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後藤 次利_ON BASS ◇ 2006年 04月 02日
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Professional High-technique Seriesと銘打って、1978年に発表されたベースの教則レコードです。教則用とは言っても、リスニング用としても十分に通用するものになっています。
後藤 次利というベーシストには特別な思い入れがあります。ベースという楽器の面白さや可能性を教えてくれたのが彼でした。それまでベースなんて地味な楽器に興味が無かったのですが、初めて彼のチョッパー奏法を聴いた時は鳥肌が立ったのを憶えています。ベースという楽器が主役になれるのだということを教わりました。

このアルバムでは、洋楽カバーを中心にしています。ただ、ベース教則用ということでリズムやベースのパターンを重視してアレンジされているようです。このアルバムで、後藤 次利が弾いているベースは、B・C・リッチのイーグル・モデル(ロング・スケール)でアタッチメントは使用せず、直にライン録音されています。

参加ミュージシャンは、
Drums : 林 立夫 / Robert Brill
Guitar : 鈴木 茂 / 松原 正樹 / 森園 勝敏
Keyboards : 渋井 博 / 佐藤 博 / 坂本 龍一
Percussion : 斉藤 ノブ / 浜口 茂外也
Sax : Jake H. Conception

01. SPRIT COCONUT
02. I SHOT THE SHERIFF
03. GONNA FLY NOW "THEME FROM ROCKY"
04. INCIDENT AT NESHABUR
05. CHOPPERS BOOGIE
06. FANTASY
07. THE STRANGER
08. SAILING

01は、デイブ・メイスンのナンバーですが、オリジナルよりもテンポを落としています。林 立夫とロバート・ブリルのツイン・ドラムのリズムと次利のファンキーなベースが特徴です。
ボブ・マーレイ&ウェイラーズのカバー02。この曲は、エリック・クラプトンの方が有名でしょう。レゲエ・ロックと言った感じのアレンジになっています。ベースの太い音がいかにも次利らしいです。
03は、ご存知 「"ロッキー"のテーマ」。シンセをメインにディスコ調に仕上がっています。こういう単調なリズムでも、これだけのグルーヴ感を出す次利のベースはさすがです。
サンタナの『天の守護神』に収録されていた曲のカバー04は、ギターとベースのユニゾンの部分が多い曲です。テンポも4/4から6/8になったりとか複雑で難しそうな曲ですが、聴いている分にはすごく気持ちの良い曲ですね(笑)
05は、まさに後藤 次利の為のような曲。ティン・パン・アレーの『キャラメル・ママ』の中の曲です。16ビートのノリの良さとツイン・ドラム、そして次利のベースに尽きる曲ですね。オリジナルと違って完全なインスト・バージョンになっていますから迫力もあります。
アース・ウィンド&ファイアーのヒット曲06。名盤『太陽神』に収録されてました。割りと原曲に忠実なアレンジだと思います。この曲での聴き所は、松原 正樹のギターです。
07もお馴染みの曲、ビリー・ジョエルのカバーです。ベースは原曲とほとんど同じ感じのプレイですね。ギター・ソロは多分、森園&鈴木だと思います。
ロッド・スチュワートのヒットで有名な08。レゲエ風なアレンジになっています。ここでは、オルガン、ローズ等のキーボードが活躍しています。

ベースの音が聴きやすいバランスでミキシングされていますので、ベースを弾く人には参考になるのではないかと思います。私の場合は、単に次利のぶっとい音を聴いて楽しんでいますが・・・(笑)

春先になると何故か聴きたくなるアルバムなので、今回紹介してみました。
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by kaz-shin | 2006-04-02 02:36 | FUSION系 | Trackback | Comments(7) | |
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Commented by Sken at 2006-04-03 12:38 x
こんにちは。これ好きなんですがLPしか持ってません。
CDって出てたんですか?
Commented by kaz-shin at 2006-04-03 22:28
skenさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
CD化されてますよ。と言いつつ私もCD持ってません(笑)
一度中古店で見かけた時、買っておけば良かったと思い後悔しています。
Commented by 寿ジャパン at 2006-06-16 22:16 x
うわぁ!若い!!
今でも充分セクシーな後藤さんですが、これは
もてるわけだなぁ。
最近はWAIPっていう物凄く自由なユニットで
バリバリにいい音を聴かせてくれています。
今ならBARKSトップページのインターネットラジオから
聴くことができます。かっこいいですよ。トークは
大爆笑ですが^^
http://www.barks.jp/

あと、ソロでアルバムを発表した際のインストアライブの
映像も見れます。
http://www.barks.jp/artist/?id=52016326
「FILE」という曲です。これもかっこいいです。
ただ、バークスのエグゼクティブプロデューサーの
今野多久朗氏(元・スペクトラム)がパーカッションで
参加しているので映像は今野さんを多めに写しています^^

今野さんはこのライブに関して「ノブさんに後藤さんと
競演するのはお前にはまだ早い!って怒られそうだなぁ」って
言ってました^^
Commented by kaz-shin at 2006-06-17 00:18
寿ジャパンさん、コメントありがとうございます。
後藤さんのベースに出会った時の衝撃は忘れもしません。
CROSSOVER JAPANライブの時に、客席の中に作られた特設ステージで
演奏されたんですが、数メートルの距離でプレイを見て鳥肌が立ちました(笑)
そして、スペクトラム。実はキャンディーズのおっかけやってましたので、
スペクトラムの前身M.M.P時代から彼らのサウンドに接しておりました。
ぜひ映像を楽しませていただきます。
本当に沢山の情報や楽しいお話を提供いただき、ありがとうございました。
Commented by 猫公爵Poitrine at 2006-11-02 05:06 x
07は松原正樹(L)+鈴木 茂(R)です。上手いほうのソロ(L)は松原節炸裂です。下手なほう(R)は鈴木氏で、森園氏は、あの四人囃子のギタリストです。あんなに下手なはずはありません(笑)。
ユーミンのギターが全て松原+今に変わってしまったのは=松任谷氏が旧友とはいえ、鈴木氏を切ってしまったのには必然が有るのです。
Commented by kaz-shin at 2006-11-04 23:32
猫公爵Poitrineさん、はじめまして。コメントを頂いておきながら、返事が遅くなってしまいました。
すみませんでした。
「THE STRANGER」のLチャンネルは、松原さんだったんですね。
教えて下さってありがとうございます。確かあのアルバムは曲毎のクレジットでは
なかったので、自分で勝手に森園さんと鈴木さんだと想像して聴いてました(汗)
Commented at 2006-11-09 15:26 x
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