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越 美晴_GOLDEN★BEST ~ RCA YEARS ◇ 2006年 08月 11日
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レコード店で見つけて、あまりの懐かしさに購入してしまったアルバムを紹介しましょう。越 美晴(現在は、コシ ミハルとして活動)のデビュー・アルバムから3rdアルバムまでのRCAレコード時代のベスト盤です。

私が知っている越 美晴の音楽は、正直なところデビュー曲「ラヴ・ステップ」とこの曲を含むデビュー・アルバム『おもちゃ箱 第一幕』だけです。
コシ ミハルと改名してからは、細野 晴臣とユニットを組んだり、テクノ路線、ヨーロピアン路線を歩んでいるようですが、この辺の音楽を全く聴いていないので分かりません。
しかし、越 美晴名義でしかもRCA時代であれば、POPな音楽だろうと予想できたので今回購入してみました。

全20曲がストレートなPOP路線で聴きやすいですね。ただ、CITY POPとも言えなくは無いですが、私には歌謡POPという印象が強いです。でも決してそれが悪い意味ではなく、親しみ易いメロディーと素晴らしいアレンジが魅力的です。

『越 美晴 / GOLDEN★BEST ~ RCA YEARS』
01. ラヴ・ステップ
02. あらびあん・らぷそでぃ
03. 気まぐれハイウェイ
04. 夢を見させて
05. スヌーピー
06. 恋はファニー・フィーリング
07. 五月の風
08. マイ・ブルーサマー
09. いい気なものね
10. ストリート・ライフ
11. 立入禁止
12. いたずら アンニュイ
13. 追憶
14. カルディアの海
15. ハーバー・ライト
16. さりげなくジンジャーエール
17. 赤い夜 蒼い朝
18. 匿名希望
19. ミスターM
20. ポケットいっぱいのラヴ・ソング

78年のデビュー・シングル曲のA面・B面曲である01、02。私と同年代であれば01は聴いた事がある人も多いでしょう。01はラテンのリズムに乗せた歌謡POP路線の曲ですが、越 美晴のソング・ライターとしての才能を感じさせる曲です。02はメロディー自体は大したことはないですが、スピーディーなアレンジに救われたと言えるかも知れません。
萩田 光雄が作曲した03。矢野 誠のアレンジと山下 達郎・吉田 美奈子コンビによるコーラス・アレンジが素晴らしくCITY POP路線な1曲。コーラスはもちろん達郎・美奈子コンビです。
いかにも少女チックな歌詞が恥ずかしくなる05ですが、坂本 龍一のアレンジが光っています。
03と同じ作曲・アレンジの布陣によるポップなナンバー。コーラスの美しさが際立った1曲。
坂本 龍一のアレンジによる07。ミディアム・テンポのポップな曲。好きな曲のひとつです。
03から07までが1stアルバム『おもちゃ箱 第一幕』からの選曲。
79年のシングル曲のA面・B面曲である08、09。08は夏らしい歌謡ポップ路線の曲です。矢野 誠のアレンジが際立っている09。後のヨーロピアン路線を予感させる曲。
10から13までが2ndアルバム『ON THE STREET - MIHARU 2』からの曲です。
ファンキーなアレンジに歌謡曲風なメロディーがよくマッチしている10。
シンプルなバンド形式の演奏が新鮮な11。
テクノ路線の12。不思議とテクノ・サウンドに越 美晴の声がよく似合っています。この曲も彼女の未来を暗示している曲かも知れません。
CITY POP路線のバラード曲13。
80年のシングル曲のA面・B面曲である14、15。14はおそらく松原 正樹であろうカッティング・ギターが軽快なドラヴィング・チューン。これは文句なく格好良いナンバーです。
AORテイストのアレンジが素晴らしい15。
16から20までが3rdアルバム『MAKE UP』からの選曲で、全て阿久 悠の作詞、都倉 俊一の作曲です。さすがプロの作家の曲ですね。ツボを押さえた感じのメロディー、歌詞になっています。
爽やかなCITY POPソング16。コミカルな感じのアレンジが印象的な17。オールディーズ風なポップ・ナンバー18は、須藤 薫っぽい雰囲気を持っています。
大村 憲司のアレンジ19は、この頃の大村のアレンジの特徴でもあったテクノ風サウンド。
20も大村 憲司のアレンジ曲ですが、テクノ色は薄いポップ・ナンバー。

