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Hi-Fi SET_Pasadena Park ◇ 2006年 02月 05日
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1975年のデビューから、1990年代に至るまで一貫してお洒落な歌声を聴かせてくれたHi-Fi SETの1984年リリースのアルバムです。個人的な意見を言わせてもらうと、東芝EMI時代よりCBSソニーに移籍後の方がよりお洒落になり、POPさも増したと思っています。CBSソニー時代のアルバムで1番好きなアルバムです。
作家陣も杉 真理、南 佳孝、伊藤 銀次、佐藤 允彦、ユーミンという豪華な顔ぶれです。
Hi-Fi SETの魅力は、何と言っても山本 潤子の声の良さと力の入り過ぎていないコーラス・ワークではないでしょうか。山本 潤子のボーカルは、都会的で知的な大人を感じさせますね。これはグループの音楽性の礎になっていると思います。

01. 水色のワゴン
02. 素直になりたい
03. 霧雨で見えない
04. 7月のクリスマス
05. 1999
06. キャトリーヌ on air
07. Magic Mountain Lady
08. Viva! オフ・ローダー
09. 真夜中のTV
10. Good bye school days

スウィング感のあるポップなナンバー01は、シンセでブラスを表現するなど新川 博のアレンジ・センスが光る1曲です。
名曲02は、日本を代表するポップス・メーカー、杉 真理の作品です。Hi-Fi SETの初期においてはユーミンが、80年代においては杉 真理がグループの音楽性を高めた功労者であることは間違いないでしょう。井上 鑑のアレンジと杉のコーラス・アレンジも見事です。
ユーミンの作詞・作曲の03は、このアルバムと同じ年に麗美のデビュー・アルバムにも取り上げられていました。後にユーミン自身もアルバム『ダイヤモンドダストが消えぬまに』でカバーしている名バラードです。
04は、男女の会話がそのまま歌になっているというお洒落な曲です。伊藤 銀次の書いたメロディーも良いですが、田口 俊の詞が印象的な曲です。
ポップさ全開の05は、やはり杉 真理の作品です。須藤 薫にも通じるアメリカン・ポップスの匂いのするナンバーです。
ミュージカルを観ているような錯覚に陥る06は、井上 鑑の作曲。
南 佳孝作曲の07は、どことなくJAZZYな雰囲気のアレンジがメロディーとよくマッチしていますね。今 剛のカッティング・ギターはいつ聴いても切れが良いです。
ジャズ・ピアニストの佐藤 允彦が作曲した08は、難しい曲です。メロディー自体も難しい曲ですが、佐藤のコーラス・アレンジもかなり難しいと思われ、マンハッタン・トランスファーを意識したようなコーラス・ワークになっています。この曲はもはやJAZZですね。
哀愁漂うバラード曲の09。この手の曲に山本 潤子の声は本当に良く似合いますね。
大人の世界を歌ったと思えば、学生生活を歌った10。
こういう懐の広さがHi-Fi SETの人気の秘密なのかもしれませんね。
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by kaz-shin | 2006-02-05 01:03 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by Musicman at 2006-02-05 10:14 x
「日本のマンハッタン・トランスファー」と言ったら言いすぎでしょうけど、
それくらい実力を持ったグループですよね。
私もこのアルバムには何度お世話になったことか(・・・って、どういうお世話?)
最近の活動は存じませんが、こんな大人に頑張って欲しい昨今のJ-POPシーンですね☆
Commented by kaz-shin at 2006-02-05 21:42
Musicmanさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
マントラよりもあっさりめなコーラスが逆にグループの色に合っていて
良いと思っています。コーラス自体は、結構高度なものだと思います。
肩の力を抜いて聴ける大人の音楽って最近少ないですね。
Commented by シロクマ at 2006-02-05 22:13 x
こんばんは。
ハイファイセット、なつかしいですね。このパサディナ〜は昔テープにとって擦り切れるほど聴いてました。あとヨーロッパを旅するコンセプトアルバム「Gibraltar」もなかなかの逸品です。今聴くと音がバリバリ80年代ですが。(笑)
Commented by kaz-shin at 2006-02-05 22:53
シロクマさん、はじめまして。ようこそ!
「Gibraltar」は聴いてないですね。ぜひ、聴いてみたいです。
今でも入手できますかね?
シロクマさんのブログも少し覗かせていただきました。
山口百恵さんの『L.A.BLUE』は私も大好きなアルバムで、ここでも
記事書いたんですよ。
また、暇な時に覗いて下さい。そちらへもお伺いしますね。
Commented by pyonta_z at 2006-02-08 01:29
はじめまして。「松岡直也」で検索してたどり着いたのですが、
ハイファイセットのエントリにコメントさせていただきます。
私はこのアルバムからリアルタイムで聴き始めましたので、
「パサディナ・パーク」が今でも一番のお気に入りです。
山本潤子さんは、ソロやAprilというユニットで、今でもハイファイ時代の
曲を歌っておられますが、ソニー時代の曲はそれこそ「パサディナ~」の
”水色のワゴン”や”素直になりたい”をたまに取り上げるくらいで、
なかなか聴けないのが残念です。。。
まだ少ししか拝見できておりませんが、角松敏生のカテゴリが非常に
気になります。またお邪魔させてください。それでは。
Commented by kaz-shin at 2006-02-08 20:49
pyonta_zさん、はじめまして。
山本 潤子さんは、ボーカリストとしての天性の素質を持った方だと
思います。聴く人間をリラックスさせてくれというような歌声ですね。
ソニー時代の曲が自分の好みにぴったりなんですよ。

pyonta_zさんのブログも少し拝見しました。ライブを沢山ご覧になって
いるんですね。松岡 直也さんがお好きとか・・・。
プレイヤーとしても作曲家・アレンジャーとしても大好きです。
これからもよろしくお願い致します。
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