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CITY POP - COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT edition ◇ 2006年 08月 02日
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木村 ユタカの監修・選曲によるコンピレーション・アルバム『CITY POP』シリーズも、今まで『WARNER MUSIC JAPAN edition』『BMG FUNHOUSE edition』『SONY MUSIC edition』の3枚を紹介してきました。
最後を飾るのは、『CITY POP - COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT edition』です。
このアルバムに収録されているアーティストならびに収録曲は、少々マニアックかも知れません。でもCITY POPフリークの人にはぜひ押さえて欲しいアルバムです。

最近のCD化や再発ブームの中、入手しやすいものも増えていますが、このアルバムには今尚入手困難な音源が多く含まれています。そういった意味でも貴重なアルバムかも知れません。
マザー・グース、やまがた すみこ、Tinna、岩淵 まこと、佐藤 奈々子、木戸 やすひろ、黒住 憲五等といった知名度は高くないですが、良質なポップスを作り、歌ってきたアーティストばかりです。

1970年代後半の楽曲が中心に選曲されていますので、CITY POPの原点を感じることが出来ます。知名度は高くなくても、これだけ素晴らしいアーティスト達が存在した事を感じて欲しい1枚です。

『CITY POP - COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT edition』
01. 私自身 / いしだ あゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー
02. ピンク・シャドウ / ブレッド&バター
03. 貿易風にさらされて(Single Version) / マザー・グース
04. 夏の光に / やまがた すみこ
05. マンデイ・モーニング・レイン / Tinna
06. ムーンライト・フライト / 岩淵 まこと
07. Jamaica Ginger / ハイフォニックBIG15 with 細野 晴臣
08. サブタレニアン二人ぼっち / 佐藤 奈々子
09. レインボー・シーライン / 佐藤 博
10. Gardenia / 加藤 和彦
11. 雨上がりのサンバ / やまがた すみこ
12. 雨の日のバースデー / 杉 真理&レッド・ストライプス
13. ジン・ジン・ジン(Zin Zin Zin) / 木戸 やすひろ
14. 週末のハイウェイ / 佐藤 奈々子
15. 山手ホテル / 佐藤 博
16. 夏の日の想い出(ダンシング・ミュージック) / センチメンタル・シティ・ロマンス
17. リアル・ミー / 斎藤 誠
18. PILLOW TALK / 黒住 憲五
19. 或るグレイな恋の場合 / 斎藤 誠
20. バイ・バイ・ジェット / いしだ あゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー

まず01と20は、いしだ あゆみとティン・パン・アレイのコラボ作品『アワー・コネクション』(1977年)から。注目はやはりティン・パン・アレイの面々の演奏技術の高さでしょう。彼らの演奏無くしては、CITY POPの隆盛も無かったと言えるのではないでしょうか。
ブレッド&バターの名曲02。1974年のアルバム『BERBECUE』からの曲です。山下 達郎がライヴ・アルバム『IT'S A POPPIN' TIME』でカヴァーしていたことでも有名です。
女性3人組のフォーク・グループ、マザー・グースの1977年のシングル曲03。山下 達郎の初プロデュース作品としても有名な曲で、アレンジを達郎が担当しておりシュガー・ベイブ時代のサウンドを彷彿させます。
やまがた すみこのナンバーは04と11。04は名盤『SUMMER SHADE』(1976年)からのボッサ調のナンバーで、11は『EMERALD SHOWER』(1978年)からのこれまたボッサ・ナンバーで、オリジナルは森山 良子。
このアルバムで私の一押しのナンバー05。惣領 智子と日系3世の高橋 真理子のデュオが1979年にリリースしたベスト盤『MONDAY MORNING RAIN』からの曲ですが、とにかく歌の上手さは群を抜いています。おそらくTinnaのナンバーでCD化されているのは、この曲だけかも知れません。
岩淵 まことのデビュー・アルバムに収録されていた06は、鈴木 茂のアレンジが素晴らしいメロウなナンバー。
ウィスパー・ヴォイスの佐藤 奈々子のナンバー08と14。デビュー前の佐野 元春が両曲とも作曲で参加しており、佐藤 奈々子との共作名義になっています。
佐藤 博の09、15や斎藤 誠の17、19もCITY POPらしい佳曲ばかりですし、加藤 和彦の10、黒住 憲吾の18も、CITY POPに興味がある人にはぜひ聴いておいて欲しいナンバーです。

このようなコンピレーションがきっかけで、初CD化や再発が進んでくれると嬉しいですね。このアルバムの中でも木戸 やすひろのアルバムは、このコンピレーションが発売された後にCD化されました。
折角この手のアルバムを聴いてCITY POPに興味を持っても、聴いてみたいアルバムがCD化されてなかったり、入手困難な状態では寂しいですから・・・。
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by kaz-shin | 2006-08-02 00:02 | Compilation / Cover | Trackback | Comments(2) | |
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Commented by Jun at 2006-08-03 16:51 x
私のブログでも このコンピネーション アルバムを紹介しましたが、KazーShinさんのは、とても詳しく紹介していて頭が下がります。本当に良いアルバムですよね。このアルバムをきっかけに、いろんな方の再発が進んでくれると良いですね。
Commented by kaz-shin at 2006-08-03 23:59
Junさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>とても詳しく紹介していて頭が下がります
いえいえそんな事無いですよ。感じるままに好き勝手書かせてもらってます。
Junさんの記事も読ませてもらいました。TBしようと思ったんですが、TB出来ないようにしてるんですね。
こういうアルバムがきっかけとなって、眠ってる音源の再発、CD化が進んで
くれればと本当に強く願ってます。もっと沢山の人に聴いて欲しいと思います。
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