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二名 敦子_him ◇ 2006年 03月 25日
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1983年にテイチクからデビューした二名 敦子。しかし、翌年の1984年にビクターから発表された『LOCO ISLAND』がデビュー・アルバムとして認知されているようです。詳しい事はわかりません。
なんとも不思議な話ですね。
『LOCO ISLAND』とこのアルバムのどちらの記事を書こうかと悩みましたが、今回はこの4枚目(本当は5枚目)を紹介します。いずれ『LOCO ISLAND』も紹介するつもりですが・・・。
このアルバムの特徴としては、豪華な作家陣を迎えて制作されています。村田 和人、杉 真理、安部 恭弘、崎谷 健次郎、岸 正之、ブレッド&バターの岩沢兄弟という面々が作曲、小林 信吾と佐藤 準がアレンジを担当しています。
CITY POPを担ってきたアーティスト達の作品は、少し大人っぽい雰囲気のポップスという感じが多いです。
一聴しただけでは地味な印象もありますが、爽やかな彼女の持ち味をよく活かしていると思います。

01. him ~ Over Ture
02. ムーンライト ママ
03. Wonderland 夕闇 City
04. 曇りのち"Easy"
05. オレンジバスケット
06. 約束はソワレの向こう
07. One Way Love
08. 秘境の恋
09. 夜も泣いていた
10. Sunset Cruising
11. Ho Ho-YA

小林 信吾作・編曲の短いインスト01。
村田 和人の作曲による02は、サビのメロディーが村田 和人らしいナンバーです。
ダンサブルなナンバー03は、田口 俊と杉 真理の名コンビの作品。都会的でCITY POPと呼ぶのにふさわしい曲だと思います。
安部 恭弘作曲の04。これも爽やかなポップ・ナンバーです。キャッチーなメロディーで、どことなくドゥービー・ブラザーズの「What A Fool Believes」みたいなキーボード・リフが特徴です。
軽快なリズムに乗せた明るい曲調の05は、崎谷 健次郎の作曲。
岸 正之の作曲の06は、オールディーズっぽいメロディーのミディアム・バラードです。
ドライビング・ミュージックに最適な07は、安部 恭弘の作曲。海岸線のドライブにぴたっりだと思いますよ。アルバム中で1番好きな曲です。
岩沢 幸矢作曲による08は、ユーモラスな歌詞とメロディーを持った曲です。Manaのコーラスがとても効果的で面白いコーラス・アレンジの曲ですね。
レスリー・パール(よく知りません)が作曲した09は、イントロのピアノからAOR風なバラード曲。
ギターのリフ、カッティングがクルージングをイメージさせる10。岩沢 二弓の作曲ですが、ブレバタらしい曲に仕上がっています。彼等が歌っても面白いかもしれません。こういう曲をクルーザーの上で聴けたならいいでしょうね(笑)
二名 敦子作詞・作曲の11は、幻想的な感じですが沈む行く夕陽、そして夕闇という光景が不思議に頭に浮んできます。アルバムの最後に似合いの曲だと思います。

曲やアレンジに関しては、「これは凄い!」というものは正直ありません。しかし、逆につまらない曲も無いのです。アルバムを通してすんなりと気持ち良く聴けるアルバムだと思います。
夏真っ盛りに聴くのではなく、夏本番までもう少しという春の終わり頃=初夏に聴くのが1番似合うアルバムではないでしょうか。
夏が大好きで夏を心待ちにしている人に、この時期聴くアルバムとしてお薦めします(笑)
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by kaz-shin | 2006-03-25 01:01 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by しげぞう at 2006-04-28 15:17 x
はじめまして、「しげぞう」と申します
katsuhikoさん(SeaSide)から知ってお邪魔しました
このアルバムの懐かしさに思わずコメントいたします
これ、テープで持っていたのですが、不覚にもいつぞや消して! しまいました
特に③が好きだったのですが、なるほど・・・杉真理でしたか
爽やかでニュートラルな印象
おっしゃるとおり、夏前にいいかもしれませんね
Commented by kaz-shin at 2006-04-28 17:11
しげぞうさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。このアルバムは、作家陣が豪華で私の
ように80年代のCITY POP系の好きな人間にはたまりませんでしたよ。
5~6月の快晴の天気の下、聴きたい1枚です。
これからもよろしくお願い致します。
Commented by 哲学者になりたい猫 at 2009-08-01 04:48 x
さてこの人どこから書き込もうかと思ったのですが順番でここから。本当に現代ではなかなかお見受けしなくなった種類の音楽ですよね。キラー曲はないけど豪華な作家陣によって丁寧に作られアルバム全体を通して気持ちよく聴ける。そして少し大人びたノーブルな歌声で歌われるアーバンな世界。特には05は我々の世代は曲名も二名さんを知らなくても曲を聴けば思い出す人が多いでしょう。それは「ベストテン」の間のCMでよく流れていた某飲料製品のCMソングだったからで、大人になってこれが二名さんだったのかと驚いたものです。どのアルバムも丁寧に作られ水準が高く、根強いファンを作った事はこのブログでも長い間検索ワードトップ10に入っている事からも証明されてますよね。ところがこれまた不思議な事に現役時から今までずっとベスト盤が一枚も出なかった…。それが今年の9月ゴールデンベストで発売だそうです。(URL参照)残念ながらオリジナルアルバムの復刻ではなく、音源は全部持ってる私は音質がアップするにしても今回は見送りになりそうですが、Kazさんがよく仰ってるようにただの懐古趣味ではなくこの時代の音楽が見直されてる&求められてる表れだと思いますね、この人のベストの登場は。
Commented by kaz-shin at 2009-08-02 10:58
哲学者になりたい猫さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですか!ベスト盤がリリースされるのですか!
嬉しいニュースですね。
二名さんのアルバムは、中古店でも見かけることがほとんどありません。
二名さんが好きだった人、数は本当に少ないでしょうが、当ブログの記事で興味を持って下さった人の耳に届くというのは嬉しいことです。
私も買います(笑)
ちなみに7月の検索ワードランキングの1位は"music avenue"なんですが、2位が"二名敦子"でした。
つまりアーティストの名前の検索では二名さんがいつもTOPなんです。
きっと哲学者になりたい猫さんのコメントを読んで喜んでいる人もきっと多いと思いますよ。

最近の再発ブームって単に懐古趣味ではないと感じています。
良い音楽をCDで聴く・・・という単純なことを求める人が多くなっているのかも知れませんね。
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