Music Avenue
musicave.exblog.jp
Top
ONE LINE BAND_YELLOW MAGIC ◇ 2006年 03月 24日
e0081370_0294188.jpg 

1978年に発表されたワン・ライン・バンドの唯一のアルバムです。ワン・ライン・バンドは、芳野 藤丸、長岡 道夫、山木 秀夫、大谷 和夫、中島 御の5人。そうSHOGUNの前身のバンドなのです。TVドラマ「俺たちは天使だ」の音楽担当を引き受けるにあたり、ゴタゴタがあったようですがレコード会社を移籍して、ケーシー・ランキンを加えてSHOGUNと改名した背景があったようです。
CDの帯にも書かれていますが、SHOGUNの実質的デビュー作というのも頷けます。
私がこのワン・ライン・バンドの存在を知ったのは、最近のことです。CITY POPを紹介しているガイド本や『Light Mellow』シリーズのコンピレーション・アルバムで紹介されてからです。
SHOGUNに関してはデビューからリアル・タイムで聴いていましたが、ワン・ライン・バンドとしての音楽を聴くのは初めてです。今年の2月にCD化されました。
最初に感じた印象は、ケーシー・ランキンが参加していない分アクが無い感じと言うか、淡白なSHOGUNというイメージですね。

01. YELLOW MAGIC
02. COLD WIND
03. IN THE MOVEMENT
04. 夢の中まで
05. 渚づたいのフリー・ウェイ
06. 灰色の月
07. YOU'RE THE ONLY ONE
08. Mr.Mへの手紙

藤丸らしいギター・カッティングで始まる01は、藤丸作曲、大谷 和夫のアレンジです。英詞でもありSHOGUNを連想させるナンバー。藤丸のボーカルがSHOGUN時代よりもあっさりめですね。
02も藤丸が書いた曲というのがすぐにわかるナンバー。藤丸節とでも言えるかもしれませんね。ミディアム・テンポのメロウな曲です。
大谷 和夫の作・編曲によるインスト・ナンバー03。ホーン・セクションに藤丸のカッティングが気持ち良いナンバーです。
04はアルバム中で1番歌謡曲風なナンバー。
またも藤丸の軽快なカッティングが印象的な05。ゆったりとしたグルーヴが何とも気持ち良いです。
ゲスト・ミュージシャンとして参加しているキーボード奏者、渋井 博の作・編曲のナンバー06。渋井は70年代~80年代にかけて色んなアーティストをサポートしてきたミュージシャンですが、作曲、編曲を担当しているのは私の知る限りでは数少ないですね。シンセを効果的に使ったバラード曲。
07も渋井 博の作・編曲のナンバーです。イントロを聴いた時にボズ・スキャッグスの「LOWDOWN」にそっくりなので笑えましたが良い曲です。アレンジも間奏でのヴァイヴのソロを使ったりしていて洒落た感じに仕上がっています。
ベースの長岡 道夫が作曲、そしてヴォーカルというのが珍しい08。ユーモラスな曲ですが、ベース・ランニングなどは長岡らしさ全開です。

CDの解説に芳野 藤丸自身が、ビートを刻みながらカッティングしてグルーヴ感を出す難しさ、面白さを語っていました。このアルバムでもその素晴らしいカッティングを随所で聴かせてくれます。これはワン・ライン・バンドだけに限らず、SHOGUNやAB'Sでも藤丸の拘りは変わっていないように思います。
職人・芳野 藤丸を感じさせますね(笑)
ボーカルもSHOGUN時代よりも抑えた感じですし、サウンド的にも渋井 博の参加によりバラエティの富んだPOPな仕上がりになっています。
CITY POPの好きな方にはお薦めの1枚です。
[PR]
by kaz-shin | 2006-03-24 01:34 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback(2) | Comments(6) | |
トラックバックURL : https://musicave.exblog.jp/tb/3061225
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 無駄遣いな日々 at 2006-03-26 21:30
タイトル : ワン・ライン・バンド / YELLOW MAGIC
購入日  2006年2月18日 購入場所 タワーレコード新宿店 価  格 定価¥2,625 備  考 1978年作品 世界初CD化SHOGUNの前身ワン・ライト・バンド唯一のアルバム「YELLOW MAGIC」がようやくCD化された。 SHOGUNの前身と言っても「俺たちは天使だ」の音楽担当を巡ってレコード会社を移籍し、グループ名を改名したからメンツ的には同じです。 おー、聴いてみてこれまた溶けてしまうそうなアーバンかつライトメロウな歌と演奏がとにかくたまらない!厚みがあり、そして洗練された...... more
Tracked from 'ROUND MIDNI.. at 2007-10-10 17:25
タイトル : One Line Band / Yellow Magic
音楽ライター「金沢寿和」氏が監修する「Lightmellow Choice」の第2回(2006年2月)にリリースされていたものの、何故か躊躇していた3枚(あとは『今井裕 / Cool Evening』、『木戸やすひろ / KID』)をココにきてようやくゲット...♪ ... more
Commented by Sken at 2006-03-24 13:00 x
こんにちは。
職人・藤丸と言えば、JOEのファースト・アルバムでの活躍は見逃せません。1974年です。なので、スペース・バンド在籍時ですね。
そこでは、ギターとベースやアレンジで大活躍です。
Commented by WESING at 2006-03-24 21:10 x
SHOGUNはリアルタイムでは聞いてません。
ドラマもあまり見た記憶がないけど、
主題歌くらいは知っていました。

SHOGUNのレコードはレンタルして聞きましたが、
もしかして藤丸さんのソロ・アルバムを先に聞いていたかもしれません。
ソロ・アルバムは凄く気に入ったんですけど、SHOGUNはそれほどでもなかったかな。

ワンラインバンドは発売当時に雑誌で見ていたとは思うんですけど、
その頃は興味が無かったんでしょうね。
藤丸さんのソロが気に入ったから、ワンラインバンドも聞きたいと思ったけど、時すでに遅しでした。(苦笑)

SHOGUNを聞き込んでいない所為かもしれませんが、
僕はSHOGUNの実質的デビュー作というよりソロ・アルバムの前段階という気がしたんですよね。
Commented by kaz-shin at 2006-03-25 01:06
Skenさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
スペース・バンド時代の音楽は、ほとんど聴いた事がありません。
藤丸さんの大活躍をぜひ聴いてみたいです。
情報ありがとうございました。
これからも色々教えて下さい。よろしくお願いします。
Commented by kaz-shin at 2006-03-25 01:10
WESINGさん、コメントありがとうございます。
藤丸さんのソロ・アルバムの良さは、別格ですね。ワン・ライン・バンドの
アレンジのほとんどが大谷 和夫さんなので、私にはやはりSHOGUNに
近い感じに聴こえます。
夏になったら『Romantic Guys』の記事を書こうと思ってます(笑)
Commented by daisuke_Tokyocity at 2006-03-25 12:42
こんにちは!
TBありがとうございます。仰る通りケーシー・ランキンがいる、いないでは味付けが違いますね。
1曲目がキラーチューンですね、夏には全開で聴きたいと思います!
Commented by kaz-shin at 2006-03-26 02:14
daisukeさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
最近では、BOOK OFFでの買い物が多くなりました(笑)
たまにはこういう新譜も買わなければいけませんよね。
daisukeさんに負けないように頑張ります(笑)
<< 二名 敦子_him ページトップ CARL ANDERSON_F... >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Ice Green Skin by Sun&Moon