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福村 博_HUNT UP WIND ◇ 2006年 04月 21日
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1978年にリリースされたこのアルバムには、Hiroshi Fukumura With Sadao Watanabeという表記があります。福村 博のリーダー作ですが、渡辺 貞夫が全面的にバック・アップしています。
福村 博は、トロンボーン奏者で渡辺 貞夫や向井 滋春とクインテットを組んだり、ネイティブ・サンに参加したりという経歴の持ち主。
このアルバムは、1978年の6月25日の1日のみで録音されたようです。
たった1日で8曲録音するというのも凄いですね。まあ、それだけの凄腕ミュージシャンを集めているのも事実ですが・・・。

参加メンバーは、
鈴木 宏昌 / Arrange
福村 博 / Trombone
渡辺 貞夫 / Alto Sax、Sopranino、Flute、Arrange
Don Grusin / Piano、Rhodes
Cornell Dupree / Guitar
Chuck Rainey / Bass
Harvey Mason / Drums
Paulinho DaCosta / Congas、Percussion

01. HUNT UP WIND
02. THAT'S ENOUGH FOR ME
03. JONGO
04. MR. BLUE
05. POGO
06. WHITE CLOUDS
07. CAPTAIN CARIBE
08. TO SAY GOODBYE (PRA DIZER ADEOS)

福村 博のオリジナル01。軽快なテンポに乗せて福村のトロンボーン・ソロとナベサダのサックス・ソロが炸裂します。ドン・グルーシンのローズ・ソロも聴き所。
パティ・オースチンのカバー02。デイヴ・グルーシンとパティ・オースチンの共作による名曲。コーネル・デュプリーのカッティングが冴えています。
03も福村のオリジナル曲。ラテン色の強い明るいナンバーです。パーカッションが大活躍です。
ギター・ソロもデュプリーらしさ全開です。
マイケル・フランクスのデビュー盤『アート・オブ・ティー』からのカバー04。ナベサダの哀愁漂うフルート、サックスに、福村のトロンボーンも切なさが滲み出ています。JAZZYな1曲。
05は、ナベサダの作曲、アレンジです。カリフォルニア・シャワーに通じる陽気なナンバー。ドン・グルーシンのピアノ・ソロが素晴らしいです。
06も福村オリジナル。チャック・レイニーの渋いベース・プレイが聴けるバラード曲です。
名曲07。デイヴ・グルーシン作曲で、リー・リトナーの代表曲とも言えるナンバーですね。実はこの曲聴きたさで買いました(笑) パーカッションのみイントロからいきなりメロディー・パートという斬新なアレンジ。鈴木 宏昌のアレンジが冴えています。

トロンボーンという楽器は、サックスに比べ金属的な音が薄い感じが魅力ですね。
なんとも言えない温かみと柔らかさのある音色が心地良いです。
個人的には、かなりの名盤だと思っている1枚。CD化されたようですが、現在は入手困難でしょう。私もアナログ盤しか所有していません。
再発してくれると嬉しいのですが・・・。
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by kaz-shin | 2006-04-21 00:21 | FUSION系 | Trackback | Comments(5) | |
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Commented by WESING at 2006-04-22 10:37 x
TL:うん、これはいい。
AS:いいね。トロンボーン、すばらしかった。
AD:※メンバー紹介
TL:あー、ポリーニョ。今度のシーウィンドのアルバムでもポーリーニョにパーカッションをやってもらった。ドラムスはハービーだね。
AS:うん、そう、ハービーだ。いいドラムの音してる。いつも彼は自分でいいドラムの音をチューニングするし…。いい録音だし、ファイアーのある演奏ですごくいい。
TL:うん。きょう聞いた中で一番良かった。パンチもあったし…。
AS:これダイレクト・ディスク?
AD:いえ、違います。
AS:これ、日本でやったんじゃない!?すごくいい録音だ。すごく気に入った。特にトロンボーンが良かった。
TL:このフライング・ディスクって何?
AD:ビクターの出しているレーベル。
TL:レコーディングとミキシングのエンジニアはヒデオ・タカダって書いている。すごくいいね。いい演奏だし…。ファイアーのある楽しい演奏だってのがいい。録音的にも演奏的にもきょう聞いた6曲の中で一番いい。いいインタープレイもあったし…。
Commented by WESING at 2006-04-22 10:38 x
福村博さんはジャズ系の人なので興味がありませんでした。
トロンボーン奏者だとやはりウィシング繋がりで向井滋春さんのアルバムは何枚も買っていたんですけどね。
持ってないのでコメントしないつもりでしたが、僕が初めて買ったアドリブ誌'79年春号のトミー・リピューマとアル・シュミットによる「ブラインド・フォールド・テスト」でこのアルバムが載っていたのを見つけたので紹介します。
さて、なんという曲を聞いたのでしょう?(笑)
Commented by kaz-shin at 2006-04-22 14:14
WESINGさん、いつも興味深い話をありがとうございます。
二人の話の内容から想像すると、おそらく二人が初めて耳にする曲と
いう事になりそうですね。そうするとオリジナル曲ですね。
おそらく01、03、05の中の1曲かなという気がしますが・・・。
ん~、01の「HUNT UP WIND」か05の「POGO」か迷いますが
01のレビューではないですか?自信はないですが(笑)
Commented by starchild at 2007-01-04 23:33 x
はじめまして、おじゃまします。
突然福村博さんの音が聞きたくなって音源を捜していてたどり着きました。日本ではトロンボーンというと向井滋春さんが突出していますが、個人的には福村博さんのメロディラインの方が好きです。
かつてはエアーチェックした音源しかもっていないので、CD再販化を強く期待したいですね。
Commented by kaz-shin at 2007-01-05 00:20
starchildさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
このアルバムがCD化されている事を知らず、廃盤状態になってしまいました。
情報量が少ないFUSION系の場合、知らずに廃盤になってしまったものが多いです。
本当に再販して欲しい1枚ですね。
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