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THE KINGTONES & MARIE_RESURRECT ◇ 2006年 08月 22日
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1960年代後半に「グッド・ナイト・ベイビー」が大ヒットした、ベテラン・ドゥー・ワップ・グループのキングトーンズが1978年に発表したCITY POP路線のアルバム『リザレクト』を紹介します。
キングトーンズに当時学生だったマリエという女性シンガーを迎えた形でリリースされました。

プロデュースは、梅垣 達志。アルバムのコンセプトが"銀河からの帰還"で、作詞を演歌の世界では有名な吉岡 治を担当しています。英語詞はクリス・モスデル。
梅垣 達志が7曲、山下 達郎が3曲を作曲しており、アレンジは全曲梅垣 達志です。
アルバム全体の印象は、洒落たポップな感じのアルバムでキングトーンズらしいドゥー・ワップ色は薄いです。

アルバムの目玉は、やはり山下 達郎が提供した3曲ですね。後に曲解説しますが、あのシュガー・ベイブの名曲「DOWN TOWN」は、元はキングトーンズ用に書かれた曲というのは有名な話です。
このアルバムでも山下 達郎好きの人には、お馴染みの名曲が収録されていますよ。

『THE KINGTONES & MARIE / RESURRECT』
01. CITY OPERA
02. LET'S DANCE BABY
03. 男と女
04. TOUCH ME LIGHTLY (Easy on the heart)
05. 失われた街
06. LOVE IS HARMONY
07. 黄昏のVIOLENCE
08. (Don't waste your) LOVE IN SPACE
09. 銀河ララバイ
10. MY BLUE TRAIN

アルバム・コンセプトを紹介するようなプロローグ曲01。ミュージカルの幕開けをイメージさせます。
山下 達郎も自身のアルバム『GO AHEAD!』でセルフ・カヴァーした02。達郎ヴァージョンに比べると大人の雰囲気に仕上がっています。
マリエとリード・ヴォーカル、内田 正人とのデュエット・ナンバー03。歌謡曲風なメロディーの曲です。
これまた達郎の作曲による名曲04。達郎も『MOONGLOW』でセルフ・カヴァーしています。こちらは、達郎のヴァージョンより数段渋い仕上がりですね。アレンジも達郎のものと雰囲気が異なりますがかなり素晴らしいものです。内田 正人のハイ・テナー・ヴォイスが冴える1曲。
歌謡曲風ポップスと言った感じの05。少し馴染み辛い感じがします。
コーラス・ワークを前面に押し出した06。この曲もミュージカル・ソングっぽい感じですね。
マリエをフィーチャーしたバラード曲07。タイトルとは裏腹に美しいメロディーのナンバー。爽やかなアコースティック・サウンドが心地良いです。
ファンキー色の強いアレンジの08。英語詞の歌が、このグループに意外と似合います(笑)
再びマリエとのデュエット曲09。しっとりとしたバラード曲です。
達郎の作曲による10。少し詞が陳腐な感じがしますが、軽い感じのポップ・ナンバーです。達郎にしては珍しいタイプの曲かも知れません。

山下 達郎の書いた名曲のオリジナルを聴きたいが為に買ったというのが本音です。ですから、このアルバムについてはお薦めはしません。多分、好みがはっきり分かれると思います。
全体的な印象も悪くは無いのですが、素晴らしい出来とも言い難いですね。
ただ、達郎の名曲02、04は良いです。特に04は、達郎のものと比べても遜色無い仕上がりになっています。この曲に関しては聴く価値ありますよ。興味のある方はぜひ!
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by kaz-shin | 2006-08-22 00:43 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(0) | |
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