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黒住 憲五_PILLOW TALK ◇ 2006年 05月 21日
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「CITY POPやJ-AORと言えば誰?」と問われて真っ先に思い浮かべるのは、黒住 憲五です。以前紹介した1stアルバム『AGAIN』が最高傑作だと思っているのですが、如何せんCD化されていません。CDとして音源で残っているのは、今回紹介する通算5枚目の『PILLOW TALK』と去年15年ぶりにリリースされた『DAYS OF WONDER』だけ。現在入手可能なのは『DAYS OF WONDER』だけでしょう。これほど素晴らしいアーティストの作品がCD化されないのは、非常に残念でなりません。

1989年にリリースされたこのアルバムは、L.A.で録音されました。集められたミュージシャンも豪華で、アレンジとキーボードにデヴィッド・ガーフィールド、マイケル・ランドゥ(g)、ネイザン・イースト(b)、エイブラハム・ラボリエル(b)、ジェフ・ポーカロ(ds)、レニー・カストロ(per)等。
黒住 憲五の優れたソング・ライティングの才能と、これだけのミュージシャンを集められたのですから極上のAOR作品になるのは当然かも知れませんね。

『黒住 憲五 / PILLOW TALK』
01. 八月のAngel
02. 彼女は悪くない
03. PILLOW TALK
04. Here Beside You
05. Morning Glow
06. YOU & ME
07. A-WAY
08. 風のテラス
09. In The September Rain
10. 27階から

松原 正樹が作曲した01は、非常にダンサブルな曲でホーン・セクションがファンキーなナンバー。ビール(COORS LIGHT)のCMソングに使われました。
ボッサ調のメロウ・ナンバー02。エイブラハム・ラボリエルがベースだけではなく、ガット・ギターを披露してくれます。間奏でのデヴィッド・ガーフィールドのピアノ・ソロは秀逸。
軽快なジェフ・ポーカロのドラミングに、マイケル・ランドゥのギターが心地良いミディアム・メロウ・チューン03。黒住らしいメロディーの1曲です。
夕暮れの海岸をイメージさせるメロディー、アレンジの04。美しいバラード曲です。
一転して爽やかな朝のイメージの05。マイケル・オニールのギターがジェイ・グレイドンのようなリフを聴かせてくれます。まさに大人のメロディーです。
06は、英語詞のファンク・チューン。ジェフ、エイブのリズム隊とホーン・セクションのグルーヴ感が良いです。
切ないメロディーとエイブのガット・ギターのソロがたまらないバラード曲07。まさにJ-AORです。
不動産関連のCMソングに使われた08は、非常にキャッチーなメロディーのポップ・ナンバーです。メロディーを聴けば知っている人も多いかも知れません。
ラテン調のリズムをベースに、どことなく歌謡曲風なメロディーの09。夏の終わりの切なさを感じる曲です。
パーカッションとキーボードだけで演奏されるバラード曲10。夜の都会に一人ぼっちの男。アーバンな香り漂う曲ですね。

1989年と言えば、打ち込みのサウンドが主流になりつつあった頃ですね。しかし、このアルバムには打ち込みでは絶対に出せないグルーヴ感や雰囲気というものが詰まっています。
大人が作る大人のためのアルバムだと思います。多くの人に聴いて欲しいアーティストの一人です。
こういった良質のJ-POPを埋もれさせておくのはもったいないですね。再発やCD化をぜひ検討してもらいたいアーティストです。
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by kaz-shin | 2006-05-21 02:38 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by daisuke_Tokyocity at 2006-05-21 08:33
おはようございます!
僕も黒住憲五の音源、ベストアルバムでもいいからリリースしてほしいですね。
聞いた話ですが、TDKレコードの音源ですが、ほとんどのマスターテープが無いみたいです(黒住氏のマスターはあるかないか不明ですが)、でも最悪アナログ盤起こしでもいいからCD化熱望です!
頼む、どこかのインディーズ!
Commented by Musicman at 2006-05-21 13:40 x
私もこのアルバムだけCDで持ってます。
『Again』、本当にCD化して欲しいですよねー。
まさにJ-AORの金字塔アルバムですから!!
今でも活動していて、ライブも時々やっているみたいですね。
Commented by kaz-shin at 2006-05-21 23:57
daisukeさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私もTDKレコードの音源は、CD化が難しいという話は聴きました。
去年新しいアルバムを出した事ですし、何とかCD化して欲しいですよね。
今の技術を持ってすれば不可能ではないはずですしね。
Commented by kaz-shin at 2006-05-22 00:00
Musicmanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
『Again』は、一人でも多くの人に聴いて欲しいアルバムです。
Musicmanさんの仰るとおりJ-AORの金字塔ですね。
『PILLOW TALK』も結構良いですね。この時代に頑張ってAORに拘った
感じが好きなんですよ(笑)
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