越 美晴の書くメロディーは、どことなく歌謡曲風なものが多いです。
親しみ易い反面、一歩間違えれば安っぽくなりますが、矢野 誠を中心としたアレンジャー陣の素晴らしい編曲によって良い仕上がりになっている気がします。
万人にお薦め出来る程ではありませんが、70年代終盤以降の歌謡曲が廃れていき、POPSが台頭してきた時代を象徴するような楽曲が多くて興味深かったですね。
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by kaz-shin | 2006-08-11 01:34 | ベスト盤 | Trackback(1) | Comments(4) | |
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Tracked from ongaku-yawa .. at 2006-08-13 10:55
タイトル : 越美晴のラブ・ステップ
女の子なのにピアノを大事に扱わないなぁ〜と思いながら見ていた レッツゴーヤング・サンデーズの一員だった越美晴さん... more
Commented by hisa at 2006-11-12 19:16 x
コメントなしですね。越美晴はアイドル、シンガーソングライターどっちつかずが悪い方に出た気がします。おっしゃられたようにメロディは歌謡曲風ですしますます何がアピールポイントかわからない感じでした。私はファーストアルバムしか聴いていないのでこんなベスト盤があるなら探して聞いてみたいと思います。
Commented by kaz-shin at 2006-11-12 21:49
hisaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>アイドル、シンガーソングライターどっちつかずが悪い方に出た気がします。
仰る通りですね。書いている曲も悪くはないのですが、特に飛び抜けた個性が
ある訳でもなく、インパクトが無かったですね。
私も1stアルバムしか知らなかったですし、アナログ盤しか所有していなかったので
このベスト盤がCDでリリースされたのを知り、今一度聴いてみたいと思って購入しました。
結構楽しめましたよ。
Commented by Kenny U at 2010-07-04 09:31 x
とりあえずは、ブログ継続、おめでとうございます。
月初の記事を読んで、どうなることかと"ひやひや"しましたー。

さて、後でmailさせていただきますが、まずは、こちらのコメントから書きます。

kaz-shin さんとは年代が少しだけ違うせいでしょうか、
私は、2ndアルバムから、チェックしてましたー。

特にお気に入りだったのが『立入禁止』

しかしまあ、この頃から随分テクノかぶれサウンドですよね!

YMOの影響を受けていないミュージシャンはいないでしょうが、
この頃のテクノっていうのは、
どうしても中途半端なイメージを抱かずにはいられない。
(打ち込みサウンドで出来ることがまだまだ限られていましたから…)

その後の"EU路線への転向"、大貫妙子の場合も同様だと思いますが、
やはりYMOのメンバーが大きく関係していますよね!

大貫妙子 + 坂本龍一
越 美晴 + 細野晴臣

っていう風に私には考えられるんですが・・・
Commented by kaz-shin at 2010-07-04 22:44
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そしてメールありがとうございました。

越 美晴さんに関しては、記事にも書きましたが1stアルバムにしか思い入れが無いんですね。
本当はその1stが再発されれば嬉しいのですが、このようなベスト盤がリリースされ他のアルバムの曲が聴けたのは良かったと思っています。
たまにヨーロッパ路線に変わってからのアルバムを中古店で見かけますが、なかなか手が出ません(笑)

大貫 妙子 + 坂本 龍一、越 美晴 + 細野 晴臣とくれば
Rajie + 高橋 幸宏というのもありますね。
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