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杉 真理_STARGAZER ◇ 2006年 08月 05日
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やっと夏らしい天気が続き、明日は仕事も休み。
こうなるとちょっと気分的にワクワクするようなPOPSが聴きたくなってきます。
POPSという言葉から連想するイメージは、やはり「明るく、楽しい」だと思うんですがどうでしょう?
日本人アーティストで最もPOPSというイメージがぴったりくるのが、杉 真理ではないかと思います。
今回紹介するのは、彼の作品の中でも最高傑作と言われている『STARGAZER』です。
1983年にリリースされた通算3作目。杉 真理の魅力は何と言っても、キャッチーでポップなメロディーと洒落た歌詞でしょう。メロディー・メーカーとしての才能には驚くばかりで、ある雑誌に「日本のポール・マッカートニー」と書かれていましたが、決して大袈裟ではない例えだと思います。

根暗の人間がこういうPOPな曲が書ける訳は無く、おそらく杉 真理という人間も暖かく明るい性格なんでしょうね。それは彼の交友関係の広さを見てもわかります。
彼の作る曲の中には、沢山の友人達がゲストで参加している曲もあって、例えば12インチ・シングル『I DON'T LIKE POPS』では、アン・ルイス、五十嵐浩晃、EPO、伊藤銀次、尾崎亜美、山本潤子(Hi-Fi-SET)、飯島真理、竹内まりやいった顔ぶれが参加していたりします。
これだけの人が彼の為に集まってくれるのですから、人柄の良さが伝わってくるようです。

『杉 真理 / STARGAZER』
01. SHOW GOES ON
02. スキニー・ボーイ
03. 素敵なサマー・デイズ
04. OH CANDY
05. 風の季節
06. 内気なジュリエット
07. サスピション
08. 懐かしき80's
09. 春がきて君は・・・
10. バカンスはいつも雨
11. スクールベルを鳴らせ!
12. 君は天使じゃない

ミュージカルの幕開けを感じさせるような短い曲01。杉 真理の作る曲は、無駄に長い曲が無いというのも好感が持てますが、この曲は本当に短い(52秒)です(笑)
ハネるビートが心地良い02。オールディーズ映画でよく観られるダンス・パーティーが思い浮びます。
60年代のホットロッド・サウンドを意識したという03。これはもう思い切りビーチ・ボーイズ風です。彼が作ると全く嫌味がなくて、すんなり楽しめてしまいます。間奏の鈴木 茂のギターとコーラス・ワークが最高です!
杉 真理自身が大好きだというギルバート・オサリヴァンを彷彿させる04。岡沢 章のベースがかなりミュートを効かせた弾き方で渋いです。
ポール・マッカートニーの「Junk」にインスパイアされたという05。エレキ・シタールの音色が切ないバラード曲です。
シングル・カットされた06は、佐野 元春がコーラスで参加しています。エンディングでのビートルズっぽいコーラスは、杉と佐野が相談して決めたとか・・・。地味に歌っても佐野 元春の声は存在感があります(笑)
モータウン調の07では、浜田 省吾がコーラスで参加。これまた凄い存在感です(笑)
83年に書いた曲なのに、80年代を懐かしんでるナンバー08。いかにも杉 真理らしいお洒落な曲ですね。こういう曲を聴くとポール・マッカートニーの影響が受けてるというのを感じます。
弾き語りっぽいバラード曲09。こういう曲も杉らしいですね。井上 鑑のアレンジしたストリングスがとにかく美しいナンバー。
チョコレートのCMソングだった10。イントロを聴いただけで、ビートルズのファンはニンマリしてしまう程のビートルズ風アレンジが大好きです。
軽快なポップ・ナンバー11。彼の書いた曲の歌詞の中に、アルバム・タイトルが盛り込まれていることが多いのですが、この曲の歌詞に「STARGAZER」が出てきます。
ハリウッド映画のスクリーン・ミュージックのようなストリングス・アレンジが素晴らしいバラード曲12。

杉 真理の書く曲、アレンジには本当に"~風"というのが多いです。洋楽が好きな人は、これは誰っぽいとかを感じながら聴くのも楽しいはずです。
普通、ここまでそっくりに作るとパクリみたいに言われますが、杉 真理に限ってはそれがありません。
嫌味が全然無いですし、それが杉流のPOPSなんですね。大好きなアメリカン・ポップスやマージー・ビートの曲の要素を彼が吸収してしまっていて、体の一部になっているのでしょうね。
何となくバテた時とか、落ち込んだ時なんかに聴くと元気をもらえる、そんなアルバムです。
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by kaz-shin | 2006-08-05 01:27 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback(3) | Comments(6) | |
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Commented by blue_koichiro at 2006-08-05 10:47
このポスト読んだだけでもワクワクしてきてしまいます。
杉さんはラジオで良く聴いてました。
すごく好きなタイプのアーティストだとは思うのですが、なかなかアルバムを聴くチャンスがなかったです。
ぜひ、聴いてみたいですね!!
Commented by nowhere1967 at 2006-08-05 13:39
筋金入りのビートルズ好きの杉さんですから、おのずとビートルズを意識したサウンドになってしまうのでしょう^^
このアルバムは杉真理流ポップス全開ですね。
Commented by kaz-shin at 2006-08-06 00:22
blue_koichiroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ぜひ1度アルバムを聴いてみて下さい。どのアルバムでも外れはないと
思いますが、今回紹介したアルバムと2ndの『OVERLAP』の2枚1組で
再発されています。この2枚は特にお薦めです。
Commented by kaz-shin at 2006-08-06 00:29
nowhere1967さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
杉さんビートルズっぽいサウンドを聴いていると、本家ビートルズを聴くより
何故か懐かしさを感じてしまいます。
私も中学生の頃、朝から晩まで暇さえあればビートルズを聴いてました(笑)
杉さんの曲を聴いてると、この頃を思い出します。
Commented by ohiro at 2008-02-23 22:33 x
こんばんは!コメントとTBありがとうございました。「日本のマッカートニー」とは言いえて妙ですね。最新作「魔法の領域」も聴きましたが、50歳台でこの瑞々しさ!!あとからあとからメロディーが湧き出てきて、しかもその多くが「どこか懐かしい」キャッチ-なメロディーなんですね、一種の天才ですよね。
Commented by kaz-shin at 2008-02-24 01:34
ohiroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
最新作『魔法の領域』をもう聴かれましたか!私はまだなんです(笑)
私も杉さんは天才だと思っています。これほどキャッチーなメロディーの
ポップスを書ける人はそうは存在しませんよね。
しかもアメリカン・ポップスやマージー・ビートみたいな、それっぽい曲を書かせたら日本一でしょうね(笑)
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