人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Music Avenue
musicave.exblog.jp
Top
中山 美穂_SUMMER BREEZE ◇ 2006年 05月 28日
中山 美穂_SUMMER BREEZE_e0081370_2319874.jpg 

中山 美穂が1986年にリリースした通算3枚目となるアルバムです。当時、中山 美穂には正直興味はなかったです。1985年のデビューだったと思いますが、歌も稚拙でTVの歌番組で見ているだけで十分でした。
そんな私がこのアルバムを買った理由は、当時嵌っていた角松 敏生が曲を提供しているという話を聞いたからです。この頃の角松は、杏里のプロデュースで成功を収めていましたが、アイドルに対してどんな曲を書いたのかが興味あったんですね。

アルバムに曲を提供しているのが、井上 大輔、財津 和夫、来生 たかお。この3人は、アイドルへ提供した曲でヒットを飛ばしている、言わばプロの作家。そんな中に角松が混じって3曲提供しています。
角松という男、結構拘るタイプなので作詞・作曲はもちろんアレンジ、演奏まで関わっていますし、その上エンジニア(内沼 映二)まで連れてきている始末(笑)
アイドルの作品とはいえ、かなり力の入れて作っているのが伺えますが、曲を聴いて笑ってしまいました。明らかに他の3人の作品に比べて浮いちゃってます。

『中山 美穂_SUMMER BREEZE』
01. Tropic Mystery
02. クローズ・アップ
03. Leave Me Alone
04. ひと夏のアクトレス
05. Ocean In The Rain
06. サインはハング・ルーズ
07. Rising Love
08. わがまま
09. 瞳のかげり
10. You're My Only Shinin' Star

アルバム・タイトルが『SUMMER BREEZE』ですが、サウンド的には打ち込みが中心のせいか、それ程夏らしさは感じません。井上 大輔、財津 和夫、来生 たかおの書いた曲は、入江 純、大村 雅朗、矢野 立美がアレンジしており、アイドル路線らしい落ち着いて聴ける曲ばかりです。
やはり注目は、角松の書いた03、07、10でしょう。
まずは03と07。2曲とも角松お得意のディスコ風サウンドが全開で、エディットも施しています。圧巻は角松のコーラスでしょう。まだ未熟な中山 美穂の歌をコーラスでカバーするつもりだったのか、角松の声がやたらにデカい! 07のエンディングに至っては、一体誰のアルバムだか分からない状態。その位角松が歌いまくっています。角松が好きな私でも、これはやりすぎだろうと正直思いましたね。
しかし、角松のソング・ライティングの才能を感じさせてくれたのは、バラード曲10でした。角松自身もセルフ・カバーしている名曲です。中山 美穂がライブの最後のこの曲をよく歌っていたらしく、それが評判を呼んで1989年にリテイクされシングル・カットされました。チャートのNo.1にもなったと思います。さすがにシングル盤は、中山 美穂の歌も上手くなっていて落ち着いて聴けますが、このアルバムのテイクではまだまだという感じです。逆にそこが初々しくて新鮮なんですけど・・・。

