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LEE RITENOUR_FEEL THE NIGHT ◇ 2006年 02月 27日
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私をFUSIONというジャンルの音楽に導いてくれたリー・リトナー。そんな彼の作品の中でも、聴いた回数で言うとNO.1なのがこのアルバムです。1979にリリースされ、ソロ・アルバムとしては4枚目になります。このアルバムの魅力は、リトナーのソング・ライティングの才能の高さ、幅広いジャンルに対応できる柔軟性の高いギター・プレイ、豪華ミュージシャンの結集といったところでしょう。リトナーな書くメロディーは、決して複雑なものではなく非常にキャッチーで親しみやすいです。そして今回のギター・プレイは、今まで以上に前面に出てきた感じで弾きまくっています。これほどロック・フィーリングの強いプレイは珍しいのではないかと思います。
参加しているミュージシャンは、
keyboard : David Foster / Don Grusin / Joe Sample / Dave Grusin
Bass : Abraham Laboriel
Drums : Steve Gadd
Guitar : Steve Lukather
Percussion : Steve Forman / Alex Acuna
Sax : Ernie Watts
Synthesizer : Mike Boddicker / Ian Underwood
Vocal : Patti Austin / Tom Bahler
豪華面々をバックに高らかに歌うリトナーのギターが楽しめます。

01. FEEL THE NIGHT (暗闇へとびだせ)
02. MARKET PLACE
03. WICKED WINE
04. FRENCH ROAST
05. YOU MAKE ME FEEL LIKE DANCING (恋の魔法使い)
06. MIDNIGHT LADY
07. UH OH!

ホーン・セクションにガッドのパワフルなドラミングで幕を開ける01は、今までのリトナーのアルバムでは感じなかった新鮮さを感じました。ロック色の強いギター、音のバランス的にもギターがかなり前面に出ています。デヴィッド・フォスターのクラヴィネットも効果的で、アルバムの1曲目としてインパクト充分な曲です。
ドン・グルーシンの奏でる幻想的なシンセによるイントロ、一転して軽快なテンポに乗せてリトナーが切れの良いメロディーを弾きまくる02。ドン・グルーシンとリトナーの共作です。
スティーヴ・ルカサーをリズム・ギターに使うという贅沢なナンバー03は、リトナーらしいFUSION作品でしょう。エイブのベース・ソロも聴き所のひとつです。
04は、大好きなナンバーです。リトナーのギターはもちろんですが、ガッドのドラミングの凄さには驚くばかりですね。あまり目立ちませんが、ジョー・サンプルのピアノもいかにもサンプルらしいです。後半でのエイブとガッドのソロ合戦も圧巻です。
レオ・セイヤーのヒット曲のカバー05は、POPなサウンドにパティ・オースチンのソウルフルなボーカルが素晴らしいですね。いかにもリトナーらしいカッティングやソロが楽しめます。この曲もルカサーが参加しています。
ガッド・ギターでのメロディーが美しい06。リトナーの爪弾くギターの音色は、アール・クルーを華奢にしたという感じでしょうか(笑) 夜中にしんみりと聴きたい美しいナンバーです。
最後は、ドン・グルーシンの作・編曲です。いかにもドンの曲らしくユーモラスで楽しい感じのナンバー。スティーヴ・フォアマンのパーカッションとアレックス・アクーニャのボーカル・パーカッションが印象的です。

アルバム・トータル38分弱が非常に短く感じてしまう程、中身の濃い作品だと思います。退屈な曲が無いと言うか、素晴らしい演奏、ギター・プレイに引き込まれてしまい、あっという間に1枚聴き終えてしまう感じですね。リトナーのアルバムの中で、1番自信を持ってお薦めできるアルバムです。
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by kaz-shin | 2006-02-27 00:32 | FUSION系 | Trackback(1) | Comments(4) | |
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Tracked from 音楽の杜 at 2006-03-19 19:37
タイトル : Lee Ritenour 「Feel the Night..
名手リー・リトナー、1979年発表の名盤 リー・リトナーほどいろいろなジャンルにトライしたプレイヤーもいないのではないでしょうか? もちろんフュージョンという大きなジャンルは外していないのですが、クロスオーバーロック⇒AOR⇒ニューウェーヴ⇒ブラジリアン⇒ジャズ⇒クワイエット・ストームと微妙に姿を変化させてますね。 そして昨年はANRI(杏里)と結婚(関係ないですね!)。親日家としても知られます。 さて本作「フィール・ザ・ナイト」は1979年発表。ソロでは「ファースト・コースト」(19...... more
Commented by WESING at 2006-02-27 17:12 x
良いアルバムには間違いないと思いますが、僕はジェントル・ソウツの時代をよく聞いてました。
この'79年という年は4月に松岡直也&ウィシング、5月に(たしか、このアルバムと同じ日かな)カシオペアのデビュー・アルバム、リリースですから、そちらに関心が行ってしまったんですよね。
それはともかく、このアルバムはなかなかCD化されなかった気がします。
Commented by kaz-shin at 2006-02-27 23:22
WESINGさん、いつもコメントありがとうございます。
私もFUSIONを聴くきっかけになったのが、ダイレクト・カッティングの
ジェントル・ソウツでした。本当によく聴きました。
このアルバムは、それまでに無かったリトナーのエネルギッシュな部分
が垣間見れて、すごく印象的だったんですよ。あとはガッドのドラミング
ですね。この頃ガッドの絡んでるアルバムは結構買いました(笑)
このアルバムのCDは輸入盤を買いました。しかも中古ですが・・・。
Commented by 240_8 at 2006-03-19 19:40
こんばんは。同じ記事をTBさせて頂きました。
ギターはロック色が強いのですが、バック演奏はフュージョンしてて、この絶妙なバランスが好きです。
ですから「RIT」はモロAORでちょっと物足りないです。
個人的には「フェスティバル」のころのブラジリアン・テイストのリーも好きですね。
Commented by kaz-shin at 2006-03-20 20:18
240_8さん、こんばんは。
日曜から出張で返信遅れました。
このアルバムは、聴いていて厭きのこないアルバムなんですね。
リトナーが聴きたいなと思うと真っ先にこのアルバムを選ぶことが多いです(笑)
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