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NATIVE SON_NATIVE SON ◇ 2006年 03月 09日
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今年(2006年)の1月12日に心不全で亡くなったジャズ・ピアニストの本田 竹曠が中心となって結成されたフュージョン・バンド、ネイティブ・サンの1stアルバム。1979年に発表されました。
当時私はフュージョンは好きでよく聴いていましたが、ジャズはあまり聴いていませんでした。ですから本田 竹曠の名前は知っていましたが、彼のプレイは聴いたことがなかったのです。
ネイティブ・サンとの出会いは、当時マクセルのカセット・テープのTV-CMにネイティブ・サンの音楽が起用され、彼等も出演していました。その時に使われた曲が、このアルバムにも収録されている「SUPER SAFARI」でした。この曲が聴きたくてアルバムを買ったのが最初です。
1987年頃まではメンバー変更はあったものの、アルバムはリリースされていたようです。私はこのアルバムと2ndアルバム『SAVANNA HOT-LINE』の2枚しか所有していませんが、今でもよく聴く大好きな1枚です。

当時のメンバーは、
本田 竹曠 : キーボード
峰 厚介 : テナー、ソプラノ・サックス
大出 元信 : ギター
川端 民生 : ベース
村上 寛 : ドラムス
の5人でした。

01. BUMP CRUSING
02. HEAT ZONE
03. BREEZIN' & DREAMIN'
04. WIND SURFING
05. WHISPERING EYES
06. TWILIGHT MIST
07. SUPER SAFARI
08. WHISPERING EYE (reprise)

軽快でキレのいい電子ピアノ(古い言い方ですね・・・汗)のリズムに、峰 厚介の熱いサックス・プレイが印象的な01。スピード感がたまらなく良いです。
抑え目のテンポから徐々にヒート・アップしてゆく感じの02も、サックス・ソロが熱い1曲。
南国の島の昼下がり、爽やかな海風の中で昼寝がしたくなるような03。気持ち良く寝れそうです(笑)
ギターのカッティングが心地良い04は、タイトル通りウィンド・サーフィンをしているかのような爽快感溢れる1曲。風を感じます。
遊びつかれた体をクール・ダウンしてくれるようなボッサ風なナンバー05。本田のローズが印象に残る1曲。
満天の星でも眺めながら、お酒でも飲みたくなるような06。深夜に聴いてると気持ち良くて眠くなってしまいます(笑)
私にとっては、ネイティブ・サンの代名詞のような曲07。一度聴いたら忘れられないフレーズ、そしてインパクトの強さがある曲です。本田 竹曠の作曲のセンスの良さが光る曲だと思います。

このアルバムを聴いて感じるのは、タイトル(曲名)の付け方が実に上手いですね。曲調とタイトルのイメージがよくマッチしています。
そして、本田の拘りを強く感じます。このアルバムで本田はアコースティック・ピアノを1曲も弾いていません。
私の憶測ですが、これはジャズ・ピアニストとしての拘りがあるのではないかと思っています。
フュージョンを演奏するにあたり、アコースティック・ピアノ以外の楽器でどこまで明るく、楽しい音楽が演奏できるのかを試しているように思えてなりません。あくまで憶測ですが・・・。
なんにせよ、28年前の音楽でありながら古臭さはまったく感じないですし、今も当時と同じ気持ち良さを感じることのできるアルバムです。
こういうアルバムって、ありそうで意外と無いものです。
今年の夏に如何ですか?気持ち良さは保証します(笑)
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by kaz-shin | 2006-03-09 00:45 | FUSION系 | Trackback | Comments(8) | |
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Commented by FUSION at 2006-03-09 00:55 x
お邪魔します。

今、このアルバムを聴きながらコメントしています。
学生時代、カセットテープで毎日聴いていました。
やはり01. BUMP CRUSINGと07. SUPER SAFARIは名曲ですね。

本田さんがお亡くなりになった事は非常に残念で悲しい事です。
Commented by kaz-shin at 2006-03-09 01:28
FUSIONさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
本当はもっと前に紹介するつもりでいたんですが、本田さんが亡くなった
ニュースで延ばしました。このアルバムの楽しさ、明るさをどうしても伝え
たかったので・・・。
本当に良いアルバムですよね。
Commented by WESING at 2006-03-09 11:17 x
僕もそのレコード2枚しか持ってません。
当時はギターをメインで聞いていたので、
ネイティブ・サンは物足りなかったんですよね。

僕が初めて生で見たジャズ/フュージョン系のコンサートは
ネイティブ・サンでした。
Commented by kaz-shin at 2006-03-10 00:47
WESINGさん、こんばんは。
確かにこのバンドは、本田さんのキーボードと峰さんのサックスが主役で
ギターは脇役に徹していますね。
メロディーが良いのと、全体的な音のバランスが上手く取れているので
聴きやすくて好きなんです。生で観たといのは羨ましいですね。
Commented by Icchan at 2006-11-21 03:54 x
最近何してるかな?大出の事がふと気になり見てたら本田さんが亡くなったショッキングニュース!中、高、大を通じての悪友の応援から始まったネイティブ・サンの追っかけ。本物のBLACK SOUNDはもう聴けない
郵便貯金ホールでのSEXY LADYは圧巻だった。厚生年金のリハも袖から拝聴し大感動。ライブ収録のベイストリーキンも最高。魂を模索するかのような毎回違うアドリブが聴きたくて・・・もう聴けないの?

Commented by kaz-shin at 2006-11-21 22:29
Icchanさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
実は最近知ったのですが、川端 民生さんも2000年に亡くなられていたんですね。
本田さんも2度の脳内出血から復帰した頃に、ネイティブ・サンの復活話も
持ち上がったようですが、川端さんのいないネイティブ・サンは有り得ないと断っていたそうです。
今となっては、昔の音源を大切に聴いていきたいなと思いますし、本田さんと川端さんの
ご冥福を改めて祈りたいと思います。
Commented by at 2007-01-12 09:11 x
本田さんが亡くなってから今日でちょうど一周忌ですが、追悼盤としてNATIVE SONのアルバム10枚が、今月17日と24日に再販されるようです。リマスターは?ですが、長らく廃盤になっていた作品も多かっただけにあらためてこのバンドのサウンドにどっぷり漬かってみたいと思います。
Commented by kaz-shin at 2007-01-13 00:45
夢さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
今日で一周忌ですね、時の経つのは本当に早いですね。
情報ありがとうございます。私は本当に初期の作品しか知らないので
これで色々聴く事が出来ます。楽しみです。
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