角松作品と他の作家の作品とのギャップがとにかく面白いです。よくディレクターなりプロデューサーがOKを出したなと不思議に思うくらいです。
角松ファンなら聴いておく事をお薦めします。若気の至りをぜひ聴いてみて下さい(笑)
by kaz-shin | 2006-05-28 00:24 | J-POP | Comments(12) | |
Commented by daisuke_Tokyocity at 2006-05-28 21:43
こんばんは!
角松先生気合入り過ぎ(笑)ですね。
アイドルであろうとなんであろうと関係なく気合入るのは
素晴らしいことですね。
やっぱり10は名曲だと思いますよ、ミポリン当時はそんな
気持ちだったそうですから。
このアルバム、オフで今日も見かけることは出来ませんでした。
手に入れたいCDです。
Commented by kaz-shin at 2006-05-28 22:39
daisukeさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
角松さんの気合の入り方は半端じゃありませんね。気持ちは分かります
が、やはり笑えます。
確かにオフでこのCDは、あまり見ませんね。私は運良く見つかりましたけど。
ぜひ、頑張って見つけて下さいね。あちこちオフを訪ねているdaisukeさん
なら必ず見つかると思いますよ。
Commented by しげぞう at 2006-05-29 08:52 x
おはようございます
kaz-shinさんがおっしゃるとおり、角松サン「炸裂!」してますよね
いやはやしかし、03などバツグンの雰囲気だと思います
実は、この角松3曲プラス「CATCH THE NITE」の角松ソングなどを歌った
ミポリンのテレビミニライブ録画テープを持っております
生でがんばって歌ってます
Commented by kaz-shin at 2006-05-29 20:01
しげぞうさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
角松さんの書いた曲は凄く好きなんですよ、3曲とも。
ただ、あまりに他の曲に比べると・・・だったので、最初聴いた時は
大笑いしてしまいました。ミポリンの録画テープは貴重ですね。
大事にして下さいね。しかし、デビュー2年目でこういう曲を歌わすのは、
当時のミポリンの実力では酷ですよね(笑)
Commented by katsuhiko at 2006-05-30 00:45 x
ワタクシもこのアルバムは中古屋で後買いしました
みなさんのおっしゃる通り 角松氏 力入ってます(笑)
コーラスの声の感じも 今よりワタシは好きですね!
しかし 今から考えると You're My とか当時ではそこそこ重厚なオケに
中山美穂の声の若さっぷりは今聴くとちょっとびっくりですね!
本当なら数原氏のブラスの感想後 ば~んと決めたい所を・・・・拍子抜け(笑)
でも この頃の 楽曲は どれも好きですね、
Commented by kaz-shin at 2006-05-30 18:58
katsuhikoさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
当時のミポリンはアイドルとして、超が付くほど忙しかったはず。歌の練習
なぞ出来なかったでしょうし、レコーディングにも時間をかけれなかったの
でしょうね。それで角松さんの作った難しい曲を音の分厚いオケで歌わさ
たのでしょうから、可哀相な気もしますね(笑)
『CATCH THE NITE』の時は、歌が上手くなってましたね。この時よりは(笑)
Commented by daisuke_Tokyocity at 2006-06-02 23:08
こんばんは!
このCD、お陰さまでオフで¥250で買えました!
改めて聴くと、角松先生の気合は凄いですな。「Rising Love」は夜明けの高速を走っている感じでお気に入りとなりました。
ミポリン、だんだん歌う表現が上手くなってきます。ライヴではよく音程外すのはまあカワイイから許しております(笑)
Commented by kaz-shin at 2006-06-02 23:12
daisukeさん、こんばんは。
blog拝見しました。後ほどコメントさせてもらいます(笑)
角松さんの曲、面白いでしょ?良い曲なんですよ、実に。
ただ、他の曲とのバランスが取れてないだけの事で・・・
『Catch The Nite』では、かなり歌も上達してますから、ぜひ250円で!(笑)
Commented by chikazo-toto at 2006-06-02 23:30
kaz-shinさん、まいど。 chikazoです。
kaz-shinさん→だいちゃんと、ミポリンのなつかしいCDが登場したのでだいちゃんと同級生の'80sとしては、ひっじょーに喜んでおります。
角松さんとのバランスの取り具合だけで、非常に興味のわくアルバムですね。
ぜひ250円で発掘したいものです。(笑)

ありがとうございます、kaz-shinさん。 さんきゅ!
Commented by kaz-shin at 2006-06-02 23:41
chikazoさん、まいど。コメント感謝です。
このアルバムは、オフでもあまり見かけません。あれば250円で購入
出来ると思います。
角松さんがフル・プロデュースした『CATCH THE NITE』なら確実に
見つかると思いますんで、話のネタにでも聴いてみて下さい。
結構良いですよ!

近々、飯島真理さんのアルバムの記事書こうかと思ってるんですが
80'sとしてはどうでしょう?いけますか? (笑)
Commented by chikazo-toto at 2006-06-03 20:25
kaz-shinさん、まいど。
了解いたしました。パトロール商品に加えます。(笑
ありがとう。 だいちゃんにも感謝!
飯島さんの件、OKです。
中学時代、下敷きに彼女の写真入れてました。かわいかったなあ。
彼女は80'sとしては、なくてはなりません。是非、よろしく。

いつもありがとう、 kaz-shinさん。 さんきゅ!
Commented by kaz-shin at 2006-06-03 22:33
chikazoさん、毎度です。
飯島さんのアルバム紹介の件、1週間以内に紹介しますね。
私は飯島さんに関して詳しくはないのですが、好きなアルバムが何枚か
あって、そのうちの1枚を紹介します。
いつもありがとうございます。感謝です!
<< 今田 勝_A DAY IN T... ページトップ 山下 達郎_RIDE ON TIME >>
XML | ATOM

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ
Ice Green Skin by Sun&Moon