセンスの良さに脱帽です。おかげでアルバムを聴き終わった時に爽快感が残るんですね。不思議です。

今年の夏までに再発してくれませんかね?東芝さん。お願いしますよ(笑)
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by kaz-shin | 2006-02-03 23:40 | CD化してくれ! | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by ひと at 2006-02-04 09:09 x
全くおしゃるとおりです。すばらしいアルバムです。
11PMも見ていました。関係ないけど、今野雄二つながりで、Kaz-shin
さんは「リブ・ヤング」を見られていましたか。
Commented by kaz-shin at 2006-02-04 10:26
ひとさん、おはようございます。
ひとさんのコメントのおかげでこのアルバムの事を思い出しました。
ありがとうございます(笑)
レコードを引っ張り出し、久しぶりに聴いて改めて良いなぁと感じてます。
まじでCD欲しくなりました。

「リブヤング」見てましたよ。愛川 欣也さんや柴 俊夫さんが司会していた
やつですよね?音楽の話題中心で、フォークやロック系の話題が多かった
ので好んで見ていた記憶があります。
Commented by ひと at 2006-02-04 11:12 x
どういたしまして。「リブヤング」でのキャロル登場を覚えているのですが
衝撃的でした。
Commented by kaz-shin at 2006-02-05 01:08
ひとさん、こんばんは。返事が遅くなりました。
キャロルと言えば、この番組でのライブ盤が発売されましたよね。
今思えば良い番組でしたね。
Commented by 哲学者になりたい猫 at 2009-10-17 14:22 x
ちょっと衝撃的でした。ある意味長くは無いだろうと思っていたマイケルよりもその前兆を感じることすらなかったがゆえに…まさかこんなに早く旅立ってしまわれるとは…。フォークル、ミカバンドを経てソロ活動のアーティストの顔から職業作曲家の顔まで、そして60年代から80年代まで多くのヒット曲と業績をつくっただかではなく、飯島真里さんの『愛・覚えていますか』でアニソン界においても不滅の曲を作った方でもありました。またヒット曲ばかりではなく、岩崎良美さんや森下恵理さん、高岡早紀さんなど隠れた所でもいい仕事を残してくれた職人でもありました。尾崎亜美さん等複数人でのジョイントコンサートの宣伝が私が住んでいる所では最近までよくなされており、また先月はつま恋コンサートにも出られているのをTVで見ていた矢先だったのまさか…という心境です。このアルバムも音源を手に入れいつかコメントを書き込もうと思っていたので…。またかけがえの無い音楽人が一人旅立っていかれて本当に残念です。心よりご冥福をお祈りします。
Commented by kaz-shin at 2009-10-17 19:40
哲学者になりたい猫さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本当に驚きました。
一報では自然死かとも思ったのですが、どうやら自殺のようですね。
一体彼に何があったのでしょう?
優れたソング・ライターとしてもまだまだ活躍出来たでしょうに・・・。

残念です。今はただご冥福をお祈りするばかりです。
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