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ROOM No.006 / FUSION Ⅱ ◇ 2006年 07月 20日
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FUSION系のコンピレーション・アルバムは、一般的な洋楽・邦楽に比べるとリリースされている数は少ないですね。それでも結構色々購入しては楽しんでいます。
しかし、意外ときちんとしたコンセプトのもとで編集されているものは少ない気がします。ギタリスト中心モノやいわゆるベスト的なモノが多くて、少し物足りなさを感じていました。
そんな中、見つけたFUSION系コンピレーション・アルバムが今回紹介する『ROOM No.006 / FUSION Ⅱ』です。

VAPより発売されたコンピレーション・シリーズの中の1枚なんですが、内容は日本のFUSIONの名門レーベル・エレクトリック・バードの音源の中から、メロー&ブルージーをコンセプトに、のんびりお茶しながら部屋でリラックスする時に聴いて欲しいというのがアルバム・コンセプトになっています。
実はこのアルバムは第2弾であり、第1弾は『ROOM No.002 / FUSION』というアルバムで、コンセプトはFUNKY&FUNKでノリの良い楽曲を中心に選曲されていました。
今回このアルバムを選んだのは、取り立てて夏向きの曲が集められている訳では無いのですが、聴いていると何とも涼しげで気分をリラックスさせてるので、夏の昼下がりのBGMとしてピッタリだと思ったからです。

アルバムを聴きながら感じたのは、やはりエレクトリック・バード・レーベルの凄さでした。国内外を問わず、優れたミュージシャンの極上の作品を届けてくれたレーベルだと実感しました。大袈裟に言えば、アメリカのCTI / KUDUレーベルと肩を並べる素晴らしいレーベルだと思いますし、日本が誇れるレーベルのひとつではないでしょうか。

『ROOM No.006 / FUSION Ⅱ』
01. Sails Of Your Soul / David Matthews Orchestra
02. Some Other Sunset / David Benoit
03. All Night Rendevous / Toshiyuki Honda
04. Delta Lady / David Matthews Orchestra
05. Another Rainy Day In New York City / Mikio Masuda
06. Lonely Smile / Fuse One
07. Noches Calientes / Super Funky Sax
08. El Condor Pasa / David Matthews Orchestra
09. Montauk Moon / Steve Gadd
10. Sailing Wonder / Yoshiaki Masuo

デヴィッド・マシューズ・オーケストラのアルバム『グランド・コネクション』からの01。グローヴァー・ワシントンJr.のソプラノ・サックスが実に気持ち良い1曲です。アコースティック・ギターはアール・クルーです。
高音域での流れるような指の運びが大好きなデヴィッド・ベノワの02。名盤『サマー』からの選曲です。まさに大人の為のジャズ・ボッサ。
本多 俊之がシーウィンドと組んで作った名盤『バーニング・ウェイブ』からの03。アルト・サックスとフルートを吹き分けいます。軽快で心地良いナンバー。
デヴィッド・マシューズ・オーケストラのアルバム『デルタ・レディ』から04。アール・クルーがフィーチャーされた美しいバラード曲です。アール・クルーの爪弾くナイロン弦が、ハートフルなサウンドを奏でます。
益田 幹夫のアルバム『コラソン』から05。アンソニー・ジャクソン(b)、バーナード・パーディー(ds)を迎え、ファンキーでグルーヴィーな明るい感じの曲です。益田と言えばやはりフェンダー・ローズのプレイでしょう。実に楽しげに弾いている感じが伝わってきます。
フューズ・ワンのアルバム『アイス』からの06。ロニー・キューバのバリトン・サックス、ラリー・コリエルのギターの渋いプレイを堪能できる1曲です。夕暮れ迫る海岸で聴きたい、そんな1曲です。
ヒット・アルバム『スーパー・ファンキー・サックス』から07。デヴィッド・サンボーン、マイケル・ブレッカー、ロニー・キューバの3人によるまさに夢の競演です。ラテン・ナンバーですがメロウなアレンジになっています。
ジャズ・ギターの巨匠、ジム・ホールをフィーチャーしたデヴィッド・マシューズ・オーケストラの08。お馴染み「コンドルは飛んでいく」ですが、なんともジャージーなプレイが特徴です。やはりこのプレイはジム・ホールならではのプレイですね。熟練の技を感じます。
スティーヴ・ガッドのリーダー作『ガッドアバウト』からの09。リチャード・ティーのローズがたまりません。まさにワン・アンド・オンリーのプレイですね。
エレクトリック・バード・レーベルの記念すべき第1作である増尾 好秋の『セイリング・ワンダー』からの10。私の大好きな曲です。

部屋でリラックス・ムードで聴くのにピッタリだと思います。
しかし、これからの行楽シーズン。遊んだ帰りの渋滞に巻き込まれてイライラするより、どこかで車を止めて夕焼けを見ながら、車内でこのアルバムを聴いて気分を落ち着かせるというのも良いのではないでしょうか。
帰宅時間は遅くなるかも知れませんが、のんびりと落ち着いた気分で運転した方が事故は起きないでしょうから・・・。
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by kaz-shin | 2006-07-20 00:19 | Compilation / Cover | Trackback(1) | Comments(0) | |
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